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第22話:今回の件をファビアナに相談しました
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「アメリア、そろそろ起きようか?」
う~ん、昨日は物凄く疲れたのよ。まだ眠いわ…あら?これは夢かしら?唇に温かい感触が…んん?
パチッと目を覚ますと、なぜか目の前にはオスカー様の顔が!
「キャァァァァ」
びっくりして悲鳴を上げて飛び起きた。どうしてオスカー様がここに居るの?ふと周りを見渡すと、メイドたちが物凄く疲れた顔をしている。さてはメイドたちの制止を無視して押し入ったのね…
「どうしてオスカー様が、私の部屋にいるのですか?」
「どうしてって、僕は君の婚約者なんだから、いてもおかしくはないだろう?そうだ、昨日の件、口付けくらいでは許すつもりは無いからね」
そう言うと、物凄く恐ろしい笑顔を見せてくれた。背筋が凍り付くのが自分でも分かる。
その時
「アメリア、どうしたんだ!」
私の悲鳴を聞きつけ、両親とお兄様が部屋に入って来た。
「オスカー、なぜ君がここにいるんだ!」
「なぜって、婚約者に会いに来ただけだよ。何か問題でも?」
「問題大ありだ!そもそも、眠っている令嬢の部屋に押し入るなんて、何を考えているんだ!」
さすがのお父様も、これにはご立腹だ。お母様が執事に何か指示を出している。多分侯爵家に使いを出すのだろう。
その後、お父様とオスカー様が口論をしているうちに、侯爵様とテオ様がいらして、オスカー様を連行していった。
そして、オスカー様はしばらく我が家に出入りする事を禁止された。オスカー様は怒り狂っていたが、当然と言えば当然だ。
さらに
「いくら何でもオスカーはやりすぎだ!このままだとアメリアの評判にもかかわる。これ以上オスカーが暴走するなら、婚約を結び直す事も考え直させてもらうからな!」
と、お父様がはっきりと侯爵様とオスカー様に伝えていた。さらに怒り狂うオスカー様をよそに
「本当に申し訳ない。いつからこんな大バカ者になったのだか…とにかく、婚約の件は少し考えよう。とりあえず、このバカを連れて帰るよ!」
そう言うと、護衛騎士4人がかりでオスカー様を馬車に押し込んで帰って行った。
「本当にオスカーには困ったものだ!とにかく、オスカーが我が家に押し入らない様に、護衛騎士の数を増やそう。あいつは無駄に強いからな!」
お父様の指示で、護衛騎士が増やされる事が決まった。それにしても、婚約者になる予定の人から私を守る為に護衛騎士を増やすだなんて、なんだか物凄く滑稽よね。
「アメリア、今日は貴族学院も休みだし、ギルバート殿下の相手もしなくてもよさそうだから、とにかくゆっくり過ごしなさい」
ゆっくり過ごせと言われても、朝からこんな大騒ぎがあったのですもの。目もぱっちり覚めたわ。このままいても仕方がないので、着替えを済ませ朝食をとった後は1人静かに読書をする事にした。
コンコン
「お嬢様、ファビアナ嬢がいらっしゃいました」
「まあ、ファビアナが!今すぐ行くわ!」
ちょうど話がしたいと思っていたのよね。嬉しくてファビアナの待つ部屋へと急いで向かった。
「ファビアナ、急にどうしたの?でも、来てくれて嬉しいわ!」
「急に来てごめんなさい。昨日王宮に行ったのでしょう?大丈夫だったか気になって。オスカー様と一緒だとは思ったのだけれど、もしかしたら話せるかなって思って来てみたの。あら?オスカー様は?」
不思議そうに首を傾げるファビアナ。
「実はね。オスカー様は我が家に出入り禁止になったのよ」
「えっ?どういう事?」
目を大きく開けて固めるファビアナ。そんなファビアナに昨日の出来事や、今朝の事を話した。
「それじゃあ、あなたがパッショナル王国でぶつかったあの男性が、第三王子だったって事?それにしても、私が必死に探している間に、まさかあの男性と楽しく踊っていたなんてね」
ジト目で私を見つめるファビアナ。
「ごめんなさい。ついよ、つい」
「何がついよ!本当に心配したのよ。まあいいわ。それにしても、あの陛下がわざわざ自分が相手をするのが嫌だからって、事実上婚約者がいる令嬢に第三王子の案内役を頼むかしら?」
「余程嫌だったのでしょう?」
「それなら、別の令息に頼むことだって出来たはずよ。そもそも、わざわざお礼を言うだけの為に、あなたに会いに来るなんて思えないわ。ねえ、第三王子はあなたに好意があるのではなくって?」
ファビアナまで、オスカー様と同じ様な事を言っているわ。
「そんな事は無いわよ。だって私にはっきりと“女友達と一緒に居る感覚で接して欲しい”て、言っていたもの」
「は~、あなたは本当に鈍いわね。きっと第三王子は気を使ったのよ!大体分かるでしょう?アメリアの鈍感娘!それで、あなたは第三王子の事をどう思っているの?」
「どうって…とても良い人だと思うわ。一緒にいて楽しいし!こんな事を言うと恐れ多いかもしれないけれど、よき友人の1人という感じね」
「それじゃあ、恋愛感情は無いの?」
「な!何を言っているの?恋愛感情なんてある訳ないでしょう!そもそも、相手は他国の王子様なのよ!どう考えても私とは釣り合わないわ。それに私にはオスカー様だっているのよ!変な事を言うのは止めて!」
ファビアナは一体何を言っているの?本当に、これ以上私を混乱させる様な事を言うのは止めて欲しいわ。
「そう、それなら第三王子とは、あまり2人きりにならない方がいいのではなくって?」
「その点は大丈夫よ。陛下も次回の案内から、オスカー様も一緒に来てもいいと言ってくださっているし」
「は?あの嫉妬深いオスカー様も一緒に案内するですって?それはちょっとまずいんじゃなくって?」
「やっぱりファビアナもそう思う?実は私も心配なのよね…」
オスカー様の事だ。きっとギルバート様の目の前でもイチャイチャするだろう。さすがに他国の王族の前でそんな姿を晒したら、不敬罪で捕まらないかしら?
その時だった。ポケットに入れてあった通信機がヴーヴー言い出したのだ。
「ごめん、ファビアナ、オスカー様からだわ」
急いで通信機をONにした。
“アメリア、僕だよ!元気にしているかい?ぁぁ、僕のアメリア。会いたくてたまらないよ!今から僕の家に会いに来て欲しい!僕は残念ながら、君の家に行く事が出来ないからね”
通信をONにした瞬間、猛烈な勢いで話し出したオスカー様。ファビアナも苦笑いをしている。
「オスカー様、あの後は大丈夫でしたか?」
“僕は大丈夫だよ。父上や兄上がギャーギャー言っていたが、猿が騒いでいると思えば何て事はないよ”
猿って…
ついファビアナと目を見合わせてしまった。
“それよりもアメリア、会いたくてたまらないんだ!今すぐ侯爵家に来て”
「分かりました、でも着替えなど準備がありますので、準備が出来次第向かいますわ」
“出来るだけ早く来てね。それじゃあ、待っているから”
そう言うと、通信が切れた。
「ごめん、ファビアナ。今からオスカー様のところに行く事になったの!すぐに準備をして行ってくるわ」
「ええ、気を付けてね。アメリア、あなたがどんな答えを出そうと、私はあなたの味方よ。とにかく、また何か困った事があったらいつでも相談するのよ」
どんな答えを出そうとって、どういう意味かしら?まあいいわ。
「ありがとう、ファビアナ。頼りにしているわね」
ファビアナと別れた後、急いで侯爵家に向かった。もちろん、オスカー様から熱烈な歓迎を受けた。
侯爵様やテオ様からは
「このバカに無理して付き合わなくてもいいんだよ」
と、言われたが
「私が会いたかったのです」
そう伝えた。
そしてこの日以来、オスカー様の出禁が解除されるまでの間は、私がオスカー様の家を訪問するスタイルへと変わったのであった。
う~ん、昨日は物凄く疲れたのよ。まだ眠いわ…あら?これは夢かしら?唇に温かい感触が…んん?
パチッと目を覚ますと、なぜか目の前にはオスカー様の顔が!
「キャァァァァ」
びっくりして悲鳴を上げて飛び起きた。どうしてオスカー様がここに居るの?ふと周りを見渡すと、メイドたちが物凄く疲れた顔をしている。さてはメイドたちの制止を無視して押し入ったのね…
「どうしてオスカー様が、私の部屋にいるのですか?」
「どうしてって、僕は君の婚約者なんだから、いてもおかしくはないだろう?そうだ、昨日の件、口付けくらいでは許すつもりは無いからね」
そう言うと、物凄く恐ろしい笑顔を見せてくれた。背筋が凍り付くのが自分でも分かる。
その時
「アメリア、どうしたんだ!」
私の悲鳴を聞きつけ、両親とお兄様が部屋に入って来た。
「オスカー、なぜ君がここにいるんだ!」
「なぜって、婚約者に会いに来ただけだよ。何か問題でも?」
「問題大ありだ!そもそも、眠っている令嬢の部屋に押し入るなんて、何を考えているんだ!」
さすがのお父様も、これにはご立腹だ。お母様が執事に何か指示を出している。多分侯爵家に使いを出すのだろう。
その後、お父様とオスカー様が口論をしているうちに、侯爵様とテオ様がいらして、オスカー様を連行していった。
そして、オスカー様はしばらく我が家に出入りする事を禁止された。オスカー様は怒り狂っていたが、当然と言えば当然だ。
さらに
「いくら何でもオスカーはやりすぎだ!このままだとアメリアの評判にもかかわる。これ以上オスカーが暴走するなら、婚約を結び直す事も考え直させてもらうからな!」
と、お父様がはっきりと侯爵様とオスカー様に伝えていた。さらに怒り狂うオスカー様をよそに
「本当に申し訳ない。いつからこんな大バカ者になったのだか…とにかく、婚約の件は少し考えよう。とりあえず、このバカを連れて帰るよ!」
そう言うと、護衛騎士4人がかりでオスカー様を馬車に押し込んで帰って行った。
「本当にオスカーには困ったものだ!とにかく、オスカーが我が家に押し入らない様に、護衛騎士の数を増やそう。あいつは無駄に強いからな!」
お父様の指示で、護衛騎士が増やされる事が決まった。それにしても、婚約者になる予定の人から私を守る為に護衛騎士を増やすだなんて、なんだか物凄く滑稽よね。
「アメリア、今日は貴族学院も休みだし、ギルバート殿下の相手もしなくてもよさそうだから、とにかくゆっくり過ごしなさい」
ゆっくり過ごせと言われても、朝からこんな大騒ぎがあったのですもの。目もぱっちり覚めたわ。このままいても仕方がないので、着替えを済ませ朝食をとった後は1人静かに読書をする事にした。
コンコン
「お嬢様、ファビアナ嬢がいらっしゃいました」
「まあ、ファビアナが!今すぐ行くわ!」
ちょうど話がしたいと思っていたのよね。嬉しくてファビアナの待つ部屋へと急いで向かった。
「ファビアナ、急にどうしたの?でも、来てくれて嬉しいわ!」
「急に来てごめんなさい。昨日王宮に行ったのでしょう?大丈夫だったか気になって。オスカー様と一緒だとは思ったのだけれど、もしかしたら話せるかなって思って来てみたの。あら?オスカー様は?」
不思議そうに首を傾げるファビアナ。
「実はね。オスカー様は我が家に出入り禁止になったのよ」
「えっ?どういう事?」
目を大きく開けて固めるファビアナ。そんなファビアナに昨日の出来事や、今朝の事を話した。
「それじゃあ、あなたがパッショナル王国でぶつかったあの男性が、第三王子だったって事?それにしても、私が必死に探している間に、まさかあの男性と楽しく踊っていたなんてね」
ジト目で私を見つめるファビアナ。
「ごめんなさい。ついよ、つい」
「何がついよ!本当に心配したのよ。まあいいわ。それにしても、あの陛下がわざわざ自分が相手をするのが嫌だからって、事実上婚約者がいる令嬢に第三王子の案内役を頼むかしら?」
「余程嫌だったのでしょう?」
「それなら、別の令息に頼むことだって出来たはずよ。そもそも、わざわざお礼を言うだけの為に、あなたに会いに来るなんて思えないわ。ねえ、第三王子はあなたに好意があるのではなくって?」
ファビアナまで、オスカー様と同じ様な事を言っているわ。
「そんな事は無いわよ。だって私にはっきりと“女友達と一緒に居る感覚で接して欲しい”て、言っていたもの」
「は~、あなたは本当に鈍いわね。きっと第三王子は気を使ったのよ!大体分かるでしょう?アメリアの鈍感娘!それで、あなたは第三王子の事をどう思っているの?」
「どうって…とても良い人だと思うわ。一緒にいて楽しいし!こんな事を言うと恐れ多いかもしれないけれど、よき友人の1人という感じね」
「それじゃあ、恋愛感情は無いの?」
「な!何を言っているの?恋愛感情なんてある訳ないでしょう!そもそも、相手は他国の王子様なのよ!どう考えても私とは釣り合わないわ。それに私にはオスカー様だっているのよ!変な事を言うのは止めて!」
ファビアナは一体何を言っているの?本当に、これ以上私を混乱させる様な事を言うのは止めて欲しいわ。
「そう、それなら第三王子とは、あまり2人きりにならない方がいいのではなくって?」
「その点は大丈夫よ。陛下も次回の案内から、オスカー様も一緒に来てもいいと言ってくださっているし」
「は?あの嫉妬深いオスカー様も一緒に案内するですって?それはちょっとまずいんじゃなくって?」
「やっぱりファビアナもそう思う?実は私も心配なのよね…」
オスカー様の事だ。きっとギルバート様の目の前でもイチャイチャするだろう。さすがに他国の王族の前でそんな姿を晒したら、不敬罪で捕まらないかしら?
その時だった。ポケットに入れてあった通信機がヴーヴー言い出したのだ。
「ごめん、ファビアナ、オスカー様からだわ」
急いで通信機をONにした。
“アメリア、僕だよ!元気にしているかい?ぁぁ、僕のアメリア。会いたくてたまらないよ!今から僕の家に会いに来て欲しい!僕は残念ながら、君の家に行く事が出来ないからね”
通信をONにした瞬間、猛烈な勢いで話し出したオスカー様。ファビアナも苦笑いをしている。
「オスカー様、あの後は大丈夫でしたか?」
“僕は大丈夫だよ。父上や兄上がギャーギャー言っていたが、猿が騒いでいると思えば何て事はないよ”
猿って…
ついファビアナと目を見合わせてしまった。
“それよりもアメリア、会いたくてたまらないんだ!今すぐ侯爵家に来て”
「分かりました、でも着替えなど準備がありますので、準備が出来次第向かいますわ」
“出来るだけ早く来てね。それじゃあ、待っているから”
そう言うと、通信が切れた。
「ごめん、ファビアナ。今からオスカー様のところに行く事になったの!すぐに準備をして行ってくるわ」
「ええ、気を付けてね。アメリア、あなたがどんな答えを出そうと、私はあなたの味方よ。とにかく、また何か困った事があったらいつでも相談するのよ」
どんな答えを出そうとって、どういう意味かしら?まあいいわ。
「ありがとう、ファビアナ。頼りにしているわね」
ファビアナと別れた後、急いで侯爵家に向かった。もちろん、オスカー様から熱烈な歓迎を受けた。
侯爵様やテオ様からは
「このバカに無理して付き合わなくてもいいんだよ」
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