46 / 61
第2章
第14話:ミミリィさんと仲良くなりました
しおりを挟む
ミミリィさんが落ち着いたところで、残りの料理も居間へと運ぶ。
「お待たせしてごめんなさい。お口に合うかわかりませんが、どうぞ召し上がってください」
お料理を並べ終わり、飲み物も準備した。そしてグレイ様の隣に座り、食事スタートだ。早速魚をパイで包んだ料理を切り分け、それぞれのお皿に乗せた。
「この料理、初めて見たな。でも、物凄く美味しい」
「スティーブン、このお料理はスカーレットさんの友人の故郷のお料理何ですって。それにしても、本当に美味しいです」
どうやら2人も気に入ってくれた様だ。
「そんなに気に入ってもらえて、嬉しいですわ。そうだ、ミミリィさん、今度一緒にこのお料理を作ってみませんか?」
「えっ?いいのですか?嬉しいです。ぜひお願いします」
「よかったな、ミミリィ」
嬉しそうに笑うミミリィさんを、優しい眼差しで見つめる副騎士団長様。この風景いいわね。
さらに、パンを1口食べた副騎士団長様が
「このパン、メチャクチャ旨いな。何だこの旨さは」
「本当ですね。こんなにモチモチしたパンは初めて食べましたわ。これもスカーレットさんが焼いたのですか?」
「いいえ、このパンは、2軒隣のパン屋さんで買ったんです」
「ああ、このパンがグレイが無駄に嫉妬している男性の家のパンか」
「おい、スティーブン、変な事を言うな!」
すかさず副騎士団長様に怒るグレイ様。きっとベスさんの事を言っているんだろう。
「本当の事だろう?ミミリィ、こいつスカーレットさんが仲良くなった14歳の少年に嫉妬しているんだぜ。本当に情けない男だろ」
そう言って笑っている副騎士団長様。何と答えていいのかわからず、困った顔をしているミミリィさん。
「あの、副騎士団長様。ベスさんの事は私も配慮が足りないところがあったと反省しておりますわ。ですから、どうかグレイ様の事をあまり悪く言わないでください。悪いのは私なので」
ここは妻として、しっかりグレイ様をフォローしないと。そう思い、副騎士団長様に訴えた。
「スカーレット、あぁ、何て君は優しいんだ。聞いたか、スティーブン。スカーレットはこういう女性なんだ。お前にとやかく言われる筋合いはない!」
「本人がいいならそれでいいけれどさ…」
苦笑いしている副騎士団長様。
その後も4人で夜遅くまで話に花を咲かせたのだった。
「スカーレットさん、騎士団長様、今日はありがとうございました。とても楽しかったですわ」
「こちらこそ、ありがとうございます。近いうちにミミリィさんのお宅にも、遊びに行かせていただきますわ」
「ぜひお待ちしております」
嬉しそうに微笑みながら、2人仲良く帰っていく姿を見送る。
「スカーレット、今日はありがとう。スティーブンの奥さん、随分参っていた様で、離縁の危機だったらしい。でも、あの様子だと大丈夫そうだな」
「私もお友達がいなかったので、ミミリィさんと仲良くなれてよかったですわ。グレイ様、今日はお2人を連れてきてくださり、ありがとうございます」
グレイ様にお礼を言った。
「これであのパン屋の息子と距離を置いてくれたらいいのだが…」
「何かおっしゃられましたか?」
「いいや、何でもない。さあ、疲れただろう。今日は久しぶりに一緒に風呂に入って、一緒に寝よう」
ニヤリと笑ったグレイ様。この顔は、そう言う事だろう。最近ご無沙汰だったものね。
「はい、分かりましたわ…」
そう答えると、グレイ様の手を握った。でも、恥ずかしくて下を向く。
「あぁ、俺の可愛いスカーレット。早速風呂に入ってベッドに行こう」
グレイ様に抱きかかえられ、お風呂場へと向かったのであった。
数日後
早速グレイ様に教えてもらった地図を頼りに、ミミリィさんの自宅を訪ねる。実は家からミミリィさん宅まで、歩いて3分だった。こんなに近くに住んでいるなんて…グレイ様曰く、騎士団員たちは、大体騎士団の本部の近くに住んでいるとの事。
今日はお土産にケーキを焼いてきた。ミミリィさん、喜んでくれるかしら?
早速ノックをする。すると
「スカーレットさん、よく来てくださいました。さあ、中へ」
嬉しそうにドアを開けてくれたミミリィさん。早速ティータイム開始だ。ミミリィさんと副騎士団長様の馴れ初めを聞く。どうやらミミリィさんのお兄さんと副騎士団長様がお友達で、そこから仲良くなったとの事。そう言う出会いもあるのね。
もちろん私とグレイ様の馴れ初めも話した。案の定、元夫のデビッドに対しては
「そんなひどい男がこの世に存在するなんて!でも、きちんと制裁を与えたと聞いて、スカッとしましたわ」
そう言って、怒ってくれていた。その後も話は止まらない。気が付くと、買い物に行く時間になっていた。
「もうこんな時間。ごめんなさい、ミミリィさん。もう帰らないと。市場にもよって買い物をしないといけないし」
「スカーレットさんは市場に買い物に行っているのですね。私はいつも配達を頼んでいるのですが、宜しければ付いていってもいいですか?私もスカーレットさんを見ていたら、少しずつ外に出たいと思いまして」
「ええ、もちろんですわ。一緒に買い物に行きましょう」
早速2人で市場に買い物に行く。やはり副騎士団長様がいないせいか、最初はオドオドしながら周り見ていたミミリィさん。でもだんだん慣れて来たのか、お店の人と楽しそうに話をしながら買い物をしていた。
さらにベスさんのパン屋さんにも足を運び、ベスさんの事も紹介した。
「スカーレットさん、今日は本当にありがとうございました。久しぶりに外に出て、とても楽しかったです。その上、わざわざ家まで送ってくださって」
「こちらこそ、ミミリィさんと買い物が出来て楽しかったですわ。また一緒に市場に買い物に行きましょう。やっぱり買い物は、実際見て買った方がいいですものね」
「はい、是非またお願いします」
何度も何度も頭を下げるミミリィさん。この街で初めてできた女性の友人。これから増々楽しくなりそうね。
「お待たせしてごめんなさい。お口に合うかわかりませんが、どうぞ召し上がってください」
お料理を並べ終わり、飲み物も準備した。そしてグレイ様の隣に座り、食事スタートだ。早速魚をパイで包んだ料理を切り分け、それぞれのお皿に乗せた。
「この料理、初めて見たな。でも、物凄く美味しい」
「スティーブン、このお料理はスカーレットさんの友人の故郷のお料理何ですって。それにしても、本当に美味しいです」
どうやら2人も気に入ってくれた様だ。
「そんなに気に入ってもらえて、嬉しいですわ。そうだ、ミミリィさん、今度一緒にこのお料理を作ってみませんか?」
「えっ?いいのですか?嬉しいです。ぜひお願いします」
「よかったな、ミミリィ」
嬉しそうに笑うミミリィさんを、優しい眼差しで見つめる副騎士団長様。この風景いいわね。
さらに、パンを1口食べた副騎士団長様が
「このパン、メチャクチャ旨いな。何だこの旨さは」
「本当ですね。こんなにモチモチしたパンは初めて食べましたわ。これもスカーレットさんが焼いたのですか?」
「いいえ、このパンは、2軒隣のパン屋さんで買ったんです」
「ああ、このパンがグレイが無駄に嫉妬している男性の家のパンか」
「おい、スティーブン、変な事を言うな!」
すかさず副騎士団長様に怒るグレイ様。きっとベスさんの事を言っているんだろう。
「本当の事だろう?ミミリィ、こいつスカーレットさんが仲良くなった14歳の少年に嫉妬しているんだぜ。本当に情けない男だろ」
そう言って笑っている副騎士団長様。何と答えていいのかわからず、困った顔をしているミミリィさん。
「あの、副騎士団長様。ベスさんの事は私も配慮が足りないところがあったと反省しておりますわ。ですから、どうかグレイ様の事をあまり悪く言わないでください。悪いのは私なので」
ここは妻として、しっかりグレイ様をフォローしないと。そう思い、副騎士団長様に訴えた。
「スカーレット、あぁ、何て君は優しいんだ。聞いたか、スティーブン。スカーレットはこういう女性なんだ。お前にとやかく言われる筋合いはない!」
「本人がいいならそれでいいけれどさ…」
苦笑いしている副騎士団長様。
その後も4人で夜遅くまで話に花を咲かせたのだった。
「スカーレットさん、騎士団長様、今日はありがとうございました。とても楽しかったですわ」
「こちらこそ、ありがとうございます。近いうちにミミリィさんのお宅にも、遊びに行かせていただきますわ」
「ぜひお待ちしております」
嬉しそうに微笑みながら、2人仲良く帰っていく姿を見送る。
「スカーレット、今日はありがとう。スティーブンの奥さん、随分参っていた様で、離縁の危機だったらしい。でも、あの様子だと大丈夫そうだな」
「私もお友達がいなかったので、ミミリィさんと仲良くなれてよかったですわ。グレイ様、今日はお2人を連れてきてくださり、ありがとうございます」
グレイ様にお礼を言った。
「これであのパン屋の息子と距離を置いてくれたらいいのだが…」
「何かおっしゃられましたか?」
「いいや、何でもない。さあ、疲れただろう。今日は久しぶりに一緒に風呂に入って、一緒に寝よう」
ニヤリと笑ったグレイ様。この顔は、そう言う事だろう。最近ご無沙汰だったものね。
「はい、分かりましたわ…」
そう答えると、グレイ様の手を握った。でも、恥ずかしくて下を向く。
「あぁ、俺の可愛いスカーレット。早速風呂に入ってベッドに行こう」
グレイ様に抱きかかえられ、お風呂場へと向かったのであった。
数日後
早速グレイ様に教えてもらった地図を頼りに、ミミリィさんの自宅を訪ねる。実は家からミミリィさん宅まで、歩いて3分だった。こんなに近くに住んでいるなんて…グレイ様曰く、騎士団員たちは、大体騎士団の本部の近くに住んでいるとの事。
今日はお土産にケーキを焼いてきた。ミミリィさん、喜んでくれるかしら?
早速ノックをする。すると
「スカーレットさん、よく来てくださいました。さあ、中へ」
嬉しそうにドアを開けてくれたミミリィさん。早速ティータイム開始だ。ミミリィさんと副騎士団長様の馴れ初めを聞く。どうやらミミリィさんのお兄さんと副騎士団長様がお友達で、そこから仲良くなったとの事。そう言う出会いもあるのね。
もちろん私とグレイ様の馴れ初めも話した。案の定、元夫のデビッドに対しては
「そんなひどい男がこの世に存在するなんて!でも、きちんと制裁を与えたと聞いて、スカッとしましたわ」
そう言って、怒ってくれていた。その後も話は止まらない。気が付くと、買い物に行く時間になっていた。
「もうこんな時間。ごめんなさい、ミミリィさん。もう帰らないと。市場にもよって買い物をしないといけないし」
「スカーレットさんは市場に買い物に行っているのですね。私はいつも配達を頼んでいるのですが、宜しければ付いていってもいいですか?私もスカーレットさんを見ていたら、少しずつ外に出たいと思いまして」
「ええ、もちろんですわ。一緒に買い物に行きましょう」
早速2人で市場に買い物に行く。やはり副騎士団長様がいないせいか、最初はオドオドしながら周り見ていたミミリィさん。でもだんだん慣れて来たのか、お店の人と楽しそうに話をしながら買い物をしていた。
さらにベスさんのパン屋さんにも足を運び、ベスさんの事も紹介した。
「スカーレットさん、今日は本当にありがとうございました。久しぶりに外に出て、とても楽しかったです。その上、わざわざ家まで送ってくださって」
「こちらこそ、ミミリィさんと買い物が出来て楽しかったですわ。また一緒に市場に買い物に行きましょう。やっぱり買い物は、実際見て買った方がいいですものね」
「はい、是非またお願いします」
何度も何度も頭を下げるミミリィさん。この街で初めてできた女性の友人。これから増々楽しくなりそうね。
36
あなたにおすすめの小説
【完結】身を引いたつもりが逆効果でした
風見ゆうみ
恋愛
6年前に別れの言葉もなく、あたしの前から姿を消した彼と再会したのは、王子の婚約パレードの時だった。
一緒に遊んでいた頃には知らなかったけれど、彼は実は王子だったらしい。しかもあたしの親友と彼の弟も幼い頃に将来の約束をしていたようで・・・・・。
平民と王族ではつりあわない、そう思い、身を引こうとしたのだけど、なぜか逃してくれません!
というか、婚約者にされそうです!
【完結】殿下は私を溺愛してくれますが、あなたの“真実の愛”の相手は私ではありません
Rohdea
恋愛
──私は“彼女”の身代わり。
彼が今も愛しているのは亡くなった元婚約者の王女様だけだから──……
公爵令嬢のユディットは、王太子バーナードの婚約者。
しかし、それは殿下の婚約者だった隣国の王女が亡くなってしまい、
国内の令嬢の中から一番身分が高い……それだけの理由で新たに選ばれただけ。
バーナード殿下はユディットの事をいつも優しく、大切にしてくれる。
だけど、その度にユディットの心は苦しくなっていく。
こんな自分が彼の婚約者でいていいのか。
自分のような理由で互いの気持ちを無視して決められた婚約者は、
バーナードが再び心惹かれる“真実の愛”の相手を見つける邪魔になっているだけなのでは?
そんな心揺れる日々の中、
二人の前に、亡くなった王女とそっくりの女性が現れる。
実は、王女は襲撃の日、こっそり逃がされていて実は生きている……
なんて噂もあって────
突然決められた婚約者は人気者だそうです。押し付けられたに違いないので断ってもらおうと思います。
橘ハルシ
恋愛
ごくごく普通の伯爵令嬢リーディアに、突然、降って湧いた婚約話。相手は、騎士団長の叔父の部下。侍女に聞くと、どうやら社交界で超人気の男性らしい。こんな釣り合わない相手、絶対に叔父が権力を使って、無理強いしたに違いない!
リーディアは相手に遠慮なく断ってくれるよう頼みに騎士団へ乗り込むが、両親も叔父も相手のことを教えてくれなかったため、全く知らない相手を一人で探す羽目になる。
怪しい変装をして、騎士団内をうろついていたリーディアは一人の青年と出会い、そのまま一緒に婚約者候補を探すことに。
しかしその青年といるうちに、リーディアは彼に好意を抱いてしまう。
全21話(本編20話+番外編1話)です。
【完結】王子から婚約解消されましたが、次期公爵様と婚約して、みんなから溺愛されています
金峯蓮華
恋愛
ヴィオレッタは幼い頃から婚約していた第2王子から真実の愛を見つけたと言って、婚約を解消された。
大嫌いな第2王子と結婚しなくていいとバンザイ三唱していたら、今度は年の離れた。筆頭公爵家の嫡男と婚約させられた。
のんびり過ごしたかったけど、公爵夫妻と両親は仲良しだし、ヴィオレッタのことも可愛がってくれている。まぁいいかと婚約者生活を過ごしていた。
ヴィオレッタは婚約者がプチヤンデレなことには全く気がついてなかった。
そんな天然気味のヴィオレッタとヴィオレッタ命のプチヤンデレユリウスの緩い恋の物語です。
ゆるふわな設定です。
暢気な主人公がハイスペプチヤンデレ男子に溺愛されます。
R15は保険です。
【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
八重
恋愛
※発売日少し前を目安に作品を引き下げます
修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。
その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。
彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。
ラルスは容姿端麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。
一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。
必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。
なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ──
そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。
これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。
※小説家になろうが先行公開です
政略結婚した旦那様に「貴女を愛することはない」と言われたけど、猫がいるから全然平気
ハルイロ
恋愛
皇帝陛下の命令で、唐突に決まった私の結婚。しかし、それは、幸せとは程遠いものだった。
夫には顧みられず、使用人からも邪険に扱われた私は、与えられた粗末な家に引きこもって泣き暮らしていた。そんな時、出会ったのは、1匹の猫。その猫との出会いが私の運命を変えた。
猫達とより良い暮らしを送るために、夫なんて邪魔なだけ。それに気付いた私は、さっさと婚家を脱出。それから数年、私は、猫と好きなことをして幸せに過ごしていた。
それなのに、なぜか態度を急変させた夫が、私にグイグイ迫ってきた。
「イヤイヤ、私には猫がいればいいので、旦那様は今まで通り不要なんです!」
勘違いで妻を遠ざけていた夫と猫をこよなく愛する妻のちょっとずれた愛溢れるお話
私を虐げた人には絶望を ~貧乏令嬢は悪魔と呼ばれる侯爵様と契約結婚する~
香木陽灯
恋愛
「あなた達の絶望を侯爵様に捧げる契約なの。だから……悪く思わないでね?」
貧乏な子爵家に生まれたカレン・リドリーは、家族から虐げられ、使用人のように働かされていた。
カレンはリドリー家から脱出して平民として生きるため、就職先を探し始めるが、令嬢である彼女の就職活動は難航してしまう。
ある時、不思議な少年ティルからモルザン侯爵家で働くようにスカウトされ、モルザン家に連れていかれるが……
「変わった人間だな。悪魔を前にして驚きもしないとは」
クラウス・モルザンは「悪魔の侯爵」と呼ばれていたが、本当に悪魔だったのだ。
負の感情を糧として生きているクラウスは、社交界での負の感情を摂取するために優秀な侯爵を演じていた。
カレンと契約結婚することになったクラウスは、彼女の家族に目をつける。
そしてクラウスはカレンの家族を絶望させて糧とするため、動き出すのだった。
「お前を虐げていた者たちに絶望を」
※念のためのR-15です
※他サイトでも掲載中
元アラサー転生令嬢と拗らせた貴公子たち
せいめ
恋愛
侯爵令嬢のアンネマリーは流行り病で生死を彷徨った際に、前世の記憶を思い出す。前世では地球の日本という国で、婚活に勤しむアラサー女子の杏奈であった自分を。
病から回復し、今まで家や家族の為に我慢し、貴族令嬢らしく過ごしてきたことがバカらしくなる。
また、自分を蔑ろにする婚約者の存在を疑問に感じる。
「あんな奴と結婚なんて無理だわー。」
無事に婚約を解消し、自分らしく生きていこうとしたところであったが、不慮の事故で亡くなってしまう。
そして、死んだはずのアンネマリーは、また違う人物にまた生まれ変わる。アンネマリーの記憶は殆ど無く、杏奈の記憶が強く残った状態で。
生まれ変わったのは、アンネマリーが亡くなってすぐ、アンネマリーの従姉妹のマリーベルとしてだった。
マリーベルはアンネマリーの記憶がほぼ無いので気付かないが、見た目だけでなく言動や所作がアンネマリーにとても似ていることで、かつての家族や親族、友人が興味を持つようになる。
「従姉妹だし、多少は似ていたっておかしくないじゃない。」
三度目の人生はどうなる⁈
まずはアンネマリー編から。
誤字脱字、お許しください。
素人のご都合主義の小説です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる