23 / 91
五聖共鳴篇
第22話 ルピスの過去
しおりを挟む今日は珍しく任務もなく、非番を言い渡された・・・
となればルピスさんと子供たちの教会へ行こう!
週一または非番の日は基本 教会に帰り 子供たちの相手をしていたから今日も帰ろうと・・・
帝都から下町へ そして下町の奥にある教会に着く
「あ! ゼオンお兄ちゃんおかえり!」やはり一番早く俺に気づくのはペティだった
抱きつきスリスリする「ニヒヒヒ」と笑う
「ただいま」とペティに言う
ルピスさんと子供たちが来て「おかえりなさい」
「遊ぼう!」「抱っこ!」「かくれんぼ!」など要求が多いが一つ一つ順番に遊んであげる
お昼ご飯を食べて みんな眠くなったのかお昼寝タイムになる
起きているのは俺とルピスさんだけになる・・・
俺は今まで聞かなかったルピスさん自身について聞いてみた
「ルピスさんってなんで孤児院を始めようと思ったんですか?」
「・・・」ルピスさんは少し考え
ルピス「私は罪に気付いてしまった女なのです・・」
ゼオン「罪?ですか?」
ルピス「私が元 帝国五聖なのは承知ですわよね?」
ゼオン「はい ガルベドさんから聞きました」
ルピス「そう 私はシスターになる前は帝国の騎士でした 数多くの魔族を屠ってきた私はいつしか五聖に任命され、さらに多くの魔族をこの手で仕留めてきました
帝国の教会『聖十字教』の教えは魔族は絶対悪 滅びるべき野蛮な悪魔たちという神の啓示があると言い、それを信じて戦っていました
そんなある日 暗黒大陸へ進軍し 1つの村を襲撃しました 始めは命令通り魔族を討伐していましたが 1人の魔族のこどもが親らしき死体に涙を流していました その親は私がこの手で殺したことに気づきました
さらにそのこどもを殺すように命令を出す上層部
魔族は討つべき敵 その考えに私は疑問を抱くようになりました 魔族にも家族がいること涙を流す 我々と変わらないのではないかと『聖十字教会』に問い合わせても答えは同じ私はなにが正しいのか分からなくなったのです。
やがて 私は魔族を討てなくなり 自ら五聖の座を降りました
その後は元々この教会の神父様と知り合いでシスターにしてもらい罪滅ぼしをしよう考え 戦争孤児たちを受け入れることにしました」
ゼオン「それが始まりだったんですね でも神父様は・・・」
ルピス「はい 数年前にお亡くなりになりました」
ゼオン「それからは1人で?」
ルピス「ええ でもこの子たちを放ってはおけませんから
」
ゼオン「俺!子供たちも大切だけど ルピスさんも大切な家族ですから 1人で背負おうとしないでください 俺も一緒に守りますから」力強くルピスに言う
ルピス「んふふふ ありがとう」笑顔で答えてくれる
ルピスは夜叉掃討作戦の夜のことを思い出す
「旦那様いるってこんな感じなのかしら」
その思いが再び蘇り 頬が赤くなる
一方 寝ているペティは寝言で
「ニヒヒヒ お兄ちゃん大好き」と言い夢の中でもゼオンのことを考えていたのかもしれない・・・
登場人物 紹介 教会の孤児院篇
『ルピス』
帝国の下町にある小さな教会兼孤児院を営むシスター。元 帝国騎士で五聖にまで登り詰めた過去があったが、罪のない魔族の子供まで討伐する指示を出す上層部や教会に嫌気がさして騎士を引退し、帝都から離れた教会で孤児院を開き 身寄りのない子供たちを世話している。治癒魔法と支援魔法が得意で町では聖女様と呼ばれている。心優しく、包容力のあるお姉さんキャラ
『ペティ』
ゼオンが最初に人さらいから助けた少女
孤児院の子供たちでは年齢が少し上で下の子の面倒も見たりする 助けてくれたゼオンに一番早く懐き 帰ると一番早く気付く 子供の年齢ですでに将来の夢はゼオンのお嫁さんと豪語している
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
オークだけど勇者やってます〜異世界転生したらイケメンオークでした〜
北ましろ
ファンタジー
異世界転生に憧れていた高校生・佐藤健太。交通事故で死んだはずが、目覚めるとそこは剣と魔法の世界——そして自分の姿は、RPGで狩られがちな“オーク”だった。絶望……する暇もなく、転生ギフトを確認すると最強格の《ソードマスター》持ち!?
しかもオーク社会では、なぜか「絶世のイケメン」扱いでオーク娘に熱烈求愛まで受ける始末。だが人間の町では、助けた相手にすら「オークが襲ってる!」と誤解され、偏見と差別の洗礼を浴びることに。
それでもグロッグ(現名)は笑って剣を抜く。勇者選抜試験で圧倒的実力を見せ、貴族令嬢の天才魔法使い、勇者候補筆頭の剣士、差別を知るハーフエルフら“人族エリート”と同じパーティへ。反発、陰謀、そして魔王軍——。
「種族は関係ない」を証明するため、オークの勇者は今日も前向きに最前線を駆け抜ける!
無自覚チートで無双する気はなかったのに、小石を投げたら山が崩れ、クシャミをしたら魔王が滅びた。俺はただ、平穏に暮らしたいだけなんです!
黒崎隼人
ファンタジー
トラックに轢かれ、平凡な人生を終えたはずのサラリーマン、ユウキ。彼が次に目覚めたのは、剣と魔法の異世界だった。
「あれ?なんか身体が軽いな」
その程度の認識で放った小石が岩を砕き、ただのジャンプが木々を越える。本人は自分の異常さに全く気づかないまま、ゴブリンを避けようとして一撃でなぎ倒し、怪我人を見つけて「血、止まらないかな」と願えば傷が癒える。
これは、自分の持つ規格外の力に一切気づかない男が、善意と天然で周囲の度肝を抜き、勘違いされながら意図せず英雄へと成り上がっていく、無自覚無双ファンタジー!
精霊のお仕事
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】
オレは前世の記憶を思い出した。
あの世で、ダメじゃん。
でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。
まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。
ときどき神様の依頼があったり。
わけのわからん敵が出てきたりする。
たまには人間を蹂躙したりもする。?
まあいいか。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる