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第一章 街を作る前準備編
8 2人の夜 リリスと陽色 いちゃいちゃ甘々 その④ ★ 三人称視点
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「かわいい、リリス」
頭を撫でながら、陽色はリリスに素直な気持ちを口にする。
嬉しそうに表情をほころばせるリリス。そんなリリスを見ているだけで、もっともっと欲しくなった陽色は、リリスの唇を右手の指の腹でなぞる。
やわらかな唇の感触を楽しみ、その奥へと潜り込ませた。
「ん……ぁ……」
なすがままにリリスは受け入れ、陽色はリリスの口を指で楽しむ。
やわらかな舌を摘まみ、指に唾液が絡みつくようにして、やさしく口の中を掻き回す。
あたたかく、とろとろの口が気持ち好い。掻き回す指に融け込んでくる、口の中のとろけるような熱に興奮していく。
その興奮を、リリスも感じ取る。
自分を見詰める陽色の熱のこもった眼差しに、快楽を伴う悦びを湧き立たせ、リリスも積極的に応えていく。
「ん、ちゅ……ぬちゅ……ちゅぷ……ちゅぅ……」
口の中を掻き回す指に舌を絡めていく。やわらかくざらつく舌で指を舐め、ぷにぷにとした唇で咥え吸い立てる。
その度に甘えた声を上げ、陽色を悦ばせようと一生懸命になる。
それが、陽色は嬉しい。
自分を悦ばせようと頑張るリリスに、心地好さが満ちていく。
その想いに促されるように、陽色はリリスの口から指を、ちゅぷりと引き抜く。
「は……ぁ、陽色……んんっ」
にちりと、しっかりと濡らした指でリリスの秘裂をなぞりあげる。
痛みなどないよう気遣っていた陽色だが、すでにそこはたっぷりと濡れていた。
(キスだけで、こんなに興奮してくれたんだ)
指に纏わり付くぬめりに、悦びが沸き立つ。もっともっとリリスを感じさせたくて、激しさを増していく。
「ひっ、ぁ……陽色、んんっ……」
音がするほど強く、指を蠢かせる。淫らな水音とリリスの泣き声に、興奮は高まっていく。
「くっ、んんっ……はっ、ぁ……ひんっ」
激しさを増すごとに、リリスは身体をひくつかせ、縮こませるように強張っていく。
いやいやをするように顔を小さく振りながら、目に涙さえ溜めていた。
リリスの痴態に、陽色はゾクゾクと震える。欲情と愛おしさが混ざり合い、どんどんイジめてしまいたくなる。
「指、入れるよ」
「ぇ、んひっ」
つぷりと、指を潜り込ませる。キツキツの入り口を擦るように潜り抜け、やわらかな中へ。
興奮し厚みを増した肉壁が絡みつき、やわやわと纏わり付いてくる。
「すごい、気持ち好いよ、リリスの中」
「ぁ……や、ぁ……」
耳元で囁かれ、恥ずかしそうに泣き声をあげるリリスを、陽色はなだめるようにキスをする。
頬や額に、そして唇に優しくキスし、リリスが落ち着きを見せた所で、耳元で囁く。
「痛く、ない? 気持ち好く、なれてる?」
欲情と共に、僅かな不安を見せながら問い掛ける陽色に、
「ぅ、ううん……そんなこと、ないよ……気持ち好い……気持ち、好いの……陽色の指、気持ち好いよぅ……」
リリスは陽色を安心させたくて、淫らに返していく。それに陽色は、嬉しそうに力を抜くように笑うと、
「ほんとに? 好かった。嬉しい。じゃ……もっと、気持ち好くして上げるね」
「ぇ、あっ……んっ、あひっ」
指を、更に一本潜り込ませる。ゆっくりとほぐすように掻き回し、やわらかくなって来た所で、入口より少し奥の上部に指を押し当てる。
「ぁ、そこ……か、感じ……過ぎちゃうから……待っ、んひっ」
固くなった陰核を根元から押し上げ擦られるような、じんじんとする快楽が広がっていく。
痛みなど与えないように気遣いながら、休むことなく指を蠢かせる。
「ひっ、あっ……ふんんっ、やっ……あっ、くんんっ……あひっ」
途切れることなく快楽が流し込まれる。じんじんと快感を伴う熱が沸き立ち、冷めることなく広がっていく。
最初はとろみを帯びたぬめつきが、段々とさらりとした水気のある物へと変わり、手首に伝うほど溢れてくる。
リリスはもう、気持ち好さしか感じられない。
どこか意識が消し飛んでしまいそうな喪失感が、少しずつ近づいてくる。
それが、怖い。自分が自分で無くなってしまいそうなほどの快感に、リリスは思わず声を上げる。
「あっ、んっ……はっ、ぁ……んんっ……や、ぁ……ひ、いろ……陽色ぉ……」
快楽と共に、何処か怯えるような泣き声をあげるリリスに、陽色は唇を重ねる。
「んっ……」
キスをされ、甘えたような泣き声をあげるリリス。
そんなリリスに、陽色は何度も何度も、安心させるようにやさしいキスをする。
激しい快楽を流し込まれながら、同時に支えるように優しくしてくれる陽色に、リリスの心は落ち着いていく。
だから、陽色のくれる快感に、心から溺れていった。
「陽色……陽色ぉ……んっ、んんっ……は、ぁっ……もぅ、もうイク……いっちゃうよぉ……」
甘えた泣き声に、ぞくぞくと興奮を感じながら、陽色は愛撫の激しさを増し耳元に囁く。
「好いよ……いつイっても、良いからね……ちゃんと、傍に居るから……だから、自分が気持ち好くなることにだけ、集中して。
リリスが気持ち好くなってくれたら、俺は嬉しいから」
愛を囁くように、淫らに囁く。
それがリリスの怯えを吹き飛ばし、ただただ快楽を貪らせる。
リリスは、水音をさせるほど激しい、陽色の愛撫がもたらす快感を貪欲に味わう。そして、
「くっ、んんっ……ひっ、あぁ……イクっ……イっちゃうよぉ……もぅ……イクのぉ……んひっ、あっ、くんんんっ……」
きゅっ、と身体を丸めるように強張らせると、全身をひくつかせながらイキ果てる。
咥え込ませた指が痛くなるほどキツく締め上げ、ひくひくと何度も何度も震えさせた。
(好かった……ちゃんと、俺で気持ち好くなってくれたんだ)
快楽に震えるリリスに、陽色は喜びが沸き立つ。
好きな女をイカせることが出来たというだけで、満足感を味わえた。
けれど、まだまだ足らない。もっともっと気持ち好くさせたくて、陽色はリリスを貪ろうとする。
リリスが快感から落ち着くのを待って、指を引き抜く。
そして、体中にキスをして、胸もお腹も、指だけでなく唇も舌も使って、もっともっとリリスを蕩けさせようとする。
けれどそれよりも、リリスが陽色を求める気持ちの方が強かった。
「ぁ……」
いまだ絶頂の揺り戻しを感じながら、リリスは切なげに息をもらす。
求め、呼び掛けるようなそれに、陽色が顔を向けると、リリスは甘えた声でねだった。
「もぅ……もぅ、入れて……欲しい……陽色が、欲しいの……お願い……もぅ、イジめないで……我慢、できないよぅ……」
切なげに声を上げながら、涙さえ流しリリスは陽色を求めねだる。
それが陽色の心を熱くする。求められているのだという心地好さと、貪りたいという欲情が混ざり合い、どくどくと脈打たせる。
「ぁ……」
リリスは期待するような声を上げる。
陽色に両足首を掴まれ、大きく押し広げられながら、ガチガチにいきり立った陽色のモノを見て、お腹の奥がきゅうっとせり上がるような感覚を味わう。
(欲しい……陽色……陽色が、欲しいよぅ)
リリスの蕩けきった情欲に、陽色は応えていく。
入れやすいようにリリスの膝を立てさせると、覆いかぶさる。
言葉も無く、潤んだ瞳で2人は見詰めあい、穏やかなキスをすると、
「入れるよ……」
「……うん」
2人は求めるように言葉を交わし、身体を重ねていく。
「んっ、んんっ!」
リリスの泣き声を聞きながら、陽色は自身をねじ込んでいく。
ぬめつくやわらかな反発を見せる入口を、押し広げるように突き込む。
「くんっ……ぁ……」
指とは比べ物にならないほど太く硬い陽色のモノに、切なげにリリスは声を上げる。
こじ開けるように入口を広げられ、反射的にきゅっと締め上げる。
たまらなく、気持ち好い。
突き込んだ先端を押し潰すような締め上げは、滾った血が逆流するような快感を陽色に流し込む。
それだけで、根元に急かすような熱が沸き立つ。気持ち好さに歯を噛み締め耐えながら、更に奥へ奥へと押し込んでいく。
締め上げるキツい入口を、こじ開けるように潜り抜け、にゅぷりとやわらかな中へと。
キツい入口とは違い、受け入れるようなやわらかさを見せる中をゆっくりと進み、奥へと辿り着こうとした所で、興奮し厚みを増した肉が絡みついてくる。
不意打ちのようなそれに、声さえ上げられないでいると、更に奥へ奥へと導き吸い上げるように肉壁が蠢く。
たまらず腰を打ち付ける。その途端、ざらつく奥が先頭を舐めあげ擦り付けるように蠢いた。
(うあっ、キツい……)
思わず入れただけで出してしまいそうになる。求め貪るようなリリスが与えてくれた快楽は、たまらなく気持ち好かった。
けれど、必死になってそれを堪える。もっともっと、リリスを感じていたかったから。それに、
(しばらくしてなかったからって、入れただけで出しちゃうのは情けなさすぎる……これじゃ、リリスだって……)
リリスを満足させられないかもと、想うだけで不安になる。
だから、必死になって快感が落ち着くのを待とうとしたのだけれど、
「んっ……陽色ぉ……うご、いてぇ……欲しいのぉ……陽色、動いてぇ……」
切なげな甘えた声を上げ、リリスは陽色を求める。
より深く深く繋がれるように、背中を抱きしめるように腕を回し、足を腰に絡めた。
ぞくりと、寒気にも似た興奮が陽色の背中を這いまわる。
自分をどこまでも求めてくれるリリスの淫らさと、安心させるような肉の感触。
陽色を求め貪ろうとするリリスのいやらしさとやさしさに、安堵しながら興奮する。だから、
「動くよ、リリス」
「うん……ひゃんっ!」
ずんっ! と勢い良く、最奥に突きこむ。突きこむ毎に、締め上げ絡み付き、吸い上げ蠢き擦り立ててくるリリスの中を味わいながら、必死に歯を噛み締め堪える。
たまらなく気持ち好い。突きこむ自身のモノが蕩けてしまいそうな快楽と、どんどん高まりせかしたてる根元の熱に苛まれながらも、何度も何度も最奥を突きこむ。
それが、リリスの官能を押し上げる。
最奥を突きこまれる毎に、お腹の奥を突き上げられ震わされるような感覚を味わう。
慣れない始めの頃は、内臓を掻き回されるような鈍い苦しみさえあったそれは、陽色と幾度となく体を重ねた今では、ただただひたすらに気持ち好い。
ずんっずんっとお腹の奥を震わせながら、痺れるような甘く重たい快楽が食い込んでくる。
突きこまれる毎に、それが強くなっていく。
意識が吹き飛び真っ白になるほどの快感。
このまま快楽を貪っていけば、そこへと達するのが実感できる。
先ほどよりも、更に強い絶頂。
それを知りながら、けれど今のリリスに不安は無い。
自分を求めてくれる陽色をお腹いっぱいに感じながら、抱きしめる体の感触に、いま傍に居てくれているのだと実感できているから。
だから、リリスはどこまでも陽色が与えてくれる快楽を貪る。
「ひっ、ぁ……すごいっ……好い、気持ち好いよぅ……もっと、もっと突いてぇ……陽色ぉ……」
甘えた泣き声を上げながら、咥え込んだ陽色の物を貪る。
自分でも自由にならないほど強く強く、蠢きながら吸い上げ、締め上げながら擦りあげる。
たまらなく、気持ち好い。このまま行けば、意識が真っ白になるほどイキ果てるのが分かる。
だから、リリスは甘えた声で陽色にねだる。
「んひっ、あっ、くんんっ……はっ、ぁ……い、くぅ……もぅ、もう無理ぃ……イク、イクのぉ……あひっ……ぁ、いっしょ……一緒が好いのぉ……陽色……ひいろぉ……」
快楽に意識をとろけさせながら、必死にリリスは陽色を求める。
促すように陽色のモノを責め立てながら、甘えていった。
それに、陽色は応える。
更に強く強く、押し込むように突きこみながら、リリスを貪っていった。
「あひっ、あっ、ひんっ……しゅご、好いっ……いいよぅ……」
ずんっずんっ! と幾度となく突きこみ熱くさせながら、陽色はリリスに泣き声を上げさせる。
どろどろに2人は融け合いながら、ついには耐えきれず陽色は言った。
「出すよっ……リリスっ」
切羽詰まった陽色の声に、ぞくりとリリスは淫欲に震えると、ぎゅぅっと、更に強く強く抱きしめ絡み付き締め上げる。
「ひっ……らしれぇ……もぅ、イクかりゃぁ……らしれぇ……」
強すぎる快楽に舌足らずにねだりながら、リリスはどこまでも陽色を求めてくれる。
それが陽色の、喜びになる。淫欲に蕩けながら、どこまでもリリスを想い、陽色はイった。
どふりっと、勢い良く通り道を削るような勢いで吐き出した。
「あひっ! はっ……ひっ、ぁ……んんっ……」
何度も何度も吐き出す。最奥に突きこみ密着させながら、更に突き上げるような勢いで、どぷどぷと流し込んでいった。
きゅうっと、リリスは身体を強張らせ締め上げる。
背中に爪を立てるほどに抱きしめながら、離さないというように足を強く絡ませる。
一滴も残さないというように蠢きながら、何度も何度もひくつきながら吸い上げた。
暴力的なほど気持ち好い。
陽色は、イったばかりで敏感になったモノを責め立てられながら、一滴も残さず吐き出し搾り取られた。
あとには、絶頂の余韻が消えずに残る。
揺り返しのような快楽が、何度も何度も押し寄せた。
言葉を口にする事すら出来ない。2人は共に無言のまま、堪えるように快楽を味わい続けた。
短くない時間が過ぎて、先に快楽の果てから戻って来たのは陽色だった。
快楽で蕩けた意識が少しずつ鮮明さを増し、淫欲の熱が薄れていく。
それと代わりに満ちていくのは心地好さ。リリスと身体を重ね、共にイク事が出来たという満足感が広がっていく。
それを味わいながら、陽色は思う。
(かわいいなぁ、リリスは……やっぱり、すごくかわいい)
いまだ絶頂の揺り返しに身体を震わせるリリスに、陽色は愛おしさが湧いて出る。
(頭撫でたり、キスしたりしたいな……)
リリスを求め陽色は想うが、まだ我慢する。
一度、本格的にイキ果ててしまえば、蕩けた意識が戻るのは女のリリスの方が遅いと、今まで何度も体を重ねることで知っている。
下手に今の状態でリリスに触れれば、苦しめてしまいかねないのでじっと我慢する。
そうして、しばらく待っていると、
「……ぁ……陽色……?」
まだぼやけた眼差しで、リリスは自分を見詰める陽色を呼ぶ。
そんなリリスに苦笑しながら、陽色はリリスの額にキスをすると、
「すごく、好かったよ、リリス……とっつても、気持ち好かった……」
陽色は自分の素直な気持ちを伝えた。
それにリリスは嬉しそうに表情をほころばせると、
「好かったぁ……私も……私も、すごく気持ち好かったよ、陽色……」
求めるように喜びを伝えてくれた。
それが嬉しくて、くすぐったい気持ちなる。そして、もっともっとリリスが欲しくなる。
「んっ……ぁ……陽色……」
淫欲と恥ずかしさにリリスは頬を赤らめながら、
「また、おっきくなってるよ……もっと、したい……?」
受け入れるように問い掛けた。
陽色は、恥ずかしさに少し言葉に詰まったが、甘えるようにキスしながら、
「したい、です……もっと、リリスが欲しい……いい、ですか?」
陽色はリリスを求めた。これにリリスは、くすくすと小さく笑うと受け入れる。
「うん……私も、もっと陽色が欲しい……もっと、しよう……」
「ぁ……好かった……嬉しいです……でも、少し休みますか? イったばかりだと、キツいでしょう?」
「……うん、そうかも……今すぐしたら、絶対、すぐイっちゃうし……陽色を気持ち好くして上げたいし……ねぇ、口で、してあげようか?」
「ぇ……いや、リリスが落ち着いてからで良いです。同じするなら、俺がリリスを気持ち好くしてあげたいし」
「……そうなの? でも、私にもさせてね。陽色が気持ち好くなってくれたら、すごく嬉しいし、興奮するから。ね……おねがい」
リリスの甘えたおねだりに、陽色は心地好さに満たされながら、それを伝えるように何度も何度もキスをした。
こうして2人は、久しぶりに体を重ね、夜が明けるまで何度も何度もお互いを貪り合った。
そのお蔭で気力の充実した陽色は、朝一番で、街を作る為の下準備に精力的に動き出す。
そのために向かったのは、魔術協会だった。
頭を撫でながら、陽色はリリスに素直な気持ちを口にする。
嬉しそうに表情をほころばせるリリス。そんなリリスを見ているだけで、もっともっと欲しくなった陽色は、リリスの唇を右手の指の腹でなぞる。
やわらかな唇の感触を楽しみ、その奥へと潜り込ませた。
「ん……ぁ……」
なすがままにリリスは受け入れ、陽色はリリスの口を指で楽しむ。
やわらかな舌を摘まみ、指に唾液が絡みつくようにして、やさしく口の中を掻き回す。
あたたかく、とろとろの口が気持ち好い。掻き回す指に融け込んでくる、口の中のとろけるような熱に興奮していく。
その興奮を、リリスも感じ取る。
自分を見詰める陽色の熱のこもった眼差しに、快楽を伴う悦びを湧き立たせ、リリスも積極的に応えていく。
「ん、ちゅ……ぬちゅ……ちゅぷ……ちゅぅ……」
口の中を掻き回す指に舌を絡めていく。やわらかくざらつく舌で指を舐め、ぷにぷにとした唇で咥え吸い立てる。
その度に甘えた声を上げ、陽色を悦ばせようと一生懸命になる。
それが、陽色は嬉しい。
自分を悦ばせようと頑張るリリスに、心地好さが満ちていく。
その想いに促されるように、陽色はリリスの口から指を、ちゅぷりと引き抜く。
「は……ぁ、陽色……んんっ」
にちりと、しっかりと濡らした指でリリスの秘裂をなぞりあげる。
痛みなどないよう気遣っていた陽色だが、すでにそこはたっぷりと濡れていた。
(キスだけで、こんなに興奮してくれたんだ)
指に纏わり付くぬめりに、悦びが沸き立つ。もっともっとリリスを感じさせたくて、激しさを増していく。
「ひっ、ぁ……陽色、んんっ……」
音がするほど強く、指を蠢かせる。淫らな水音とリリスの泣き声に、興奮は高まっていく。
「くっ、んんっ……はっ、ぁ……ひんっ」
激しさを増すごとに、リリスは身体をひくつかせ、縮こませるように強張っていく。
いやいやをするように顔を小さく振りながら、目に涙さえ溜めていた。
リリスの痴態に、陽色はゾクゾクと震える。欲情と愛おしさが混ざり合い、どんどんイジめてしまいたくなる。
「指、入れるよ」
「ぇ、んひっ」
つぷりと、指を潜り込ませる。キツキツの入り口を擦るように潜り抜け、やわらかな中へ。
興奮し厚みを増した肉壁が絡みつき、やわやわと纏わり付いてくる。
「すごい、気持ち好いよ、リリスの中」
「ぁ……や、ぁ……」
耳元で囁かれ、恥ずかしそうに泣き声をあげるリリスを、陽色はなだめるようにキスをする。
頬や額に、そして唇に優しくキスし、リリスが落ち着きを見せた所で、耳元で囁く。
「痛く、ない? 気持ち好く、なれてる?」
欲情と共に、僅かな不安を見せながら問い掛ける陽色に、
「ぅ、ううん……そんなこと、ないよ……気持ち好い……気持ち、好いの……陽色の指、気持ち好いよぅ……」
リリスは陽色を安心させたくて、淫らに返していく。それに陽色は、嬉しそうに力を抜くように笑うと、
「ほんとに? 好かった。嬉しい。じゃ……もっと、気持ち好くして上げるね」
「ぇ、あっ……んっ、あひっ」
指を、更に一本潜り込ませる。ゆっくりとほぐすように掻き回し、やわらかくなって来た所で、入口より少し奥の上部に指を押し当てる。
「ぁ、そこ……か、感じ……過ぎちゃうから……待っ、んひっ」
固くなった陰核を根元から押し上げ擦られるような、じんじんとする快楽が広がっていく。
痛みなど与えないように気遣いながら、休むことなく指を蠢かせる。
「ひっ、あっ……ふんんっ、やっ……あっ、くんんっ……あひっ」
途切れることなく快楽が流し込まれる。じんじんと快感を伴う熱が沸き立ち、冷めることなく広がっていく。
最初はとろみを帯びたぬめつきが、段々とさらりとした水気のある物へと変わり、手首に伝うほど溢れてくる。
リリスはもう、気持ち好さしか感じられない。
どこか意識が消し飛んでしまいそうな喪失感が、少しずつ近づいてくる。
それが、怖い。自分が自分で無くなってしまいそうなほどの快感に、リリスは思わず声を上げる。
「あっ、んっ……はっ、ぁ……んんっ……や、ぁ……ひ、いろ……陽色ぉ……」
快楽と共に、何処か怯えるような泣き声をあげるリリスに、陽色は唇を重ねる。
「んっ……」
キスをされ、甘えたような泣き声をあげるリリス。
そんなリリスに、陽色は何度も何度も、安心させるようにやさしいキスをする。
激しい快楽を流し込まれながら、同時に支えるように優しくしてくれる陽色に、リリスの心は落ち着いていく。
だから、陽色のくれる快感に、心から溺れていった。
「陽色……陽色ぉ……んっ、んんっ……は、ぁっ……もぅ、もうイク……いっちゃうよぉ……」
甘えた泣き声に、ぞくぞくと興奮を感じながら、陽色は愛撫の激しさを増し耳元に囁く。
「好いよ……いつイっても、良いからね……ちゃんと、傍に居るから……だから、自分が気持ち好くなることにだけ、集中して。
リリスが気持ち好くなってくれたら、俺は嬉しいから」
愛を囁くように、淫らに囁く。
それがリリスの怯えを吹き飛ばし、ただただ快楽を貪らせる。
リリスは、水音をさせるほど激しい、陽色の愛撫がもたらす快感を貪欲に味わう。そして、
「くっ、んんっ……ひっ、あぁ……イクっ……イっちゃうよぉ……もぅ……イクのぉ……んひっ、あっ、くんんんっ……」
きゅっ、と身体を丸めるように強張らせると、全身をひくつかせながらイキ果てる。
咥え込ませた指が痛くなるほどキツく締め上げ、ひくひくと何度も何度も震えさせた。
(好かった……ちゃんと、俺で気持ち好くなってくれたんだ)
快楽に震えるリリスに、陽色は喜びが沸き立つ。
好きな女をイカせることが出来たというだけで、満足感を味わえた。
けれど、まだまだ足らない。もっともっと気持ち好くさせたくて、陽色はリリスを貪ろうとする。
リリスが快感から落ち着くのを待って、指を引き抜く。
そして、体中にキスをして、胸もお腹も、指だけでなく唇も舌も使って、もっともっとリリスを蕩けさせようとする。
けれどそれよりも、リリスが陽色を求める気持ちの方が強かった。
「ぁ……」
いまだ絶頂の揺り戻しを感じながら、リリスは切なげに息をもらす。
求め、呼び掛けるようなそれに、陽色が顔を向けると、リリスは甘えた声でねだった。
「もぅ……もぅ、入れて……欲しい……陽色が、欲しいの……お願い……もぅ、イジめないで……我慢、できないよぅ……」
切なげに声を上げながら、涙さえ流しリリスは陽色を求めねだる。
それが陽色の心を熱くする。求められているのだという心地好さと、貪りたいという欲情が混ざり合い、どくどくと脈打たせる。
「ぁ……」
リリスは期待するような声を上げる。
陽色に両足首を掴まれ、大きく押し広げられながら、ガチガチにいきり立った陽色のモノを見て、お腹の奥がきゅうっとせり上がるような感覚を味わう。
(欲しい……陽色……陽色が、欲しいよぅ)
リリスの蕩けきった情欲に、陽色は応えていく。
入れやすいようにリリスの膝を立てさせると、覆いかぶさる。
言葉も無く、潤んだ瞳で2人は見詰めあい、穏やかなキスをすると、
「入れるよ……」
「……うん」
2人は求めるように言葉を交わし、身体を重ねていく。
「んっ、んんっ!」
リリスの泣き声を聞きながら、陽色は自身をねじ込んでいく。
ぬめつくやわらかな反発を見せる入口を、押し広げるように突き込む。
「くんっ……ぁ……」
指とは比べ物にならないほど太く硬い陽色のモノに、切なげにリリスは声を上げる。
こじ開けるように入口を広げられ、反射的にきゅっと締め上げる。
たまらなく、気持ち好い。
突き込んだ先端を押し潰すような締め上げは、滾った血が逆流するような快感を陽色に流し込む。
それだけで、根元に急かすような熱が沸き立つ。気持ち好さに歯を噛み締め耐えながら、更に奥へ奥へと押し込んでいく。
締め上げるキツい入口を、こじ開けるように潜り抜け、にゅぷりとやわらかな中へと。
キツい入口とは違い、受け入れるようなやわらかさを見せる中をゆっくりと進み、奥へと辿り着こうとした所で、興奮し厚みを増した肉が絡みついてくる。
不意打ちのようなそれに、声さえ上げられないでいると、更に奥へ奥へと導き吸い上げるように肉壁が蠢く。
たまらず腰を打ち付ける。その途端、ざらつく奥が先頭を舐めあげ擦り付けるように蠢いた。
(うあっ、キツい……)
思わず入れただけで出してしまいそうになる。求め貪るようなリリスが与えてくれた快楽は、たまらなく気持ち好かった。
けれど、必死になってそれを堪える。もっともっと、リリスを感じていたかったから。それに、
(しばらくしてなかったからって、入れただけで出しちゃうのは情けなさすぎる……これじゃ、リリスだって……)
リリスを満足させられないかもと、想うだけで不安になる。
だから、必死になって快感が落ち着くのを待とうとしたのだけれど、
「んっ……陽色ぉ……うご、いてぇ……欲しいのぉ……陽色、動いてぇ……」
切なげな甘えた声を上げ、リリスは陽色を求める。
より深く深く繋がれるように、背中を抱きしめるように腕を回し、足を腰に絡めた。
ぞくりと、寒気にも似た興奮が陽色の背中を這いまわる。
自分をどこまでも求めてくれるリリスの淫らさと、安心させるような肉の感触。
陽色を求め貪ろうとするリリスのいやらしさとやさしさに、安堵しながら興奮する。だから、
「動くよ、リリス」
「うん……ひゃんっ!」
ずんっ! と勢い良く、最奥に突きこむ。突きこむ毎に、締め上げ絡み付き、吸い上げ蠢き擦り立ててくるリリスの中を味わいながら、必死に歯を噛み締め堪える。
たまらなく気持ち好い。突きこむ自身のモノが蕩けてしまいそうな快楽と、どんどん高まりせかしたてる根元の熱に苛まれながらも、何度も何度も最奥を突きこむ。
それが、リリスの官能を押し上げる。
最奥を突きこまれる毎に、お腹の奥を突き上げられ震わされるような感覚を味わう。
慣れない始めの頃は、内臓を掻き回されるような鈍い苦しみさえあったそれは、陽色と幾度となく体を重ねた今では、ただただひたすらに気持ち好い。
ずんっずんっとお腹の奥を震わせながら、痺れるような甘く重たい快楽が食い込んでくる。
突きこまれる毎に、それが強くなっていく。
意識が吹き飛び真っ白になるほどの快感。
このまま快楽を貪っていけば、そこへと達するのが実感できる。
先ほどよりも、更に強い絶頂。
それを知りながら、けれど今のリリスに不安は無い。
自分を求めてくれる陽色をお腹いっぱいに感じながら、抱きしめる体の感触に、いま傍に居てくれているのだと実感できているから。
だから、リリスはどこまでも陽色が与えてくれる快楽を貪る。
「ひっ、ぁ……すごいっ……好い、気持ち好いよぅ……もっと、もっと突いてぇ……陽色ぉ……」
甘えた泣き声を上げながら、咥え込んだ陽色の物を貪る。
自分でも自由にならないほど強く強く、蠢きながら吸い上げ、締め上げながら擦りあげる。
たまらなく、気持ち好い。このまま行けば、意識が真っ白になるほどイキ果てるのが分かる。
だから、リリスは甘えた声で陽色にねだる。
「んひっ、あっ、くんんっ……はっ、ぁ……い、くぅ……もぅ、もう無理ぃ……イク、イクのぉ……あひっ……ぁ、いっしょ……一緒が好いのぉ……陽色……ひいろぉ……」
快楽に意識をとろけさせながら、必死にリリスは陽色を求める。
促すように陽色のモノを責め立てながら、甘えていった。
それに、陽色は応える。
更に強く強く、押し込むように突きこみながら、リリスを貪っていった。
「あひっ、あっ、ひんっ……しゅご、好いっ……いいよぅ……」
ずんっずんっ! と幾度となく突きこみ熱くさせながら、陽色はリリスに泣き声を上げさせる。
どろどろに2人は融け合いながら、ついには耐えきれず陽色は言った。
「出すよっ……リリスっ」
切羽詰まった陽色の声に、ぞくりとリリスは淫欲に震えると、ぎゅぅっと、更に強く強く抱きしめ絡み付き締め上げる。
「ひっ……らしれぇ……もぅ、イクかりゃぁ……らしれぇ……」
強すぎる快楽に舌足らずにねだりながら、リリスはどこまでも陽色を求めてくれる。
それが陽色の、喜びになる。淫欲に蕩けながら、どこまでもリリスを想い、陽色はイった。
どふりっと、勢い良く通り道を削るような勢いで吐き出した。
「あひっ! はっ……ひっ、ぁ……んんっ……」
何度も何度も吐き出す。最奥に突きこみ密着させながら、更に突き上げるような勢いで、どぷどぷと流し込んでいった。
きゅうっと、リリスは身体を強張らせ締め上げる。
背中に爪を立てるほどに抱きしめながら、離さないというように足を強く絡ませる。
一滴も残さないというように蠢きながら、何度も何度もひくつきながら吸い上げた。
暴力的なほど気持ち好い。
陽色は、イったばかりで敏感になったモノを責め立てられながら、一滴も残さず吐き出し搾り取られた。
あとには、絶頂の余韻が消えずに残る。
揺り返しのような快楽が、何度も何度も押し寄せた。
言葉を口にする事すら出来ない。2人は共に無言のまま、堪えるように快楽を味わい続けた。
短くない時間が過ぎて、先に快楽の果てから戻って来たのは陽色だった。
快楽で蕩けた意識が少しずつ鮮明さを増し、淫欲の熱が薄れていく。
それと代わりに満ちていくのは心地好さ。リリスと身体を重ね、共にイク事が出来たという満足感が広がっていく。
それを味わいながら、陽色は思う。
(かわいいなぁ、リリスは……やっぱり、すごくかわいい)
いまだ絶頂の揺り返しに身体を震わせるリリスに、陽色は愛おしさが湧いて出る。
(頭撫でたり、キスしたりしたいな……)
リリスを求め陽色は想うが、まだ我慢する。
一度、本格的にイキ果ててしまえば、蕩けた意識が戻るのは女のリリスの方が遅いと、今まで何度も体を重ねることで知っている。
下手に今の状態でリリスに触れれば、苦しめてしまいかねないのでじっと我慢する。
そうして、しばらく待っていると、
「……ぁ……陽色……?」
まだぼやけた眼差しで、リリスは自分を見詰める陽色を呼ぶ。
そんなリリスに苦笑しながら、陽色はリリスの額にキスをすると、
「すごく、好かったよ、リリス……とっつても、気持ち好かった……」
陽色は自分の素直な気持ちを伝えた。
それにリリスは嬉しそうに表情をほころばせると、
「好かったぁ……私も……私も、すごく気持ち好かったよ、陽色……」
求めるように喜びを伝えてくれた。
それが嬉しくて、くすぐったい気持ちなる。そして、もっともっとリリスが欲しくなる。
「んっ……ぁ……陽色……」
淫欲と恥ずかしさにリリスは頬を赤らめながら、
「また、おっきくなってるよ……もっと、したい……?」
受け入れるように問い掛けた。
陽色は、恥ずかしさに少し言葉に詰まったが、甘えるようにキスしながら、
「したい、です……もっと、リリスが欲しい……いい、ですか?」
陽色はリリスを求めた。これにリリスは、くすくすと小さく笑うと受け入れる。
「うん……私も、もっと陽色が欲しい……もっと、しよう……」
「ぁ……好かった……嬉しいです……でも、少し休みますか? イったばかりだと、キツいでしょう?」
「……うん、そうかも……今すぐしたら、絶対、すぐイっちゃうし……陽色を気持ち好くして上げたいし……ねぇ、口で、してあげようか?」
「ぇ……いや、リリスが落ち着いてからで良いです。同じするなら、俺がリリスを気持ち好くしてあげたいし」
「……そうなの? でも、私にもさせてね。陽色が気持ち好くなってくれたら、すごく嬉しいし、興奮するから。ね……おねがい」
リリスの甘えたおねだりに、陽色は心地好さに満たされながら、それを伝えるように何度も何度もキスをした。
こうして2人は、久しぶりに体を重ね、夜が明けるまで何度も何度もお互いを貪り合った。
そのお蔭で気力の充実した陽色は、朝一番で、街を作る為の下準備に精力的に動き出す。
そのために向かったのは、魔術協会だった。
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