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かけがえのないー。
しおりを挟む「なぁ、それなら聞きたい。俺には婚約者がいた。だが、身分が合わないからと、結ばれなかった。君に何が出来る?」
一瞬言葉を失う美羽
「そうですね、あなた様の悲しすぎる恋、そして愛に言葉なんてどんなに送ってもつらい結末でしたね。我が党なら、身分違いの恋であっても、結婚、受理しますといったら、どういたしますか?」
ザワザワ。
期待が全ての国民から高鳴る。
「君はそんなことを言っているが、どうせ一票入れて欲しい、そして自分の党を応援させたいだけだろう!?」
ギロッ
「美羽様になんてことを言うんだ!?」
「そうですよ、彼女の歌を聴いたことが無いのかね、どれだけ励まされたか・・・」
「お前たちはその女のファンだ、それでいい。だが、信じ切れない!!政治家なんて要らないんだ、そうすれば俺は彼女と・・・・・!!くそっ!!」
「そう・・ですね、結ばれたかったでしょうね・・・。その気持ち、良くわかります。」
「お前に何が出来る!?ただの歌姫であるお前に!!励ましても絶望する。そんな未来しかやってこなかった。」
ポロッ。美羽は泣いた。
「どうか信じてくださいませんか?翼様が、日比野翼様が掲げた未来を・・・」
美羽はステージの上でひざまずいた
サッ。
翼が美羽をかばう。
「美羽、歌おう。」
美羽を起こし、二人おそろいのマイクを握り締める。
愛は あふれる あふれる
愛は 語り継がれる
愛は 紡がれる
めぐり合えた この世界で
皆 明日を 翔ける 申し子
ねえ 出会えたね 私たち この 惑星 愛の星 テラで
きっと 出会えた それだけでもう かけがえの無いキセキ
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