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転生先は悪役令嬢
隣国の社交界へ?!
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「お父様·····なぜ、なぜ私が隣国の社交界に出なければならないんですか?!」
「怒らないでくれ、エルサ·····仕方ないんだよ!」
「しかもエスコート役がラルク様ってどういうことですか?!こんなのしたらラルク様の婚約者だと思われてしまいます!!」
「そうだよ、お父様!!エルサが隣国へ行くんだとしてもエスコートは僕がすればいいじゃない!!」
「国王命令なんだよ!!逆らえなかったんだ!!」
どういうことなの?!そこまで私を悪役令嬢に仕立てあげたいのかこの世界は?!婚約しちゃったら物語と同じ道を辿ってしまうかもしれないじゃない!しかも私の服屋計画がダメになっちゃう~!
「お父様·····今までありがとうございました·····私エルサは公爵家から去りますわ·····」
「「何言ってるのエルサ!?!」」
こうなったら早めにこの家から出ないと·····死んじゃうわ!!
「エルサ、君は公爵家から出られないよ」
その声は·····
「ラルク様ーーーー!!!!」
「元気そうだね、エルサ」
「なぜ私が隣国の社交界に出なければならないの!?!しかもラルク様がエスコートって
最アク·····」
「エルサ、私のエスコートがなんて??」
「あぁ、えーと·····ラルク様のエスコートは私なんかには勿体ないから別の方を指名したら·····私より可愛い子いっぱいいるよ~」
目が怖いよ·····ラルク様·····
「エルサほどの令嬢はいないよ、隣国はフルーツが有名らしいよ。何食べよっか??」
「だから·····私は·····出ないって·····」
「出るよね~当たり前だよね~国王命令だよね~
家が潰れてほしいなら別だけど·····」
「い、行きます·····」
「エルサはいい子だね~用意しといてね、後キール·····君は来れないから」
「なんで?!?」
「招待されたのは私と私がエスコートする令嬢だけ·····来れないよ」
ルー兄様が来れない·····えっ·····
「ルー兄様が来ないなんて嫌!!」
「エルサ·····あぁエルサ·····可愛い!!ありがとうエルサ·····」
「(≖_≖ꐦ )·····でもね~これだけはどうしようもないんだよ·····招待状がないから」
ルー兄様が来ないなんて·····この腹黒王子とずっと
一緒にいなきゃなんないの!!これは仮病を使うしか·····
「ラルク様·····私、頭痛が·····」
「そうなの、エルサ·····エルサが行けなかったらこの国、恥をかいちゃうよ·····エルサの名前で送ちゃったから·····どうしよう」
「やっぱり気のせいだったみたい!行けるわ!!」
国を巻き込まないでよ~さすがにそれじゃあ行くしかないじゃないの!!腹黒!!
「エルサと行くの楽しみだよ、またね~」
「「「はぁ·····」」」
三人ともため息をついたのだった·····
~おまけ~
「そういえばなぜ私は公爵家から出られないの?」
「君が出ていったんだったら国中の兵を使って君を探し出すからだよ!」
「えっ·····」
寒気がしたエルサだった·····
「怒らないでくれ、エルサ·····仕方ないんだよ!」
「しかもエスコート役がラルク様ってどういうことですか?!こんなのしたらラルク様の婚約者だと思われてしまいます!!」
「そうだよ、お父様!!エルサが隣国へ行くんだとしてもエスコートは僕がすればいいじゃない!!」
「国王命令なんだよ!!逆らえなかったんだ!!」
どういうことなの?!そこまで私を悪役令嬢に仕立てあげたいのかこの世界は?!婚約しちゃったら物語と同じ道を辿ってしまうかもしれないじゃない!しかも私の服屋計画がダメになっちゃう~!
「お父様·····今までありがとうございました·····私エルサは公爵家から去りますわ·····」
「「何言ってるのエルサ!?!」」
こうなったら早めにこの家から出ないと·····死んじゃうわ!!
「エルサ、君は公爵家から出られないよ」
その声は·····
「ラルク様ーーーー!!!!」
「元気そうだね、エルサ」
「なぜ私が隣国の社交界に出なければならないの!?!しかもラルク様がエスコートって
最アク·····」
「エルサ、私のエスコートがなんて??」
「あぁ、えーと·····ラルク様のエスコートは私なんかには勿体ないから別の方を指名したら·····私より可愛い子いっぱいいるよ~」
目が怖いよ·····ラルク様·····
「エルサほどの令嬢はいないよ、隣国はフルーツが有名らしいよ。何食べよっか??」
「だから·····私は·····出ないって·····」
「出るよね~当たり前だよね~国王命令だよね~
家が潰れてほしいなら別だけど·····」
「い、行きます·····」
「エルサはいい子だね~用意しといてね、後キール·····君は来れないから」
「なんで?!?」
「招待されたのは私と私がエスコートする令嬢だけ·····来れないよ」
ルー兄様が来れない·····えっ·····
「ルー兄様が来ないなんて嫌!!」
「エルサ·····あぁエルサ·····可愛い!!ありがとうエルサ·····」
「(≖_≖ꐦ )·····でもね~これだけはどうしようもないんだよ·····招待状がないから」
ルー兄様が来ないなんて·····この腹黒王子とずっと
一緒にいなきゃなんないの!!これは仮病を使うしか·····
「ラルク様·····私、頭痛が·····」
「そうなの、エルサ·····エルサが行けなかったらこの国、恥をかいちゃうよ·····エルサの名前で送ちゃったから·····どうしよう」
「やっぱり気のせいだったみたい!行けるわ!!」
国を巻き込まないでよ~さすがにそれじゃあ行くしかないじゃないの!!腹黒!!
「エルサと行くの楽しみだよ、またね~」
「「「はぁ·····」」」
三人ともため息をついたのだった·····
~おまけ~
「そういえばなぜ私は公爵家から出られないの?」
「君が出ていったんだったら国中の兵を使って君を探し出すからだよ!」
「えっ·····」
寒気がしたエルサだった·····
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