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第19話:僕にも守りたいと思う人が出来ました~リュカ視点~
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お昼休み、令嬢たちに用事があると伝え、うまくかわす事が出来た。今日は何が何でもジュリア嬢を誘おう。そう思っていたのだが、なぜかマリアナ嬢がジュリア嬢を食事に誘っていた。
嬉しそうに付いて行くジュリア嬢。でも…外で待っていた兄上に捕まり、結局ジュリア嬢は1人で食事に行く事になった様だ。早速後ろを付いて行く。すると、人気のない校舎裏へとやって来た。
ジュリア嬢、こんな寂しい場所で1人で食べていたのか…とにかく、今日は一緒に食事がしたい。そう思い、近づこうとした時だった。令嬢が4人、ジュリアナ嬢の方に歩いてくるのが見えた。
あの令嬢たち、いつも僕の側にいる子たちだ。そしてジュリア嬢を嫌っている。きっと彼女に酷い事を言いに来たのだろう。
でも、僕に彼女たちを止めらるかな…そうだ!
近くにいた僕専用の護衛騎士に、ジュリア嬢の兄と姉を読んできてもらう様に頼んだ。さらに、映像を録画できる機械も護衛騎士から借りた。
王族はいつ何時命を狙われるか分からないため、たとえ貴族学院であっても、護衛騎士が付いているのだ。
やはり僕の予想通り、ジュリア嬢に酷い暴言を吐く令嬢たち。体中から怒りがこみ上げる。今までこんな風に怒りを覚える事なんてなかったのに…それでも、僕は黙って録画し続ける。
すると、事情を聞きつけたジュリア嬢の兄、ジャンと姉のジャスミン嬢がやって来た。今録画している事を伝え、しばらく3人で様子を見る事にした。
それにしても、よくもあんなにも酷い事が言えるものだ。そう思うほど、酷い暴言の数々。さらにジュリア嬢の兄姉の話まで行った時、近くにいたジャンがついに切れた。
「もう我慢できない!俺の可愛い妹を何だと思っているんだ!」
そう呟くと、そのまま出て行った。もちろん、ジャスミン嬢もジャンに続いて出ていく。僕も行かないと!
2人に続いて僕も出て行った。兄や姉の姿を見たジュリア嬢は、心底安心した様な顔をしている。
そして怒りに満ちたジャンが、令嬢たちに抗議をしている。ジャスミン嬢も、彼女たちを睨んでいた。そんな姿を見ていたら、僕もやるべきことをやらないと。そんな気持ちになった。
今までの僕なら、きっと彼女たちを許していただろう。でも、今は違う!もう二度とこいつらがジュリア嬢を傷つけない様に、徹底的にやる事にした。
そんな僕に、必死に許しを請う令嬢たち。こいつら、散々ジュリア嬢を傷つけたのに…もちろん、許すつもりはない。早速ジャンを連れ、学院長先生の元へと向かった。さらに護衛騎士に、兄上にも学院長先生の元に来てくれる様に頼んだ。
学院長室の前で兄上と合流し、学院長先生の元に向かった。そして、早速先ほどの映像を見てもらった。
「学院長先生、この学院で、この様な陰湿なイジメを行う生徒がいるなんて、大問題です。彼女たちを厳しく処罰してください」
映像が終わると、すぐさま学院長先生に詰め寄った。改めて映像を見たが、やはり許せることではない。
「確かに1人の令嬢に、寄ってたかって暴言を吐くのは許されない行為だ。王太子殿下、あなた様はどう思われますか?」
「僕も生徒会長として、リュカの意見に賛成です。こんな事が許されていては、学院の秩序が乱れます。厳しく処罰するべきです!」
「わかりました。とにかく令嬢たちはしばらく謹慎処分にしましょう。その後、殿下たちと話をしながら、処分を決めようと思うのですが、それでよろしいですか?」
「もちろんです。よろしくお願いします」
学院長先生の部屋を後にすると、すぐに兄上が話しかけて来た。
「リュカがあんなに感情を表すなんて珍しいな。でも、リュカがやった事は、王族としても、この学院の生徒としても正しい事だ。僕はリュカがこんなにも頼もしくなってくれて、本当に嬉しいよ」
そう言って笑った兄上。ジャンからも
「妹の為に、色々と動いて下さり、ありがとうございました」
そう頭を下げられた。でも、僕は彼らに褒められたり感謝されるためにやった訳ではない。ただジュリア嬢をイジメる奴らが許せなかっただけだ。
でも今回の事で、少しだけ自分の気持ちを、言いたい事を言える様になった。急には無理だけれど、これからは少しずつ自分の気持ちを出していこう。彼女を守れる様に…
そしてその日の放課後。
教室でのやり取りを一部始終見ていた僕は、何も知らないふりをしてジュリア嬢がいるテラスにやって来た。どうやらお昼ご飯を食べ損ねた様で、マリアナ嬢を待つ間に、お弁当を食べる様だ。それにしても、彼女のお弁当は変わっているな。
気になってお弁当について聞いた。どうやらジュリア嬢自ら作った様だ。そういえば、ジュリア嬢はおせんべいと言う不思議なお菓子も作って来ていたな。せっかくなら、僕も食べてみたい。
そんな思いから、1つ欲しいとお願いしたのだが…
マリアナ嬢の邪魔が入り、結局追い払われてしまった。クソ、マリアナ嬢め。おせんべいも独り占めしたくせに、ジュリア嬢まで独り占めするつもりか!そもそも、マリアナ嬢には兄上がいるのに。
まあ、兄上の事だ。きっとジュリア嬢に嫉妬して、マリアナ嬢を近づかせないようにするだろう。
その時が来たら、今度こそ僕が彼女の側にずっといよう。そう強く思った。
嬉しそうに付いて行くジュリア嬢。でも…外で待っていた兄上に捕まり、結局ジュリア嬢は1人で食事に行く事になった様だ。早速後ろを付いて行く。すると、人気のない校舎裏へとやって来た。
ジュリア嬢、こんな寂しい場所で1人で食べていたのか…とにかく、今日は一緒に食事がしたい。そう思い、近づこうとした時だった。令嬢が4人、ジュリアナ嬢の方に歩いてくるのが見えた。
あの令嬢たち、いつも僕の側にいる子たちだ。そしてジュリア嬢を嫌っている。きっと彼女に酷い事を言いに来たのだろう。
でも、僕に彼女たちを止めらるかな…そうだ!
近くにいた僕専用の護衛騎士に、ジュリア嬢の兄と姉を読んできてもらう様に頼んだ。さらに、映像を録画できる機械も護衛騎士から借りた。
王族はいつ何時命を狙われるか分からないため、たとえ貴族学院であっても、護衛騎士が付いているのだ。
やはり僕の予想通り、ジュリア嬢に酷い暴言を吐く令嬢たち。体中から怒りがこみ上げる。今までこんな風に怒りを覚える事なんてなかったのに…それでも、僕は黙って録画し続ける。
すると、事情を聞きつけたジュリア嬢の兄、ジャンと姉のジャスミン嬢がやって来た。今録画している事を伝え、しばらく3人で様子を見る事にした。
それにしても、よくもあんなにも酷い事が言えるものだ。そう思うほど、酷い暴言の数々。さらにジュリア嬢の兄姉の話まで行った時、近くにいたジャンがついに切れた。
「もう我慢できない!俺の可愛い妹を何だと思っているんだ!」
そう呟くと、そのまま出て行った。もちろん、ジャスミン嬢もジャンに続いて出ていく。僕も行かないと!
2人に続いて僕も出て行った。兄や姉の姿を見たジュリア嬢は、心底安心した様な顔をしている。
そして怒りに満ちたジャンが、令嬢たちに抗議をしている。ジャスミン嬢も、彼女たちを睨んでいた。そんな姿を見ていたら、僕もやるべきことをやらないと。そんな気持ちになった。
今までの僕なら、きっと彼女たちを許していただろう。でも、今は違う!もう二度とこいつらがジュリア嬢を傷つけない様に、徹底的にやる事にした。
そんな僕に、必死に許しを請う令嬢たち。こいつら、散々ジュリア嬢を傷つけたのに…もちろん、許すつもりはない。早速ジャンを連れ、学院長先生の元へと向かった。さらに護衛騎士に、兄上にも学院長先生の元に来てくれる様に頼んだ。
学院長室の前で兄上と合流し、学院長先生の元に向かった。そして、早速先ほどの映像を見てもらった。
「学院長先生、この学院で、この様な陰湿なイジメを行う生徒がいるなんて、大問題です。彼女たちを厳しく処罰してください」
映像が終わると、すぐさま学院長先生に詰め寄った。改めて映像を見たが、やはり許せることではない。
「確かに1人の令嬢に、寄ってたかって暴言を吐くのは許されない行為だ。王太子殿下、あなた様はどう思われますか?」
「僕も生徒会長として、リュカの意見に賛成です。こんな事が許されていては、学院の秩序が乱れます。厳しく処罰するべきです!」
「わかりました。とにかく令嬢たちはしばらく謹慎処分にしましょう。その後、殿下たちと話をしながら、処分を決めようと思うのですが、それでよろしいですか?」
「もちろんです。よろしくお願いします」
学院長先生の部屋を後にすると、すぐに兄上が話しかけて来た。
「リュカがあんなに感情を表すなんて珍しいな。でも、リュカがやった事は、王族としても、この学院の生徒としても正しい事だ。僕はリュカがこんなにも頼もしくなってくれて、本当に嬉しいよ」
そう言って笑った兄上。ジャンからも
「妹の為に、色々と動いて下さり、ありがとうございました」
そう頭を下げられた。でも、僕は彼らに褒められたり感謝されるためにやった訳ではない。ただジュリア嬢をイジメる奴らが許せなかっただけだ。
でも今回の事で、少しだけ自分の気持ちを、言いたい事を言える様になった。急には無理だけれど、これからは少しずつ自分の気持ちを出していこう。彼女を守れる様に…
そしてその日の放課後。
教室でのやり取りを一部始終見ていた僕は、何も知らないふりをしてジュリア嬢がいるテラスにやって来た。どうやらお昼ご飯を食べ損ねた様で、マリアナ嬢を待つ間に、お弁当を食べる様だ。それにしても、彼女のお弁当は変わっているな。
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まあ、兄上の事だ。きっとジュリア嬢に嫉妬して、マリアナ嬢を近づかせないようにするだろう。
その時が来たら、今度こそ僕が彼女の側にずっといよう。そう強く思った。
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