お前ら、何でスキルを1度しか習得しないんだ?ゴミスキルも回数次第で結構化けます

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買ったチップを検品するのは嫌いだ!

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「お客さん!どうしたんですか!?荒事なら衛兵を呼ぶからっ!」

 飛び出て来た店員が声を荒らげる。鼻から此方を疑って居るが、焦りと言い訳の感情は息を荒らげて這い蹲る男と同じ物だった。

「えっと、貴方は店主ですか?」

「ち、違うけど、それがどうしたんですか?」

 メロロアが店員に問う。見た目に分かるくらいに焦ってるな。

「取り敢えずそこの者は罪人となりますので、捕縛して衛兵詰所へ連れて行きます」

「あっ、あんたらウチの品が高いからってアヤつけて来んなよ!」

「馬鹿ね。それならお金払う前に言うわよ」

「商品は納得して購入しております」

「なら文句無ぇだろーが!」

 すっかり言葉遣いが変わってしまった。いや、これが素かな?

「この人ね、スキルで悪事を働いたみたいなんですよ。確認すれば済む話ですから、連行しますね?」

 メロロアはいつの間にかタララから罪人の後ろに回り込み、腕を縛り上げていた。両手を組ませて拘束してる辺り、察しが付いてるみたいだな。

「お前等、ウチに盾突いたら街ぃ歩けなくなるぜ!?」

「潰せば良いんだろ?」

「んだっぎゃああっ!」

 俺の言葉に逆上したのか、店員が叫ぶ。チャリンと地面に刃物が落ちた。どうやら此奴が抜いたのを、カウモアが刺突剣で払い上げたらしい。だが腕力増し増しのカウモアの攻撃だ。斬れないはずの刺突剣で払われた手首は半分程しかくっ付いてなかった。

「先に抜いたのは貴方です。大人しく止血でもしていてください」

「ひっ!ひっ、ひいいっ!」

「死にたくなければ大人しく、ですよ?」

 荒事なんてしてるので、野次馬達が輪を作る。それを見て衛兵が集まって来た。

「どうした?道を開けろ!」

「何があった!?」

 メロロアが説明し、衛兵が瓶を検めると、思った通りに軽く、中身は抜かれていた。

「なっ!そん「静かにー!」うぎぃぎっっ」

 衛兵達が男と店員を連行する。俺とメロロアがそれに同行する。タララ達は油を返品して返金させたら、メロロアの指示で一度ギルドに向かわせた。

 詰所での尋問は簡単な物だ。ギルドと同じく水晶を触れさせて質問に返させるだけ。水晶が赤くなれば色々な処置をされるのだ。俺とメロロアはもちろん赤くなりはしない。先に罪人の尋問から始まるからだ。そちらで赤くなれば確認の必要性は限りなく無くなるのだから。そんな訳で、詰所を出た俺達は寄り道せずにギルドへと向かった。

「そうだ、依頼の報酬が出てるから受け取りしなきゃな」

「リッツさんも居ないと二度手間ですよ?」

「俺、既に二度手間なんだ」

「ありゃ、既に寄ってたんですね」

たわいない話をしながらギルドに着くと、先着していたタララ達と合流した。

「ゲインー、ただのぼった屋じゃ無かったんだね~」

「商売人の恥だな」

「おかげで街に居辛くなっちゃったわね」

「後3日程で出ますし、問題ないかと」

「ゲインさーん、皆さんもコチラへどうぞ~」

 メロロアが部屋の奥から手を上げる。気配がしないと思ったら何かしてたようだ。揃って向かうといつもの尋問室。どこも作りは変わらんな。

「座ってお待ちください。マスターをお呼びしますので」

 椅子にかけて、待つしかない。

「ギルマス案件かぁ」

「ゲインさん、大事にしなくても、後でやりくり出来たんですよ?」

「メロロア、知っててぼられてたのか?悪い事したなぁ」

「いえ、ゲインさんに言われるまで気付きませんでしたよ。まさか店舗持ちが中抜きするなんて思わないじゃないですか。店員が収納スキル持ってるってだけでちょっとありえないですからね」

 その通り。収納スキル持ちは店員になんてしてないで、仕入れや搬入出に使うべきなのだ。油の中抜きなんてセコい事して微々たる稼ぎを出すくらいなら、大量買い付けで安く仕入れたりする方が断然得なハズだ。

「待たせた。またお前等か。余所者が問題起こすと敵が増えるぞ?」

「根こそぎ潰してくしか無いかなー」

「正論だがお前等じゃあ頭数が足りんだろ」

「そこで、其方で頭数を減らしてもらいたいのですよ」

「あ?…成程。あっちにウチの荒くれを貸すなって事か」

 メロロアが口を開くと、ギルマスは納得した顔付きで目を伏せた。用心棒に冒険者を雇う事もあるのか。だからメロロアはギルドで合流させた訳か。

「そもそもさ、何であんなにぼったくってんだ?」

「店がアレっきゃ無ぇからだ」

「はぁ、独占かよ…」

 ギルマスの答えに呆れて息が漏れる。

「あんな店潰しても露店街が賑わってれば問題無いよな」

「だから根こそぎ潰すって訳か。成程な。で、ギルドは潰す側に回る…と。分かった。どっかで暇でも潰してろ。仕事してやる」

 そう言うと部屋を出てってしまった。暇を潰すにしても、うろつく訳にも行かないんだよなぁ。

「取り敢えず、依頼の報酬と買取りの代金をもらうよ」

「リッツさんの受け取り分はどうしますか?」

「代わりにと言う程信頼が築けてる訳で無し、後で1人分を受け取ってもらおうか」

「それが良いでしょう。では総額をお出ししますね」

 職員の言葉に乗って後払いにしてもらった。俺達が死んでも自身の分は確実に入るからな。

討伐依頼依頼料 600,000ヤン
買取り額 180,000ヤン
総額 780,000ヤン

1人当たり130,000ヤン

 板に書かれた内訳と金額を見て、メロロアは不信感を出さなかった。ならば適正価格なのだな。

「依頼料がこれだけの額なのは、罪を犯した冒険者の分が総取りだからです」

「悪い事は出来ないね」

「討伐した労力まで無駄になりますからね」

「準備に散財していたなら尚更ですね」

 支払いはと聞かれ、少し悩む。共同資金の金貨はまだあるが、多いとは言えない。

「みんな、金貨3枚出してくれるか?」

「いーよー」「問題ないわ」「同じく」「大丈夫です」

「全員に10万ずつ振り込んで、15万は俺が預かるので金貨で頼む」

「承りました。早くパーティー用のギルド証が出来ると良いですね」

「話が早くて助かるよ」

 金貨15枚を受け取り、ギルド証には各々残りの金を振り込んでもらおうとして、アントルゼに止められた。

「今気付いたのだけど、それだと今までの分がごっちゃになるわよ?」

「そうか。一度0に戻す必要があるのか」

 共同資金にはこう言う面倒臭さもある。メンバーの増減があると毎回これがある訳だ。

「教えてくれて助かった。撫でてやろう」

「後にして。今撫でてもティアラが揺れるだけだもの」

 地肌を撫でろと言う事か。今ある資金は金貨69、銀貨283、銅貨422、鉄貨78。獣皮紙にペンとインクを取り出して、少し計算させてもらおう。

5人で割って、
金貨69÷5=13…4
銀貨283+40=323÷5=64…3
銅貨422+30=452÷5=90…2
鉄貨78+20=98÷5=19…3

 あ、これじゃ枚数が足りない。一度大きい額だけで分けないと…。

金貨13…4
銀貨56…3
銅貨84…2
鉄貨15…3

 ダメダメ。小銭が無くなる。金貨はそのまま分けて、銀貨以下は俺がなるべく大きくして…それだと金貨が足りない。総額で1,024,678ヤンあるのだから、一度ミスリル貨にして20枚にするのが楽だろう。

ミスリル貨100
金貨2
銀貨4
銅貨6
鉄貨78

 この形にして分けるのが良さそうだ。

「ゲイン、出来たかしら?」

「ミスリル貨20枚ずつ、先ずは分けようと思う」

 ミスリル貨80枚を20枚ずつみんなに手渡した。

「そんなに持っていて何でCランクなのでしょう?」

「昇級してないからですよ。移動しながらですと護衛依頼が難しいですからね」

「早くこなせると良いですね」

 残るは24,678ヤン。鉄貨は俺が2枚足すか。

銀貨24÷5=4…4
銅貨46÷5=9…1
鉄貨180÷5=36

 これなら問題無い。銀貨16枚、銅貨36枚、鉄貨144枚を出してそれぞれに分けた。

「よく鉄貨なんて持ってたわね」

「鉄貨袋、パンパンだったんだぜ?」

「最後の足掻きだね~」

 これで共同資金が0になった。改めて15万を小銭に分ける。

「…ふう。やっと15万収まった」

「おつかれゲ~イン~。後で労ったげる」

「後でな。今まで持ってた額が額だけに、15万じゃ不安でならんよ」

「また後で集めましょ」

「だね~」

「小銭は集めておきますので、数日程お待ちくださいね」

 最後にみんながミスリル貨を預け入れ、暇潰しは終わってしまった。

「それでは私も失礼します。またいらしてくださいね」

 尋問室を追い出され、暇を持て余す。

「ゲイン~、どしよっか?」

「取り敢えずだ、昼飯にでもしようか」

「さんせ~」

 このギルドは1階の奥に酒場兼食堂があり、簡易宿泊所も併設されてるそうだ。安くてそれなりに食えると言う事で、そこで食べる事にした。

 食堂の端にある円卓を囲んで食事をする俺達に、嫌な視線が飛んで来る。

「他の店にすりゃ良かったかな」

「んぐ。そだね」

「食べられない味じゃないから気にしないわ」

「量もありますしね」

「仕方無いですよ。私って、美しいじゃないですかあ」

「そうだな。美しいメロロアがあっちに行ってくれればこっちは静かに過ごせる訳か」

「ゲインさんひどぉい」

「メロロア、あんたもマスク被ったら?」

「そしたらあたいが男共に狙われちゃうよぉ」

「タララ様は魅力的でしたね」

「ゲインだけでいーの!」

 相変わらず視線はチラチラ飛んで来たが、絡まれる事無く食事を終えた。ギルドの中で絡んで来る奴ばっかりじゃ、冒険者なんて居なくなっちまうからな。

 ギルドを出て宿へ戻る。道中は感知系スキルで最大限に警戒して移動したが、不審な者はいなくて少しホッとする。部屋に着き、誰となく息が漏れた。

「宿の中ですが警戒は解かずに居ましょう」

「だな。セイコー達に危害が及ぶ訳には行かない」

「所でゲイン~、パンツ買っといたよ?」

「パンツ?ああ、良い布のか」

 話が変わり、タララが預かってくれていたパンツを受け取る。

「こんなの初めて着るぞ?」

「あたいも」「私もよ?」「同じく」「ですね」

「ねえゲイン、あたい、着けても良いかな?」

「コレをか?」「あたいのヤツ!」

「良いけど、風呂に入って尻尾をふわふわにしてからの方が良いんじゃないか?」

「寝る時に着けるのが良いかと」

「そ、そだね。勝負だもんね」

 俺はいつ勝負したら良いんだ?大人の店には行かせてもらえそうにないしなぁ。折角だから今夜着けるけどさ。

 皮鎧に着け替えて、部屋でできる作業をする。ベッドから布団やシーツを剥ぎ取ったら、板を並べて漬け込んである肉を取り出した。

「乾かすのは俺がやるから少し固くなるかも知れない」

「そのまま齧るんじゃなければ構わないわよ?」

「切って食べれば良いのですから」

「あたい固くてもへーき」

「噛み付くスキルが欲しくならない程度であれば」

「噛み付くスキル、便利なのになぁ。あ、スキルと言えばチップ買って来たから後で検品したら買ってもらうぞ?」

「値段が気になるわね」「あたい、泣くかも…」

「泣く程の値段じゃないよ。アントルゼとタララ、後はリッツさん用だな」

「泣かせないようになさいね?」

「常識的な枚数だよ。所でメロロア、巻物は売れたのか?」

「あ、忘れてました!ギルドで5本、お店で2本売れましたよ」

「お店側はお得に取引き出来たって訳か」

「流石ゲインさん、よくお分かりで」

 中間業者を挟む毎に値段は上がって行くモノだしな。売れ残った3本と、売上金48万ヤンを預かった。

「コイツはリッツさんとは無関係の金だからすぐに分けてしまおう」

 5人で割って96000ヤン。銀貨4枚ずつ貰って金貨10枚渡した。

「あんた、計算早いわねー」

「農家がダメで、冒険者にもなれなかったら商人の店で働くつもりだったからね」

「冒険者になれて良かったね~」

「おかげで寿退社出来ました」

「我々は生き長らえる事が出来ました」

「…そうね。捕まったら奴隷になってたわね」

 捕まる前に奴隷だったの忘れてないか?口は出さずに手を動かして、干し肉を作りまくった。

「やっと終わった~」

「お腹空いたわね」「ですね」

 872枚は伊達じゃない。干し終えて、洗い物を終えたらもう夕方だ。

「リッツさんはまだ来ないのかな?」

「どうでしょう…。あ、食堂に居るみたいですね」

 メロロアの感知系スキルがリッツを捉えたようだ。俺も見てみると空腹と不安が座ってる。確かにその場には異質だな。待たせてるみたいだし降りて行く事にした。


「お待たせしたかな?」

「待っていれば来ると思ってましたので、大丈夫です」

 声をかけると、円卓に座るリッツがこちらを向いて微笑んだ。不安の感情が安心に変わる。みんなで席に着き、注文頼んで夕食にしよう。

「今夜は奢るから、後で共同資金に入れてくれ」

「そんな、悪いです」

「リッツさん、悪くないよ~?ゲインはこれからチップ売り付けるみたいだし」

「チップ…ですか…」

「昨日言われたチップ屋さんで色々買って来たんだ。まだ検めてないのもあるから、少し時間をもらうけどね」

「は?見ないでチップを買ったのですか?」

「ばあちゃんの親切心が詰まってるからね」

「はぁ。確かに知り合いですので人となりは分かりますが…」

 料理が並び、酒が来る。メロロアが頼んだ物だ。俺はチップの検品があるから飲まないのになぜ2杯頼むのか。乾杯の音頭も高らかにジョッキを煽っていた。

「ぷっひー。やっぱりコレですよねー。所でリッツさんはいける口ですか?」

「私は姿がこんなんなので外では飲めませんね。嗜む程度には飲めますが」

 歳上だが、背丈はアントルゼより少し小さいリッツさん。確かに店で頼んだら注意されてしまうかもな。

「ゲインさん、もしかして私の事子供っぽいと思ってます?」

「いや?落ち着いてて常識的で、大人の人だと思ってるよ?背丈が小さいのは種族の特徴だし、見た目で判断する冒険者は命を縮めるよね」

「ゲインさんって、モテます?…ますよね」

「あたい大好き」「お慕い申しております」「嫌い、じゃないわ」「愛してまっす!」

「ハーレム…」

「ハーレムらしい事してくれまへんけどね~」

「真面目な男よ?」

「素敵な主人です」

 姦しい中食事は進み、ランタンにもらい火して一度部屋へと戻った。リッツの荷物があるから風呂に直行出来なかったのだ。

「みんな、メロロアとリッツさんの事よろしく頼むよ」

「あ~い」

「お風呂入ってから飲めば良いのに」

「自制が利かないのでしょうね」

「しーましぇーん」「私は大丈夫ですよ?」

 シラフに見えて、リッツも飲んだのだ。店員はリッツの事を知っていたので注意される事は無かったが、周りの視線は集めていたよ。

 荷物を降ろし、お風呂セットを用意して、装備を外して服に着替える…リッツが見てた。

「すまん。恥ずかしいなら衝立でも立てようか?」

「いっ、いえっ見ても減らないので大丈夫ですっ」

 大丈夫なら良いけど、そう言う意味じゃ無いんだよ…。背中を向けて着替えた俺は、さっさと風呂へと出て行った。

 宿代込みの風呂なので、元を取る程長湯はしないで部屋に戻ると、タララとメロロアが先に戻っていた。

「早風呂だな」

「メロロアさんが潰れちゃってさ」

「そう言う事か。俺が見てるから、また入って来て良いぞ?」

「んー、い…やっぱ入る」

 歯切れ悪く答えると、タララは再び風呂へと戻って行った。

「ゲインはんは、早かったれすね…」

 ベッドでダウンしているメロロアが身を起こそうとするのを制して寝かせ、ベッドにデリートウォーターをかける。急いで連れて来たからなのか湿ってるのだ。

「休んでなされ。チップの検品があるからな」

「ふぁ~い。服ら乾いてちもち~れふ」

「弱いくせに3杯も飲むなよ」

「おかべでベインはんにやらしくされまひた」

 やらしくはしてないぞ。

「女の弱みに付け込んでぐへへするとヘイディが飛んで来るからな。大人しくしてれ?」

「勇ひゃキーン…れすね」

「んだ」

 礫投つぶて げのヘイディは、2冊目の後半から登場する勇者キーンの仲間で、事ある毎に別行動を取るのだが、その都度往く先々でぐへへされていたりされかけている女を助ける事になるのだ。今考えれば不自然だったな。俺そんな場面一度も遭ってないし、ぐへへ言うのは酔っ払ったメロロアくらいのモンだ。

 ふわっと乾いたメロロアの頭をひと撫で。空いてるベッドにランタンを集めて明り取り。買って来たチップを取り出した。

スライムS
火S G
水滴G
立方体S G
暗視G
サハギンS
ロックベアーS 
フクロオオヤマネコS
リバークラブS
ダッシュバードS

 この12枚は俺が使う。スライムは報酬だしな。

探知S
察知G
弓S G
腕S G
脚S G
体S G
水滴S
ハシリウサギS
ウルフS

 この13枚はリッツ用。稼いでから少しずつ渡さないと泣いてしまうかも知れん。

槍S

 アントルゼとタララに買ったつもりが1枚しか買ってなかった。なのでアントルゼ用だな。タララは泣かずに済んだようだ。

束チップ
箱入りチップ

 残るはコレ。ベッドに乗った箱を見て途方に暮れそうな気持ちになる。あのばあちゃん、身体系スキルを取りまくってるんだろうな。収納できるので100ナリ以下だろうが、何も無しにこんな箱持ったら腰言わすぞ?ってくらいみっちり入ってた。


スキル : 急所外物理抵抗☆☆ 急所外物理抵抗

急所外物理抵抗 : 急所以外の物理攻撃に抵抗力を得る為のスキル。急所以外への物理攻撃に関する防御力が少し増し、更に少し増し、痛みを少し抑え、更に少し抑える。

スキル : 火魔法 火魔法 火魔法

火魔法 : 火魔法を扱う為の基礎、初級、中級スキル。
エンバー : 魔力を消費し種火を発生させる。
ディマー : 魔力を消費し火の明るさを変える。
デリートファイヤー : 魔力を消費し火を消す。

ファイヤーバレット : 魔力を消費し火の弾を射出する。
ファイヤーウォール : 魔力を消費し火の壁を発生させる。
ホットエア : 魔力を消費し対象の空間を熱風に変える。

ブレイズ : 魔力を消費し炎を発生させる。
ブレイズラグ : 魔力を消費し地面に炎を発生させる。
ヒートエクスチェンジ : 魔力を消費し対象の温度を変える。

スキル : 水魔法☆ 水魔法 水魔法

水魔法 : 水魔法を扱う為の基礎、初級、中級スキル。
ウォーター : 魔力を消費し水を発生させる。
ウォッシュ : 魔力を消費し対象を洗浄する。
デリートウォーター : 魔力を消費し対象の水分を消滅させる。

ウォーターバレット : 魔力を消費し水の弾を射出する。
ウォーターウォール : 魔力を消費し水の壁を発生させる。
ボーグ : 魔力を消費し対象の土壌を泥に変える。

アクアソーン : 魔力を消費し水の棘を発生させる。
アクアボルテックス : 魔力を消費し水に渦を発生させる。
ビスコシティ : 魔力を消費し対象の粘度を変える。

スキル : 土魔法☆ 土魔法 土魔法

土魔法 : 土魔法を扱う為の基礎、初級、中級スキル。
ソイル : 魔力を消費し土を発生させる。
サンド : 魔力を消費し砂を発生させる。
ストーン : 魔力を消費し石を発生させる。

ストーンバレット : 魔力を消費し石の弾を発生させる。
ストーンウォール : 魔力を消費し石の壁を発生させる。
ウェザリング : 魔力を消費し対象を砂に変える。

ロック : 魔力を消費し岩を発生させる。
サンドストーム : 魔力を消費し砂嵐を発生させる。
フォッシリゼーション : 魔力を消費し対象を石に変える。

 まずは報酬と魔法スキルに噛み付いた。白のスライムが極僅かから始まるのに対し、銀のスライムは少しから。これは嬉しい誤算だ。痛いのは嫌なので試したりはしたくない。そして魔法は3属性が中級まで使えるようになったが、中級ともなるとなかなか怖い魔法が揃ってる。ボーグ+デリートウォーターみたいな組み合わせが火と土魔法にもあるのが理解出来た。それに他属性とも…。

スキル : 暗視

暗視 : 暗闇を見通す為のスキル。魔力を消費し暗闇での視力を得る。スキル使用中は色彩感覚が鈍り、立体感が増す。

 四角い黒地の中に目の描かれたチップは暗視スキルだ。色の判別が付きにくくなるらしい。立体感が増すのはその補正だろうか?夜になったら使ってみようと思う。

スキル : 泳法

泳法 : 泳法に関わる能力を強化するスキル。腕力、脚力、肺活量が少し増す。

スキル : 肉体強化 肉体強化☆ 肉体強化☆ 肉体強化

肉体強化 : 肉体に関わる能力を強化するスキル。体力、腕力、脚力、が僅かに増し、更に少し増し、更に少し増し、更に少し増す。

 サハギンとロックベアの銀チップはこんな感じ。泳法は泳ぐ時のスキルだが、泳いでない時にも効果があるのでバカにできない。

スキル : 聴覚強化

聴覚強化 : 聴覚に関わる能力を強化するスキル。
聴覚が僅かに増し、耳を澄ませる事で更に僅かに増す。

 フクロオオヤマネコの銀チップは聴覚が上がる。感覚が強化されるのは初めてだな。耳を澄ます事で少しまで聞こえやすくなるのは便利そうで、取り過ぎると普段から聞こえ過ぎてしまいそうで注意が必要かも知れない。

スキル : 硬化☆☆ 硬化 硬化 硬化

硬化 : 攻撃を受ける為のスキル。装備と肉体の防御力が少し増し、更に少し増し、更に少し増し、更に少し増し、痛みを少し抑え、更に少し抑え、更に少し抑え、更に少し抑える。

スキル : 走る☆☆ 走る☆☆ 走る 走る 走る 走る

走る : 早く移動する為のスキル。速度が少し増し、更に少し増し、更に大幅に増し、更に少し増し、更に少し増し、更に少し増し、体力の消耗を少し抑え、更に少し抑え、更に大幅に抑え、更に少し抑え、更に少し抑え、更に少し抑える。

リバークラブとダッシュバードの銀チップは硬化と走る。ダッシュバードは何となく予想出来てたけど、カニは挟むとか、水系になるかと思ってた。この辺りは名前だけ確認して選んだのでこんな事もあるさ。これは全員分買い増したいな。

 さて、見てるだけで途方に暮れる束チップの紐を外し、バラにして収納する。

ダッシュバード32
サンドウルフ29
ロックラット23
サハギン20
ロックベア18
ヨロイトカゲ14
フクロオオヤマネコ11
リバークラブ11
頭9
体8
腕6
石6
脚5
ナイフ3
短剣1
槍1
ハシリトカゲ1
ヨロイトカゲS1
頭三本線S1

 200枚あった。心折れそう。だが当たりは探知だった。掠れて絵柄が完全に消えちゃってるので投げ捨てにされてたようだが、ばあちゃんがちゃんと説明すれば半額くらいにはなったんじゃないか?もう1つの当たりであるヨロイトカゲも掠れてて、トカゲだかウルフだか分かりにくい。

 ナイフと短剣、身体系は今は使わず、俺の手持ちに入れとこう。槍はアントルゼだな。この街で新たに発見した野獣系のチップはみんなに1枚ずつ買ってもらおうかね。

 これさえ終われば今夜は寝られる。箱の中身を少しずつ取り出して、どんどん収納して行った。

スライム3016
頭2811
サンドウルフ2253
ダッシュバード2002
ハシリトカゲ1929
ロックラット1769
石1012
ナイフ1010
短剣988
サハギン970
ヨロイトカゲ812
ウルフ810
蝶657
ロックベア371

 20410枚…。ある程度まとまっててくれたので14種と種類はそこまででもないが、これ千切るの何日かかるんだ?10万ヤンでこの枚数だと、1枚5ヤンでもばあちゃん少し損してるな。きっと抱き合わせで買って割り引いてもらったんだろうな。

 蝶のチップがこれだけあるって事は近くにこれのいるダンジョンがあるのかな?後、頭。冒険者はバカなのがよく分かる。人の事言えないけどね。

 検品は終わったので、ひとまず全て俺の手持ちに入れてしまう。使うのは明日で良いもんね。

「ゲイ~ン、開~けて~」

 ノシノシと廊下を歩くいくつかの音が聞こえていたので、もしかしたらと思ったらやはりタララ達が帰って来た。聴覚強化が効いているようだ。

「あいよ~」

 どうせ寝るし暗視も使ってやろうと魔力を込めて、目が開けられなくなった。ランタンが眩しい。感知系スキルでランタンを捕まえ、目を逸らしてやっと見えた。部屋の奥まできっちり見えてはいるものの、なんか白黒になった感じがする。

「早く開けれ~」

「今行くよ~」

 ドアを開けてやると、やはり4人いた。照り返しが目に痛いので薄目でやり過ごす。

「ゲイン、遅~い…って、おねむなの?」

「眠いは眠いが…、暗視を使ってみたらランタンが眩し過ぎてな」

「暗闇でナニするつもりかしら」

「索敵」

「そうよね。失礼したわ」

「私でしたら存分に索敵なさってください」

「マスクが眩しくて見れないよ。タララ、ランタン頼むわ」

 タララにランタンを預けてベッドに向かう。みんなもそれぞれのベッドに向かうようだ。

「じゃあゲイン、明かり消すよ?」

「すまんな、みんなおやすみ」

「おやすみ」「お、おやすみなさい」「おやすみなさいませ」「おやすみ~」

 明かりが消され、俺のベッドに忍び寄るタララ。暗視が効いてるから丸見えなんだが。

「ゲイン、見える?」

「まあな」

「お邪魔するね」

「ああ」

 ちゃんと毛布と枕を持って来たので迎えてやると、ベッドに横たえ抱き枕にされた。

「着心地良いな、これ」

「そだね…。スベスベする」

「ん…。スベスベだ」

 柔らかく、スベスベした肌触りを感じながら夢の世界へ旅立った。




現在のステータス
名前 ゲイン 15歳
ランク C/D
HP 100% MP 88%
体力 D
腕力 E
知力 E
早さ D-
命中 E-
運 D

所持スキル
走る☆☆ 走る☆☆ 走る 走る 走る 走る
刺突☆☆ 刺突
硬化☆☆ 硬化 硬化 硬化
投擲☆☆ 投擲
急所外物理抵抗☆☆ 急所外物理抵抗
飛躍☆ 飛躍
木登り☆
噛み付き☆☆ 噛み付き 噛み付き
泳法
聴覚強化
肉体強化 肉体強化☆ 肉体強化☆ 肉体強化
腕力強化☆ 腕力強化 腕力強化
脚力強化☆ 脚力強化☆ 脚力強化
知力強化☆
体力強化☆ 体力強化 体力強化
ナイフ格闘術☆ ナイフ格闘術
棒格闘術☆
短剣剣術☆ 短剣剣術☆
避ける☆
魅力☆
鎧防御術
察知
探知
マジックバッグ
マジックボックス

鑑定☆ 鑑定
魅了
威圧
暗視
壁歩き

水魔法☆ 水魔法 水魔法
||├ウォーター
||├ウォッシュ
||└デリートウォーター
|├ウォーターバレット
|├ウォーターウォール
|└ボーグ
├アクアソーン
├アクアボルテックス
└ビスコシティ

土魔法☆ 土魔法 土魔法
||├ソイル
||├サンド
||└ストーン
|├ストーンバレット
|├ストーンウォール
|└ウェザリング
├ロック
├サンドストーム
└フォッシリゼーション

火魔法 火魔法 火魔法
||├エンバー
||├ディマー
||└デリートファイヤー
|├ファイヤーバレット
|├ファイヤーウォール
|└ホットエア
├ブレイズ
├ブレイズラグ
└ヒートエクスチェンジ

所持品
革製ヘルメット
革製肩鎧
革製胴鎧
皮手袋
皮の手甲
混合皮のズボン
皮の脚絆
水のリングE
水のネックレスE
水のブレスレットE

革製リュックE
├草編みカバン
├草編みカバン2号
├紐10ハーン×9 8ハーン
└布カバン
 ├冊子
 ├筆記用具と獣皮紙
 ├奴隷取り扱い用冊子
 └木のナイフ

革製ベルトE
├ナイフ
├剣鉈
├剣鉈[硬化(大)]
├解体ナイフ
└ダガー

小石中472
小石大☆450
石大8
石片71
槍☆13×4
槍1
石製穂先24

冒険者ギルド証 400,000ヤン

財布 ミスリル貨143 金貨112 銀貨198 銅貨370
首掛け皮袋 鉄貨208
箱中 1,024,678→140,900ヤン
ミスリル貨 金貨5 銀貨83 銅貨78 鉄貨100 砂金1250粒

マジックボックス
├猪燻203枚
├干し肉872枚
├戦利品
├箱
|└シルクワームの反物×22
├未購入チップ各種箱
├医薬品いろいろ箱
├食料箱×2
├調理器具箱
├寸胴鍋(スープの素)
├水飴寸胴1/2
├大鍋
├ヤカン
├お玉
├コップ
├皿
├カトラリー
├木ベラ
├ランタン箱
|└油瓶×10 8.6/10ナリ
├竈、五徳
├蓋付きバケツ大
├テントセット
├マット×4
├中古マット×5
├毛布×9
└洗濯籠
 ├耐水ブーツ
 └耐水ポンチョ

鉄兜E
肩当E
胸当E
腰当E
上腕当E
ゲル手甲E
ゲル股当E
帆布のズボンE
脛当E
鉄靴E
熊皮のマントE

籠入り石炭0
石炭75ナリ

ランタン
油瓶0/0.8ナリ
着火セット
輪止め×2
飼葉たっぷり
服箱
├中古タオル
├中古タオル(使用済み)
├未使用タオル×2
├中古パンツ
├パンツ(使用済み)
├高級パンツE
├未使用パンツ×2
├ヨレヨレ村の子服セットE
├サンダル
├革靴
├街の子服Aセット
└街の子服Bセット

スキルチップ
ハシリウサギ 0/4521
ウサギS 0/1
ウサギG 0/1
ハシリトカゲ 1930/5096
ハシリトカゲS 0/1
ダッシュバード 2034/2034
ダッシュバードS 0/1
ハチ 0/2859
ハチS 0/1
カメ 0/3459
カメS 0/1
ヨロイトカゲ 826/826
ヨロイトカゲS 1/3
リバークラブ 11/11
リバークラブS 0/1
石 1018/2879
石S 0/1
スライム 3016/5040
スライムS 0/1
オオスズメ 0/1573
トンビS 0/4
フォレストモンキー 0/972
ウルフ 810/1880
カラードウルフ 0/1
サンドウルフ 2282/2282
ワニS 0/1
グラスベア 0/1
ロックベア 389/389
ロックベアS 0/1
ロックラット 1791/1791
フクロオオヤマネコ 11/11
フクロオオヤマネコS 0/1
ラージアントワーカー 0/100
ラージアントソルジャー 0/100
サハギン 990/990
サハギンS 0/1
蝶 657/861
花 0/161
腕 6/547
腕S 0/1
腕G 0/1
脚 5/655
脚S 0/101
脚G 0/1
頭 2820/3396
体 8/531
体S 0/1
体G 0/1
棒 0/627
ナイフ 1013/1653
ナイフS 0/1
短剣 989/1341
短剣S 0/100
槍 1/1
鎧S 0/1
袋S 0/1
箱G 0/1

水滴 0/446
水滴S 0/1
水滴G 0/1
立方体 0/525
立方体S 0/1
立方体G 0/1
火 0/4
火S 0/1
火G 0/1

魅了目S 0/1
威圧目S 0/1
黒地目G 0/1
ドクハキヤモリ 0/1
頭三本線S 1/2
頭三本線G 0/1
眼鏡S 0/100
眼鏡G 0/1
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感想 5

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みんなの感想(5件)

少女ハイジ
2022.10.22 少女ハイジ

14話を読んだところです。殴りかかってきた女性を買ったばかりの鍋で防御したら鍋が壊れたと奴隷落ちにしろと騒いでいたのに肩を刺され、命まで狙われた者に対する態度が違いすぎませんか。幾ら貴族だろうが完全な犯罪者にとても甘い態度のように思えました。盗賊などは簡単に殺しているのに、最初に絡んできたときから対応が違い過ぎて違和感を感じました。

2022.10.23 もる

お読み頂きありがとうございます。
2つの対応の違いは、短くまとめると、ケンカか仕事かの違いによるものです。

ゲインくん対赤い女戦についてですが、逃げきれない状況での対応としては、受けるのが最善かと思われます。手に持った物で受けるのは至極当然の流れではないでしょうか?しかも露店街。武器を抜いたらどうなるかは予想に難くないと思います。
奴隷にする選択をしたのは、確実に遠ざける為です。1日1000ヤン程度の生活費を搾取される身になれば1500ヤンそこらを完済するのにもだいぶ時間を取られます。遠い街に買われて行けば更に遭遇率も下がりますからね。

ゲイン君対刺突剣の女についてですが、これは衛兵の仕事を手伝った結果の負傷です。仕事なので報酬が出ます。ちょっとした額のポーションと、ゲイン君は知らないですが結構お高い治療費が報酬扱いとして渡されています。2万ヤンの戦利品は本来報酬とは別ですが、報酬扱いにされています。
そして貴族に対する対応ですが、相手が貴族と知ってしまった以上、平民は手を出せません。一族郎党無礼討ちされて村が焼かれてしまいます。ゲイン君の住む世界は、こんな世界です。

以上が赤い女と貴族での対応が違う理由です。
これからもゲイン君達を見守って頂けるとありがたいです。

解除
えちごや
2022.10.04 えちごや
ネタバレ含む
2022.10.05 もる

お読み頂きありがとうございます。
度量衡についてですが、ゲイン君達は生粋のシルケ人で、異世界転生者等では無いため、カケル君の話のように1ナリ1キロ…みたいな表現は敢えて避けております。唯一、キロだけは文字数削減の必要があり、主に長さの単位に使われておりますが、マタル粉1キロナリは1000ナリで1トンとなるので普段使いにはされません。

次に、ゲイン君より女性陣の方が性に奔放な件についてですが、ゲイン君は子供の頃から比較的モテていたり、兄や姉がいたり、冒険者のあれこれを見聞きしていたり、冒険者や勇者キーンに憧れていたりしています。そして娯楽よりも仕事が優先される生活をして来たのもあって、異世界人の我々からすると禁欲しているように見えるのかも知れません。
ティッシュの無い生活環境でドピュっとしたら、誰に何を言われるか分かったモンじゃありませんよね?作中にはありませんが、ゲインくんも彼の兄も、朝起きて下着がドロっとしてるのを家族に知られて恥ずかしい目に遭ったと思われます。

一方女性陣はと言うと、避妊魔法を受ける事がギルドで推奨されます。施術料が高いので、ある程度お金を稼いでいる女性冒険者でないと説明を受ける事はありません。タララちゃんは急にお金持ちになったので説明を受けていなかったようですね。男性には基本秘密ですし。

最近は女性陣に流されて乳枕したりすったもんだしておりますが、彼女達の発散に必要な事であると割り切っているようです。
ゲイン君が異世界人並のすけべさんになる日を願っていてくださると、きっと彼も頑張れると思います。

解除
蓮華
2022.03.09 蓮華

最新話まで読みました。「ゲイン君、パーティーメンバーの女子たちに振り回されまくっているね。毎日色々なことで苦労させられてご愁傷様です (-人-)合掌 」と思いました。
あと、ゲイン君の素の性格って「金稼ぎは好きだし得意。但し、それによって起こる面倒事はできる限り避けつつ、避けられない時は諦めて大事にならないようにする。そして、義務や仕事はどんなに嫌でもきちんとこなす」という感じのタイプですよね。
但し不憫なことに、パーティーメンバーの女性陣が問題を起こしている(※公の場というか人目のある場所で、少し破廉恥な発言をする等)ということもあって、面倒事を避けるどころか起こす方になっている時もありますが。
少しでもいいから、彼の「苦労」という名の「負担」を減らしてあげられませんか。ゲイン君、女性陣のせいで色々と我慢させられまくっていて不憫です。

2022.03.09 もる

お読み頂きありがとうございます。
ゲイン君は仕事中以外はだいぶ心の広い子です。それはきっと育って来た環境によって育まれたものでしょう。女の子達もそれぞれに育って来た環境があり、ちょっとわがままになったり抑えが効かなくなってしまう時があって然りなのだと思います。ただ、彼女達も少しずつですが料理や野営の仕方を覚えだし、冒険者として、そして女性としてゲイン君と共に成熟して行くと思われます。ゲイン君達が得ていくであろうの成長を見守って頂けると幸いです。

解除

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