ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

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五聖共鳴篇

第29話 VS魔王軍四天王 邪霊将 ゾンダル

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ゼオン「よく がんばった! 偉いぞ!ミウ

ここからは俺が守ってやる!」


ミウの頭を撫でて 笑顔で言う



俺はミウがスゴい魔法を使っているのは分かったけど、こんな気持ちになっていた・・・


「なに俺より年下の子供の女の子に守られてんだよ!

男は女を守るもんだろう 普通!」


魔法を撃つあの子になにもできていないじゃないか


魔力が尽きて膝をつく彼女を見て俺は駆け寄る


「もういいよ」と・・・









立ち上がり 死霊使い(ネクロマンサー)や大量の骸兵を見る 怖くはない ミウから立ち向かう勇気を貰ったから


ゼオン「隊長」

イングリット「いいだろう! ただし死ぬことは許さん! 生きて戻ってこい! それが命令だ 周りの雑魚は任せろ!」

ゼオン「了解です」


ゼオン「レティシア 俺をゾンダルのところまで投げてくれ!」

レティシア「アンタまさか1人で・・・」

頷くゼオン ステラさんは負傷して手当て中 他のメンバーは恐らく骸兵で手一杯になるはず・・・

ゼオン「頼む」

レティシア「あーもう分かったわよ! さっさと倒しなさいよ!」

ゼオン「うん ありがとう」笑顔で答える




ゴーレムの掌に乗り 飛ぶ準備をする

レティシア「さぁ 行くわよ! 3 2 1 0!」


勢いよくゴーレムが投げ 俺は飛ぶ

400はいる大群を飛び越え ゾンダルの近くにスライディングして降り立つ

ズザザザザ!


ゼオン「勝負だ 邪霊将 ゾンダル!!」
















ゾンダル「? 貴様の魂はまるで・・・」

ゼオンの正体に気付く

ゾンダル「やはり そうだ なぜ同族が人間族の味方をする?」

ゼオン「悪いな!同族だが仲間じゃねー!

俺の仲間はあっちなんでね」

ゾンダル「グフフフフフフフ・・・面白い!ならば裏切り者はここで始末しなくてはな!!」



ゾンダルが魔法を詠唱する

今だ!と急接近して拳を入れようとするが、杖が光り魔法障壁を張られ ガードされる


その隙に詠唱を唱え終わり 術を発動する

『リビングデッド』

地面から人型のゾンビを召還する魔法だった


接近されたくないので遠距離から数で圧倒する気だと分かり ゾンビをなるべく速く倒して再び接近するが魔法障壁を張られてしまう


再び 術で今度はスカルナイトを召還する


ゾンビより速くて剣と盾を装備しているが 今までの経験が活き 次々とスカルナイトを薙ぎ倒す



だが、やはりすでに詠唱していて次の召還をする

呼び出したのはスカルジェネラル

スカルナイトの上位で一気に2体現れる


ゾンダル「グフフフフフフフ・・・1体でも厄介なコイツらをどうする?」

ゾンダルはあざ笑うが ゼオンはニィと笑い 1体にジャブのラッシュを喰らわせ一気に【ヒートアップ】して発火イグニッションするそこから蹴り技のコンボで1体を倒す もう1体は剣を突き刺してくるが、避けて左掌底を当て炎をジェット噴射のように出してスカルジェネラルを吹き飛ばす



ゾンダル「まさか・・・ここまでとは・・・」

ゼオン「お前 部下に戦わせてばかりで自分は何もできないのかよ?」挑発する


ゾンダル「そう慌てるなまだ次の・・・」セリフを言う前にパーン!と骸骨の顔に拳が当たる


倒れ 驚くゾンダル「ま まだ言い終わって・・・」

ドスン!とゾンダルの上にマウントをとるゼオン

「なんか勇者冒険譚にもお前のように上から目線の敵役がいたなぁ

大抵そうゆう奴は切り札でまた上位のアンデッド出すシーンを見たなあ!」


ゾンダル「なっ なぜそれを・・・」ドガっ!と殴る

「ま 待って話を・・・」ドガっ!

「き 聞いて・・・」ドガっ!

「痛っ! なぜ痛覚のない我が・・・」ドガっ!

「痛い! す すまなかっ・・・」ドガっ!

「あー! ごめんなさ ・・・」ドガっ!

ドガっ!ドガっ!ドガっ!ドガっ!と左に右に交互に殴る

そして「ゆ ゆるじでぐだざい・・・」


骨の顔にひびが入るくらいまで殴り続けた結果


ゾンダル「も もう・・・なにもじまぜんがら・・・」

ただただ謝るようになってしまった


ゾンダル「か 勘弁してください!・・・魔王様に・・・偵察するように・・・言われただけです・・・」


ゼオン「そうか」ゾンダルから立ち上がる

ゾンダルはその隙に手を地面に触れてなにか発動しようとするが・・・



ゼオン「やっぱり 冒険譚と同じ考え方だな」

ゾンダル「へ?」

そう言うと右の拳を顔面に当てボキッ!バキッ!と骨が完全に砕け散る音をたて ゾンダルの顔は崩壊する



体の骨まで崩壊して 球体状の魂が現れる

ゾンダル「よ よくもやってくれた!

これで終わりだと思うなよ! お 覚えてろー!」


負け犬の遠吠えを吐き 暗黒大陸領に帰っていく

魂だけになったゾンダル


ゾンダルが去ったと同時に骸兵も崩れ始める





みんなの元に行き 「やっつけた」と笑顔で報告する


ミウは「本当に勝っちゃった・・・」と驚く


ミウに歩み寄り頭を撫でる

ゼオン「お前はスゴいけど まだ子供だから もっと甘えていいんだぞ!」



その言葉に涙を流しウワーン!とゼオンの胸で子供らしく泣きじゃくり今までの寂しさが爆発した















その後 デミナスの兵舎にちょくちょく遊びに来る人物が現れる

ゼオンと書かれた部屋をノックする コンコンと

「はーい」と答えると扉を開く

そこにお目当ての男性が立っていた



ミウ「遊びにきたよ ゼオ兄(に)ぃ」

子供らしさを取り戻した少女が愛称で呼ぶ・・・



























登場人物 紹介 敵キャラ



ゾンダル


魔王軍四天王の1人。邪霊将 ゾンダル

骸兵やゾンビなどのアンデッド系のボスキャラ

自身も骸骨の姿で杖を持ち 召還魔法で次々アンデッドを召還する数で圧倒するタイプ

近距離が弱いための戦法だが、戦争になれば死んだ敵 味方関係なくアンデッドを生み出せるため脅威である。


ゼオンが読んだ勇者冒険譚に登場する 悪役とまったく同じ設定でゼオンに攻略されてしまった不運な人

身体を壊され 魂だけの存在となってしまう・・・



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