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俺の初日
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「はっ、はっ、はっ、はっ…!!」
俺は全速力で学校へ向かう。
キーンコーンカーンコーン…
「これは…っ、1限のチャイムか!!」
ヤバいヤバいヤバい
俺の脳内はただただ、それだけだった。
学校に着いたは良いものの、
どうやって教室に入ろう…
もう1限目の国語が始まっている…
廊下からでも聴こえる、先生の声。
「えー、この登場人物の中で、中心となっていくのがおじいさんだ。
おじいさんを中心にしていくが、おじいさんの息子の正樹と孫の新一の言動にも目をつけておくように。
じゃあ佐藤、続きを頼む。」
「はい。
『おじいさんは、息子の墓に向かい、しばらく見つめました。
そこに、由紀子さん(息子の嫁)がやってきたのです。おじいさんは、あまり由紀子さんとは縁が良くなく、気まずい空気になってしまい、思わず目を逸らしました。
そこで、おじいさんは由紀子さんに問いました。』
【由紀子さん、あなたは今、正樹(息子)のことをどう思っていますか。
正樹は、身体が病弱ながらもあなたを愛していました…】
おじいさんは苦笑し、由紀子さんは顔を上にあげ、問いに答えました。
【私は、今でも彼のことを愛しています。
そして、これからもです…
新一が言うんです、「くらいかおだと、パパがかなしむよ」って。だから、私はもう振り返りません。彼のことは思っています。けれど、いつまでも引きずってばかりではいけないのです。】
由紀子さんは途中途中震える声で、おじいさんに言いました。そして…」
「あーもういいぞ。
ここまでで、正樹と新一の何かに気がついたヤツはいるか?
いたらそのまま俺んとこに来なさい。んで…」
1番悲しいのは由紀子さんだ。高校から付き合い始めて、大学でも一緒で、
やっと籍を入れて、子供も授かれたと言うのに、
たった8年でこの世を去ってしまうなんて。由紀子さんは、元々身体が弱いことは知っていたけれど、そんなに酷く…
って、なに作り話にカンジョウイニューしてんだ俺ッッ
今はそれよりどうやって教室に入るかだろっ!?
どうやってっつったって…。。。。いや、今の俺ならあの手が…
俺はある策を思いついた。
策といっても、誰でも思いつく簡単な手段だ。
だが、大抵のヤツはこの手段を好まないだろう。俺だってそうだ。
でも、俺はイケメンで高身長で…あとあとー、えぇっと、
あ!そうそう、成績もいい方だし、運動神経も悪くは無い!
それに学生時代の頃、周りにイケメンが多かったから、イケメンスキルもある!
俺は今、サイキョーのイケメンだッッ!!
……よし。いこう!!
ガラララ…
「ん?誰だお前」
「すみませーん!
僕、転校生の朱雀刃琉って言います。」
「誰あれ芸能人?」
「超イケメンじゃん」
「ヤバ」
「あぁ、三浦か。転校早々遅刻なんてふざけたヤツだなぁ」
「すみませんってば~
猫が兄弟で2匹捨てられてたんで、シャワー浴びさせてミルクあげてタオルで拭いて、可愛がってたらこんな時間になってたんですよ~!」
「ううっ、お前いいヤツだなあ!」←猫好き
「いや~、僕、そういうの見捨てられないタイプなんですよね~」←調査済み&大嘘
「俺は、このクラスの担任で国語担当の山崎紳弥だ!
これから1年間、ヨロシクなッ!(ニカッ)」
「よろしくお願いしまぁ~す」
俺は、謙虚さを出すために一人称を「僕」に変え、キャラも明るく接しやすい雰囲気を出した。
「つーわけで、東京から転校してきたみうr)))」
「三浦育夢で~す向こうではモデルやってました~!
よろしくお願いしまっす!」(先)俺に言わせてよぉ…
「イケてるー」
「モデルかー」
「都会の一流モデルかー」
「俺とダチになろーぜー
イケメンなのがムカつくけどな(怒&笑)」
「君モデルさんなんだ~!俺と友達になろ~!」
「……ってかよ…」
クラス一同(身長高くね…!???????)←
中休み
「ねえねえ朱雀くん」
「なー朱雀ー」
「刃琉っちー」
「刃琉くーん」
「朱雀くーんんんん」
「おーい朱雀ー」
「やほー刃琉ー」
「元気刃琉ー?」
「ねえねえ刃琉ー、東京って人多いー?」
「朱雀ってばー」
「朱雀ちゃんと聞いてんのか~?」
「う、うん聞いてるよ」
数時間で、クラスの殆どが俺の虜に…
『イケメンってすげえ』
イケメンの凄さと同時に、少し恐怖を感じた、転校初日であった
俺は全速力で学校へ向かう。
キーンコーンカーンコーン…
「これは…っ、1限のチャイムか!!」
ヤバいヤバいヤバい
俺の脳内はただただ、それだけだった。
学校に着いたは良いものの、
どうやって教室に入ろう…
もう1限目の国語が始まっている…
廊下からでも聴こえる、先生の声。
「えー、この登場人物の中で、中心となっていくのがおじいさんだ。
おじいさんを中心にしていくが、おじいさんの息子の正樹と孫の新一の言動にも目をつけておくように。
じゃあ佐藤、続きを頼む。」
「はい。
『おじいさんは、息子の墓に向かい、しばらく見つめました。
そこに、由紀子さん(息子の嫁)がやってきたのです。おじいさんは、あまり由紀子さんとは縁が良くなく、気まずい空気になってしまい、思わず目を逸らしました。
そこで、おじいさんは由紀子さんに問いました。』
【由紀子さん、あなたは今、正樹(息子)のことをどう思っていますか。
正樹は、身体が病弱ながらもあなたを愛していました…】
おじいさんは苦笑し、由紀子さんは顔を上にあげ、問いに答えました。
【私は、今でも彼のことを愛しています。
そして、これからもです…
新一が言うんです、「くらいかおだと、パパがかなしむよ」って。だから、私はもう振り返りません。彼のことは思っています。けれど、いつまでも引きずってばかりではいけないのです。】
由紀子さんは途中途中震える声で、おじいさんに言いました。そして…」
「あーもういいぞ。
ここまでで、正樹と新一の何かに気がついたヤツはいるか?
いたらそのまま俺んとこに来なさい。んで…」
1番悲しいのは由紀子さんだ。高校から付き合い始めて、大学でも一緒で、
やっと籍を入れて、子供も授かれたと言うのに、
たった8年でこの世を去ってしまうなんて。由紀子さんは、元々身体が弱いことは知っていたけれど、そんなに酷く…
って、なに作り話にカンジョウイニューしてんだ俺ッッ
今はそれよりどうやって教室に入るかだろっ!?
どうやってっつったって…。。。。いや、今の俺ならあの手が…
俺はある策を思いついた。
策といっても、誰でも思いつく簡単な手段だ。
だが、大抵のヤツはこの手段を好まないだろう。俺だってそうだ。
でも、俺はイケメンで高身長で…あとあとー、えぇっと、
あ!そうそう、成績もいい方だし、運動神経も悪くは無い!
それに学生時代の頃、周りにイケメンが多かったから、イケメンスキルもある!
俺は今、サイキョーのイケメンだッッ!!
……よし。いこう!!
ガラララ…
「ん?誰だお前」
「すみませーん!
僕、転校生の朱雀刃琉って言います。」
「誰あれ芸能人?」
「超イケメンじゃん」
「ヤバ」
「あぁ、三浦か。転校早々遅刻なんてふざけたヤツだなぁ」
「すみませんってば~
猫が兄弟で2匹捨てられてたんで、シャワー浴びさせてミルクあげてタオルで拭いて、可愛がってたらこんな時間になってたんですよ~!」
「ううっ、お前いいヤツだなあ!」←猫好き
「いや~、僕、そういうの見捨てられないタイプなんですよね~」←調査済み&大嘘
「俺は、このクラスの担任で国語担当の山崎紳弥だ!
これから1年間、ヨロシクなッ!(ニカッ)」
「よろしくお願いしまぁ~す」
俺は、謙虚さを出すために一人称を「僕」に変え、キャラも明るく接しやすい雰囲気を出した。
「つーわけで、東京から転校してきたみうr)))」
「三浦育夢で~す向こうではモデルやってました~!
よろしくお願いしまっす!」(先)俺に言わせてよぉ…
「イケてるー」
「モデルかー」
「都会の一流モデルかー」
「俺とダチになろーぜー
イケメンなのがムカつくけどな(怒&笑)」
「君モデルさんなんだ~!俺と友達になろ~!」
「……ってかよ…」
クラス一同(身長高くね…!???????)←
中休み
「ねえねえ朱雀くん」
「なー朱雀ー」
「刃琉っちー」
「刃琉くーん」
「朱雀くーんんんん」
「おーい朱雀ー」
「やほー刃琉ー」
「元気刃琉ー?」
「ねえねえ刃琉ー、東京って人多いー?」
「朱雀ってばー」
「朱雀ちゃんと聞いてんのか~?」
「う、うん聞いてるよ」
数時間で、クラスの殆どが俺の虜に…
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イケメンの凄さと同時に、少し恐怖を感じた、転校初日であった
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