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第13話:沢山の人に祝福されたのですが…
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翌日、いつもの様に貴族学院に向かうため準備をしていると…
「お嬢様、グレイズ様がいらっしゃいました」
「グレイズが?わかったわ、すぐに行くわ」
急いで準備を終え、玄関に向かう。
「アンリ、おはよう。今日から俺と一緒に登下校をするぞ」
「おはよう、グレイズ。別に一緒に行かなくても大丈夫よ。まだお兄様もいるし」
「何を言っているんだ。俺とお前は婚約したんだぞ!お前はすぐに暴走するからな。とにかく、これからはずっと一緒だ。いいな、分かったな」
そう言うと私の手を掴み、グレイズの家の馬車に乗せられた。
「グレイズ、いくら何でももう私はあなたと婚約したのよ。どこをどうすれば、私が暴走すると思うのよ」
「1年半もの間、マッキーノ侯爵令息を追い回したお前がよく言うよ。いいか、もうよそ見するなよ。もしまた別の男を好きになっても、婚約は解消しないからな」
「そんな事はわかっているわ。そもそも私は…今は…グレイズが好きなんだから…」
最後の方は蚊の鳴くような声で呟く。本人を目の前にして、恥ずかしいじゃない。
「お前は移り気が激しいからな。俺は心配でたまらないんだよ。とにかく、俺から離れるなよ。いいな、分かったな」
「誰が移り気が激しいよ。一体私の事を何だと思っているの。第一…」
「学院に着いたぞ。ほら、さっさと降りろ」
再び私の手を掴み、馬車から降ろすグレイズ。ちょっと、話しはまだ済んでいないのよ!
「アンリ、グレイズ様、ご婚約おめでとう」
「おめでとう」
馬車を降りると、同じクラスの令嬢たちに囲まれた。そうか、昨日私たちが婚約したという事が、各貴族に伝わったのだったわ。
「ありがとう、皆」
令嬢の元にすかさず向かおうとしたのだが、なぜかグレイズが私の手を引っ張った。
「おい、俺から離れるな。お前は目を離すと、すぐにどこかに行くからな」
「ちょっとグレイズ、馬車の中といい、私を何だと思っているのよ」
すかさず文句を言う。すると
「あら、グレイズ様はずっとあなたの事が好きだったのよ。それなのにアンリったら、他の令息を追い回していたでしょう。グレイズ様が心配するのも、無理はないわ」
と、なぜか令嬢たちもグレイズの味方だ。グレイズめ、いつの間に令嬢たちを味方につけたのかしら?
「とにかく、教室に向かいましょう。きっとクラスの皆も、あなた達が来るのを心待ちにしているわ」
令嬢たちに背中を押され、教室へと向かった。そして教室に入ると
「「「「おめでとう。グレイズ(様)、アンリ(嬢)」」」」
クラスの皆から祝福されたのだ。
「グレイズ、よかったな。アンリ嬢と婚約出来て。こいつずっとアンリ嬢が好きだったんだぜ」
「そうそう、もう無理やり婚約してしまえって言っていたんだが、こいつ無駄に硬派でさ。“アンリが俺の事を好きになってくれるまで待つ”なんて言いやがって。でも、結局待ちきれなかったんだろ?」
そう言って、グレイズの肩をバシバシ叩いている令息たち。
「人聞きの悪い事を言うな。俺はちゃんとアンリから、俺の事が好きで俺と婚約したいという言葉を貰ったんだ。なあ、アンリ」
「ちょっとグレイズ、人前でそんな恥ずかしい事を言わないでよ!」
この人は一体何を言っているのかしら?こんな公衆の面前で。本当に恥ずかしいったらありゃしないわ。
「なんだ、アンリ嬢もグレイズが好きだったのか。でもまあお前たち、お似合いだぜ。本当によかったな」
そう言ってほほ笑んでいた令息。
その後はいつも通り授業開始だ。ただ先生たちも私たちが婚約したことを知っている様で、次々と祝福の言葉を頂いた。まさか先生たちにも祝福してもらえるなんて、なんだか恥ずかしいわ。ただ…
「スリーフェイル伯爵令嬢はずっと金魚の糞みたいにマッキーノ侯爵令息を追い掛け回していたから、どうなる事かと思ったが。いやぁ、本当によかったな」
そう言ってガハガハ笑いながら品のない事を言う先生もいた。確かに私はエディソン様を1年半にわたり追い掛け回してきましたわ。でも、わざわざ言わなくてもいいじゃない。出来る事なら消し去りたい黒歴史だわ…
沢山の人から祝福され、放課後を迎えた。
「アンリ、帰るぞ。今日から俺の家で晩御飯を食べるからな」
「分かっているわよ。うるさいわね」
ジト目でグレイズを睨んだ。
そんな私を無視し、さっさと馬車に乗り込むグレイズ。向かいに座ろうとしたのだが、なぜか膝に座らされた。そして、後ろからギューッと抱きしめられる。
「グレイズ、あなた一体何をしているのよ。恥ずかしいじゃない」
「何って、俺たちは婚約者同士なんだ。スキンシップってやつだな」
そう言うと、私の唇を一気に塞いだのだ。さらに離れては触れ、離れたは触れを繰り返している。
「もう、グレイズ。いい加減にしてよ」
「何をいい加減にするんだ。俺たちは婚約したんだ。これくらいのスキンシップで、文句を言われる筋合いはない。お前が少しでもスキンシップに慣れる様、これから毎日抱きしめたり口づけをしてやるからな」
ちょっと、そんな恥ずかしい事を宣言しないでよ。本当にこの男は…
伯爵家に着いた時は、既にぐったりだ。伯爵家でも特に何かする事もなく、グレイズと中庭でお茶を楽しむ。その時だった。
お父様付きの執事がやって来たのだ。
「お取込み中失礼いたします。実は我が家に、マッキーノ侯爵様と令息様がいらしております。至急お帰りになってください」
「えっ、エディソン様と侯爵様が?」
「お嬢様、グレイズ様がいらっしゃいました」
「グレイズが?わかったわ、すぐに行くわ」
急いで準備を終え、玄関に向かう。
「アンリ、おはよう。今日から俺と一緒に登下校をするぞ」
「おはよう、グレイズ。別に一緒に行かなくても大丈夫よ。まだお兄様もいるし」
「何を言っているんだ。俺とお前は婚約したんだぞ!お前はすぐに暴走するからな。とにかく、これからはずっと一緒だ。いいな、分かったな」
そう言うと私の手を掴み、グレイズの家の馬車に乗せられた。
「グレイズ、いくら何でももう私はあなたと婚約したのよ。どこをどうすれば、私が暴走すると思うのよ」
「1年半もの間、マッキーノ侯爵令息を追い回したお前がよく言うよ。いいか、もうよそ見するなよ。もしまた別の男を好きになっても、婚約は解消しないからな」
「そんな事はわかっているわ。そもそも私は…今は…グレイズが好きなんだから…」
最後の方は蚊の鳴くような声で呟く。本人を目の前にして、恥ずかしいじゃない。
「お前は移り気が激しいからな。俺は心配でたまらないんだよ。とにかく、俺から離れるなよ。いいな、分かったな」
「誰が移り気が激しいよ。一体私の事を何だと思っているの。第一…」
「学院に着いたぞ。ほら、さっさと降りろ」
再び私の手を掴み、馬車から降ろすグレイズ。ちょっと、話しはまだ済んでいないのよ!
「アンリ、グレイズ様、ご婚約おめでとう」
「おめでとう」
馬車を降りると、同じクラスの令嬢たちに囲まれた。そうか、昨日私たちが婚約したという事が、各貴族に伝わったのだったわ。
「ありがとう、皆」
令嬢の元にすかさず向かおうとしたのだが、なぜかグレイズが私の手を引っ張った。
「おい、俺から離れるな。お前は目を離すと、すぐにどこかに行くからな」
「ちょっとグレイズ、馬車の中といい、私を何だと思っているのよ」
すかさず文句を言う。すると
「あら、グレイズ様はずっとあなたの事が好きだったのよ。それなのにアンリったら、他の令息を追い回していたでしょう。グレイズ様が心配するのも、無理はないわ」
と、なぜか令嬢たちもグレイズの味方だ。グレイズめ、いつの間に令嬢たちを味方につけたのかしら?
「とにかく、教室に向かいましょう。きっとクラスの皆も、あなた達が来るのを心待ちにしているわ」
令嬢たちに背中を押され、教室へと向かった。そして教室に入ると
「「「「おめでとう。グレイズ(様)、アンリ(嬢)」」」」
クラスの皆から祝福されたのだ。
「グレイズ、よかったな。アンリ嬢と婚約出来て。こいつずっとアンリ嬢が好きだったんだぜ」
「そうそう、もう無理やり婚約してしまえって言っていたんだが、こいつ無駄に硬派でさ。“アンリが俺の事を好きになってくれるまで待つ”なんて言いやがって。でも、結局待ちきれなかったんだろ?」
そう言って、グレイズの肩をバシバシ叩いている令息たち。
「人聞きの悪い事を言うな。俺はちゃんとアンリから、俺の事が好きで俺と婚約したいという言葉を貰ったんだ。なあ、アンリ」
「ちょっとグレイズ、人前でそんな恥ずかしい事を言わないでよ!」
この人は一体何を言っているのかしら?こんな公衆の面前で。本当に恥ずかしいったらありゃしないわ。
「なんだ、アンリ嬢もグレイズが好きだったのか。でもまあお前たち、お似合いだぜ。本当によかったな」
そう言ってほほ笑んでいた令息。
その後はいつも通り授業開始だ。ただ先生たちも私たちが婚約したことを知っている様で、次々と祝福の言葉を頂いた。まさか先生たちにも祝福してもらえるなんて、なんだか恥ずかしいわ。ただ…
「スリーフェイル伯爵令嬢はずっと金魚の糞みたいにマッキーノ侯爵令息を追い掛け回していたから、どうなる事かと思ったが。いやぁ、本当によかったな」
そう言ってガハガハ笑いながら品のない事を言う先生もいた。確かに私はエディソン様を1年半にわたり追い掛け回してきましたわ。でも、わざわざ言わなくてもいいじゃない。出来る事なら消し去りたい黒歴史だわ…
沢山の人から祝福され、放課後を迎えた。
「アンリ、帰るぞ。今日から俺の家で晩御飯を食べるからな」
「分かっているわよ。うるさいわね」
ジト目でグレイズを睨んだ。
そんな私を無視し、さっさと馬車に乗り込むグレイズ。向かいに座ろうとしたのだが、なぜか膝に座らされた。そして、後ろからギューッと抱きしめられる。
「グレイズ、あなた一体何をしているのよ。恥ずかしいじゃない」
「何って、俺たちは婚約者同士なんだ。スキンシップってやつだな」
そう言うと、私の唇を一気に塞いだのだ。さらに離れては触れ、離れたは触れを繰り返している。
「もう、グレイズ。いい加減にしてよ」
「何をいい加減にするんだ。俺たちは婚約したんだ。これくらいのスキンシップで、文句を言われる筋合いはない。お前が少しでもスキンシップに慣れる様、これから毎日抱きしめたり口づけをしてやるからな」
ちょっと、そんな恥ずかしい事を宣言しないでよ。本当にこの男は…
伯爵家に着いた時は、既にぐったりだ。伯爵家でも特に何かする事もなく、グレイズと中庭でお茶を楽しむ。その時だった。
お父様付きの執事がやって来たのだ。
「お取込み中失礼いたします。実は我が家に、マッキーノ侯爵様と令息様がいらしております。至急お帰りになってください」
「えっ、エディソン様と侯爵様が?」
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