女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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絶対見えてる

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 翌日からは、目の色が変わった俺のお披露目をさせられた。初日は近場のセカンドハウスから始まって、バルタリンドのママ上殿達に入浴施設でお客さん達。仕事終わりにはカロ邸で勇者にパパ痛いと言われ泣いた。二日目はルドエで半日過ごして午後からは仕事。三日目はカケラントの街や集落を一日掛りで回った。そして四日目、クリューエルシュタルトの女達とぬぷぬぷご挨拶しようとヤリ部屋に赴くと、そこには既にお前と貴様が片膝着いて待機してた。

「おはようございますカケル様」

「お迎えに上がる所でした」

「そうか。お前等ぬぽぬぽしたくな「「よろしくお願いしますっ」」…早く尻を出せ」「「御意っ」」

二人をパンパンしながら事の仔細を聞くが、何と言う事は無い。ハーク達が家に戻って来てるから、それぞれ顔を出して欲しいのだと。

「何方に、先に行ったら、良い?」

「「私の中へっ」」

取り敢えず子種を注ぎ、更に腰を振る。

「ハークと、アルアの屋敷の事だ。どっちを優先したら、い、い、んっ、だっんっんっんっ!」

「カ、カケル、様の、お、お好きな、ようにっいっ」

「お好きな、だけっそそ、注いでっくだしゃいっ良いっ!良いでしゅっ!」

女達と出来無かった性欲を二人に叩き付け、泡を吹く迄犯したら、先ずは近場のハーク邸へと向かう。貴族街の通行証をお前達がくれたが、止められて見せる度に無駄な時間が過ぎて行く。通りの角角、そして門前に数人ずつ立ってるので絶対見えてる筈なんだが、それでも止めて誰何する。

「お前等、彼処で止められてたの見てただろ?何で一々止めるんだ?」

「それが仕事だ」

「それは仕事した気になってるだけだ。一つの場所で確認したら、後は手信号で済む話だろ」

「そんな物知らん。黙って従え。さも無くば捕縛するぞ」

「偉ぶるな三下」

《威圧》により脱糞した三下から距離を取り、先へと進む。面倒なので空飛んで。ハーク邸で何やらしているブルランさんに、分かる程度の《威圧》を掛けて、門前に降りた。

「貴様ー待てー」

追い掛けて来る衛兵達の声を聞き、周りからもわらわら集まって来る。

「冒険者殿よ、当家に御用があるのなら、もう少し穏便に済ますべきでは?」

此処の門兵は教育が行き届いている。一人が俺に話し掛けてる間にもう一人は直ぐ中へと報告に行った。玄関着く前にブルランさん出て来たけど。

「これはこれはカケル様、遠路遥々ようこそお越し下さいました。ハーク様以下首を長くしてお待ち申してしております。どうか当家にてごゆるりとお過ごし下さいませ」

ブルランさんが少し大きな声でそう宣うと、集まって来た衛兵達が静まった。貴族の挨拶は、長い。長ければ長い程上の者に使われる。三下共でもそれくらいは分かるらしく、遠巻きに見る程度で口出ししなく、否、出来無くなった。

「此方こそお待たせしてしまい申し訳無く思います。ブルランさんもご爽健そうで何よりです。ハーク様もさぞ逞しくなられた事でしょう。お目通りが叶いこんなに嬉しい事はございません」

「ふっふっふっ、ささ、此方へ」

長い挨拶を返すとブルランさんは笑い、背を向けて俺を案内する。衛兵は仕事に戻れ。

「まるで貴族の如き、で御座いましたな」

歩きながら小さくそう言う。

「これでも王になったので」

小さく返す。

「それはそれは…。ささ、どうぞ」

玄関のドアがメイドによって開かれると、飛び込んで来る影一つ。

「カーーーケルーーーッ!」

勢い良くブルランさんに突撃したハークであった。まだまだお子ちゃまである。

「カケルッ会いたかった会いたかった会いたかったーっ」

「久しぶりだな。良き王になれそうか?」

「勉強頑張ってるよ!褒めてっ」

ブルランさんにホールドされてジタバタするハークきゅんは地に足着けると駆け寄って来て抱き着いて来る。まだまだお子ちゃまである。

「よしよーし」

  「てえてえ…」「素晴らしき光景です」「挟まりたい…」
メイド達が腐りかけているのはヒズラー大陸からの悪影響では無かろうな?




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