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転生先は悪役令嬢
エルサからの手紙 ※ラルク目線
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退屈だ·····退屈にもほどがある!!勉強は全く難しくなく、周りもアホばかり·····側近になりそうな人を探してみたが、悔しいことにキールしか見つからない。なんなんだ!この国は?!父上、ちゃんと教育しましたか?!
騎士は優秀な人が城にいた。アレックスだ。あいつは平民だが、誰よりも力が強く、正義感が強い。自分に自信があるところも気に入っている。私のことを慕ってくれているようだし、まるで弟のようだ。
そういうことより·····エルサに会いたい!!
フォーレンス学園は夏休み、冬休み以外での外出は固く禁じられている。なぜ·····なぜ会えないんだ!
この学校潰したい·····どうしよう·····
「カイト、いるか」
「あぁ、いるよ~」
「アレックスを呼べ」
「了解~」
カイトはいつもこの学校のどこかに潜み、私を守っている。まぁ、私は強いし殺られるなんてことはないと思うが父上が心配するからね。本当はカイトは入れないはずなんだけどフォーレンス学園は警備が甘すぎて簡単に忍び込める。私が国王になったときに変えようと考えている。
「はい、ラルク様!」
「アレックスか·····頼みがある。エルサに手紙を届けてくれ。」
「ラルク様が溺愛している令嬢ですか?」
「あぁ、そうだ。それとエルサが元気か見てきてくれ。退屈しているだろうからな。」
「了解です、ラルク様!」
私はアレックスに手紙を渡した。周りが静かになると、椅子に座り、ここから抜け出す方法とエルサを早く学園に入れる方法を考えていた。
「ラルク様、エルサ様からお手紙です!」
「本当か?!早く渡せ!!」
私はウキウキと心を踊らせ、手紙を読み始めた。
ラルク様へ
お元気ですか。私は元気にやっております。ラルク様達がいない間、アンと一緒に花壇を作りましたの。青と赤の花を植えましたわ。今度見てくださいね。
ラルク様·····影武者を作って逃げ出すのはダメだと思いますわ!さすがに·····それは·····手紙だけにしましょう!夏休みにラルク様達に会えることを楽しみにしておりますわ!今度は山にハイキングに行きませんか?夜にはたくさんの星たちを見たいのです!
ラルク様は学園の方々にうんざりしているとお聞きしましたが魅力的な方もいらっしゃると思います。探してみてはどうですか?(厚かましいかしら?)
学園には早く入学したいものです。家の中じゃ退屈ですから。みんなと遊んでいた日々が恋しいです。
ラルク様·····正直に言わせてもらいますが、フォーレンス学園には行きたくないのです!!決してラルク様達がいるからではないんですよ!!これは本当ですよ!!信じてください!!あと、権力の乱用はダメ絶対!!これは約束ですよ!!
アレックス様に会えて良かったです!ラルク様、ありがとうございます!アレックス様はラルク様のことが大好きみたいですね!ずっと魅力について語っていましたよ。アレックス様っていい人ですね!
ラルク様のおかげで少し心が軽くなりました。
夏を楽しみにしています。
体調には気をつけてくださいね!
エルサ・アルナート
エルサはどうしてフォーレンス学園に来たくないのだろうか·····分からない。しかしこれは絶対に解決しなければならない問題である。次期王妃(仮)にはちゃんと私の側にいてもらわなければ!誰ならば知っているだろうか·····キールはエルサが来ると思っているし·····知らないだろう。ならば·····彼女なら知っているかもしれない、あの隣国の姫ならば!
私はすぐさま作業に取り掛かった。
~おまけ~
エルサに感謝されて嬉しい!
注意されても嬉しい!
でも·····
「アレックス、エルサに気に入られたとはどういうことだ·····説明しろ·····」
「エルサ様のことについてですか?」
「あぁ·····何をしたか全て·····言え!!」
「了解です!!」
この後二時間ほどラルクからお説教をくらったアレックスであった·····
「エルサは·····男をもっと疑え!!!」
↑(ラルク、心からの叫び)
騎士は優秀な人が城にいた。アレックスだ。あいつは平民だが、誰よりも力が強く、正義感が強い。自分に自信があるところも気に入っている。私のことを慕ってくれているようだし、まるで弟のようだ。
そういうことより·····エルサに会いたい!!
フォーレンス学園は夏休み、冬休み以外での外出は固く禁じられている。なぜ·····なぜ会えないんだ!
この学校潰したい·····どうしよう·····
「カイト、いるか」
「あぁ、いるよ~」
「アレックスを呼べ」
「了解~」
カイトはいつもこの学校のどこかに潜み、私を守っている。まぁ、私は強いし殺られるなんてことはないと思うが父上が心配するからね。本当はカイトは入れないはずなんだけどフォーレンス学園は警備が甘すぎて簡単に忍び込める。私が国王になったときに変えようと考えている。
「はい、ラルク様!」
「アレックスか·····頼みがある。エルサに手紙を届けてくれ。」
「ラルク様が溺愛している令嬢ですか?」
「あぁ、そうだ。それとエルサが元気か見てきてくれ。退屈しているだろうからな。」
「了解です、ラルク様!」
私はアレックスに手紙を渡した。周りが静かになると、椅子に座り、ここから抜け出す方法とエルサを早く学園に入れる方法を考えていた。
「ラルク様、エルサ様からお手紙です!」
「本当か?!早く渡せ!!」
私はウキウキと心を踊らせ、手紙を読み始めた。
ラルク様へ
お元気ですか。私は元気にやっております。ラルク様達がいない間、アンと一緒に花壇を作りましたの。青と赤の花を植えましたわ。今度見てくださいね。
ラルク様·····影武者を作って逃げ出すのはダメだと思いますわ!さすがに·····それは·····手紙だけにしましょう!夏休みにラルク様達に会えることを楽しみにしておりますわ!今度は山にハイキングに行きませんか?夜にはたくさんの星たちを見たいのです!
ラルク様は学園の方々にうんざりしているとお聞きしましたが魅力的な方もいらっしゃると思います。探してみてはどうですか?(厚かましいかしら?)
学園には早く入学したいものです。家の中じゃ退屈ですから。みんなと遊んでいた日々が恋しいです。
ラルク様·····正直に言わせてもらいますが、フォーレンス学園には行きたくないのです!!決してラルク様達がいるからではないんですよ!!これは本当ですよ!!信じてください!!あと、権力の乱用はダメ絶対!!これは約束ですよ!!
アレックス様に会えて良かったです!ラルク様、ありがとうございます!アレックス様はラルク様のことが大好きみたいですね!ずっと魅力について語っていましたよ。アレックス様っていい人ですね!
ラルク様のおかげで少し心が軽くなりました。
夏を楽しみにしています。
体調には気をつけてくださいね!
エルサ・アルナート
エルサはどうしてフォーレンス学園に来たくないのだろうか·····分からない。しかしこれは絶対に解決しなければならない問題である。次期王妃(仮)にはちゃんと私の側にいてもらわなければ!誰ならば知っているだろうか·····キールはエルサが来ると思っているし·····知らないだろう。ならば·····彼女なら知っているかもしれない、あの隣国の姫ならば!
私はすぐさま作業に取り掛かった。
~おまけ~
エルサに感謝されて嬉しい!
注意されても嬉しい!
でも·····
「アレックス、エルサに気に入られたとはどういうことだ·····説明しろ·····」
「エルサ様のことについてですか?」
「あぁ·····何をしたか全て·····言え!!」
「了解です!!」
この後二時間ほどラルクからお説教をくらったアレックスであった·····
「エルサは·····男をもっと疑え!!!」
↑(ラルク、心からの叫び)
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