女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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同意の上

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 上着だけは街で買ったような皮の服だが、作業着メーカーのカゴパンに、芯入り思しき革ブーツ。革手袋にデイバッグを装備して、何とも地球から来ましたと言う見た目の弥一は娘の目にも奇異に映ったようで、ジト目と共に《念話》が飛んで来る。

『そのリュック、パパがあげたの?ズボンだってこっちじゃ見た事ないんだけど』

『後でこっそり教えてあげよう』

『絶対よ?』

「気になってたんだけどさ、何で赤ちゃん居るんだろ」

「託児所が無いからだな。それに彼女達が居るとやさぐれた荒くれ共の心が癒されるんだ。手を出すなよ?死ぬぞ?」

「出すかよ。それにしても成程な。通りでテンプレにならん訳か」

『このおじさん、地球人よね?』

『後でね』

「んじゃ、また今度な」

「ん。ご無事で」「おぶじぇー」

弥一は今日から働くそうで、掲示板を見に行った。採集依頼かブフリム退治か、とにかく生きて帰れよ?俺も仕事があるので子供達を撫で、外に出た。

『パーパー。パーーパーー』

『は~い、はいはい』

歩く振りして施設に向かうがシンクレイアの《念話》が止まらない。子供にとっての後では数ピル後なのだ。

『あの人、地球人よね?何で?』

『アレ、俺の友達。地球から連れて来た』

『は?連れて来たって、召喚したの?』

『ちゃんと同意の上だぞ?家族にも伝えさせた』

『それって、地球にも行けるって事?』

『行けるけど、帰りたいのか?』

『帰りた…この姿じゃ、ダメよね』

『諦めるしか無いな。シンクの場合、家族を余計に悲しませるだけだろうし』

『それは、パパの家族だって変わらないわよ』

『俺は地球でしっかり死んでるからな。映像にも残してやったし』

『まさか、自殺動画なんてしてないわよね?』

『ちゃんと事故死だよ』

『そう…。地球の家族に、お別れは?』

『して無いよ、肉体が若返ってるし。シンクよりはマシだが、無駄に親共を悲しませる事も無かろう』

『地球、行けるのよね?』

『行けるぞ?』

『…パパぁ~ん『地球の金持って無いから』…ちっ』

舌打ちすんな。

『仕事場着くからまたな』

『はぁい。…あ、ママとアルネスが疲れてるの、何とかしてよ。宰相?の奥さんと娘さんと、後何人かが居座ってんのよ』

『何とかするが、もう暫くの我慢だな』

『お願いね?』

列を成す女の尻を撫でながら挨拶を交わす。午前の部は主婦と冒険者、午後の部は主婦が、夜の部は冒険者と働く女が多くなるよう住み分けされて来たみたい。

「お前、今その人のお尻触ったろ!?なに触ってんだ!」

初めて来る中には冒険者が多い。噂を聞き付け他所から来てるって言ってたな。俺にメンチ切ってるこの子もその一人のようだ。三人前衛か?

「まあ待て。よく見とけよ?」

「何だよ…」

三人娘の前に居た主婦の尻を触る。

「おいっ」「何してんだよ」

尻肉を触り、揉み、谷間に指を滑らせるも、主婦は何も言わず、火照った顔で俺を見詰める。

「あんたも何か言いなさいよ!?」

「…ん。あンた達、初めてだね?コレは挨拶みたいなもんさ。まあ、こんな事させんのはこのお人だけ、だけどね」

「「「はぁ?」」」

「カケル様あ、お、は、よ、う」「今日は挨拶に来るのが遅いねぇ。何処ほっつき歩いてんだか」

前に並ぶ女達が嘯きうそぶ 出す。また後で、と声を掛け、挨拶の続きをして行った。

「今回は落ち着いていましたね?」

 午前の部が終わり、シャリーの報告を聞く。

「魔力をだいぶ減らしたから、性欲の暴走が収まったんだ」

時間通りに営業を終えられて、皆ホッとしていると言う。無いに越した事は無いが、ハプニングがあるのは仕方の無い事だ。それでも仕事はきっちりこなし、シャリーも抱きたくなってしまうのは愛故になのだろう。
報告の終えたシャリーを風呂に連れ込みクタクタになる迄アイツを擦り付け白濁を注ぎ捲った。

「何時もありがとうな」

「だい、しゅき、れす…」

もう少し、良いかな?
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