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帝都奪還篇
第53話 轟き、覇壊せし者
しおりを挟むダブル スマッシュ・バンカーによって100体を超える自立人型無人ゴーレムが一気に破壊される・・・
開発者の男は口を開いたまま驚愕していた
人サイズとはいえ 数で圧倒していた無人機がたった2人の手によって半数くらいを壊してしまったからだ
「ば、ばかな・・・私の無人機たちが・・・」
頭部は残っているが、身体が破損しているため動けない無人機が数多くみられ 機能停止まではいかなくても再起不能にすることに成功する
プシューー! 2つのパイルバンカーに熱がこもり 冷却機能が発動する
ユウマ「左腕の小型パイルバンカー使用・・・冷却のため1時間は再使用不可能・・・」
説明を読むユウマ
ゼオン「こっちも冷却に入った 今日はもう使うことはないから大丈夫だな」
目の前には多くの残骸が残るが、まだ半分くらいの無人機がいることに気づく
ゼオン「まだいるが 開幕にはいい一撃をかませたぜ!」
ユウマ「ゼオンさん! 無人機だけでなく聖騎士もいます! 無人機は僕に任せて行ってください!!」
「うおおおおおおおおおお!!」と後ろからエルフとダークエルフたちの声が聞こえる
ゼオン「わかった! コイツらは頼む!」
巨腕を持ったまま前へ進むゼオン
無人機の人サイズゴーレムが足止めしようとするが
ズバババババババ!と何か切り刻まれる
ズッバーー!と無人機の一団が胴体を真っ二つに切り裂かれる
ウーン!ウーン!ウイーン!と回転ノコギリが音を鳴らす
ユウマ「右腕武装 チェーンソーブレードを選択!」
新型ゴーレムの右腕に内蔵されていたチェーンソーが飛び出る
ゼオンの前の無人機を次々 チェーンソーブレードでぶった斬る
ズバー! ブイーン! ズババババ! ブオーン! ズッバー!
ゼオンも近くまで来た無人機を殴り 叩きつけ ふっ飛ばし応戦する
ドガッ!バキッ!ドーン!
そのまま突き進み 無人機の群れを抜ける・・・
ユウマは新型ゴーレムを操縦して無人機を破壊する
ユウマ「えい!」ズバー!
「このっ!」ドガッ!
「くらえ!」ズッバーン!
すると エルフとダークエルフも加勢に来る
だが、振り下ろした剣は硬い装甲に弾かれ 無人機に効かなかった
ユウマ「無人機は剣では効きません!
皆さんはゼオンさんを追って聖騎士の相手を!
ここは僕がやります!」
「わかった!」 「頼んだぞ!」
みんなユウマの言うとおり先に進む
ユウマ「へへへ・・・」嬉しくて笑う
そこへ1体の無人機が飛びかかるが グラディスが首を斬り 機能停止して落ちる
ユウマ「グラディスさん! ここは僕に・・・」
グラディス「駄目! さっきみたいに油断していたから私もいる」
ユウマ「でも!剣じゃコイツらに・・・」
ズバー!と無人機を斬り捨てるグラディス
グラディス「大丈夫 関節部までは装甲はないからそこを狙う・・・」
うわー グラディスさんスゲー 改めて思うユウマ
自立人サイズの無人機 残りおよそ150体 VS ユウマ&グラディス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方 ゼオンのところにエルフたちが援軍として駆けつける
対するは聖騎士 200名が待ち構える
先頭には盾を持った重装備騎士その後ろに槍を構えた騎士
さらに後方には弓を構えた騎士たちもいる
大軍迎撃陣形をとる聖騎士団 ぞろぞろと足を揃えて迫る
「まずいですね! 完全にカウンターを狙った陣形です
我々が攻めれば盾で防ぎ 槍と弓の集中砲火 下がれば無人機との挟み撃ちです」
1人のエルフが冷静に状況を分析する
プシュー! ガチャガチャ! ガッチャン!
【ギガントスマッシャー】を地面に置き 外す音が鳴る
ゼオン「ここでもう一発欲しかったが、仕方ねー! こいつはここまでだ!」
【ギガントスマッシャー】をトントンと労ねぎらいをかけて触る
手を腰に回し 【イグニス】の右腕を取り出す
他のは最初からつけていた
右腕をウイーン! ガシャン!とはめてセットする
ゼオン「さて・・・ちょうどいい アレをやるとするか」
指をポキポキ鳴らし ニィと笑う
ゼオン「みんなはちょっと待っててくれ! あの盾と槍の騎士をぶっ飛ばす! それから来てくれ!」
「なっ、無茶ですよ!1人でなんて それに弓兵もいます 狙撃されてしまいます!」ダークエルフの1人が止める
ゼオン「大丈夫! まず俺は盾と槍を飛び越えて中央に行くから 飛んだら魔法で盾の騎士たちを攻撃していてくれ 陽動みたいな弱い魔法で構わない!」
「ちゅ、中央に!? バカですか?あなたは?
槍で周りから串刺しにされて終わりですよ!?」
エルフ兵がまた注意をする
ゼオン「そのバカだったりして」
余裕な表情で笑みを浮かべる
「そんじゃあ! よろしく!」
そう言って駆け出すゼオン タッタッタッタッタッタッ
「あ、ちょ もう! 援護するため魔法を詠唱せよ!」
エルフ兵はあきらめて 援護を指示する
タッタッタッタッタッタッ 全速力で走る
前には盾と槍がある・・・怖い? いや 怖くない
むしろそれを飛び越える自信があった
聖騎士に近づき 今だ!と左足をバンッ!と踏み込み 高く跳躍する
人間離れしたジャンプは盾と槍の騎士を軽々と飛び越える
先頭の騎士の後ろにもやはり聖騎士は並んでいた
ゼオンは飛んだ勢いで身体を前へ一回転させて右足を伸ばし ライダーキックのフォームをとり そのまま流星の如く落ちる・・・
危険を感じた聖騎士は下がり キックを回避する陣形をとる
ドガン!地面にキックが当たり少しひびが入る
ゼオンを中心に聖騎士と距離ができるが、槍を構え始め 一気に周りを聖騎士の槍で囲まれる・・・
先頭の盾はエルフたちの下級魔法によって攻防が繰り広げられていた・・・
ザッザッザッと中央にいるゼオンに迫る聖騎士たち 槍を構えて一斉に串刺しにしようと槍を突き出す
その瞬間を待っていたゼオンは突然 ブレイクダンスを踊り始める・・・
ブレイクダンスで足を回しながら蹴る行動を取り 聖騎士の槍の先を蹴って破壊しまくる!
バキバキバキバキ! キンキンキン!
破壊できなくても槍を弾くことも出来ていた
ゼオン「あらよっと! そらよっと!
ブレイキン! ブレイキン! ヤッホー!」
まるで遊ぶように踊り 声をあげて次々 聖騎士の武器を壊す
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ドゴーーーーーーーーーン!!!
爆発音を轟かせ 聖騎士たちは白目を剥き 衝撃で宙に浮く
スローモーションのようにゆっくりと吹き飛ばされ そして地面にドサッ! ドサッ!と倒れ落ちる
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凄まじい轟音に驚く エルフたち
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ミウ「今のってミウの・・・・」
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シリウス「あれが彼の・・・」
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