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部隊奔走篇
第13話 月夜に龍は歌う
しおりを挟む特殊部隊デミナス 別名 亜人部隊
亜人族の女性だけで構成され 様々な任務をこなしてきた帝国の精鋭と言っても過言ではない部隊
そんなデミナスに初の男性隊員が入隊する・・・
イ「現時刻よりこの荒野を根城にする盗賊団に奇襲を仕掛ける! 先日話した奇襲陣形を取り 持ち場につけ!」
「「「「「「了解!!」」」」」」
イ「ゼオン お前は先日話した通り ステラの補佐だが、気絶させた相手を縄で縛るだけでいい!」
ゼ「え?でもステラさん一人で大人数を相手することになりますから俺も・・・」
イ「君の身体能力も大したものだ だが、上には上が居ることを身に覚えた方がいい!」
ゼ「・・・」複雑な気持ちになる
イ「返事は!?」
ゼ「了解です!!」
皆 奇襲陣形を取る
ゼ「ステラさん よろしく」小声で話すが
ス「・・・・・」コクっ 頭を縦に一回振っただけだった
奇襲の時間になり それぞれが動く・・・
門番二人をリザさん一人で気絶させる
続いてステラさん 俺 イングリット隊長の順に突撃する
先鋒のステラさんが次々と盗賊たちを薙ぎ倒す
ドガッ! バキッ! ドンッ! シュッ! ゲシッ!
「なっ! うっ! くっ! がはっ! ぶはっ!」
盗賊が声を上げる暇もなく一瞬で気絶させる
ゼ「は、速すぎる!」
倒した盗賊を縄で縛り、次へ次へと縛るが すでにステラさんは20人以上気絶させていた
「敵襲!敵襲!」盗賊が合図を出し、次々と武器を持った賊が群がる 流石に数が多い! 縄を縛るのを止め、加勢に向かおうとするが ステラさんはすぅーと息を吸い込み
「LAAAAAAAAAA!!」とドラゴンの咆哮をあげた
その咆哮は耳を塞ぐ程の高音でまともに受けた盗賊は次々崩れるように倒れていった
残った残党は裏の脱出口に向かうが そこにはレティシアが乗るゴーレムが待ち構えていた
「ひええええええ!!」盗賊の悲鳴が聞こえた
作戦通り挟み撃ちに成功したようだ
ようやく盗賊全員を縛りあげることが終了できた
終えてから身に染みる圧倒的な力の差を・・・
たった一人で50人を蹴散らす実力
常人より動ける自信はあっただが、魔族である自分ですら出来ない光景 悔しいけどステラさんには全然追いつけない!「上には上が居る」隊長の言葉が甦る
頬をバチン!と叩き気合いを入れる
「切り替えろ!」心の中で声を上げる
その夜 お風呂から上がって部屋で髪をタオルで乾かしていると「♪♪♪」外から誰かの歌声が聞こえた・・・
気になって歌声の主を探す 屋上に出るとステラさんが歌っているのがわかる
「ララララ♪ララララララララ♪ラララ~♪」とても綺麗な歌声に耳が幸せな気持ちになる
途中で俺に気づき 歌が止まる
ゼ「あっ! ごめんなさい 邪魔するつもりじゃないんだ! た、ただ歌 上手だから 聞いてただけで・・・」
しどろもどろになる
ゼ「も、戻るね」 部屋に行こうとすると
ス「・・・歌 好き?・・・」
え?初めてしゃべった!? 振り返り
ゼ「うん さっきの歌 好きだよ」
ス「・・・そう じゃあ 歌う・・・」
「♪♪♪♪♪」歌い始めた彼女 聞いてるうちに自分も
「♪♪♪♪♪」と合わせるするとステラは指で隣に座るように促す
ドキッ!心臓が音を立てる
しかし 断る訳にはいけない!彼女と仲良くなるチャンスだ!そう思い ゆっくり隣に座る
そして二人で「「♪♪♪♪♪」」と歌い合う
夜の月が二人を照らす
ゼ「この歌ってなんの歌?」聞いてみる
ス「・・・龍の歌・・・」
ゼ「へぇ すごくいい歌だね?」
ス「・・・好き?・・・」
ゼ「えっ!? 好き? ・・・あ、ああー歌ね?歌」
勘違いをしてしまった 歌のことだろ 何考えてんだよ俺!!
ス「・・・好き?・・・」
ゼ「す、好きだね 覚えやすいし・・・」
ス「・・・そう・・・」
慣れない雰囲気に「じゃあ 俺もう寝るね おやすみ」
逃げてしまうが
ス「・・・うん・・・また歌おう・・・」
彼女の誘いに
ゼ「も、もちろん!」と答えてしまう
ゼオンがドキドキしながら部屋に戻る
ステラは一人 月を見ながら「・・・初めて 好きって言葉・・・使った・・・」
歌によって二人の距離がグッと縮まる出来事だった・・・
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