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第36話:伝説のユニコーンを見ました
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馬車の近くまで戻ると、既にメイドが敷物とお弁当の準備をしてくれていた。早速2人でシートの上に腰を下ろし、お弁当を食べる。
「やっぱりジュリアが作るお弁当が一番おいしいよ。おにぎりも美味しいし。でもこれは一体何だい?」
「これはコロッケをパンで挟んだコロッケパンです。美味しいので食べてみてください」
「コロッケをパンでか。また斬新な料理を思いついたね。うん、味もとても美味しい。この料理も、ジャガイモ専門店で出そう」
喜んで貰えた様でよかったわ。その時だった。
「キューキュー」
可愛い鳴き声が足元から聞こえた。見ると羽が生えた可愛らしいハムスターが、私たちの近くにいたのだ。
「まあ、何て可愛いのかしら?あなた、お腹が空いているの?これを食べる?」
パンを小さくちぎってあげると、そのまま咥えて飛んで行ってしまった。残念、とても可愛かったのに…
「ジュリア、あいつに餌を与えたのかい?あぁ…伝えておけばよかったね。あいつらは人懐っこくて、人間から餌を貰おうと寄って来るんだ。まずは1匹が様子を見に寄って来て、貰えるとわかると大勢でくるんだ。ほら、来た」
「「「「キューキューキュー」」」」」
たくさんの可愛い子が、こちらに向かって飛んでくるのが目に入る。一瞬にして私の周りを囲んでしまった。
「おい、お前たち。ジュリアに近づくな」
そう言ってリュカ様が追い払おうとしている。さすがにこんなにも可愛い動物を追い払うのは可哀そうだ。
「リュカ様、パンはたくさんありますし、おにぎりもあります。どうか追い返さないであげて下さい」
そう伝え、早速パンやおにぎりをあげた。嬉しそうに受け取ると、その場でムシャムシャ食べている。なんて可愛いのかしら?つい、次々と餌をあげてしまう。
しばらく餌を食べた後は、満足そうに飛んで行った。
「ジュリア、あんなにもたくさんの料理を上げてしまって。君が食べる分が無くなってしまったじゃないか。またしばらくすると、仲間を連れてくるかもしれない。とにかく、この場を離れよう」
リュカ様に連れられ、一旦その場を後にする。確かに私の分が無くなってしまったが、あんなにも可愛い動物たちの喜ぶ姿が見られたのだ。それだけで十分だ。
「ジュリア、君が優しいのはわかったが、動物たちにむやみに餌をあげるものではない。ああ見えてあいつらは結構凶暴で、餌がもらえないとわかると、噛みついてきたりするんだよ」
そう怒られてしまった。あんなにも可愛いのに、噛みついてくるのね。
「聞いているのかい?」
「ええ、聞いていますわ。ごめんなさい、これからは気を付けます」
珍しくリュカ様が怒っているので、とりあえず謝っておいた。その後もお花畑を散策している時だった。
「見て下さい、リュカ様。あそこにペガサスがいますわ」
すぐ近くに真っ白な羽が生えた馬がいたのだ。その姿はとても神秘的で、美しかった。
「本当だ…ペガサスがこんなところにいるなんて…ペガサスは通常人が来る場所にはいないんだ。もっと山奥の、人が寄り付かない場所に生息しているはずなのに…」
リュカ様も驚いている。せっかくなら近くで見たい。そう思い近づくと、羽を広げ、森の奥の方へと飛んで行ってしまった。
「あっ、待って」
急いでペガサスを追いかける。
「ジュリア、そっちの森は危険だ。行ってはダメだ」
後ろからリュカ様の叫び声が聞こえるが、なぜだろう。あのペガサスが付いてこいと言っているような気がする。必死にペガサスに付いて行くと、急にペガサスが止まった。
そこにいたのは…
「嘘…あに、あの綺麗な馬は…」
ペガサスのすぐそばには、淡いピンク色をした美しい馬がいたのだ。額には角が生えている。あまりの美しさに、目を奪われてしまった。
「ジュリア、この森は危険だと言っただろう!」
私の側にやって来た早々怒るリュカ様。でも今はそれどころじゃない。
「見て下さい、あの美しい馬。あれは、ユニコーン?」
私が指さす方向を向いたリュカ様。
「嘘だろう…伝説のユニコーンが、なぜこんな場所に…」
リュカ様も驚いて固まっている。すると2頭は空高く飛び立って行った。さっきまでユニコーンがいた場所を見ると、何やら光っている。あれはなにかしら?
すぐにその場に向かう。すると、美しい虹色に輝く直径3センチくらいの玉が落ちていたのだ。これは…
「これはきっと、ユニコーンの髪だね。ユニコーンの髪は、抜け落ちると虹色に輝くそれはそれは美しい球体になるんだ。ねえ、知ってる?ユニコーンを見た者は、生涯幸せに暮らせるんだ。さらにユニコーンの髪は、持っている人を災いから守ってくれるともいわれているんだよ」
そうリュカ様が教えてくれた。
「それにしても、まさか伝説のユニコーンが見られるなんてね。ユニコーンはペガサス以上に珍しく、もしかしてこの世に存在しないのではないと言われていたんだ。まさに伝説の動物として、我が国に伝わっていた。でも、まさかこの目で見る事が出来るなんて」
そう言って嬉しそうに笑った。そんなにも珍しいユニコーンを見られたなんて。
「さあ、そろそろ戻ろう。それよりジュリア、僕から離れて勝手にどこかに行ってはいけないと言ったよね。大体君は、すぐにどこかに行ってしまうから困るよ。あまり勝手な行動をするなら、これから鎖でつないでおこうか?」
急に怖い顔になったリュカ様に、怒られてしまった。
「ごめんなさい、次からは気を付けます」
「次からは次からはって、一体君の次はどれくらいあるんだい?とにかくこの森は危険だから、抱っこさせてもらうからね」
すかさずリュカ様に抱きかかえられた。その後も永遠に愚痴愚痴と怒るリュカ様。何が幸運が訪れるよ。既に今私はリュカ様に怒られて、不幸よ!そう思っていると
「聞いているのかい?」
再び怒られてしまった。元居た場所まで戻り馬車に乗り込んだ後も、まだお説教は続いたことから、ユニコーンに会えたら幸せになれるなんて嘘だ!と、強く思ったのであった。
「やっぱりジュリアが作るお弁当が一番おいしいよ。おにぎりも美味しいし。でもこれは一体何だい?」
「これはコロッケをパンで挟んだコロッケパンです。美味しいので食べてみてください」
「コロッケをパンでか。また斬新な料理を思いついたね。うん、味もとても美味しい。この料理も、ジャガイモ専門店で出そう」
喜んで貰えた様でよかったわ。その時だった。
「キューキュー」
可愛い鳴き声が足元から聞こえた。見ると羽が生えた可愛らしいハムスターが、私たちの近くにいたのだ。
「まあ、何て可愛いのかしら?あなた、お腹が空いているの?これを食べる?」
パンを小さくちぎってあげると、そのまま咥えて飛んで行ってしまった。残念、とても可愛かったのに…
「ジュリア、あいつに餌を与えたのかい?あぁ…伝えておけばよかったね。あいつらは人懐っこくて、人間から餌を貰おうと寄って来るんだ。まずは1匹が様子を見に寄って来て、貰えるとわかると大勢でくるんだ。ほら、来た」
「「「「キューキューキュー」」」」」
たくさんの可愛い子が、こちらに向かって飛んでくるのが目に入る。一瞬にして私の周りを囲んでしまった。
「おい、お前たち。ジュリアに近づくな」
そう言ってリュカ様が追い払おうとしている。さすがにこんなにも可愛い動物を追い払うのは可哀そうだ。
「リュカ様、パンはたくさんありますし、おにぎりもあります。どうか追い返さないであげて下さい」
そう伝え、早速パンやおにぎりをあげた。嬉しそうに受け取ると、その場でムシャムシャ食べている。なんて可愛いのかしら?つい、次々と餌をあげてしまう。
しばらく餌を食べた後は、満足そうに飛んで行った。
「ジュリア、あんなにもたくさんの料理を上げてしまって。君が食べる分が無くなってしまったじゃないか。またしばらくすると、仲間を連れてくるかもしれない。とにかく、この場を離れよう」
リュカ様に連れられ、一旦その場を後にする。確かに私の分が無くなってしまったが、あんなにも可愛い動物たちの喜ぶ姿が見られたのだ。それだけで十分だ。
「ジュリア、君が優しいのはわかったが、動物たちにむやみに餌をあげるものではない。ああ見えてあいつらは結構凶暴で、餌がもらえないとわかると、噛みついてきたりするんだよ」
そう怒られてしまった。あんなにも可愛いのに、噛みついてくるのね。
「聞いているのかい?」
「ええ、聞いていますわ。ごめんなさい、これからは気を付けます」
珍しくリュカ様が怒っているので、とりあえず謝っておいた。その後もお花畑を散策している時だった。
「見て下さい、リュカ様。あそこにペガサスがいますわ」
すぐ近くに真っ白な羽が生えた馬がいたのだ。その姿はとても神秘的で、美しかった。
「本当だ…ペガサスがこんなところにいるなんて…ペガサスは通常人が来る場所にはいないんだ。もっと山奥の、人が寄り付かない場所に生息しているはずなのに…」
リュカ様も驚いている。せっかくなら近くで見たい。そう思い近づくと、羽を広げ、森の奥の方へと飛んで行ってしまった。
「あっ、待って」
急いでペガサスを追いかける。
「ジュリア、そっちの森は危険だ。行ってはダメだ」
後ろからリュカ様の叫び声が聞こえるが、なぜだろう。あのペガサスが付いてこいと言っているような気がする。必死にペガサスに付いて行くと、急にペガサスが止まった。
そこにいたのは…
「嘘…あに、あの綺麗な馬は…」
ペガサスのすぐそばには、淡いピンク色をした美しい馬がいたのだ。額には角が生えている。あまりの美しさに、目を奪われてしまった。
「ジュリア、この森は危険だと言っただろう!」
私の側にやって来た早々怒るリュカ様。でも今はそれどころじゃない。
「見て下さい、あの美しい馬。あれは、ユニコーン?」
私が指さす方向を向いたリュカ様。
「嘘だろう…伝説のユニコーンが、なぜこんな場所に…」
リュカ様も驚いて固まっている。すると2頭は空高く飛び立って行った。さっきまでユニコーンがいた場所を見ると、何やら光っている。あれはなにかしら?
すぐにその場に向かう。すると、美しい虹色に輝く直径3センチくらいの玉が落ちていたのだ。これは…
「これはきっと、ユニコーンの髪だね。ユニコーンの髪は、抜け落ちると虹色に輝くそれはそれは美しい球体になるんだ。ねえ、知ってる?ユニコーンを見た者は、生涯幸せに暮らせるんだ。さらにユニコーンの髪は、持っている人を災いから守ってくれるともいわれているんだよ」
そうリュカ様が教えてくれた。
「それにしても、まさか伝説のユニコーンが見られるなんてね。ユニコーンはペガサス以上に珍しく、もしかしてこの世に存在しないのではないと言われていたんだ。まさに伝説の動物として、我が国に伝わっていた。でも、まさかこの目で見る事が出来るなんて」
そう言って嬉しそうに笑った。そんなにも珍しいユニコーンを見られたなんて。
「さあ、そろそろ戻ろう。それよりジュリア、僕から離れて勝手にどこかに行ってはいけないと言ったよね。大体君は、すぐにどこかに行ってしまうから困るよ。あまり勝手な行動をするなら、これから鎖でつないでおこうか?」
急に怖い顔になったリュカ様に、怒られてしまった。
「ごめんなさい、次からは気を付けます」
「次からは次からはって、一体君の次はどれくらいあるんだい?とにかくこの森は危険だから、抱っこさせてもらうからね」
すかさずリュカ様に抱きかかえられた。その後も永遠に愚痴愚痴と怒るリュカ様。何が幸運が訪れるよ。既に今私はリュカ様に怒られて、不幸よ!そう思っていると
「聞いているのかい?」
再び怒られてしまった。元居た場所まで戻り馬車に乗り込んだ後も、まだお説教は続いたことから、ユニコーンに会えたら幸せになれるなんて嘘だ!と、強く思ったのであった。
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