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第36話:サミュエル様が私を連れだした様です
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「う~ん」
ゆっくり目を開けると、見た事が無い天井が目に入った。何かの薬剤を嗅がされたせいか、頭がボーっとする。ゆっくり体を起こすと、右腕に鎖が付けられていた。左腕には、魔力を無力化するブレスレットも付けられている。
「僕の可愛いクレア!やっと目覚めたんだね」
この声は…
「サミュエル様…どうして…」
そう、目の前にはサミュエル様の姿が。一体どういう事だろう。全く状況がのみ込めない。
「クレア、君は僕のものだ。別の男なんかと結婚なんてさせないよ!」
そう言うと、私を抱きしめるサミュエル様。
「嫌!触らないで!」
サミュエル様を突き飛ばした。
「クレア、まだ僕の事を怒っているのかい?当然と言えば当然だ。僕は君に酷い事をしたのだからね。でも、僕が心から愛しているのはクレア、君だけなんだ!ねえクレア、僕と一緒に暮らそう。父上には勘当してもらったから、僕は平民になったんだ。今日中にこの国を出て、2人で別の国で暮らそう。もちろん、しばらく生活できるだけの資金は準備してある。これからはずっと一緒だよ」
嬉しそうに笑うサミュエル様。ふと窓の外を見ると、海が見える。さらに海岸沿いには、沢山の船が停泊している。どうやら港の街に来ている様だ。
「クレア、見てごらん。この後食事をしてから、あの船に乗るんだよ。クレアはずっと船に乗ってみたいって言っていたものね。やっとクレアの願いを叶えてあげられると思うと、嬉しくてたまらないよ。隣国に着いたら、早速僕達の結婚式を挙げよう。もちろん、既に住む家は手配してあるから安心して欲しい。やっとクレアと結婚できると思うと、嬉しくてたまらないよ!」
うっとりと私を見つめるサミュエル様。
「サミュエル様、どうか考え直してください。私はもうサミュエル様を愛してはおりません。どうか、ウィリアム様の元に帰してください!お願いします」
必死に頭を下げた。とにかく、このまま隣国に連れていかれてはどうしようもない。意識を失う寸前、マレアの姿が目に付いた。という事は、今頃ウィリアム様の耳にも、私が連れ去られた事は伝わっているはず…
きっと必死に探しているわ。でも、港がある街は王都から約2時間はかかる。ここまでは探しに来てはくれないだろう。
「クレア、そんな悲しそうな顔をしないでくれ。とにかく食事にしよう。この国で食べる最後の食事だよ。今料理を運ばせるから、待っていてね」
サミュエル様が外にいる誰かに指示を出している。すると、食事が運ばれてきた。ふと辺りを見渡す。どうやらここはホテルの様だ。この場所を何とかウィリアム様に知らせる事は出来ないかしら?何とかホテルマンに誘拐されている事を知らせる事が出来ればいいのだけど…
「さあ、クレア。少し早いが晩ご飯にしよう」
そう言って料理を食べ始めるサミュエル様。正直私は食欲がない。
「クレア、しっかり食べておかないと、船酔いをするかもしれない。ほら、口を開けて」
私に食べさせようとするサミュエル様。
「大丈夫ですわ。自分で食べられますから」
さすがにサミュエル様に食べさせてもらいたくはない。必死に口に食べ物を運び、何とか完食した。
ふと窓の外を見ると、辺りは随分と暗くなっている。
「サミュエル様、夜に出港するのですか?」
「そうだよ、夜出港して、明日の朝には隣国に着くように移動するんだ。明日出港でもよかったのだが、早く隣国に行って、クレアを抱きたいからね!向こうに着いたら、すぐに婚姻届けを出して、そしてクレアを本当の意味で僕のものにするつもりだ」
私を本当の意味で自分のものにするですって…
嫌よ!絶対に嫌!私が愛しているのは、ウィリアム様ただ1人だ!ウィリアム様以外の男性に触れられるなんて、耐えられない。どうしよう、何とか逃げ出さないと!
「サミュエル様、私はあなたとは結婚しません。家に帰してください!ウィリアム様の元に帰して!」
完全にパニックになってしまい、そのまま部屋から出ようとした。
「クレア、どこに行くつもりだ。僕から逃げようなんて、絶対に許さない!」
そう叫んだサミュエル様。繋がれていた鎖を手繰り寄せられ、あっという間に捕まってしまった。
「クレア。今はあの男に心を奪われているかもしれない。でも、僕達が愛し合っていたのは事実だ。大丈夫、隣国で生活をすれば、そのうちあの男の事は忘れるよ。さあ、そろそろ船に行こうか。さすがに外では鎖を付ける事は出来ないから外すけれど、逃げられない様、しっかり体は抑えさせてもらうからね」
そう言うと、私の腰をがっちり掴んだサミュエル様。男性に腰をしっかり押さえられては、さすがに逃げられない。
そのままホテルを出て、港まで歩いて向かう。
「サミュエル様、荷物は持たなくてもいいのですか?」
隣国で生活すると言う割には、荷物も何もない。
「ああ、既に船に運んであるからね。心配しなくても大丈夫だよ」
なるほど。かなり用意周到の様ね。きっと船に乗せられたらもう逃げられない。逃げるなら今だ。
ただ、魔力も封じ込められている。どうやって逃げよう。考えながら歩いていると、ついに船が見えて来た。仕方ない、一か八か、実力行使で逃げるか!
腰をがっちり掴まれている為、あまり身動きは取れないが、力いっぱいサミュエル様に体当たりをした。
一瞬よろけるサミュエル様。今だ!
一気に走る!とにかく走る!必死に走る!でも…
「どこに逃げるつもりだい?」
そう、私は足が遅かったのだ…
あっという間に捕まってしまった。
「嫌!放して!」
必死に抵抗するが、もちろん放して貰えない。周りの人に助けを求めようとするも、どうやらただの痴話げんかだと思われている様で、誰も相手にしてくれない。
結局無理やり船に乗せられてしまった。部屋に着くと、荷物を持った船員が現れた。その後船員と話しをしているサミュエル様。今のうちに逃げられるかしら?そう思ったものの、入り口で話をしている為、逃げられない。
何だかんだで1時間近く部屋にいた船員が、やっと出て行った。船員が出てったのを見計らい、再び脱出を試みるものの、すぐに鎖で繋がれた。
「クレア、あまり調子に乗っていると、いくら僕でも怒るよ!いいかい!隣国に着くまで、この部屋で大人しくしていろ!もちろん、僕もこの部屋にずっといるから!そうだ、諦めがつくよう、今から初夜を済ませてしまおうか」
ニヤリと笑ったサミュエル様。恐怖からか、目から涙が溢れる。
「泣いても駄目だよ!僕はね、ずっと君を抱くのを夢見ていたんだ。やっと今、その夢が叶う」
にっこり笑うサミュエル様。ダメだ、もう逃げられない!
ゆっくり目を開けると、見た事が無い天井が目に入った。何かの薬剤を嗅がされたせいか、頭がボーっとする。ゆっくり体を起こすと、右腕に鎖が付けられていた。左腕には、魔力を無力化するブレスレットも付けられている。
「僕の可愛いクレア!やっと目覚めたんだね」
この声は…
「サミュエル様…どうして…」
そう、目の前にはサミュエル様の姿が。一体どういう事だろう。全く状況がのみ込めない。
「クレア、君は僕のものだ。別の男なんかと結婚なんてさせないよ!」
そう言うと、私を抱きしめるサミュエル様。
「嫌!触らないで!」
サミュエル様を突き飛ばした。
「クレア、まだ僕の事を怒っているのかい?当然と言えば当然だ。僕は君に酷い事をしたのだからね。でも、僕が心から愛しているのはクレア、君だけなんだ!ねえクレア、僕と一緒に暮らそう。父上には勘当してもらったから、僕は平民になったんだ。今日中にこの国を出て、2人で別の国で暮らそう。もちろん、しばらく生活できるだけの資金は準備してある。これからはずっと一緒だよ」
嬉しそうに笑うサミュエル様。ふと窓の外を見ると、海が見える。さらに海岸沿いには、沢山の船が停泊している。どうやら港の街に来ている様だ。
「クレア、見てごらん。この後食事をしてから、あの船に乗るんだよ。クレアはずっと船に乗ってみたいって言っていたものね。やっとクレアの願いを叶えてあげられると思うと、嬉しくてたまらないよ。隣国に着いたら、早速僕達の結婚式を挙げよう。もちろん、既に住む家は手配してあるから安心して欲しい。やっとクレアと結婚できると思うと、嬉しくてたまらないよ!」
うっとりと私を見つめるサミュエル様。
「サミュエル様、どうか考え直してください。私はもうサミュエル様を愛してはおりません。どうか、ウィリアム様の元に帰してください!お願いします」
必死に頭を下げた。とにかく、このまま隣国に連れていかれてはどうしようもない。意識を失う寸前、マレアの姿が目に付いた。という事は、今頃ウィリアム様の耳にも、私が連れ去られた事は伝わっているはず…
きっと必死に探しているわ。でも、港がある街は王都から約2時間はかかる。ここまでは探しに来てはくれないだろう。
「クレア、そんな悲しそうな顔をしないでくれ。とにかく食事にしよう。この国で食べる最後の食事だよ。今料理を運ばせるから、待っていてね」
サミュエル様が外にいる誰かに指示を出している。すると、食事が運ばれてきた。ふと辺りを見渡す。どうやらここはホテルの様だ。この場所を何とかウィリアム様に知らせる事は出来ないかしら?何とかホテルマンに誘拐されている事を知らせる事が出来ればいいのだけど…
「さあ、クレア。少し早いが晩ご飯にしよう」
そう言って料理を食べ始めるサミュエル様。正直私は食欲がない。
「クレア、しっかり食べておかないと、船酔いをするかもしれない。ほら、口を開けて」
私に食べさせようとするサミュエル様。
「大丈夫ですわ。自分で食べられますから」
さすがにサミュエル様に食べさせてもらいたくはない。必死に口に食べ物を運び、何とか完食した。
ふと窓の外を見ると、辺りは随分と暗くなっている。
「サミュエル様、夜に出港するのですか?」
「そうだよ、夜出港して、明日の朝には隣国に着くように移動するんだ。明日出港でもよかったのだが、早く隣国に行って、クレアを抱きたいからね!向こうに着いたら、すぐに婚姻届けを出して、そしてクレアを本当の意味で僕のものにするつもりだ」
私を本当の意味で自分のものにするですって…
嫌よ!絶対に嫌!私が愛しているのは、ウィリアム様ただ1人だ!ウィリアム様以外の男性に触れられるなんて、耐えられない。どうしよう、何とか逃げ出さないと!
「サミュエル様、私はあなたとは結婚しません。家に帰してください!ウィリアム様の元に帰して!」
完全にパニックになってしまい、そのまま部屋から出ようとした。
「クレア、どこに行くつもりだ。僕から逃げようなんて、絶対に許さない!」
そう叫んだサミュエル様。繋がれていた鎖を手繰り寄せられ、あっという間に捕まってしまった。
「クレア。今はあの男に心を奪われているかもしれない。でも、僕達が愛し合っていたのは事実だ。大丈夫、隣国で生活をすれば、そのうちあの男の事は忘れるよ。さあ、そろそろ船に行こうか。さすがに外では鎖を付ける事は出来ないから外すけれど、逃げられない様、しっかり体は抑えさせてもらうからね」
そう言うと、私の腰をがっちり掴んだサミュエル様。男性に腰をしっかり押さえられては、さすがに逃げられない。
そのままホテルを出て、港まで歩いて向かう。
「サミュエル様、荷物は持たなくてもいいのですか?」
隣国で生活すると言う割には、荷物も何もない。
「ああ、既に船に運んであるからね。心配しなくても大丈夫だよ」
なるほど。かなり用意周到の様ね。きっと船に乗せられたらもう逃げられない。逃げるなら今だ。
ただ、魔力も封じ込められている。どうやって逃げよう。考えながら歩いていると、ついに船が見えて来た。仕方ない、一か八か、実力行使で逃げるか!
腰をがっちり掴まれている為、あまり身動きは取れないが、力いっぱいサミュエル様に体当たりをした。
一瞬よろけるサミュエル様。今だ!
一気に走る!とにかく走る!必死に走る!でも…
「どこに逃げるつもりだい?」
そう、私は足が遅かったのだ…
あっという間に捕まってしまった。
「嫌!放して!」
必死に抵抗するが、もちろん放して貰えない。周りの人に助けを求めようとするも、どうやらただの痴話げんかだと思われている様で、誰も相手にしてくれない。
結局無理やり船に乗せられてしまった。部屋に着くと、荷物を持った船員が現れた。その後船員と話しをしているサミュエル様。今のうちに逃げられるかしら?そう思ったものの、入り口で話をしている為、逃げられない。
何だかんだで1時間近く部屋にいた船員が、やっと出て行った。船員が出てったのを見計らい、再び脱出を試みるものの、すぐに鎖で繋がれた。
「クレア、あまり調子に乗っていると、いくら僕でも怒るよ!いいかい!隣国に着くまで、この部屋で大人しくしていろ!もちろん、僕もこの部屋にずっといるから!そうだ、諦めがつくよう、今から初夜を済ませてしまおうか」
ニヤリと笑ったサミュエル様。恐怖からか、目から涙が溢れる。
「泣いても駄目だよ!僕はね、ずっと君を抱くのを夢見ていたんだ。やっと今、その夢が叶う」
にっこり笑うサミュエル様。ダメだ、もう逃げられない!
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