私·····またまた悪役令嬢ですか〜〜

システィーナ

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転生先は悪役令嬢

私だけのもの····· ※ベル目線

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私は「恋する君に花束を」の世界に転生し、ヒロインになった·····まぁ、私だもん~当たり前だよね!
それに私はめっちゃ可愛いの~前世の私も可愛かったけどね~
しかし·····一つだけ問題が·····
あの面白い私のおもちゃであるお姉様と私の親友、ナナ·····あいつらと転生してたとしたら、生きにくくなってしまうじゃない!だってあいつらもこの小説知ってるんだから!ならどうするか·····そう·····殺せばいいのよ·····また殺してしまえばいい!!!
だって私はこの世界の中心·····ヒロインなのよ!私の幸せのために脇役共が死ぬのは当たり前でしょ!!
だとしたら早く見つけないとね·····いるんだとしたら
会えたらいいのにな~あの苦しみに歪んだ表情を見ながら笑うの超楽しそう·····
まぁ一人は·····あいつだろうね~私が目覚めてすぐに逃げた女、アカリ·····あいつかなぁ??だってこんな可愛い私を見て逃げるやつなんて~あいつらしかいないしね!それに逃げるってことは多分ナナだわ·····気弱のナナに決まってる!あいつは私の下僕じゃなくて親友にならなきゃいけない、早く調教しないとね~でもあいつ無駄に身分が高いからなぁ~どうしよう·····あぁ!そうだ!いいこと思いついた!!
「サリー!!来て!!」
「はい、お嬢様」
「メザーリア家に潜入して!そしてアカリの使用人となりなさい!」
「了解です、お嬢様·····」
そう言ってサリーは消えた。あいつならできるわね·····だってサリーの魔法はチートなんだから·····
私もチートだけどね~
さぁ、アカリをどうしようか~まず私に服従させて、泣かせて·····あぁ!!興奮する!!!
部屋の中で一人、ベルは高らかに笑い声をあげたのだった·····

サリーも上手くいったし、そろそろかなぁ~親友に会えるなんて·····嬉しいわ·····


私に会った時のアカリの顔·····顔が真っ青だわ~笑
声も震えてて最高に良かった·····でも·····あいつは私の言うことを聞かなかった·····涙を堪えて首を横に振っていた·····うっざ!!なんなのこの女·····泣けよ、泣き叫べよ!!楽しくないでしょうが!!!
ちっ·····奥の手使うか·····面白くないけど·····
私は手をアカリに向け呪文を唱えた·····それは·····闇の魔法·····人の体に乗り移る魔法·····世界一最強と言われる力なの·····小説の中でベルは光しか使えなかったけど私はどちらも使うことが出来るの·····小説のベルよりチートって私ヤバくない!!あははは!!
アカリは壊れた人形のように崩れ落ちていった·····
そろそろ飛ばすか·····私の意識·····
「サリー、私の体よろしくね」
「了解です」

はぁ~可愛い私に戻りたいや~だからこれ使いたくなかったのよね·····ナナは見つけた·····あとはお姉様だけね·····情報ないかなぁ~
私は部屋中の棚を開けた。すると一番上の棚に黄色の箱があった。何これ??
蓋を開けるとそこには手紙がたくさん入っていた。宛先はエルサ??あの悪役令嬢の·····もしかして!!
手紙を全て調べていく。そこには
「リリアナ·····ラルク様と仲良いんだね!良かったよ!·····」
と綴られていた·····
「見っけ·····」
お姉様が悪役令嬢って·····最高なんだけど!お姉様は潰さないわ、だって悪役令嬢がいないと私が引き立たないじゃない!!
「アカリ、ありがとうね·····ふふ」
やっぱりこの世界は私だけの世界·····
アカリにはそれなりの報復をしましょうかね·····エルサはラルク様と仲が良いらしい、ウザイがどうせ最後は私のものなのだからどうでもいい·····ラルク様を使ってやろう·····アカリ、あなたが悪いのよ、私はただ躾けるだけ·····
待っててね·····お姉様·····









    
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