私·····またまた悪役令嬢ですか〜〜

システィーナ

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転生先は悪役令嬢

いざ肝試しへ!!

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今日も課外授業です。ゲルナート様とルー兄様、いつもの三人で行こうと思ったのですが·····ラルク様とカイト様もいるんです!!!
「私も行きたいなぁ~いいよねエルサ??」
「俺は兄さんの見張りを父上に頼まれた」
あはは~なんか頭がおかしくなりそう~私を殺すかもしれないイケメンが四人もいるなんて·····
「私はこんなに人数が増えると管理が大変になるのでいやです。帰ってください!」
「ゲルナート様!?!」
「分かりました、講習料の十倍払います、これでいい?」
「仕方がないですね、私は優しいからいいですよ!十一倍で許します」
「交渉成立ですね!」
講習料増やしてるし!!
「ゲルナート様·····お金で動かされるなんてかっこ悪い·····」
「エルサ!?!やめて~嫌いにならないで!!」
手伝ってくれると言ったのにこんなに早く裏切るとは·····許せないわ!
「エルサ、最低だね~この変人ストーカーのゲルナートは~僕の側にいな」
「そうさせて貰いますわ、ありがとうルー兄様」
「エルサ、私の方にいなよ!!」
「ルー兄様の方が良いわ!」
「ラルク様、僕の勝ちです!」
「いや、まだ負けてない!!!」
ラルク様何をいってらしゃるの??行けるわけないでしょ!!あれでも一応この国の第一皇子なんだから!!私はイケメンに呼ばれたからって簡単には行きません!!
「ゲルナート様、今日はどこに行くのですか?」
「今日は近くに古い洋館がある、って噂を聞いたからそこに行こうかなぁ~って」
「何故そこへ??」
「暑いし肝試しして涼もうよ~」
だと思いました、そんなことだろうと
「まぁ、行くなら早く行きましょう」
ルー兄様とラルク様はまだ喧嘩してるようだけど·····

ちょっと遠かったけど着いたわ、古そうで使われてなさそうだけどとても立派な建物だわ。
「じゃあ、ペア分け行きまーす!!クジ引いてね~」
「ゲルナート様、ペア分けとは??」
「二人一組で洋館を探検するよ~カイト君はいいでしょ、分けなくて」
「あぁ、俺はここを見張ってるよ」
「じゃあ、みんな引いて~同じ番号の人がペアだよ!」
ルー兄様とラルク様の目の色が変わった·····
「これは·····負けられませんよラルク様、僕が勝つ」
「いや、私が勝つ!!!」
「まずエルサ引いて!」
なんで!?まぁいいけど·····
「引いたわよ·····えっと·····一番みたい·····」
「一番を引いた方が勝ちだよ·····ラルク様」
「行くぞ!!キールいざ勝負!!!!」
二人は同時にクジを引いた。
チームはどうなった?!
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