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第15話:オスカー様の暴走が止まりません
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オスカー様との婚約が再度結び直される事が決まった翌朝、オスカー様が迎えに来てくれた。
「アメリア、会いたかったよ!」
私の顔を見るなり、ギューッと抱き付いて来るオスカー様。さらに唇に口付けをされた。だから家族が見ている前で、こういった行為は慎んでほしいわ。今も真っ赤になって俯くしか出来ない。
「オスカー、いくら婚約が結び直される事が決まったからと言って、君は少し過激すぎる。少し行動を慎んでくれ。君が過激な事をすれば、アメリアの評判を落とす事にもなりかねないんだ!」
近くにいたお兄様がオスカー様に注意するが
「僕は別に過激な事はしていないよ。これくらい婚約者なら普通だ。君も早く婚約者を決めたらいい。そうすれば、僕の気持ちも少しは分かるよ!」
「余計なお世話だ!俺はじっくり考えているんだよ!」
顔を真っ赤にして叫ぶお兄様を無視し、さっさと私を侯爵家の馬車への乗せるオスカー様。馬車に乗り込むと、すかさず唇を塞がれる。正直、まだこの行為になれていない。やっと解放された時には、既にぐったりだ。
「オスカー様、そう言えばお怪我の方は大丈夫なのですか?」
昨日私を庇ってミア様に鉄パイプで殴られたのだ。見た感じ元気そうだけれど、やっぱり心配よね。
「腫れは酷いが、痛み止めのおかげかそこまで痛くはないよ。心配してくれてありがとう。僕の可愛いアメリア!」
再び唇を塞がれる。それにしても、オスカー様は私が旅に出ている2ヶ月間で何があったのかしら?昔から優しかったが、過度にベタベタ私に触れることも無かったし、束縛もそこまで強くなかった。
どちらかと言えば、いつも余裕を見せていた感じがするのだが、今のオスカー様はまるで別人だ。もしかして私が旅に出ている間に、誰かと入れ替わってしまったのではないかと思う程の豹変っぷり!
私の事を好きだって言うのは痛いほど分かるから嬉しいのだが、さすがに気持ちと体が付いて行かない。もう少し手加減してくれると嬉しいわ。
そんな思いから
「オスカー様が私を大切に思って下さるのはとてもよく分かりました。でも、行動が過激すぎです!少なくとも人前で口付けをするのはお止めください。それから、あまりベタベタくっ付くのは…ンンン」
と、抗議をしようとしたのだが、途中で唇を塞がれた。
「僕との婚約を解消し、2ヶ月も僕から逃亡した君が何を言っているのかな?君が望むから、僕は極力紳士的に接して来たんだ!確かに、他の令嬢と仲良くするという失態を犯してしまったが、それでも君を心から愛していた。それなのに君は僕から逃げ出した。だから、もう二度の僕から逃げられない様に、たっぷり愛情を注ぐつもりだよ!もちろん、周りにもいかに僕達が愛しあっているのかを知ってもらおうと思っている」
そう言うと、にっこり笑うオスカー様。別に逃亡したわけではないのだが、今何を言っても聞いてもらえないような気がする。ふと窓の外を見ると、学院が見えて来た。既に学院に着く前に疲れてしまったわ。
「学院に着いた様だね。そうだ、昨日言った通り、約束事項を書いておいたから、しっかり目を通しておいてね。それじゃあ、学院に行こうか」
私に紙を渡したオスカー様にエスコートされ、教室へと向かう。教室に入ると、昨日の事件の話で持ち切りだ。
「アメリア、ミア様に襲われかけたのですってね!大丈夫だった?」
血相を変えたファビアナが私の元に飛んできた。
「オスカー様が庇ってくれたから大丈夫よ。でも、そのせいでオスカー様が怪我をしてしまったの」
「そうだったの!オスカー様、怪我の方は大丈夫なのですか?」
「大した事はないよ。そもそも、今回の事件は僕の責任でもあるからね。僕が他の令嬢と仲良くしたばかりに、アメリアにも怖い思いをさせてしまって、申し訳なく思っている。でも、アメリアが怪我をしなくて本当に良かったよ」
そう言うと、私を引き寄せおでこに口付けをする。
「そうそう、皆、聞いてほしいんだ!僕とアメリアは再び婚約を結び直す事に決まったよ。ただ、一度婚約を解消すると、半年間は結び直せないらしい。だから後4ヶ月はこのままだ。たとえ正式に婚約は結んでいなくても、僕達はもう婚約者同士だ!その事は覚えておいて欲しい」
オスカー様が皆に聞こえる様に、大きな声で宣言した。オスカー様の仲間達を中心に、拍手が巻き起こる。
調子に乗ったオスカー様が、私の唇に口付けをした。その瞬間、一斉に歓喜&悲鳴が響き渡る。もう、言った側からどうして皆の前で口付けをするのよ!もちろん、恥ずかしくて俯くしかない。
「皆に口付けを見られてしまったね。これで増々僕から逃げられなくなったよ」
私の耳元で呟きながら、ニヤリと笑ったオスカー様。
「そんな事をしなくても、私はもう逃げませんわ!」
「それはどうかな?君は一度僕から逃げた過去があるからね。信用できないよ」
「それはあなたが他の令嬢と…」
そう言いかけた時、先生がやって来たので急いで席に着いた。何を思ったのか、先生にまで私たちが婚約を結び直す事を報告していた。この人は一体何なのかしら!
ちなみに、今日はミア様とその取り巻き達は欠席だ。昨日事件を起こしたことから、1週間の自宅謹慎になった様だ。
ただ、今回はオスカー様の訴えが考慮され、このような軽い処分になったとの事。もちろん、今後は一切私に関わらない事も書面で約束してくれた様だ。
今回の件で、一番の被害者はミア様かもしれないわね…
そしてオスカー様はというと、授業と授業の間の休み時間はもちろん、お昼休みもずっと私の側に居る。そのため、全然ファビアナと話が出来ない。今回の事、ファビアナに聞いてほしいのに!
そして放課後
「オスカー様、アメリアと少し話がしたいの。アメリアをお借りしても良いかしら?」
ファビアナも同じ事を思っていた様で、オスカー様に交渉をしていた。
「分かったよ。それなら後でアメリアの家に来てもらえるかい?ただし、2人きりでの面会時間は30分だよ。それ以上はダメだ」
「…わかりましたわ。それじゃあ、アメリア。後でね」
あまりの束縛っぷりに完全にドン引きしながら帰って行くファビアナ。
「さあ、僕達も帰ろうか」
オスカー様に腰をがっちり掴まれ、馬車へと向かった。この人、本当に怪我をしているのかしら?そう思う程、今日1日普通に生活をしていた。
「そうだ、アメリア。僕が書いた約束事項の紙はもう読んだかい?」
「いいえ、まだですわ」
「それなら今から見ると良い」
オスカー様に促され、紙を開けた。
「な…何ですか?これは…」
「何ですか?て、約束事項だよ。あまり束縛するのは良くないと思ってね。5つに抑えたんだ!これならアメリアも守れるよね」
確かに項目は5つだけだが、その内容が問題だ!
ちなみに、オスカー様が書いた約束事項の紙には
・令息と話す事は原則禁止
・常に僕と行動を共にする事
・別々に行動したい場合は、必ず僕の許可を取る事
・お互い家にいるなどして会えない時間は、眠る時以外1時間に1回通信機で連絡を取り合う事
・1日に最低3回は口付けをする事
と、記載してあった。
「さすがにこんなものは守れませんわ!いくら何でも、これは酷すぎます!」
「どこが酷いんだよ!これくらい婚約者なら当然だよ!そもそも、君が僕から逃亡しなれば、僕だってここまでするつもりはなかったんだ!とにかく、この条件は守ってもらうからね!」
強くオスカー様に言われてしまった。呆然とする私をよそに、馬車は伯爵家に到着した。
「アメリアが常にこの約束を忘れない様に、部屋に貼っておこうね」
私の部屋に入ると、早速約束事項が書かれた紙を貼り付けようとするオスカー様。
「オスカー様、お止めください。さすがにこの項目を、メイドたちに見られたら恥ずかしすぎるわ」
必死に止めようとしたが
「何が恥ずかしいんだ!メイドたちにも協力してもらう必要があるからね。しっかり見える位置に貼っておこう。勝手にはがしたら許さないからね」
そう言って、高い位置に貼られてしまった。壁にしっかり貼られた約束事項の書かれた紙を見て、私、この約束本当に守れるのかしら?と不安を抱くアメリアであった。
「アメリア、会いたかったよ!」
私の顔を見るなり、ギューッと抱き付いて来るオスカー様。さらに唇に口付けをされた。だから家族が見ている前で、こういった行為は慎んでほしいわ。今も真っ赤になって俯くしか出来ない。
「オスカー、いくら婚約が結び直される事が決まったからと言って、君は少し過激すぎる。少し行動を慎んでくれ。君が過激な事をすれば、アメリアの評判を落とす事にもなりかねないんだ!」
近くにいたお兄様がオスカー様に注意するが
「僕は別に過激な事はしていないよ。これくらい婚約者なら普通だ。君も早く婚約者を決めたらいい。そうすれば、僕の気持ちも少しは分かるよ!」
「余計なお世話だ!俺はじっくり考えているんだよ!」
顔を真っ赤にして叫ぶお兄様を無視し、さっさと私を侯爵家の馬車への乗せるオスカー様。馬車に乗り込むと、すかさず唇を塞がれる。正直、まだこの行為になれていない。やっと解放された時には、既にぐったりだ。
「オスカー様、そう言えばお怪我の方は大丈夫なのですか?」
昨日私を庇ってミア様に鉄パイプで殴られたのだ。見た感じ元気そうだけれど、やっぱり心配よね。
「腫れは酷いが、痛み止めのおかげかそこまで痛くはないよ。心配してくれてありがとう。僕の可愛いアメリア!」
再び唇を塞がれる。それにしても、オスカー様は私が旅に出ている2ヶ月間で何があったのかしら?昔から優しかったが、過度にベタベタ私に触れることも無かったし、束縛もそこまで強くなかった。
どちらかと言えば、いつも余裕を見せていた感じがするのだが、今のオスカー様はまるで別人だ。もしかして私が旅に出ている間に、誰かと入れ替わってしまったのではないかと思う程の豹変っぷり!
私の事を好きだって言うのは痛いほど分かるから嬉しいのだが、さすがに気持ちと体が付いて行かない。もう少し手加減してくれると嬉しいわ。
そんな思いから
「オスカー様が私を大切に思って下さるのはとてもよく分かりました。でも、行動が過激すぎです!少なくとも人前で口付けをするのはお止めください。それから、あまりベタベタくっ付くのは…ンンン」
と、抗議をしようとしたのだが、途中で唇を塞がれた。
「僕との婚約を解消し、2ヶ月も僕から逃亡した君が何を言っているのかな?君が望むから、僕は極力紳士的に接して来たんだ!確かに、他の令嬢と仲良くするという失態を犯してしまったが、それでも君を心から愛していた。それなのに君は僕から逃げ出した。だから、もう二度の僕から逃げられない様に、たっぷり愛情を注ぐつもりだよ!もちろん、周りにもいかに僕達が愛しあっているのかを知ってもらおうと思っている」
そう言うと、にっこり笑うオスカー様。別に逃亡したわけではないのだが、今何を言っても聞いてもらえないような気がする。ふと窓の外を見ると、学院が見えて来た。既に学院に着く前に疲れてしまったわ。
「学院に着いた様だね。そうだ、昨日言った通り、約束事項を書いておいたから、しっかり目を通しておいてね。それじゃあ、学院に行こうか」
私に紙を渡したオスカー様にエスコートされ、教室へと向かう。教室に入ると、昨日の事件の話で持ち切りだ。
「アメリア、ミア様に襲われかけたのですってね!大丈夫だった?」
血相を変えたファビアナが私の元に飛んできた。
「オスカー様が庇ってくれたから大丈夫よ。でも、そのせいでオスカー様が怪我をしてしまったの」
「そうだったの!オスカー様、怪我の方は大丈夫なのですか?」
「大した事はないよ。そもそも、今回の事件は僕の責任でもあるからね。僕が他の令嬢と仲良くしたばかりに、アメリアにも怖い思いをさせてしまって、申し訳なく思っている。でも、アメリアが怪我をしなくて本当に良かったよ」
そう言うと、私を引き寄せおでこに口付けをする。
「そうそう、皆、聞いてほしいんだ!僕とアメリアは再び婚約を結び直す事に決まったよ。ただ、一度婚約を解消すると、半年間は結び直せないらしい。だから後4ヶ月はこのままだ。たとえ正式に婚約は結んでいなくても、僕達はもう婚約者同士だ!その事は覚えておいて欲しい」
オスカー様が皆に聞こえる様に、大きな声で宣言した。オスカー様の仲間達を中心に、拍手が巻き起こる。
調子に乗ったオスカー様が、私の唇に口付けをした。その瞬間、一斉に歓喜&悲鳴が響き渡る。もう、言った側からどうして皆の前で口付けをするのよ!もちろん、恥ずかしくて俯くしかない。
「皆に口付けを見られてしまったね。これで増々僕から逃げられなくなったよ」
私の耳元で呟きながら、ニヤリと笑ったオスカー様。
「そんな事をしなくても、私はもう逃げませんわ!」
「それはどうかな?君は一度僕から逃げた過去があるからね。信用できないよ」
「それはあなたが他の令嬢と…」
そう言いかけた時、先生がやって来たので急いで席に着いた。何を思ったのか、先生にまで私たちが婚約を結び直す事を報告していた。この人は一体何なのかしら!
ちなみに、今日はミア様とその取り巻き達は欠席だ。昨日事件を起こしたことから、1週間の自宅謹慎になった様だ。
ただ、今回はオスカー様の訴えが考慮され、このような軽い処分になったとの事。もちろん、今後は一切私に関わらない事も書面で約束してくれた様だ。
今回の件で、一番の被害者はミア様かもしれないわね…
そしてオスカー様はというと、授業と授業の間の休み時間はもちろん、お昼休みもずっと私の側に居る。そのため、全然ファビアナと話が出来ない。今回の事、ファビアナに聞いてほしいのに!
そして放課後
「オスカー様、アメリアと少し話がしたいの。アメリアをお借りしても良いかしら?」
ファビアナも同じ事を思っていた様で、オスカー様に交渉をしていた。
「分かったよ。それなら後でアメリアの家に来てもらえるかい?ただし、2人きりでの面会時間は30分だよ。それ以上はダメだ」
「…わかりましたわ。それじゃあ、アメリア。後でね」
あまりの束縛っぷりに完全にドン引きしながら帰って行くファビアナ。
「さあ、僕達も帰ろうか」
オスカー様に腰をがっちり掴まれ、馬車へと向かった。この人、本当に怪我をしているのかしら?そう思う程、今日1日普通に生活をしていた。
「そうだ、アメリア。僕が書いた約束事項の紙はもう読んだかい?」
「いいえ、まだですわ」
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「な…何ですか?これは…」
「何ですか?て、約束事項だよ。あまり束縛するのは良くないと思ってね。5つに抑えたんだ!これならアメリアも守れるよね」
確かに項目は5つだけだが、その内容が問題だ!
ちなみに、オスカー様が書いた約束事項の紙には
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・別々に行動したい場合は、必ず僕の許可を取る事
・お互い家にいるなどして会えない時間は、眠る時以外1時間に1回通信機で連絡を取り合う事
・1日に最低3回は口付けをする事
と、記載してあった。
「さすがにこんなものは守れませんわ!いくら何でも、これは酷すぎます!」
「どこが酷いんだよ!これくらい婚約者なら当然だよ!そもそも、君が僕から逃亡しなれば、僕だってここまでするつもりはなかったんだ!とにかく、この条件は守ってもらうからね!」
強くオスカー様に言われてしまった。呆然とする私をよそに、馬車は伯爵家に到着した。
「アメリアが常にこの約束を忘れない様に、部屋に貼っておこうね」
私の部屋に入ると、早速約束事項が書かれた紙を貼り付けようとするオスカー様。
「オスカー様、お止めください。さすがにこの項目を、メイドたちに見られたら恥ずかしすぎるわ」
必死に止めようとしたが
「何が恥ずかしいんだ!メイドたちにも協力してもらう必要があるからね。しっかり見える位置に貼っておこう。勝手にはがしたら許さないからね」
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