ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

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五聖共鳴篇

第30話 光と闇

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魔王軍四天王の1人を撃退したとの報告は新聞にもなり 帝都で一躍有名人になってしまったゼオン


もちろん 皇帝からも賞賛され その強さは五聖クラスに匹敵する実力と噂が出るほど人気者になる

これはガルベドとミウの後押しもあり 未来の五聖候補に推薦されたからだと言われている


期待の新星が現れたという記事は瞬く間に帝国中に知れ渡る ゼオンを知る者たちはそれぞれ歓喜と驚きに満ちていた




「母上! 見てください!ゼオンさんが四天王をやっつけましたよ!!」新聞を見せるテオ

ラティア「もちろん 知りましたよ! 凄い方だったのですね テオも負けてはいけませんよ!」

テオ「はい! 母上!」満面の笑顔になる



「本当に勇者になってしまいそうね」新聞を読んで微笑むルピス

「ゼオンお兄ちゃんやっぱり強ーい!!」ペティも喜ぶ




「まさかうちで働いてた子が将来 五聖候補にあがるとは!」

「よく働く人だったがすげー昇進したな!」

「五聖 2人も助けるなんてとんでもねー偉業だべ」

ゼオンが以前働いていた職場でも話題となっていた




皇帝リエナは謁見の間で賞賛したが 直接会いたいと想い通路を早歩きで歩く

「シルヴィア!速く 行くぞ! もっとあいつを ゼオンを鍛えなければ! 私の・・・私の・・・」夢中になり駆け歩くリエナ

「リエナ様! 急ぎ過ぎです! もっとゆっくり!」シルヴィアは主をなだめるが 自分も会いたがっていた

「あの子が五聖になる! そしたらもっと近づける! きっと禁書のような出来事が!」妄想が止まらずにはいられなかった・・・




推薦したガルベドはシリウスと話をしていた

シリウス「まさかあの四天王を撃退するとは・・・」

ガルベド「だろー 俺の時なんて巨大魔物でユニークモンスターのゴリラを仕留めちまったんだ! あいつは間違えなくスゲー奴になるぜ! 俺たちを超えて勇者になるなんて言ったんだ!」

シリウス「まったく 未来は明るいな! 次の世代の若者に希望の光が照らされているようだ! テオも大喜びだ」

ガルベド「お前 爺みたいなこと言うなよ・・・」




「ふんふんふーん♪♪♪」鼻歌を歌い スキップしながらデミナスの兵舎に向かう少女

「今日も♪ゼオ兄(に)ぃと遊ぼう♪ 遊ぼう♪」


「ミウ様って前はブリっ子みたいだったのに急に子供らしくなったよな?」1人の衛兵が呟く

「確かに以前は不自然だったのが自然になった感じだな」もう1人も頷く


それを聞いてたミウ「にしし」と笑い、そう変えてくれた人物の元へ向かう・・・




コーヒーを飲み 新聞を読む白衣を着たメガネの女性

「やはり 【ギガントスマッシャー】を彼に託して正解だった だが まだこれに改良をしなければな」そう言い

【ギガントスマッシャー】を見つめ 考えるリグレット博士 それに重力操作術式が内蔵されていることが分かり

元の機械仕掛けの巨神(デウス・エクスマキナ)にも内蔵されていて二足歩行で歩いていた仮説を立ててみる

「まさかな・・・」


















帝都の一角にある聖十字教会

「どうみる? この者を?」 教皇は教会に訪れた者に質問をする

?「強力な戦力になるのでは?」

教皇「確かに四天王を撃退したのは素晴らしい

五聖に並ぶ器とも呼ばれている」

?「それが何か問題でも?」

教皇「急に現れたとは思わんか? 今までこんな功績をあげている者はそういない」

?「聞けば 田舎の方の出身だと」

教皇「どこの地方出身か?」

?「不明です・・・」

教皇「帝国の者ではないと私は考える・・・」

?「外国から来た者と?」

教皇「そうだ なんでも帝国ことを知らなすぎると言う報告も入ってきている」

?「エルフの国やドワーフの国などから来た可能性があると?」

教皇「見た目は人間族だそうだ 角も翼も尻尾もない

それなのに常人より優れた身体能力 それに人体発火をするらしい・・・」

?「つまり人の姿をした 人ではないと言うことか」

教皇「その通り 神の敵かもしれん」

?「ならば どうする?排除するか 正体を探るか」

教皇「今はまだよい 我らは計画を進めるために時間がほしい もう少し泳がせておけ

来る時がきたら 排除すればよい」

?「御意」


教皇「それよりもどうかな? ドクター進展は?」

ドクター「クックックックッ 順調じゃよ

今まで保管していたサンプルが役に立っておる」

教皇「そうか さらにできそうなのだな」

ドクター「ああ 解析は終わった クックックックックッ」















今日は忙しかった

リエナとシルヴィア ミウ ルピスに孤児院の子供達も来て

デミナスの兵舎はどんちゃん騒ぎ


でもみんなが「おめでとう!」言ってくれて嬉しかった

自分が憧れていた勇者にまた一歩近づいたそんな気がしていた



寝ようと横になり ふと

「どれだけ 信頼されても自分の正体は『魔族』であるこの真実を知られた時 俺は・・俺の日常は崩れてしまうのではないか」そんなことも考えてしまう

けれど 眠気の方が強くなり 寝てしまう・・・







帝国に光が輝き始めるが 闇もまた蠢き始める



それはこれから起きる事件の序章の始まりを意味していた・・・


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