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第46話:王妃様とカトレナ王女の処罰が決まりました
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翌日、目を覚ますと、いつもの様に旦那様と目があった。ギュッと旦那様に抱き着く。でも、なんだか感触が違う…
「おはよう、レアンヌ。相変わらず甘えん坊だね」
ギュッと旦那様も抱きしめ返してくれた。ダイレクトに旦那様の温もりを感じる。そうか、私昨日…
「おはようございます、旦那様。今日もいい天気ですね」
「そうだね、せっかくしばらく王都にいる事になったのだから、今日は王都の街を歩いてみよう」
「本当ですか?それは嬉しいですわ。それなら早速着替えないと!」
急いで旦那様の腕から抜け出すと、近くに散乱していた服を手に取ろうとした時だった。
「レアンヌの体は美しいね…せっかくだから今日はずっとこのまま一緒にいよう。王都の観光は明日にして」
「えっ、でも…」
私は観光がしたいです!という暇もなく、一気に唇を塞がれてしまった。結局旦那様の希望通り、そのまま愛し合う事になってしまった。
次に目覚めたのは、夕方だった。私ったら、いくら何でも眠りすぎだわ!結局この日は、何もできなかった。
翌日は約束通り、王都を観光した。王都は私達が暮らしている街とは比べ物にならない程、人も多くて色々なものが売られていた。
その翌日は、お父様も一緒にお母様のお墓参りに行った。お母様の亡骸は、私が泣きながら離宮近くの森に埋めたのだ。ただお父様が、こんなところに1人眠らせるのは可哀そうだとの事で、近く立派なお墓が建てられることになった。
お父様は私が作ったお母様のお墓の前で、声を上げて泣いていた。そして何度も何度も、お母様に謝っていた。見ているこっちが辛くなるくらいに…
そんな日々を過ごしているうちに、気が付くと1週間が過ぎていた。
「レアンヌ、今日は元王妃とカトレナ王女の裁判の日だ。私も参加する予定だが、レアンヌはどうする?」
「私も参加しますわ」
本当はもう、あの人たちには関わりたくはない、そんな思いもあるが、それでもやはり、私は彼女たちの行く末を見届けなければいけない。そんな気がしたのだ。
「わかったよ、それじゃあ、一緒に行こうか」
旦那様と一緒に、裁判所へと向かう。この国では貴族や王族が裁かれる場合は、貴族や王族たちが集まる事になっている。ただ、既に事前に貴族や王族たちが話し合って刑を決めている為、裁判所では本人たちに刑を報告するだけらしい。裁判所に着くと、沢山の貴族が既に集まっていた。旦那様と一緒に、席に着く。既にお父様も来ている。
しばらくすると、元王妃様とカトレナ王女が鎖につながれて出て来た。どうやらまだ動物たちから受けた傷が治っていない様で、あちこちに、ひっかき傷や鳥たちにつつれた痕が残っている。見ていて痛々しい。
それに着ている洋服も、王族とは思えない様な服を着ている。まるで昔の私が着ていた服の様だわ…
すっかり老け込んでしまった元王妃様は、既に諦めているのか、目が虚ろだ。ただカロレナ王女は私に気が付いた様で、こっちをキッと睨んでいる。ちなみに先日、お父様と元王妃様が正式に離縁した。
「ただいまより、元王妃とカトレナ殿下の裁判を行う。まずは彼女たちの罪について読み上げて行きます」
そこには私を毒殺しようとした罪以外にも、お母様を毒殺した証拠も次々と提示されていく。さらに彼女たちは、使用人にもかなり酷い事をしていた様で、それについても今回裁かれる様だ。
どうやらお母様に毒を盛った実行犯がまだ王宮に勤めていた様で、刑を軽くする代わりに、証拠の品を提示したらしい。さらに今まで不満を抱いていた使用人たちによる暴露合戦も繰り広げられたらしい。
「以上が彼女たちの罪になります。事前に貴族と王族で話し合った結果、2人はこの国で一番厳しいとされる強制労働施設で一生過ごすという事で纏まっておりますが、異議がある人はいらっしゃいますでしょうか?」
「ちょっと、お母様はともかく、私は結局レアンヌを殺していないのよ。それなのに、一生強制労働だなんて、厳しすぎるわ!せめて国外追放にして頂戴よ!」
そう訴えるカトレナ王女。この国では死刑制度がない。その為、この国では一番厳しい、強制労働刑に処せられることになった様だ。
「異議はないようなので、彼女たちの刑は確定しました。早速強制労働施設への移送を行ってくれ」
「はい、かしこまりました」
「ちょっと、私の話を聞いているの?私は王女なのよ!」
そう叫ぶカトレナ王女。
「カトレナ殿、君の王族としての権利も、今日の裁判をもってはく奪いたします。ですので、あなた様は今から王女ではありません。早く彼女たちを連れて行きなさい」
「どうして…私は王女なのに…イヤよ。レアンヌ、あなた、アレクスリア王国の王妃になったのよね。私を助けなさいよ。そうだわ、アレクスリア王国で匿ってちょうだい。私達は、血を分けた姉妹なのだから」
私を殺そうとした罪で捕まっているのに、よりにもよって私に助けを求めてくるだなんて!この場にいた全ての人間が、驚いている。
「カトレナ殿、今回の裁判で頭がおかしくなったのですか?でも…そこまで言うなら、我が国であなたを裁いてあげてもいいですよ。我が国は、死刑制度がありますからな。どんな死に方がよろしいかな?」
それはそれは恐ろしい笑顔で、カトレナ様に語り掛ける旦那様。
「嫌よ…私は死にたくないわ。どうして私がこんな目に合わないといけないのよ。どうしてよ!」
泣き叫びながら退場していくカトレナ様。元王妃様は、完全に放心状態で連れて行かれた。きっと彼女たちは、これから厳しい日々が待っているのだろう。
そう思われたのだが元王妃様は、動物たちから受けた傷が治りきらずに化膿してしまい、その結果見る見る衰弱し、苦しみながらこの世を去ったとの事。一方カトレナ王女も、動物たちから受けた傷が急に悪化し、母親の後を追うかのように、苦しみながら息を引き取ったのだった。
「おはよう、レアンヌ。相変わらず甘えん坊だね」
ギュッと旦那様も抱きしめ返してくれた。ダイレクトに旦那様の温もりを感じる。そうか、私昨日…
「おはようございます、旦那様。今日もいい天気ですね」
「そうだね、せっかくしばらく王都にいる事になったのだから、今日は王都の街を歩いてみよう」
「本当ですか?それは嬉しいですわ。それなら早速着替えないと!」
急いで旦那様の腕から抜け出すと、近くに散乱していた服を手に取ろうとした時だった。
「レアンヌの体は美しいね…せっかくだから今日はずっとこのまま一緒にいよう。王都の観光は明日にして」
「えっ、でも…」
私は観光がしたいです!という暇もなく、一気に唇を塞がれてしまった。結局旦那様の希望通り、そのまま愛し合う事になってしまった。
次に目覚めたのは、夕方だった。私ったら、いくら何でも眠りすぎだわ!結局この日は、何もできなかった。
翌日は約束通り、王都を観光した。王都は私達が暮らしている街とは比べ物にならない程、人も多くて色々なものが売られていた。
その翌日は、お父様も一緒にお母様のお墓参りに行った。お母様の亡骸は、私が泣きながら離宮近くの森に埋めたのだ。ただお父様が、こんなところに1人眠らせるのは可哀そうだとの事で、近く立派なお墓が建てられることになった。
お父様は私が作ったお母様のお墓の前で、声を上げて泣いていた。そして何度も何度も、お母様に謝っていた。見ているこっちが辛くなるくらいに…
そんな日々を過ごしているうちに、気が付くと1週間が過ぎていた。
「レアンヌ、今日は元王妃とカトレナ王女の裁判の日だ。私も参加する予定だが、レアンヌはどうする?」
「私も参加しますわ」
本当はもう、あの人たちには関わりたくはない、そんな思いもあるが、それでもやはり、私は彼女たちの行く末を見届けなければいけない。そんな気がしたのだ。
「わかったよ、それじゃあ、一緒に行こうか」
旦那様と一緒に、裁判所へと向かう。この国では貴族や王族が裁かれる場合は、貴族や王族たちが集まる事になっている。ただ、既に事前に貴族や王族たちが話し合って刑を決めている為、裁判所では本人たちに刑を報告するだけらしい。裁判所に着くと、沢山の貴族が既に集まっていた。旦那様と一緒に、席に着く。既にお父様も来ている。
しばらくすると、元王妃様とカトレナ王女が鎖につながれて出て来た。どうやらまだ動物たちから受けた傷が治っていない様で、あちこちに、ひっかき傷や鳥たちにつつれた痕が残っている。見ていて痛々しい。
それに着ている洋服も、王族とは思えない様な服を着ている。まるで昔の私が着ていた服の様だわ…
すっかり老け込んでしまった元王妃様は、既に諦めているのか、目が虚ろだ。ただカロレナ王女は私に気が付いた様で、こっちをキッと睨んでいる。ちなみに先日、お父様と元王妃様が正式に離縁した。
「ただいまより、元王妃とカトレナ殿下の裁判を行う。まずは彼女たちの罪について読み上げて行きます」
そこには私を毒殺しようとした罪以外にも、お母様を毒殺した証拠も次々と提示されていく。さらに彼女たちは、使用人にもかなり酷い事をしていた様で、それについても今回裁かれる様だ。
どうやらお母様に毒を盛った実行犯がまだ王宮に勤めていた様で、刑を軽くする代わりに、証拠の品を提示したらしい。さらに今まで不満を抱いていた使用人たちによる暴露合戦も繰り広げられたらしい。
「以上が彼女たちの罪になります。事前に貴族と王族で話し合った結果、2人はこの国で一番厳しいとされる強制労働施設で一生過ごすという事で纏まっておりますが、異議がある人はいらっしゃいますでしょうか?」
「ちょっと、お母様はともかく、私は結局レアンヌを殺していないのよ。それなのに、一生強制労働だなんて、厳しすぎるわ!せめて国外追放にして頂戴よ!」
そう訴えるカトレナ王女。この国では死刑制度がない。その為、この国では一番厳しい、強制労働刑に処せられることになった様だ。
「異議はないようなので、彼女たちの刑は確定しました。早速強制労働施設への移送を行ってくれ」
「はい、かしこまりました」
「ちょっと、私の話を聞いているの?私は王女なのよ!」
そう叫ぶカトレナ王女。
「カトレナ殿、君の王族としての権利も、今日の裁判をもってはく奪いたします。ですので、あなた様は今から王女ではありません。早く彼女たちを連れて行きなさい」
「どうして…私は王女なのに…イヤよ。レアンヌ、あなた、アレクスリア王国の王妃になったのよね。私を助けなさいよ。そうだわ、アレクスリア王国で匿ってちょうだい。私達は、血を分けた姉妹なのだから」
私を殺そうとした罪で捕まっているのに、よりにもよって私に助けを求めてくるだなんて!この場にいた全ての人間が、驚いている。
「カトレナ殿、今回の裁判で頭がおかしくなったのですか?でも…そこまで言うなら、我が国であなたを裁いてあげてもいいですよ。我が国は、死刑制度がありますからな。どんな死に方がよろしいかな?」
それはそれは恐ろしい笑顔で、カトレナ様に語り掛ける旦那様。
「嫌よ…私は死にたくないわ。どうして私がこんな目に合わないといけないのよ。どうしてよ!」
泣き叫びながら退場していくカトレナ様。元王妃様は、完全に放心状態で連れて行かれた。きっと彼女たちは、これから厳しい日々が待っているのだろう。
そう思われたのだが元王妃様は、動物たちから受けた傷が治りきらずに化膿してしまい、その結果見る見る衰弱し、苦しみながらこの世を去ったとの事。一方カトレナ王女も、動物たちから受けた傷が急に悪化し、母親の後を追うかのように、苦しみながら息を引き取ったのだった。
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