ブレイブ×サタン ~次代の勇者と魔王の立場が逆転した異世界ファンタジー~

リョウZ

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部族騒乱篇

第12話 セレスティア

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新たに二重スパイとしてベルクス側についたハヤテ


ベルクスは彼にケンタウロス族の事で嘘の報告を告げるように言う


ベルクス「縁談は前向きに返答する またはOKを出すだ」


ハヤテ「しかし それで刺客を送るのを遅らせることが出来てもやはり時間の問題があるでござる
返答したのにまだ娘が来ないと怪しむのでは?」


ベルクス「そうだ ハヤテ お前の目的は時間を稼ぐことだ」


族長「時間を稼ぐ?」


アロード「おい・・・まさかだけど・・・」


ベルクス「時間を稼ぐ 俺たちが魔王城に着くまでの!」


「・・・・・・」 また沈黙が訪れる



スラミン「え? また?」



族長「き、貴殿は ま、まさかレオゴルド様を!?」


ベルクス「ああ・・・斬る」


「やっぱりかぁ」と頭に手を当てるアロード


アマネ「ほほほ・・・ついでにと言った方がいいじゃろ」


ベルクス「俺の仇も魔王の同志だ 城にいるはず 一石二鳥を狙う」


族長「ベルクス殿! これはケンタウロス族の問題です!
何もそこまで!」
族長は止めようとする


ベルクス「では お前は娘をどうやって守る?
次々 来る刺客にいつまでも耐えられるはずが無い」


族長「・・・・・・・」


ベルクス「俺たちがやらなければ 他の部族も同じように搾取される これは止めなければならない!」


ベルクスの意思は固く 決意に満ちた表情だった


セレスティアはまたキュンとしていた
この人は私たちの問題を我がことのように考えてくださる素敵なお方 ああ!どうしよう? 
敵であった者にも慈悲深く 生きろと伝え ニンジャは涙を流し 主と認めた 主? あるじ?
そうだ! セレスティアはあることを思いつく・・・



ハヤテ「では 拙者は魔王城へ向かいます」


ベルクス「ああ 返答の件を頼む」


スラミン「たのむ~」


ハヤテ「失礼するでござる」 シュッ!といなくなる


スラミン「ござる~」


族長「本当に良いのであるか?」


ベルクス「ついでだ 気にするな」


アロード「まったく 面白い旅になってきたぜ!
仇を討つだけでなく四天王まで討つ つもりって 話がデカくなってきたなあ!」


アマネ「ベルクスからすれば妖怪退治をおまけでする感覚じゃろうな・・・」



セレスティア「あの! ベルクス殿!!」


いきなり大声をあげるセレスティア


族長「どうしたのだ? セレスティア?」


パッカ パッカと足音を立てて ベルクスの前に立ち
脚を曲げて地面に座り 頭は彼の肩くらいになる
顔を上げて そのお方の顔を見つめる・・・



「どうか・・・私の主になってくださいまし!!」
セレスティアは大きな声で告白する


「え?」みんな 同じ言葉を言う


ベルクス「ちょ、ちょっと待て! いきなり どうした?」


アロード「そうだぜ! 急に・・・」


セレスティア「いえ 急ではありませぬ!
ベルクス殿が来て レオゴルドの企みを暴いた時 なんと聡明な方だと感心しました それから数日 共に過ごす内に私の瞳を捕らえて離しません!
それに私のために剣を取ると言ってくれました!」


ガシッ!両手でベルクスの右手をガッチリ掴む


セレスティア「あなた様は私の主にふさわしいお方!
どうか どうか私と結婚してください!!」


アマネ「なんと! おぬし!求婚されたのじゃぞ!」


スラミン「けっこん ってなに~? きゅうこん ってなに~?」


スラミン以外 急展開に困惑する


族長「セ、セレスティアよ・・・お前はケンタウロス族の私の娘だから 結婚を急いでいるのは分かる・・・だが なぜ 人間の男を選ぶのだ? お前なら同じケンタウロスの強き男を選ぶと思っていたが・・・ ・・・」


父親は娘の相手が屈強なケンタウロス男性と結婚すると思っていた


セレスティア「お父様 お許しください 今まで黙ってきましたが・・・私はケンタウロスの異性より人間のようなスラッとした方が好みです!」


族長「なっ!?」
娘の好みにショックを受ける


セレスティア「それに 力だけの殿方より 知恵のある方のほうが望ましいです」


族長「っ!?」
まるで自分が力だけの男と言われた気がした


族長の妻「やはり ベルクス殿をお慕えしていましたか」


族長の妻がやって来た 事情を理解しているみたいだった


族長の妻「この子ったら ベルクス殿だけを情熱的にずっと見つめていたのよ この数日・・・」


セレスティア「お母様!! 気づいていたのですか?」


顔が真っ赤になる


族長の妻「私だけじゃなく 他の娘たちも気づいていたわよ セレスティア様はあの人間が好きみたいと女たち全員で噂話をしていたのよ」


セレスティア「そ、そんな みんな気づいていたなんて・・・」


さらに真っ赤に 耳まで赤くなる


アロード「マジか? 気づかなかったぜ 女ってスゲーな」


スラミン「スゲーな~」
真似をするスライム


族長「私も気づかなかった・・・」


族長の妻「これは女にしか分からぬものです・・・
我が娘 セレスティアよ! その気持ち 情熱に嘘 偽りはありませぬね?」


セレスティア「! はい!! ありませぬ! この気持ち・・・ 胸の高鳴り 間違えなく本物ですわ!」


族長の妻「では 婿殿を支えなさい! ケンタウロスの誇りに懸けてお守りし 婿殿の悲願を叶えなさい!
そして ちゃんと婿殿を連れて帰るのよ」


セレスティア「はい! お母様! 私たちの誇りに懸けて主にお仕えいたしますわ!!」




2人だけで話が盛り上がり もう結婚決定みたいな空気になる


ベルクス「・・・お、おい 俺は結婚するなど言って・・・」


族長の妻「む・こ・ど・の   今夜は何が食べたいですか?」


笑顔だが 凄いオーラを放ち 何も言わせない雰囲気を出す


ベルクス「あ・・・いや なんでもない・・・」
思わず 前言撤回してしまう


族長の妻「んふふふ 嬉しいわ 義理の息子がこんなにかわいい子なんて!

セレスティア 絶体に離してはなりませんよ」


笑顔だが やはり最後の一言は凄いオーラで忠告していた


ベルクス「・・・・・・」


アロード「お前も大変だなぁ」
ベルクスの肩をポン!と叩き 励ます


スラミン「たいへんだなぁ」
繰り返すスライム


アマネ「これは逃げられぬ 運命じゃわい」


族長「・・・・・・」


族長の妻「では 皆さん 集落へ戻りましょう」




その夜は宴会だった ベルクスとセレスティアを隣り合わせにして皆が祝福していた


アロード「まるで 結婚式じゃねーか」
ゴクッゴクッと酒を飲む


アマネ「これ! スラミンはまだ酒は早いのじゃ!」


スラミン「え~! いいじゃん ちょっとだけ~」


ベルクス「・・・・・・」


セレスティア「ベルクス殿の好きな食べ物は?」


族長「ぐす・・・む・・・娘が結婚を・・・ぐす・・・」
感動なのか寂しいのか涙を流す


族長の妻「婿殿! たくさん食べてください!」
料理が運ばれ ベルクスの前に出される


「飲めー! 食えー!」などが飛び交い 集落はどんちゃん騒ぎになる






























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






























翌日   銀色の鎧を纏い 硬そうな盾に 鋭いランスを装備したセレスティアがベルクス一行の前に姿を見せる


セレスティア「ベルクス殿! 私、ご協力しますわ!
是非 旅に連れていって・・・いえ  ついていきますわ!」


ベルクス「・・・・・・」


アロード「その格好を見たら そうだろうと思ったよ」


アマネ「大所帯になってきたのお  婿殿・・・」
ニヤニヤと笑いながら ベルクスを茶化す


スラミン「わ~い なかま♪ なかま~♪」


ベルクス「・・・本当に来るのか?
お前は狙われているのだぞ」


セレスティア「だからこそ 集落に居ても仕方ありませぬ!  自ら赴き お断りをするのです! それに・・・」
身体をくねくね モジモジしながら

「ベルクス殿から離れたくありませんわ・・・」


アロード「ヒュー! 言うね」
口笛を吹く海賊


スラミン「ピ、ピュー! あれ? できない」
口笛を真似するが キレイに吹けないスライム


アマネ「間違っても断るでないぞ・・・後ろを見よ」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ と凄まじいオーラを放ち 娘を送り出す気満々の族長の妻がいた


族長の妻「婿殿 娘をよろしくお願いします」


笑顔だが 「はい」 以外言わせない空気を作り ベルクスに迫る


ベルクス「くぅ・・・わ、分かった 好きにしろ」


セレスティア「はい! ついていきますわ! どこまでも!」


族長「ぐす・・・娘よ!・・・道中 気をつけてな・・・う・・・ぐす」
涙を流しながら 送り出す ケンタウロスの族長


族長の妻「しっかり支えるのよ」


セレスティア「はい! 行ってまいります! お父様! お母様!」






こうして 新たに ケンタウロス族のセレスティアが仲間に加わる・・・



「行ってらっしゃーい!」 「気をつけてー!」


「元気でー!」 「婿殿ー!」



ケンタウロス族 一同 見送ってくれる


一行は手を振り ケンタウロスの集落から歩き出す



歩いて しばらく すると


セレスティア「ベルクス殿! 私が乗せて行きましょうか?」


と 質問してくる


アマネ「妾(わらわ)たちも乗せてくれるのかえ?」


セレスティア「それは できませんわ! 乗せるのは ベルクス殿だけですわ!」


スラミン「え~! けち~!」


アマネ「そうじゃ けちい!」


アロード「ははは・・・」


ベルクス「・・・やかましくなったなぁ」


しかし 師範の言葉を思い出す


師範「旅は道連れ 世は情けじゃ」




ガミガミ ガミガミ と後ろで言い合っているものたちを見て


「ふふ」 と微笑む


アマネ「なんじゃい! 気持ちの悪い笑みをして」


ベルクス「何でもない!」


ぷいっ! と前を向く


セレスティア「可愛いですわ!」


アマネ「御愁傷様じゃな・・・これは・・・」


セレスティアに呆れるアマネ


アロード「さて・・・お次は何かな?」


スラミン「なにかな~?」












ケンタウロス族の問題・・・



百獣騎士団 三獣士の1人 ハヤテ を味方に付け 時間を稼ぐ


魔王軍四天王 魔獣将 レオゴルドを倒すことで解決へ


そして セレスティア 本人がついてくることに・・・




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