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第9話:可愛い可愛いオニキスとの出会い~ブライン視点~
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僕の名前はブライン・ディズ・ラーシャイ。ラーシャイ王国の国王と王妃の間に生を受けた僕は、生まれながらの王太子だ。父上も母上も一人息子の僕をそれはそれは可愛がってくれた。
でも僕は、王太子という肩書に溺れることなく、真面目に生きて来た。そんな時、ある運命的な出会いを果たす。それは8歳になった時の事だ、そろそろ僕に婚約者候補をとの事で、母上がお茶会を開いてくれたのだ。
そこで僕は、ある女性に一目ぼれしてしまう。燃えるような真っ赤な髪、吊り上がったオレンジ色の瞳、一見気の強そうに見える彼女だが、初めてのお茶会だった様で、不安そうにあたりをキョロキョロしていた。
その姿を見た瞬間、僕の心臓に矢が刺さったのだ。僕、この子と婚約したい!そんな思いから、僕は彼女に話しかけた。すると、美しいオレンジ色の瞳と目が合った。
その瞬間、一気に鼓動が早くなり、一瞬気を失いそうになったのだ。なんなんだ、あの眩しさは!それに心臓がものすごい速さで動いている。ダメだ、このまま彼女の傍にいては、意識を失いそうだ。
そう思い、一旦彼女から離れた。その後もつい彼女を目で追ってしまう。そんな僕に、肉食獣の様な令嬢たちが、ガンガンアタックしてくるのだ。どうやら令嬢たちは、僕の婚約者候補を選ぶためのお茶会と聞いてきている様だ。
あまりの令嬢の猛攻撃に耐えられなくなった僕は、一足先に部屋に戻る事にした。それにしても、令嬢とはあれほどまでに恐ろしいものなのか…体中が恐怖で震える。そんな僕を見た従者のヴェンが、心配そうに声を掛けてきた。
「殿下、顔色が悪いです。大丈夫ですか?それにしても、令嬢たちの猛アプローチはすごかったですね。まるで野生のゴリラ…失礼。とても白熱した戦いを繰り広げていらっしゃいました。殿下は完全に押されておりましたね。そりゃそうでしょう、どう見ても野生のゴリラの群れに放り込まれた、子ウサギの様でしたものね」
彼は僕より10歳上の伯爵家の次男だ。僕の良き相談役でもある。それにしても、令嬢たちを野生のゴリラというなんて…でも、彼女たちはゴリラどころではない、怪獣だった…思い出しただけでも寒気がする。
「大丈夫ですか?殿下。温かい飲み物を準備いたしました。王妃様には、よさそうな令嬢はいなかったと、私から報告させていただきます。ですので、どうか殿下はお休みください」
ん?よさそうな令嬢はいなかっただと?
「ちょっと待ってくれ、ヴァン。誰がよさそうな令嬢はいなかったと言った?僕はどうしても、婚約を結びたい令嬢がいるんだ。こうしちゃいられない、すぐに母上の元に向かわないと!」
彼女、本当に可愛かったな…ダメだ、思い出しただけで鼻血が出そうだ!とにかく彼女を誰かに取られてしまう前に、何が何でも婚約を結ばないと!
「母上、大事なお話があります!」
「ブライン、ノックもせずに部屋に入ってくるとは何事ですか!それよりあなた、令嬢たちに猛アプローチを受けて、逃げてきたそうじゃない…この分だと、婚約者候補はまだ先の様ね…」
母上がはぁっとため息を付いてそう言ったのだ。
「母上、確かに僕は令嬢たちの攻撃に耐えきれずに、逃げてきました。でも、しっかり婚約者にしたい女性を見つけたのです。僕、絶対に絶対に、ぜぇったいに、彼女と婚約します!!」
鼻息荒く母上に詰め寄る。
「ブライン、落ち着いて。あなたがこんなに興奮しているなんて、珍しいわね…それで、その令嬢はどこの子なの?名前は?」
「え?名前?」
しまった、あまりの美しさについ見とれてしまって、名前を聞くのを忘れていた。
「あなた、まさか名前を聞かなかったの?まあいいわ、それで、どんな子なの?特徴は?」
特徴か…
「燃える様な真っ赤な髪に、少し吊り上がったオレンジの瞳、背筋をピシッと伸ばし凛としたイメージとは裏腹に、不安げにキョロキョロと辺りを見渡していた彼女。あぁ…思い出しただけでも鼻血が…」
「ちょっと、ブライン!本当に鼻血が出ているわ。今すぐブラインに応急処置を。とにかく横になりなさい!」
彼女を思い出したら興奮してしまい、鼻血が出てしまった様だ。母上の指示でメイドたちが大慌てで僕の処置を行う。それにしても、本当に可愛かったな…あの子…
「ブライン、そのニヤニヤした、だらしない顔は止めなさい。赤い髪にオレンジの瞳で、少し吊り上がった目と言えば、きっとメッション公爵家のオニキスちゃんね。分かったわ、公爵には、明日にでも話をしておくわ。でも、公爵はオニキスちゃんを溺愛していると聞くし、承諾してくれるかしら?まあ、ごねたら夫人に頼むからいいわ。あの人、夫人に弱いのよね」
彼女、オニキスというのか…可愛い名前だな。
「母上、何が何でもオニキスを僕の婚約者にして下さい。絶対ですよ」
「ええ、任せておきなさい。それにしても、あなたがオニキスちゃんをね」
なぜか母上がニヤニヤしている。
そして翌日、なんと公爵家の方から、僕とオニキスを婚約させたいと申し入れがあったのだ。
「よかったわね、オニキスちゃんたっての希望で、あなたの婚約者に決まったわ。まさかブラインがこの国一の大貴族、メッション公爵家の令嬢を選ぶなんて。これで王家も安泰ね」
そう言って笑った母上。まさかオニキスの方から、僕と婚約したいと言い出すなんて…あぁ、これでオニキスと婚約できる。またあの可愛らしい顔を見る事が出来るのか…
「ちょっとブライン!また鼻血が出ているわ。誰か応急処置を!」
僕の周りで、母上やメイドたちがギャーギャー騒いでいる。でも、今はそれどころじゃない。だって、オニキスと婚約できたのだから…
でも僕は、王太子という肩書に溺れることなく、真面目に生きて来た。そんな時、ある運命的な出会いを果たす。それは8歳になった時の事だ、そろそろ僕に婚約者候補をとの事で、母上がお茶会を開いてくれたのだ。
そこで僕は、ある女性に一目ぼれしてしまう。燃えるような真っ赤な髪、吊り上がったオレンジ色の瞳、一見気の強そうに見える彼女だが、初めてのお茶会だった様で、不安そうにあたりをキョロキョロしていた。
その姿を見た瞬間、僕の心臓に矢が刺さったのだ。僕、この子と婚約したい!そんな思いから、僕は彼女に話しかけた。すると、美しいオレンジ色の瞳と目が合った。
その瞬間、一気に鼓動が早くなり、一瞬気を失いそうになったのだ。なんなんだ、あの眩しさは!それに心臓がものすごい速さで動いている。ダメだ、このまま彼女の傍にいては、意識を失いそうだ。
そう思い、一旦彼女から離れた。その後もつい彼女を目で追ってしまう。そんな僕に、肉食獣の様な令嬢たちが、ガンガンアタックしてくるのだ。どうやら令嬢たちは、僕の婚約者候補を選ぶためのお茶会と聞いてきている様だ。
あまりの令嬢の猛攻撃に耐えられなくなった僕は、一足先に部屋に戻る事にした。それにしても、令嬢とはあれほどまでに恐ろしいものなのか…体中が恐怖で震える。そんな僕を見た従者のヴェンが、心配そうに声を掛けてきた。
「殿下、顔色が悪いです。大丈夫ですか?それにしても、令嬢たちの猛アプローチはすごかったですね。まるで野生のゴリラ…失礼。とても白熱した戦いを繰り広げていらっしゃいました。殿下は完全に押されておりましたね。そりゃそうでしょう、どう見ても野生のゴリラの群れに放り込まれた、子ウサギの様でしたものね」
彼は僕より10歳上の伯爵家の次男だ。僕の良き相談役でもある。それにしても、令嬢たちを野生のゴリラというなんて…でも、彼女たちはゴリラどころではない、怪獣だった…思い出しただけでも寒気がする。
「大丈夫ですか?殿下。温かい飲み物を準備いたしました。王妃様には、よさそうな令嬢はいなかったと、私から報告させていただきます。ですので、どうか殿下はお休みください」
ん?よさそうな令嬢はいなかっただと?
「ちょっと待ってくれ、ヴァン。誰がよさそうな令嬢はいなかったと言った?僕はどうしても、婚約を結びたい令嬢がいるんだ。こうしちゃいられない、すぐに母上の元に向かわないと!」
彼女、本当に可愛かったな…ダメだ、思い出しただけで鼻血が出そうだ!とにかく彼女を誰かに取られてしまう前に、何が何でも婚約を結ばないと!
「母上、大事なお話があります!」
「ブライン、ノックもせずに部屋に入ってくるとは何事ですか!それよりあなた、令嬢たちに猛アプローチを受けて、逃げてきたそうじゃない…この分だと、婚約者候補はまだ先の様ね…」
母上がはぁっとため息を付いてそう言ったのだ。
「母上、確かに僕は令嬢たちの攻撃に耐えきれずに、逃げてきました。でも、しっかり婚約者にしたい女性を見つけたのです。僕、絶対に絶対に、ぜぇったいに、彼女と婚約します!!」
鼻息荒く母上に詰め寄る。
「ブライン、落ち着いて。あなたがこんなに興奮しているなんて、珍しいわね…それで、その令嬢はどこの子なの?名前は?」
「え?名前?」
しまった、あまりの美しさについ見とれてしまって、名前を聞くのを忘れていた。
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「ちょっと、ブライン!本当に鼻血が出ているわ。今すぐブラインに応急処置を。とにかく横になりなさい!」
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「ブライン、そのニヤニヤした、だらしない顔は止めなさい。赤い髪にオレンジの瞳で、少し吊り上がった目と言えば、きっとメッション公爵家のオニキスちゃんね。分かったわ、公爵には、明日にでも話をしておくわ。でも、公爵はオニキスちゃんを溺愛していると聞くし、承諾してくれるかしら?まあ、ごねたら夫人に頼むからいいわ。あの人、夫人に弱いのよね」
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そして翌日、なんと公爵家の方から、僕とオニキスを婚約させたいと申し入れがあったのだ。
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