ToBeMe

にゃご

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To Be Me -after THE day-

第1話

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 国峰は割と細やかに連絡を取る方なのだということを知ったのは、つい最近のことだ。
 『明日、楽しみにしています』
 おはようございますに始まるいつもの連絡の終わりぎわ。おやすみなさいの直前、国峰から送られてきたメッセージにふわりと心が揺れる。明日。大園が国峰の家に押しかけた日から二週間。明日は土曜日で、天気は晴れ。山歩きにはぴったりの陽気だった。
 二週間前のあの日、甘やかに触れた国峰の唇に蕩かされた大園は五分で音を上げて、上がった息が恥ずかしくて目を合わせることもできず、もう一度、帰ると言ったのだ。今日はもう帰る。皮膚も骨も突き破りそうな勢いで拍動する心臓に内蔵を圧迫されながらなんとか声を出し、ちらりと視線を上げると、国峰の濡れた唇が目に入り、ぬらりとした唇の艶かしさに目を奪われた一瞬、薄い唇の狭間からゆるりと赤い舌先が覗いた。驚いてもう一段視線を上げると、赤に染まった国峰の目元は柔らかな弧を描いてこちらを見つめており、泊まってってくれないんですか?と囁くその表情の内に、酷く獰猛な熱を見つけて大園は戦き、慌てて視線を外して、帰る、ともう一度繰り返した。両肩に優しく触れる国峰の手が、熱が、意識すると突如として強い存在感を放ち、大園は俯いたまま全身をぶるりと震わせた。怖い、とは違う。その獰猛さを怖いとは思わなかった。獲物を狙う猛禽類のような視線。そういう類いの獰猛さ。けれども、怖くはない。喰われたいと思う。喰われたくて、身体が震えた。この男とひとつになりたい。彼が喰らうのか、自分が喰らうのか。そこに大きな違いはない。だから、拒む理由はなかった。向けられたのが獲物に向かう獰猛さだけなら、逃げ出したいとは思わなかった。
 目を落としたまま帰ると言った大園を国峰は止めず、分かりましたと、肩に触れていた手を離し、ちょっとだけ待ってと言い置いて風呂場に向かい、国峰がこぼした水で濡れたシャツを拭くためのタオルを放って寄越した。そうして、大園がシャツを擦っている間に、部屋のすみにあった荷物を持ってソファに戻り、ぎぃと微かな音を立てて腰を下ろすと再び、じっとこちらを見つめるのが気配で分かった。国峰が座ったのは、大園から腕一本分よりも少し遠い位置で、それは多分、大園の震えに気づいた彼なりの、もう触れないという意思表示ではあったのだろうが、触れることのない距離から送られる視線には遠慮がなく、肌がじりつくようだった。視線に焼かれて血液は微かに温度を上げ、重力に逆らって頭に上ったそれは湯気を立てて煮え立つ直前で、熱せられた脳はふわふわして論理を失い、大園は執拗にシャツを擦って顔を上げるまでの時間を引き延ばし、冷静を失う自分と、その元凶たる国峰を誤魔化すための言葉を探した。
 ー……その紙袋……この前借りた服
 思いきり擦りすぎてシャツが毛羽立つ頃、これ以上は不自然となんとか絞り出した言葉がそれで。あぁ、と応じた国峰の視線が自身から外れたのを気配で感じた大園は、ほっとして顔を上げた。上目に窺った国峰は、手にした紙袋を広げて中を覗き込んでおり、美味しそうなのが入ってると呟いて顔を上げたときの表情はもう、旨いものを目の前にしたときの輝くような笑顔で、よく知ったその表情にまたほっとして、気が緩んだ途端、国峰の表情につられて、大園は思わず笑顔になる。
 ーこれ、もらっていいんですか?
 ー少しだけど。とりあえずお礼
 今度酒でも買ってくるから、それはとりあえず、と続けると、フィナンシェ好きなんですと国峰が言い、大園さんのチョイス信頼してるので、酒も楽しみだなと柔らかに笑みを深めた。屈託なく笑う男を見て、可愛いと、そう思う。可愛い。可愛いと思う相手はたくさんいる。部下はみんな可愛いし、弟も可愛い。友人にも可愛いと思う奴はいるし、今までに寝た相手の中にも、可愛いと思う人はいた。でも。でも、と思う。国峰に感じるこれは、今までのどんな可愛いとも違う。違っていると、そう気づく。犬や猫にも感じるような、ふわふわした可愛いとは違う。この可愛いは、もっと、もう一段、深くて熱い。焼き付けるような熱を伴う可愛い、だ。もっと笑わせたい、もっと喜ばせたい。もっと、もっと。毎日毎日、喜びだけを与えて甘やかしたい。この笑顔のためならなんでもしてやりたい。そんな、可愛い。……可愛いげのないキスも、そっと触れる指先も、きらきらと笑う姿も、全部が可愛い。全部が可愛くて、どきどきする。
 荷物を持って玄関まで着いてきて、靴を履いた大園の隣でサンダルを引っ掻けて見送りに出ようとした国峰に、ここまででいいと告げる。ここまででいい。このまま、見慣れた笑顔のまま、送り出してくれれば、それでいい。
 ー……じゃあ、ここまでで
 ほんの一瞬の沈黙の後、割合と聞き分けよく引き下がった国峰は、サンダルを履くのをやめて身を引いた。靴を履いて振り返ると、荷物を差し出した国峰が気をつけて、と告げた。
 ー……うん、じゃあ、お邪魔しました
 差し出された荷物を受け取り、挨拶をして頭を下げると、こちらこそご迷惑をおかけしました、とおどけた調子で頭を下げる国峰がおり、その様子を見て大園は小さく声を上げて笑い、つむじに向かってじゃあと声をかけて身を翻し、ドアノブに手をかけた、その時。
 ーあ、ちょっと
 忘れ物ですよ、とでも続きそうな軽い調子で背後から呼び止められ、大園はもう一度振り返り、振り返った瞬間、ひどく近い距離にある視線に捕われて身動きが取れなくなった。
 ー……次は、いつ会えますか?
 音もなく両手をドアに押し当てながら、国峰が囁き声で問う。白く筋張った健やかな腕と、身体と、玄関扉に四方を囲まれ、閉じ込められる。そうしておいて、吐息が触れそうなほどの距離で真っ直ぐにこちらを向いた国峰の瞳にはまた獰猛な熱が揺らめいており、大園はこくりと喉を鳴らした。獲物を狙う猛禽類の獰猛さと、身を焦がすような熱を内包した、甘い視線。そう、甘いのだ。ひどく、甘ったるい。可愛いと、視線が告げる。あなたが可愛くして仕方がない。あなたが欲しい。とくりと、心臓が跳ねる。甘くて熱い凶暴な視線に、身体が内から溶かされる。じわじわと、腹の奥から熱が生まれる。どうしようと、頭の中で声がする。可愛がるのはいい。可愛いと思うのはいい。欲望を向けられるのもいい。気持ちのいいことは好きだ。でも、でもこんな風に可愛がられるのは慣れない。可愛くて仕方がないという目で見られるのは、耐えられない。耳が熱い。どうしよう。
 甘い目で、甘い声で、国峰は囁く。
 ー……俺はね、いつでもいいですよ。明日だったら嬉しいけど、でも、あなたのためならいつまでだって待っていられます。大園さんの都合がいいタイミングでいいので、
 それまでは待つから、だから。今日は約束だけください。
 好き放題に跳ね回る心臓を止めてくれと、本気で思う。言うことを聞かない身体が憎らしい。
 ー……明日は、無理
 触れている場所は一つもないのに、絡む視線から流れ込む熱に内から絆されて息が上がる。視線一つでこんなになる自分を、大園は知らない。知らなかった。
 ー……来週は?
 次の言葉を続ける余裕のない大園に、国峰が問う。問う声の甘さに、また一つ、心臓が跳ねる。来週。来週はまだ無理だ。この目と向き合う準備ができるには、多分もう少し、時間が要る。
 ー……再来週、なら
 落ち着きのない心臓を抑え込んで、すぼまった喉を震わせると、声は不自然に跳ねて途切れて、きっと聞きにくかったはずなのに。言ったそばから、国峰の目尻がふうわりと溶けるから、胸苦しさは酷くなるばかりで、大園はひくりと喉を鳴らした。
 ー……再来週ね。分かりました
 満足げな吐息に乗せて国峰は言い、大園を閉じ込めていた腕を外してついと身体を引いた。
 ー……気をつけてね
 優一さん、と口の中で溶かすように名前を呼ばれて、心臓が破裂するかと思った。色っぽく細められた目がやらしくて、大園はあの日、逃げるように国峰の部屋を後にした。
 あれ以来だ。国峰に会うのは、あれ以来。職場のビルが一緒、といえども思うほど出会わないもので、二週間、国峰の姿は一度も見ていなかった。連絡は頻繁だけれど、内容はせいぜい、今日は忙しくて大変だっただの友達と飲みに行っただのという他愛もないもので、画面に映る文字だけのメッセージからはあの日の熱も甘さも匂わず、機械越しの言葉と向き合うのは気が楽だった。でも、明日だ。明日が期限。
 『明日、楽しみにしています』
 釘を刺されているのだ。俺が、逃げ出さないように。
 国峰はきっと、胸焼けがしそうな甘さを怖がる自分に気付いていたのだと、大園は胸の内に思う。甘やかされることに慣れない大園の初心を見透かして、そうして、自分に選ばせたのだ。いつなら会えるのか。俺は待つから、約束を下さい。赦される覚悟を決めてきて。その猶予が二週間だったのだ。大園が選んだ。確かに、自分で決めた。
 画面に浮かび上がるメッセージを三度読み直し、大園は短い返事を送ってすぐに携帯の電源を落とした。そのままばたりと身体を倒すと、自分への昇進祝いにと年度始めに買い換えたアスリート御用達のベッドマットレスが、固すぎず柔らかすぎない心地よい安定感で全身を受け止めて軋んだ。薄暗い部屋で、つきっぱなしのテレビの色とりどりの明かりがちらちらと踊る。カーテンを閉めないまま細く開いたガラス戸から吹き込む風は、秋の気配を孕んで土の香りを運び、空を彩る月は細く、白い。
 怖いに決まっている、と独りごちる。そんなの、怖いに決まっている。ついこの間まで、この気持ちが届くことなどあり得ないと、そう信じて生きてきたのだ。この気持ちは罪だと、そう思って生きてきた。赦されることなどあるはずのない想いが突然。突然叶ってしまったらそんなの、怖いに決まっている。手放しで喜ぶことなど出来るわけがない。そんなに簡単に信じることなど、出来るわけがない。だって、信じた後で間違いが分かったらどうするんだ。信じて、信じきって放り出されたら、もう、立ち直れる気がしない。怖い。あの甘さは、怖い。痛みのない赦しは、恐ろしい。
 そう、思うのに。
 『俺も楽しみ』
 送った言葉は本心で、早く会いたいと高鳴る胸の鼓動は制御不能。待たせてみたところで、精々二週間では何も変わりはしない自分自身に焦れはするけれど、とりあえず。
 「……どうしよう……」
 火照る目元を手のひらで多い、ため息に乗せて吐き出した声が、夜の闇にふわりと溶ける。新宿駅、京王線乗り換え口に11時。久々に顔を合わせる彼の前で、一体どんな顔をすればいいのか分からないと、正解のない問いに悶々と頭を悩ませる夜も一応、今日で終わる。
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