ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

文字の大きさ
71 / 91
復讐開幕篇

第7話 ゴブリンの村を救え!

しおりを挟む


突然 大声をあげて 土下座をするゴブリン・・・
「ど、どうか 我々の村をお救いくださいませ!!」



ベルクス「・・・知らん 自分たちのことくらい自分たちでなんとかしないか」


旅を急いでいたベルクスは冷たく返事をする


リンの父「身勝手なことは認めます! ですが あなた方の力をどうしてもお借りしたいのです!!」


アマネ「苦しゅうない 面(おもて)をあげよ」


ベルクス「おい! 勝手に話を進めるな! 早く森を抜け・・・」


アマネ「森を抜けても仇はまだ先じゃよ」


ベルクス「だから 先を急いで・・・」


アマネ「黙るのじゃ!! このたわけ!!」


ベルクス「・・・・・・」
突然のアマネの怒りに驚く


アマネ「おぬしは 今 復讐ことしか考えておらん
かつて九尾だった 妾(わらわ)に言ったことを忘れたか?
『弱き者のために強き者を挫く 弱者を救うそれが俺の活人剣』じゃと・・・

目の前の弱者を救わんで何が活人剣じゃ!!
愚かもの!! 今のおぬしは復讐のために生きる殺人剣じゃ!!」


珍しく正しいことを叫び 怒鳴るアマネ


ベルクス「・・・・・・すぅーー はぁーー」と深呼吸をする


ベルクス「・・・すまなかった 確かにアマネの言う通りだ
急いでも仕方がない・・・だが 仇は討つ! その前の寄り道だ」


アマネ「素直に助けると認めよ まったく・・・
すまぬかったのお それで話を聞こうぞ ゴブリンとやら」


説教の雰囲気は終わり ゴブリンから事情を聞くことにした一行


リンの父「実は・・・1週間前に我々の村の近くに先ほどのソードドッグの群れが縄張りを広げてきまして狩りをしていた我々にも牙を剥いてきたのです 
狩猟担当の者たち ほとんどが重症を負い 食べ物を確保出来なくなったため私たち家族だけで食糧を調達していました 今回のことできっとやつらは村を襲撃して我々を食べる気です!
だから どうか!どうか我々の村をお助けください!!」

再度 土下座を深くしてお願いをする


アロード「ここまで 頭を下げてるんだ どうする?」


ベルクス「・・・・・・」


アマネ「おぬしが決めよ! 見捨てるか  助けるか」


スラミン「ベルクス~ どっち?」






ベルクス「・・・分かった  助ける・・・」


リンの父「あ・・・ありがとうございます!!」
ゴブリンの家族は父と同じく土下座をする


ベルクス「もういい 子供にまで土下座をさせるな・・・
さっそくだが 村に案内してくれ! 犬畜生どもを迎え撃つ!」


リンの父「はい! 分かりました!」


アロード「まあ これも何かの縁だぜ♪」
陽気にウインクしてベルクスをなだめる


その後 ベルクス一行はゴブリンの家族についていき ゴブリンの村に到着する


ボロい家が何軒かあり ひょろい身体のゴブリンたちに錆びた剣や武器が並び 貧相な村に着く


アマネ「これは なかなかに貧しい村じゃのお」


スラミン「みんな ガリガリだね~」


アロード「1週間も食べ物をろくに食えてない感じだな」


突然の人間に狐の獣人 スライムの訪問にゴブリンたちは興味津々だが 同時に不安だった 村を荒らしに来たのかと・・・


リンの父「族長! 我々を助けてくださる方々をお連れしました!」


族長の家らしき前に立ち 挨拶をする


すると 家からゴブリンの族長が現れる
年を取り 腰が曲がった老人のゴブリンが歩いてくる


族長「そなたたちが ソードドッグの群れから わしらを救ってくださるのか?」


ベルクス「そうだ・・・そのゴブリンの家族と約束をした」


族長「しかし タダで わしらを助けてくれる訳ではなかろう?」


ベルクス「・・・・・・」
確かに無料で助けるとなると怪しまれるか?
何か要求した方が普通か?

と考えていると・・・


アロード「じゃあ この村 1番の宝をくれ」
海賊が言い出す


族長「宝ですか?」


アロード「そうだ! こっちは命を張ってお前らを守るんだ・・・そっちも命までとは言わねー 大事な宝をよこしな」
ここは任せろとウインクをする


族長「・・・・・・」

    
「ないの~」
海賊のやり口を真似するスラミン


族長「・・・見ての通り わしらは貧しい そなたら欲する高価なものは無いのだ・・・」


アロード「だから 大事なものでいいって言ってるんだよ ほら あるだろう? ゴブリン特製の装飾品とか 部族の飾り物とかあるだろう? そう言う誠意がこもった物でいいんだ」


ベルクス「・・・アロード お前」


悪いな♪と感じにまたウインクする


族長「うむ・・・わしらが大事に身を付けているのは狩った小動物の骨を使って作る首飾りじゃ
ゴブリンの強者という意味がある物じゃが・・・」


アロード「じゃあ その首飾りを作ってくれ
それを付けていれば ゴブリンに認められた証になるだろう 他のゴブリンの村でも役に立つはずだ!」


アマネ「なるほどのお ゴブリンの証を付けておれば 確かに他の村でも見せれば 話を通してもらえそうじゃのお」


アロード「だろう? いい案だと思わねーか?」


ベルクス「あ・・・ああ」


スラミン「アロード~あたまいい!」


アロード「もっと言ってくれ!」


スラミン「アロード~かっこいい~!」


アロード「サンキュー!!」
決めポーズをするキャプテン



族長「そんな物でよろしいのですか?」


ベルクス「ああ 今後の役に立ちそうだ それでいい」


族長「では 女たちに頼み 作ってもらおう」


族長は女ゴブリンたちを呼び 首飾りを作るように命令する


ベルクスたちは負傷したゴブリンがいる家にお邪魔している

腕や脚 腹など様々な箇所を切り裂かれていた


ベルクス「少しでも兵がいる スラミン頼めるか?」


スラミン「うん まかせて~」
そう言うと体の一部をボール状にして取り出す


「スラミンポーション!!」掛け声と共に負傷したゴブリンに投げつける
 

バシャッ! バシャッ!と液体になったスラミンポーションがゴブリンたちを治療する


傷は塞がり 血も止まる 回復したゴブリンたちにベルクスが告げる

ベルクス「族長から許可はもらっている! お前たちには迎撃の準備をしてもらう」






























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






























夜になり 夜行性の生き物が活発になる時間がやってくる


数十体のソードドッグが集まる 理由はただ1つ 自分たちの縄張りに入ったゴブリンと人間たちを皆殺しして死体を喰らうことだけだった さらに村に逃げ込んだらしく
村の連中も喰う許可が出た
さらなる縄張りを広げるため動き出すソードドッグたち

ワオーーーーーーン!!
ワオーーーーーーン!!


遠吠えが聞こえるこれから狩りを行う合図のようだった


タッタッタッタッ!と集団で走り抜け ゴブリンの村の近くまでやってきた


村の入り口の周りには貧相な鉄の網で作ったバリケードが張られており  槍を持ったゴブリンたちが待ち構えていた


さらに空いている入り口から3人がでてくる


刀を持った男は入り口に残り 狐の獣人が真ん中あたりに立ち 海賊の男が先頭に立つ





遠吠えが始まる前・・・

アロード「じゃあ 配置を言うぞ
まずゴブリンたちは入り口の周り 他の部分にバリケードのところで槍を構えてやつらがバリケードに喰らいついている隙に攻撃をしろ! 仕留めなくても怪我を負わすだけでいい!

次にベルクスとスラミンは入り口にいろ!」


ベルクス「スラミンは回復役だから分かる だが俺が前に出た方がいいのでは?」


アロード「いや 入り口の守りは要だ! 絶対に中に入れちゃいけない! だからこそ お前が1匹も逃がずに始末しろ!」


ベルクス「・・・分かった」


アロード「中央にはアマネだ! 前みたい妖術札だっけ?
それをトラップとして使えないか?」


アマネ「ふっふっふ・・・出来るのじゃよ」


アロード「それを頼む!」


アロード「そして 俺は先頭に立って 出来るだけ数を減らす!」


ベルクス「待て! お前が先に殺されるかもしれないぞ!」


アロード「舐めんなよ! 俺だってそこそこ名の知れた海賊だ! 犬っころに殺られるほどヤワじゃないぜ!」
任せろ!とウインクする












そして 現在・・・


先頭にアロード 中央にアマネ 後方にベルクスとスラミンの3段構えで迎え撃つ



ガルルルルル!  ワオーーーーーーン!
と1匹の遠吠えを合図に駆け出すソードドッグたち


数匹がアロードに襲いかかる
「いらっしゃいませー!!」と陽気に剣を出して応戦する


その隙にまた数匹がアロードを抜けて走り出す


アマネ「作戦通りじゃな・・・どれ!
妖術札『地雷岩(じらいがん)』!!」


アマネが地面に仕込んだ札の上を通った瞬間
ドガッ!と地面から岩が隆起して魔獣の骨を砕き 空中にぶっ飛ばし 倒れ さらに怪我をして再起不能にする

さらに妖術札『狐火(きつねび)』も仕掛け ボウ! ボウ!と青い炎で焼き尽くされる


アマネを飛び越えてきたものもいるが
ザンッ!と簡単に斬られ 消滅して 魔獣の侵入を許さなかった


ガン!ガン! ガーン!


とアロードの錨(いかり)状の剣と尻尾の剣がぶつかり合う


アロード「さすがに 数が多いねー やっぱ コイツじゃねーとな!」
左手からパイレーツピストル型の銃を取り出す カチャ!


バーン! バーン! バーン!と撃ち 3匹を仕留める


銃口の煙をフーと吹き 「銃は剣より強い! なんてな!」
余裕の表情を見せる


ゴブリンたちはたった3人で次々に ソードドッグの群れを蹴散らす姿に驚いていた


それよりも普通の人間なら自分たちを見下している人たちばかりだが 彼らは決してそんな風には見ずに対等に接してくれる不思議な人たちと感じ始める


スラミン「ぼくの でばんは~?」


ベルクス「ないかもしれんな」


スラミン「え~!」


数十匹は居た魔獣の群れがどんどん少なくなる


アマネ「こりゃあ 勝ち戦じゃのお」


スラミン「それ フラグ っていうんだよ~」












すると 奥からノシノシ!と足音が聞こえる


アロードが見ると 通常のソードドッグの2、3倍のデカさがある大型犬 群れのボスが現れる


「フラグ かいしゅう!」 
と喜ぶスラミン


剣を構えるアロード しかし 群れのボスは
アロードを飛び越えてアマネの近くに降りる


アロード「ちっ! トラップ係のアマネを先に潰す気か!」


ガルルルルル!とアマネを睨み付けるボス


アマネ「妾(わらわ)が1番危険と感じたのじゃな
分かるぞ なぜなら九尾の・・・ 」


ブンッ!と尻尾の剣を振ってきた

「危なーーー!!」ギリギリで回避するアマネ


アマネ「このバカ犬!! あわや 斬られて・・・」
スパー! ツウーと右の頬が浅いが斬られて 血を流していた


アマネ「な、なんじゃこりゃ!?」
切り傷だが オーバーリアクションをする


アロードは後ろから見ていたため気づき叫ぶ


アロード「2本だ!そいつの尻尾の剣は2本ある!」


ゴブリンたちが見ると確かに尻尾に剣が2本あり 片方の剣にアマネの血がついていた
その血をチロッ!と舐めるボス


ブチッ!「妾(わらわ)に喧嘩を売っておのかあ?
ワンころ風情が!!」

二重の意味で舐められたと感じ オーラを放つアマネ



アマネ「死ね~い! 九尾 回し蹴り!!」


華麗に回し蹴りをしようとしたが 魔獣の足の肉球部分で叩かれて ドーン! と吹き飛ばされる


「ぶはーー!!」といつものお約束になるアマネ



アロード「仕方ない! 作戦を立てたのは俺だ
尻拭いはしねーとな!」

シャキーン! カチャ!と剣と銃を構える


ガルルルルル!と今度はアロードに目を付けるソードドッグのボス



アロード「お前の相手は俺がするぜ!ワンころ!!」・・・



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。

Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。 現世で惨めなサラリーマンをしていた…… そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。 その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。 それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。 目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて…… 現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に…… 特殊な能力が当然のように存在するその世界で…… 自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。 俺は俺の出来ること…… 彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。 だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。 ※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※ ※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

オークだけど勇者やってます〜異世界転生したらイケメンオークでした〜

北ましろ
ファンタジー
異世界転生に憧れていた高校生・佐藤健太。交通事故で死んだはずが、目覚めるとそこは剣と魔法の世界——そして自分の姿は、RPGで狩られがちな“オーク”だった。絶望……する暇もなく、転生ギフトを確認すると最強格の《ソードマスター》持ち!? しかもオーク社会では、なぜか「絶世のイケメン」扱いでオーク娘に熱烈求愛まで受ける始末。だが人間の町では、助けた相手にすら「オークが襲ってる!」と誤解され、偏見と差別の洗礼を浴びることに。 それでもグロッグ(現名)は笑って剣を抜く。勇者選抜試験で圧倒的実力を見せ、貴族令嬢の天才魔法使い、勇者候補筆頭の剣士、差別を知るハーフエルフら“人族エリート”と同じパーティへ。反発、陰謀、そして魔王軍——。 「種族は関係ない」を証明するため、オークの勇者は今日も前向きに最前線を駆け抜ける!

貞操逆転世界の「内助の功」~掃除と料理を極めた俺が、脳筋幼馴染を女王にするまで~

ありゃくね
ファンタジー
前世の記憶が目覚めたそこは、男女の貞操が逆転した異世界だった。 彼が繰り出すのは、現代知識を活かした「お掃除アイテム」、そして胃袋を掴む「絶品手料理」。 ただ快適に暮らしたいだけのマシロの行動は、男に飢えた女騎士たちを狂わせ、国の常識さえも変える一大革命へと繋がっていく。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

精霊のお仕事

ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】 オレは前世の記憶を思い出した。 あの世で、ダメじゃん。 でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。 まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。 ときどき神様の依頼があったり。 わけのわからん敵が出てきたりする。 たまには人間を蹂躙したりもする。? まあいいか。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...