17 / 56
転生先は悪役令嬢
怖〜い怖い肝試し
しおりを挟む
「やった~私の勝ちだ!!!」
「くそ、負けた·····」
結局チームはラルク様と私ペアとルー兄様とゲルナート様ペアになりました。なんでよりにもよってラルク様と同じチームなのよ!!
「それじゃあレッツゴー、キール君!!!」
「エルサがーエルサ!!!」
ルー兄様うるさい!!
「僕達も行こう、エルサ!!」
「えぇ、行きましょう、ラルク様」
「この屋敷の噂·····知ってる??エルサ·····?」
「知らないわ、そんなのあるのラルク様??」
「あぁ、この屋敷には昔、一人の女性が住んでいたんだ·····でもある日その人は突然亡くなってしまった、それがとても不思議な死に方だったらしい·····だから騎士達は他殺を疑った·····しかし女性が死んだのは鍵の掛けた部屋の中·····でも自殺には見えなかった·····一人の騎士は泊まり込みで調査を始めた、しかしその騎士が女性と同じ死に方をとげてしまった·····それからこの洋館は呪いの洋館と名付けられたらしい·····」
「キャーーー!!!やめて、ラルク様!!」
「さぁ、行こうエルサ!」
「嫌!!行きたいなら一人で行ってよ!!!」
笑顔で行こうとか言わないでよ、あんな怖い話聞かせといて!!!
「やっぱり君は他の女と違うね·····」
「なにか言った??ラルク様??」
「ううん、早く行こう」
そう言って私の腕を掴み、走り出した。
「ラルク様·····エルサに·····触るな!!!」
「キール、それは聞けないな!」
「私、行きたくなーい!!!」
「楽しそうだな~ほら早く行くよキール!!」
「エルサが行った方向とは逆でしょ、ゲルナート!」
「当たり前でしょ、分かれないとペア分けの意味がない!!」
「嫌だ、こっちに行く!!」
「行かせないよ·····」
「僕を引っ張るな!!」
「楽しんで行こう!!」
怖い怖い怖い怖い·····呪いの洋館なんて怖すぎる!!帰りたいよぉ~
「ラルク様、帰りましょう!!!」
「なんで??」
「怖いから!!」
「私は嬉しいよ!!」
嬉しいって·····何がそんなに嬉しいのよ!!!
ドンッ!!!
「ひゃーー!!」
大きな音が聞こえた!!私はとっさにラルク様の腕を掴んだ。すると、なぜか腕を握り返された。ラルク様も怖かったのかな??
「愛おしい·····」
「何言ったか聞こえませんでしたけど、ラルク様·····帰りましょう!!洋館が、怒ってる感じがします!!」
「大丈夫、もしものときは洋館を燃やして灰にするから」
この人怖すぎません??なにかあったら燃やすって·····
ガサガサ
えっ!?!なんの音??
音がなった方を見るとそこには髪の長い人と背の高い人が浮いていた·····
「キャーーー!!!出たーー!!!」
私は悲鳴をあげたのだった·····
「くそ、負けた·····」
結局チームはラルク様と私ペアとルー兄様とゲルナート様ペアになりました。なんでよりにもよってラルク様と同じチームなのよ!!
「それじゃあレッツゴー、キール君!!!」
「エルサがーエルサ!!!」
ルー兄様うるさい!!
「僕達も行こう、エルサ!!」
「えぇ、行きましょう、ラルク様」
「この屋敷の噂·····知ってる??エルサ·····?」
「知らないわ、そんなのあるのラルク様??」
「あぁ、この屋敷には昔、一人の女性が住んでいたんだ·····でもある日その人は突然亡くなってしまった、それがとても不思議な死に方だったらしい·····だから騎士達は他殺を疑った·····しかし女性が死んだのは鍵の掛けた部屋の中·····でも自殺には見えなかった·····一人の騎士は泊まり込みで調査を始めた、しかしその騎士が女性と同じ死に方をとげてしまった·····それからこの洋館は呪いの洋館と名付けられたらしい·····」
「キャーーー!!!やめて、ラルク様!!」
「さぁ、行こうエルサ!」
「嫌!!行きたいなら一人で行ってよ!!!」
笑顔で行こうとか言わないでよ、あんな怖い話聞かせといて!!!
「やっぱり君は他の女と違うね·····」
「なにか言った??ラルク様??」
「ううん、早く行こう」
そう言って私の腕を掴み、走り出した。
「ラルク様·····エルサに·····触るな!!!」
「キール、それは聞けないな!」
「私、行きたくなーい!!!」
「楽しそうだな~ほら早く行くよキール!!」
「エルサが行った方向とは逆でしょ、ゲルナート!」
「当たり前でしょ、分かれないとペア分けの意味がない!!」
「嫌だ、こっちに行く!!」
「行かせないよ·····」
「僕を引っ張るな!!」
「楽しんで行こう!!」
怖い怖い怖い怖い·····呪いの洋館なんて怖すぎる!!帰りたいよぉ~
「ラルク様、帰りましょう!!!」
「なんで??」
「怖いから!!」
「私は嬉しいよ!!」
嬉しいって·····何がそんなに嬉しいのよ!!!
ドンッ!!!
「ひゃーー!!」
大きな音が聞こえた!!私はとっさにラルク様の腕を掴んだ。すると、なぜか腕を握り返された。ラルク様も怖かったのかな??
「愛おしい·····」
「何言ったか聞こえませんでしたけど、ラルク様·····帰りましょう!!洋館が、怒ってる感じがします!!」
「大丈夫、もしものときは洋館を燃やして灰にするから」
この人怖すぎません??なにかあったら燃やすって·····
ガサガサ
えっ!?!なんの音??
音がなった方を見るとそこには髪の長い人と背の高い人が浮いていた·····
「キャーーー!!!出たーー!!!」
私は悲鳴をあげたのだった·····
0
あなたにおすすめの小説
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない
朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
悪役令嬢の大きな勘違い
神々廻
恋愛
この手紙を読んでらっしゃるという事は私は処刑されたと言う事でしょう。
もし......処刑されて居ないのなら、今はまだ見ないで下さいまし
封筒にそう書かれていた手紙は先日、処刑された悪女が書いたものだった。
お気に入り、感想お願いします!
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる