ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

文字の大きさ
72 / 91
復讐開幕篇

第8話 ゴブリン村の戦い

しおりを挟む


ソードドッグという魔獣の群れと戦い ゴブリンの村を守ることとなったベルクス一行



順調に討伐するが 群れのボスが現れる

しかも 尻尾の剣が2本ある大型犬の魔獣



アマネを先に吹き飛ばし 次はアロードに牙を剥く




アロード「かかって来な! ワンころ!」



ワン!と牙や爪で初めは襲いかかる



シュッ! ザッ!と避けて キン!と爪は剣で受け止める



次は体を回転させ やはり尻尾の剣で斬りかかってくる



ガキーン! となんとか止めたに見えたが 2本の刃に押され スザザザザ!と後ずさりをするアロード



アロード「やるじゃねー・・・」

言葉の言う間に2本の剣による突き技が同時に来る



「っ!!」頭を狙った剣は避けるが 太ももを狙った剣がスパー!と切り傷を負う



さらに突きばかり放ち 全然動けなく ガードか避けるだけの防戦一方になる



加勢に行きたいベルクスだが 次々と群れの魔獣が押し寄せてそれどころではなかった



村 全体を方位してくるソードドッグたち



群れのボスを倒さないかぎり 魔獣の勢いは止まらず

勝負の鍵はアロードという海賊の手に握られていた・・・




キン! キン! シュッ! シュッ! ガキーン!



避けるか弾くかの防戦になるアロード



スパー! シュパー!と身体に切り傷が増える

このままだと消耗戦で負ける!そう考えたアロードは・・・



左手にパイレーツピストル型の銃を持ち




魔獣から逃げ出す




ゴブリンA「あの方 逃げたぞ!」



ゴブリンB「オラたちを見捨てやがった!」



「ワーワー!」とアロードに対して怒る ゴブリンたち



しかし ベルクスは見逃さなかった・・・

左手に持った銃に魔力が込められていることに



ソードドッグのボスは逃げたアロードを仕留めようと追いかけていた ドスン!ドスン!と追いかける



ボスの尻尾剣を避けながら 何かを待つアロード



そして カチャン!と何か装填される音がする



すると 今度は村に引き返すアロード



ゴブリンC「なんだ? 戻ってきたぞ!」



ゴブリンD「逃げたんじゃないのか?」



村の入り口近くまで戻るが前には魔獣の群れが居て突破できそうになかったが それはしなくてよかった



ズザー!と後ろを振り返りボスを待ち構える



ボスは逃げ場がないと分かり 首に噛みつこうと飛び上がる



アロードはその瞬間を待っていた・・・



左手の銃には自身の魔力を溜め込んだ弾丸が込められていた



アロード「喰らいな!」



銃口をソードドッグのボスに向けて 引き金を引く







『エクスペンダブルショット!!』






バーーン!と放たれた銃弾は赤い光でボスの首に命中する



そのわずか 1秒か2秒後に赤い光の弾丸はドーン!と爆発を起こし

ボスは空中で爆散して飛び散った血が配下の魔獣にビタビタとまとわり付く



目の前でボスが死に 動揺して統率が取れなくなる魔獣たち



バーン!と空に銃を撃ち 静寂になる・・・



アロード「お前らのボスは討ち取った!!

まだ村を襲うならボスと同じようにぶち殺すぞ!!」



それは勝利宣言だった



ク~ンと鳴き 村から離れるソードドッグたち



アロード「さっさと失せろ! 俺は気が短けーんだよ!!」



さらに怒鳴り 魔獣たちは森の中に去って行った



スラミン「おわり~?」



ベルクス「ああ 終わった」



「やったー!! ヤッホー!!」と喜ぶゴブリンたち






アマネ「まだ安心するは早い! ほれゴブリンたち!ちいと手伝え!」

そう言うと お札を用意するアマネ



ゴブリンたちは1人1枚渡され アマネに指示を受ける



「地面についた魔獣の血を札に付けよ 数量でも数滴でも構わぬ!」



みんなは地面についた魔獣の血を札につけて回る



「次にやつらの森の入り口の木にその札を張り付けるのじゃ」



アマネの札は特別で魔力を込めると物や生き物に張り付く性質を持ち 簡単に木に張り付けることができた



族長「これはいったい?」



アマネ「いわば結界じゃよ 自分たちの血の匂いが漂うのじゃ 昔 同胞が殺されたという意味を持つから 二度と襲われることはないのじゃ 」



族長「あ、ありがとうございます! ここまでしていただけるとは! 本当に感謝いたします!!」



「ありがとうございます!」 「感謝します!」など次々とゴブリンたちから礼を言われるアマネ



アマネ「ふっふっふ もっと感謝するがいい!」



アロード「あの性格じゃなかったら完璧だよな」

小声でベルクスにささやく



ベルクス「確かになあ」と答える



ゴブリンたちが土下座する光景に1人高笑いするアマネ


「ふっはははははは!」



スラミン「ああいうのが ゲスっていうんでしょ?」



ベルクス「どこでそんな言葉を覚えた?」



スラミン「アマネから~」



ベルクス「アイツに説教決定だな この前のお返しだ」



アロード「スラミーン! 回復薬ポーションをかけてくれ! ちょっと怪我した」



スラミン「は~い! いらっしゃいませ~!」

バシャン!とかける









こうして ゴブリンの村を魔獣から救ったベルクス一行






約束通り ゴブリンの首飾りをもらい ゴブリンに認めてもらえた証を手に入れる



魔獣に襲われる心配も無くなり 一行は次の地を目指すことに



「ゴブリンの村を抜けると何がある?」

ベルクスが族長に質問をする



族長「この先には草原と丘が広がる 比較的に安全地帯であります ただ・・・」



ベルクス「ただ?」



族長「その辺り一帯はケンタウロスの領地なのです!

それに誇りが高く高圧的な態度なのでお気をつけてくださりまし」



アロード「エルフよりはマシらしいが 変な誤解を招くと面倒くさくなるって聞いたことあるぜ」



スラミン「フラグ♪フラグ♪フーラーグ♪」



アロード「やめろ! スラミンの当たるからやめてくれよ!」



スラミン「え~ いやだ! たのしいのに~」



アマネ「それにしてもまた草原じゃとわのお

いっそ ケンタウロスに乗せてもらいたいものじゃ」



族長「それはやめたほうがいいじゃろ

ケンタウロスが人を乗せるのは自分の主と認めた者 または伴侶だけじゃと聞く」



スラミン「へぇ~」



アロード「フラグって言わねーのかよ」

聞こえないように小声でツッコむ



ベルクス「分かった 気をつけよう では 失礼する」




ベルクスたちは出発する 新たな地を目指して・・・



と その前に入り口でゴブリンのみんなが待っていた



リン「スラミン! それに皆さん助けてくれてありがとうございます!」



「ありがとうございます!!」みんなが言う



リン「またいつか来てね! スラミン!」



スラミン「うん! またね~!」




「さようならー!」 「ありがとうー!」

「またねー!」 「元気でねー!」


とみんな 別れの言葉をかけて 見送ってくれる




アロード「じゃーなー!」手を振るキャプテン



スラミン「バイバ~イ!」



アマネ「達者でのおー!」



ベルクス「・・・・・・」

師範の言葉を思い出す


「弱者を助けよ! 強き者は弱き者を護る責務がある!」




俺は出来ただろうか? 師範・・・




ゴブリンたちの姿をもう一度と見ると 笑顔であった



それが答えだと分かり 振り返らずに歩く





ゴブリン村の問題・・・



魔獣のボス撃破 および結界の展開により2度と村が襲われることはなくなったとのこと・・・




























アロードの必殺技



『エクスペンダブルショット』


パイレーツピストルに魔力を込めて放つ

いわばチャージショット

命中してから数秒後に爆発するようになる

溜めた魔力の量によって爆発の威力も変わる



名前の由来は映画「エクス○ンダブルズ」から




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活

仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」  ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。  彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

テンプレ最強勇者に転生したら魔女が妻になった

紡識かなめ
ファンタジー
七つの大陸、それぞれを支配する“七大魔女”── 魔力あふれる世界《アルセ=セフィリア》は、魔女たちによる統治と恐怖に覆われていた。 だが、その支配に終止符を打つべく、一人の男が立ち上がる。 名はルーク・アルヴェイン。伝説の勇者の血を引く名家の出身でありながら、前世はただの社畜。 高い魔力と最強の肉体、そして“魔女の核を斬ることのできる唯一の剣”を手に、彼は世界を平和にするという使命にすべてを捧げていた。 ──しかし、最初に討伐した《闇の魔女・ミレイア》はこう言った。 「あなたの妻になります。魔女の掟ですから」 倒された魔女は魔力を失い、ただの美少女に。 しかもそのまま押しかけ同居!? 正妻宣言!? 風呂場に侵入!? さらには王女や別の魔女まで現れて、なぜか勇者をめぐる恋のバトルロイヤルが始まってしまう!

処理中です...