ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

文字の大きさ
16 / 91
部隊奔走篇

第15話 ヴィヴィアン デート

しおりを挟む


デミナスに入隊して数週間が過ぎた 休日の前の日に

ヴィヴィアンさんは俺に頭を下げてお願いをしに来た

ヴィ「お願い明日 一日付き合ってほしいの!」

ゼ「え? どうしたんですか? 何か困りごとですか?」

ヴィ「そう! すっごく困ってるの!」

すっごく目がキラキラして迫ってくる それに圧され

ゼ「い、いいですよ 俺で良ければ力になりますよ」

ヴィ「ホントー!? よかったぁ!」嬉しそうにバンザーイのポーズを繰り返し喜んでいた

そう俺は内容も聞かずに OKをしてしまっていた・・・



翌日

軍服ではない普段の服を着てデミナスの門で待つこと20分

ゼ「遅いなぁ ヴィヴィアンさん」

扉がドーンと開き

ヴィ「ごめんなさい!! 準備に時間かけすぎちゃった!!」そこにはいつもヴィヴィアンさんではなく

なんかふわふわでひらひらの一言で言えばおっしゃれな格好をした可愛い姿のヴィヴィアンさんが現れた!

ゼ「かっ可愛い・・・」思わず本音を口にしてしまい

ヴィ「でしょー!!可愛いですよね!ね!ね!」

グイグイ迫る

ヴィ「これは◯◯ブランドのね ◯◯っていうお店で買ってね」男の子がついていけない話を語り出すヴィヴィアンさんそこでゼオンは確信する女性がこういう時は必ずショッピングをして男が荷物持ちをするという都市伝説

今まさにその渦中に自分はいるのだと・・・



3時間後・・・

ヴィ「うわー!これも可愛い! でもこっちも可愛い!」

時間はかなり経っているが さすが鬼(オーガ)族 有り余る体力で何軒か回ったのに未だに元気である

ゼ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ」都市伝説通り大量の買い物袋を持ち 店の前のベンチで休憩をとる

それにして買い過ぎじゃないかと思うが 可愛いものに可愛いと言ってるヴィヴィアンさんが可愛く見えてしかたなかった・・・

ヴィ「ごめんね!荷物持ちさせて 次で最後だからね」

よかった次で終わる 安堵するゼオン






だが そこは男子禁制のランジェリーショップだった!

ゼ「えーー!!? なぜここにー!?」心の叫びだが 失礼だから声にはしない それが男だ!ゼオン耐えろ!

ヴィ「恥ずかしいんだけど、前より大きくなっちゃって

それで新しいのが欲しくてね・・・」急に照れるヴィヴィアンさん

ゼ「じゃあ 俺はベンチに」

しかし、ベンチにはペンキ塗り立て 座るな!の文字

しかも 隣の隣の隣の全てのベンチがペンキ塗り立て 座るな!文字ばかり

ゼ「かーーー!!」ペンキ屋バカなのか?そう思わずにはいられなかった

だが よく店をみるとカップルが一緒に下着を見ている

「こんなのいいんじゃないかな?」

「やだ エッチなんだから」そんな恥ずかしい声が聞こえる

よしっ!俺は空気だ!自分を空気だと思え!目を瞑り 下着を見なければ! 心頭滅却して俺はくう・・・と言う前に



ヴィ「ねぇ?ゼオンちゃん どっちがいいと思う?」

ゼ「あっ!はい! なんですか?」

目を開いてしまう そこには清楚系の白い下着とセクシー系の黒い下着を持ったヴィヴィアンさんが質問していた・・・

ゼ「えっと どちらも素敵です」どっちもカップが大きくて想像してしまう 男が決められる訳がねぇ!!

ヴィ「じゃあ 両方買いまーす!」

え?ヴィヴィアンさん両方買っちゃたよ!!驚くゼオン

ふいに店員さんが素敵な彼氏さんですね!と言い、俺もヴィヴィアンさんも顔が赤くなる






しばらく無言になる二人 ただただ歩いていると噴水広場にやってくる 辺りは夕陽に包まれ、気づいた時にはカップルたちがイチャイチャし始めていた

まずい!ここは帝都でも有名なカップルのイチャつく広場だった・・・

ここはヤバい!ヴィヴィアンさんの手をとり 移動する

広場から離れて 手を離そうとするがヴィヴィアンさんは離してくれなかった



ヴィヴィアンさんは人より大きいことに実はコンプレックスを抱いていた可愛い服もサイズが合わなくて着れない物が多かった 一人でお店に行っても相手にされないこともあった だけど 誰かと行くとサイズも大きいものを最近では多種族用のブランドで鬼(オーガ)族専門のお洋服を出すお店も増えている少しずつ良くなって来ているが、未だに一人の買い物は怖いと震えながら告白する



ヴィヴィアンは「ゼオンちゃんは私が怖くないの?」と最初から一番恐れていたことを聞く

ゼオンは自分も魔族で幼い時から怖い存在は会っていたのでヴィヴィアンにはなんの抵抗も偏見もなかった

「全然怖くないですよ! だってもっと怖い人知ってますから」

ヴィ「へ?」

ゼ「隊長ですよ 隊長あの人の方が俺は怖いッスよ」

ヴィ「ふっふっふっふ 確かにそうだね」涙目になって笑う




ヴィ「今日は本当にありがとうね! ふふふふ」

ゼ「こちらこそ えへへへへ」

ヴィ「また 買い物誘っていい?」

ゼ「量が少なくなるならいいですよ?」

お互いに笑い合う

ゼ「さぁ帰りましょう!」





帰り道もう手を離してもよかったが帰宅するまでヴィヴィアンさんはギュッと握りしめたから俺も離さないように握りしめるそれはまるでカップルがデートしているみたいだった・・・

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

半竜皇女〜父は竜人族の皇帝でした!?〜

侑子
恋愛
 小さな村のはずれにあるボロ小屋で、母と二人、貧しく暮らすキアラ。  父がいなくても以前はそこそこ幸せに暮らしていたのだが、横暴な領主から愛人になれと迫られた美しい母がそれを拒否したため、仕事をクビになり、家も追い出されてしまったのだ。  まだ九歳だけれど、人一倍力持ちで頑丈なキアラは、体の弱い母を支えるために森で狩りや採集に励む中、不思議で可愛い魔獣に出会う。  クロと名付けてともに暮らしを良くするために奮闘するが、まるで言葉がわかるかのような行動を見せるクロには、なんだか秘密があるようだ。  その上キアラ自身にも、なにやら出生に秘密があったようで……? ※二章からは、十四歳になった皇女キアラのお話です。

異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない

成瀬一
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3) 「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー) ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。 神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。 そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。 ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。 早く穏やかに暮らしたい。 俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。 【毎日18:00更新】 ※表紙画像はAIを使用しています

荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました

夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。 スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。 ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。 驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。 ※カクヨムで先行配信をしています。

癒しの聖女を追放した王国は、守護神に愛想をつかされたそうです。

克全
恋愛
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 癒しの聖女は身を削り激痛に耐え、若さを犠牲にしてまで五年間も王太子を治療した。十七歳なのに、歯も全て抜け落ちた老婆の姿にまでなって、王太子を治療した。だがその代償の与えられたのは、王侯貴族達の嘲笑と婚約破棄、そして実質は追放と死刑に繋がる領地と地位だった。この行いに、守護神は深く静かに激怒した。

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜

Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。 だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。 赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。 前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、 今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。 記憶を失ったふりをしながら、 静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。 しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。 ――これは復讐でも、救済でもない。 自由を求めただけの少年が、 やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。 最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。 重複投稿作品です 小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...