戦えない魔法で追放された俺、家電の知識で異世界の生存率を塗り替える

遊鷹太

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第2章

第22話「報告と契約」

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恒一が膜を通り抜けた瞬間、四人が一斉に振り返った。

カインが一歩前に出た。
表情は変えていないが、目が動いている。

「どうだった」

「報告があります」

全員が集まった。
焚き火の残り火が、広間の石床を赤く染めている。

恒一は、羊皮紙を手に持った。
記録してきた内容を、順番に話した。

「部屋の中央に、人がいました」

誰も、すぐには言葉が出なかった。

「……本当に人だったのか」

カインが、静かに言った。

「はい。呼吸がありました。会話もできました。名前はアルティアさんといいます」

「何百年も、そこにいる、というのは」

「本人がそう言いました。鎖が生かし続けているようです」

マルコが「鎖が生かし続ける……どういうことだ、それは」

「詳しくはまだ聞けていません。ただし、呼吸があり、言葉を話し、水を飲みました。生きています」

リーナが、膝の上で手を組んだ。

「苦しくないんでしょうか。何百年も、一人で、あの部屋に」

「……聞きませんでした。ただ、水を何百年も飲んでいないと言っていました」

リーナが、小さく何かを言った。
誰にも聞こえないくらい小さく。

「転移者を呼ぶ力を持つ、というのは」

カインが続けた

「具体的には」

「この世界と別の世界の間に、境界が薄い場所があるそうです。その場所を維持する力を、アルティアさんは持っている。その力があるから、転移者がこの世界に来られる」

「つまり、お前がここに来たのも」

「そういうことになります。ただし、その力を外から制御している者がいると言っていました」

静寂が来た。

ゴルドが、腕を組んだまま言った。

「恒一がこの世界に来た理由が、ここにある。可能性として、ではなく」

「……そう考えています」

カインが「助けるべきか」

「判断する情報がまだ足りません。明日、また話を聞きに行きます」

「危険はないか」

「鎖に触れると出られなくなると言っていました。それだけは、絶対に注意します」

「分かった。膜の手前で俺たちが待機する。何かあれば声で知らせろ」

「はい」

リーナが、自分の荷物を漁り始めた。
しばらくして、携帯食を取り出した。

「明日、これを持っていってもらえますか。アルティアさんに。何か食べられるなら」

恒一が受け取った。

「……ありがとうございます」

「喜んでもらえるといいんですけど」
リーナが言った「何百年も、ずっと一人だったんですよね」

誰も答えなかった。

マルコが、ぽんと手を叩いた。

「飯にしよう。腹が減ったら判断も鈍る」

カインが苦笑した

「お前はいつもそれだ」

「本気で思ってるから何度も言う。恒一もそう思うだろ」

「……それは、正しいです」

全員が、わずかに笑った。

ゴルドが、無言で焚き火に薪をくべた。

第七層の夜が、また始まった。



翌朝、恒一は電気ケトルを召喚した。

最後かもしれない、とは思わなかった。
ただ、今日も使えることを確認した。

水を入れて、沸かした。
湯気が上がった。

「アルティアさんへの土産です」

カインが「また行くのか」
「はい」
「気をつけろ」

それだけだった。

昨夜、カインは長い間考えていた。
交代見張りの時、恒一が横を見ると、カインはまだ起きていた。
何も言わなかった。
ただ、天井を見ていた。

「何があっても、俺たちがここにいる」

出発する前に、カインが言った。

「……ありがとうございます」

恒一は膜に踏み込んだ。
波紋が広がり、消えた。


通路を歩いた。

昨日と同じ道だ。
壁の文字が、同じように並んでいる。
光が、同じように満ちている。

しかし今日は、昨日とは違う気持ちで歩いていた。

昨日は、情報を集めるために来た。

今日は、決断するために来る。

扉枠が見えた。
恒一が越えた。


アルティアの目が、開いていた。
待っていたのかもしれない。

「来たか」

「はい」

恒一は、お湯と食料をアルティアの手の届く位置に置いた。
アルティアが手を伸ばした。
お湯を受け取った。
少し飲んだ。

「温かい」

「はい」

「……何百年ぶりか」

「昨日もそう言っていました」

「昨日は水だった。温かいものは、また別だ」

恒一が座った。
羊皮紙を出した。

「昨日の続きを聞かせてください」

「その前に、一つ確認することがある」

「何ですか」

「解放方法を、知りたいか」

「……知りたいです」

「では、聞け。解放方法を教えるには、条件がある。契約だ」

アルティアが言った

「全て聞いてから、判断しろ。途中で止めても構わない」

「聞きます」

アルティアが、少し間を置いた。

「一つ目。解放方法を知った者は、必ず解放を完遂しなければならない。途中で諦めることは許されない。失敗した場合、お前は死ぬ」

「死ぬ、というのは」

「契約がそう定めている。この遺跡を設計した者が、そう作った。私が決めたことではない」

「設計の意図は」

「解放を軽い気持ちで引き受けることを防ぐためだ。途中で諦めることが、私にとっても危険だから」

恒一が記録した。

「二つ目。この契約のことを、他の者に話してはならない。契約の内容も、契約を結んだという事実も」

「なぜですか」

「ガルダムに知られると、契約者の命が脅しに使われる。解放を阻止するための道具になる」

「ガルダム、というのは」

「閉じ込めた者の名だ。それは後で話す」

恒一が「分かりました。三つ目は」

アルティアが少し間を置いた。

「……三つ目は」

また止まった。

珍しかった。
これまで、アルティアが言葉を選ぶ場面はあった。
しかし、ここまで止まることはなかった。

「三つ目。契約を結んだ瞬間から、解放が完了するまでの間、お前の魔法が全て使えなくなる」

恒一の手が、止まった。

「……魔法、とは」

「お前が使う、道具を呼び出す力だ。あの電気ケトルも、LEDライトも、昨日置いていったあの明かりも、全て」

「…………」

「召喚できなくなる。完全に。一切、例外なく」

「解放が完了すれば、戻りますか」

アルティアが「……分からない」

「分からない、とは」

「今まで、解放を完遂した者がいない。誰も、最後まで辿り着かなかった。だから、完了した後にどうなるかを、誰も確かめていない」

「……つまり、永遠に失う可能性もある」

「そうだ。戻るかもしれない。戻らないかもしれない。私には答えられない」

恒一は、自分の手を見た。

今朝、この手で電気ケトルを召喚した。
当然のように。
手の平に意識を集めて、必要なものを呼び出した。

それが、永遠に失われるかもしれない。

「……一つ目と二つ目は、遺跡の本来の設計として理解できます」

「何が違う」

「一つ目は失敗への抑止。二つ目は情報漏洩の防止。どちらも、解放を確実に進めるための条件です。しかし三つ目は、解放を進める者の力を奪う。目的が逆です」

「……よく気づいた」

「三つ目は、ガルダムが付け加えたものですか」

アルティアが少し間を置いた。

「そうだ」

「いつですか」

「私がここに閉じ込められた後だ。一つ目と二つ目は遺跡の本来の設計だ。三つ目だけが、後から改ざんされている」

「ガルダムの意図は」

「解放を試みる転移者が、自分の力を失った状態で動かざるを得ないように、設計した。魔物がいる。瘴気がある。暗闇がある。寒さがある。光がある。お前がそれを乗り越えてきた道具が、全て使えなくなる」

「……契約を結んだ転移者は、力を失った状態で解放の工程を進めるしかなくなる」

「そうだ。それが罠だ」

恒一が「なぜ、今それを教えてくれたのですか」

「お前だから話した。他の転移者には、話さなかった。知らせる意味がないと思っていた。感情的になるだけだったから」

「今は、意味があると思っているのですか」

「お前は、聞いた上で判断する。全部話しても、感情的にはならない。だから話した」

「……それが、信頼ということですか」

アルティアが少し間を置いた。

「そうかもしれない」


「少し、考えさせてください」

「構わない」

恒一は、部屋の中を見た。

壁の文字。
床の魔法陣の残光。
天井の低い暗さ。
そして、鎖に繋がれたアルティア。

失敗すれば死ぬ。
仲間に話せない。
家電が使えなくなる。
そして戻るかどうかも、分からない。

三つの制約。
最後の一つは、ガルダムの罠だ。

「一つ、聞かせてください」

「なんだ」

「契約しない場合、どうなりますか」

「解放は進まない。私はここにいる。それだけだ」

「今まで通り、ということですか」

「そうだ。何も変わらない。何百年も待ってきた。あと何百年待っても、同じことだ」

その言葉が、恒一の中に沈んだ。

諦めではなかった。
怒りでも、悲しみでもない。
ただ、事実を言っている。

「もう一つだけ」

「なんだ」

「魔法が戻らなかった場合、私はこの世界で何もできない人間になります。それでも、契約する価値があると思いますか」

「……それは、お前が判断することだ」

「あなたの意見を聞きたいのです」

アルティアが、しばらく黙った。

「……私には答えられない。価値があるかどうかは、お前が決めることだ。ただし」

「ただし?」

「お前が失う可能性のある力は、お前をこの世界に呼んだ者が与えたものだ」

恒一が「……ガルダムが」

「そうだ。ガルダムの計画の一部として、お前はその力を持ってここに来た。その力を失うことを恐れるのは、ガルダムの思惑の中にいることでもある」

恒一が、その言葉を聞いた。

ガルダムが与えた力。
ガルダムの計画の一部として機能してきた力。

その力を失うことを恐れて、動けなくなるとしたら。

「……契約します」

「理由を聞かせろ」

「自分がなぜここに来たのかを、知りたいからです。それと」

「それと?」

「ガルダムが与えた力を失うことを恐れて、止まるのは、違うと思います」

「力がなければ、ここを突破できないかもしれない」

「仲間がいます。道具がなくても、仲間がいれば、別の方法を考えられます」

「仲間に話せない制約があるのに、仲間を頼るのか」

「話せないことと、頼ることは別です。一緒にいてもらうだけでいい」

アルティアが、恒一を長い間見た。

「……罠と知って踏み込むのは、無謀ではないのか」

「罠の構造が分かっていれば、対策が立てられます。知らずに踏み込む方が危険です」

「……お前は、変わった男だ」

「そうですか」

「それが、褒め言葉だということは分かるか」

「……初めて言われました」

「では、初めて褒めた」

「ありがとうございます」

「では、契約を結ぶ」

アルティアが、右手を精一杯前に伸ばした。
鎖の許す範囲で、できる限り前に。

恒一が、右手を前に出した。

二人の手が近づいた。
触れていない。

アルティアが、何かを言った。
恒一には聞き取れない言語だった。
低く、短く、しかし確かな言葉だった。

光が、二人の手の間に生まれた。
小さく、白い光だった。

光が消えた。

恒一の手の甲に、薄い文様が浮かんだ。
模様とも、文字とも取れる形だった。
それが、すぐに消えた。

「……契約が、成立した」

恒一は、手に意識を集めた。

召喚しようとした。
LEDライト。
簡単なものでいい。

何も、来なかった。

手の平に、何も感じない。
あの感覚が、ない。

「……使えません」

「そうだ。今この瞬間から」

「戻るかどうかは」

「分からない。今も、分からない」

恒一が「……分かりました」

しばらく、沈黙があった。

今まで、この感覚があることが当然だった。
手を伸ばせば、必要なものが来た。
第一層から第六層まで、全てそこから始まった。

それが、ない。


「待て。まだ終わりではない」

アルティアが、急いで言った。

珍しかった。
アルティアが急ぐのを、初めて聞いた。

「急いで仲間の所に戻れ。今すぐだ」

「理由を聞かせてください」

「契約が成立した時、私の鎖が揺れた。分かるか、その意味が」

「……ガルダムが、感知した可能性がある」

「そうだ。契約の成立は、魔力の動きを伴う。ガルダムが気づいたとすれば、必ず動く」

「封鎖される可能性が」

「そうだ。仲間がここにいるなら、全員が閉じ込められる。それだけではない」

「何ですか」

「お前の魔法が封じられた今、ガルダムはお前が一人では動けないと知っている。封鎖して仲間を遮断すれば、お前は完全に行き詰まる。そして」

「そして?」

「お前を抹殺しようとする可能性がある。魔法なしのお前は、最も消しやすい状態だ」

「……把握しました」

「怖くないのか」

「怖いです。しかし、知らないより知っている方がいい」

「急げ。仲間が地上に出るまで、時間が惜しい」

恒一が立ち上がった。

「アルティアさん」

「なんだ」

「また来ます」

「……知っている」

アルティアが目を閉じた。


恒一が部屋を出た。

通路を走った。
初めて走った。

手の平が、空だ。

膜が見えた。
カインたちの気配がある。

通り抜ける前に、一度止まった。

「話せない」

声に出した。
自分に言い聞かせるように。

手の平を見た。
何も来ない。

「しかし、仲間が必要になった」

膜を通り抜けた。



「どうした、走ってきたのか」

カインが一歩前に出た。

「急いでください。全員、今すぐ地上に戻ってほしい」

カインの顔が引き締まった。

「落ち着いて話せ。何があった」

「ガルダムの名前が分かりました」

「ガルダム?」

「この国の、ギルドマスターです。そしてアルティアさんを閉じ込めた者の名前でもあります」

静寂が来た。

マルコが「……は?」

カインが表情を変えずに恒一を見た。
長い間。

「確かな情報か」

「アルティアさんが直接言いました。名前と、立場を」

「アルティア自身が嘘をついている可能性は」

「否定できません。ただし、なぜ嘘をつく必要があるのか、理由が見つかりません」

カインが「……封鎖の話をしろ。今すぐ地上に戻る必要があると言った」

「ガルダムが動き出す可能性があります。その前に、地上の様子を確認してほしい。もし封鎖が始まっているなら、外から対応する必要があります」

「お前は?」

マルコが聞いた。

「私はここに残ります。アルティアさんとの話が、終わっていません」

「それは駄目だ」
マルコが即座に言った「一人で残すのは駄目だ」

カインが「……一つ確認する」

「はい」

「お前、今、家電を召喚できるか」

恒一が「……できません」

全員が、恒一を見た。

マルコが「……どういうことだ」

「アルティアさんとの話の中で、使えなくなりました。詳しくは話せません」

カインが「いつまでだ」

「……アルティアさんとの話が解決するまでです」

「解決したら戻るのか」

「……分かりません」

「分からない?」

「戻るかもしれない。戻らないかもしれない。今は分かりません」

静寂が来た。

今度は、誰もすぐには言葉が出なかった。

マルコが「……戻らない可能性があるのか」

「あります」

カインが「家電が二度と使えなくなる可能性があると知って、それでも残るのか」

「……はい」

「理由を聞いていいか」

恒一が「全ては話せません。ただし」

「ただし?」

「家電が使えなくなることへの恐れより、ここでやることの方が、今の私には大事です」

カインが、長い間恒一を見た。

何かを測っているような目だった。
怒りでも驚きでもない。
ただ、見ていた。

「……お前が、そう言うなら」

カインが言った。

「信じる」

「俺も」
リーナが静かに言った。

「俺も信じる」
マルコが頭を掻いた
「でも一個だけ聞かせろ」

「何ですか」

「本当に、帰ってこれるか」

「帰ります。皆さんが戻ってきてくれれば、帰れます」

「……それが根拠か」

「はい」

「弱い根拠だな」

「そうですね」

「でも、分かった。行く」

ゴルドが「ガルダムの調査は、北方のつながりを使う。
時間はかかるが、確実な情報を取ってくる」

「ありがとうございます」

カインが「最後に一つ。家電なしのお前が、この遺跡で一人で何ができる。戦えないのは分かってる。どう動く」

「道具はなくても、頭はあります。観察できます。記録できます。考えられます」

「それだけか」

「……アルティアさんが、助言をくれます」

「信用できるのか」

「今日まで、嘘はつかれていません」

カインが少し考えた。

「……戦闘は、絶対に避けろ。俺たちが戻るまで、生きていることだけを考えろ。いいな」

「はい」

「封鎖を防げれば、戻ってこられる。それを信じていろ」

「……はい」

荷物を分けた。
食料と水を、できるだけ多く恒一に残した。

ゴルドが、自分の腰の袋から小さな石を取り出した。
薄く、光っている。

「これを持っていけ」

「何ですか」

「北方の遺跡で手に入れた。魔力感知石だ。異常があると光る。魔法が使えない今のお前には、これが目になる」

恒一が「……ありがとうございます」

「礼はいい。無駄にするな」

全員が、階段の前まで来た。

カインが恒一を見た。

「帰ってこい。必ず」

「はい」

マルコが「帰ってこいよ」
「帰ります」

リーナが「アルティアさんに、よろしくと伝えてください」
「はい」

カインが最後にもう一度振り返った。
何か言いかけて、止めた。
それから、階段を上っていった。

マルコが続いた。
リーナが続いた。
ゴルドが最後に、恒一を一度だけ見た。
何も言わなかった。
それから、階段を上った。

四人が、一人ずつ消えていった。

恒一が、広間に一人残った。

ゴルドの石を、手の中で確認した。
光っていない。
今は安全だ。
しかし、いつ光るか分からない。

もう片方の手の平を見た。
何も来ない。
召喚の感覚が、ない。

道具がない。
仲間もいない。
魔法が戻るかどうかも分からない。

あるのは、頭と、記録と、アルティアさんとの話だけだ。

「……やれることを、やります」

誰もいない広間に、自分の声だけが響いた。
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