11 / 51
第11話:僕と婚約破棄したいだって!~ブライン視点~
しおりを挟む
貴族学院2年も終わり、いよいよ僕たちの結婚まで後1年と迫ったある日の事。今日やっとオニキスの愛用していた寝間着が届いた。
早速匂いを堪能する。そして今日もオニキスの様子をモニターで確認した。どうやら寝る前に、カモミールティを飲んでいる様だ。オニキスはカモミールティが大好きだもんな。いいな、僕もあのカップになりたい…
オニキスの寝間着を抱きしめながらモニターを見ていると
「殿下、それはオニキス様が愛用していた寝間着ではありませんか。またその様な物を取り寄せて。本当にあなたって人は…」
僕の部屋にやって来たヴァンが、ギャーギャー怒っている。うるさい奴め。
その時だった。
“ねえ、マリン。私、このまま本当にブライン様と結婚しても、いいのかしら?ほら、ブライン様は私の事を嫌っていらっしゃるでしょう?”
はぁ~と、ため息を付きながら、あり得ない事をオニキスが言い出したんだ。僕がオニキスを嫌っている?びっくりして立ち上がり
「オニキス、君は何を言っているんだ?僕は君を誰よりも愛しているんだよ」
必死にモニターに向かって叫ぶ。
「殿下、落ち着いて下さい。モニターに叫んだところで、オニキス様には聞こえませんよ」
ヴァンがあきれ顔で呟いている。
さらに伯爵令嬢と僕の仲を疑っている様子。あのピンクの髪の女の事か。確かにあの女、僕にやたら絡んでくるな。少しでもオニキスが嫉妬してくれたら嬉しいと思って、少し相手になってやっていたのだが、どうやらそれもよくなかったらしい。
そしてついに
“婚約破棄をしようと思っているの”
と、オニキスから恐ろしい言葉が飛び出したのだ。
「僕と婚約破棄だって!オニキス、君は一体何を考えているんだ。僕が君と婚約破棄をする訳がないだろう。僕はこんなにオニキスを愛しているのに!こうしちゃいられない、今すぐ公爵家に向かわないと!」
「殿下、落ち着いて下さい。オニキス様は、あなた様が自分のお部屋をのぞき見しているなんて、知らないのですよ」
「分かっている!だから公爵に話しをしに行くんだ!一刻も早く、オニキスに婚約破棄の事を諦めさせないと!」
「だから、少し冷静になってください!」
「止めるな、ヴァン!」
僕とヴァンがギャーギャー揉めているのを聞きつけ、父上と母上がやって来た。
「一体何を騒いでいるのだ。護衛騎士が呼びに来たぞ!」
「父上、大変です。オニキスが僕と婚約破棄をしたがっているのです。今すぐ公爵家に乗り込んで、公爵を通してオニキスを説得しないと。オニキスは、僕が彼女を嫌っていると、勘違いしているのです。もしオニキスに婚約破棄されたら、僕はもう…」
「しっかりして、ブライン。そもそもあなた、オニキスちゃんにいつも冷たくしているでしょう?あれじゃあ、オニキスちゃんがあなたに嫌われていると思っても仕方がないわ。もう婚約して、8年も経っているのよ。いい加減、鼻血を制御できないの?このままだと、結婚して初夜を迎えた時、困るわよ」
初夜…
オニキスの柔らかくて美しくて白いからだが、僕のものに…
「ちょっとブライン、また変な妄想をしたわね。鼻血が噴き出たわ。ヴァン、すぐに手当てを。本当にこの子は…」
「とにかく、映像を見る限りでは、公爵に“婚約破棄は出来ない”と言われた様だから、きっとオニキス嬢も諦めるだろう。それにしてもこの部屋、なんとかならないのか?公爵家からオニキス嬢の寝間着まで取り寄せて…公爵が知ったら、さすがに怒り狂うぞ…」
「そうね…全く、夫人をうまく味方につけちゃって…本当にブラインは…」
「メッション公爵夫人は美しい方がお好きですからね…殿下がちょっとお願いしたら、すぐに聞いて下さいましたよ…全くもう…」
「とにかく、お前はもう少しオニキス嬢の免疫を付けろ。そしてオニキス嬢をもう少し気遣え。大体、優しいオニキス嬢に婚約破棄したいと言わせるなんて、男として失格だぞ。いいな、分かったな。これはオニキス嬢に返しておくからな」
父上がオニキスの寝間着を持って、部屋から出て行った。
「父上、それは僕の物ですよ!」
急いで取り返そうとしたのだが、出血が多くて、頭がクラクラする。
「殿下、今回は出血量が多いので、もう少し横になっていてください。本当に、こんなので初夜が迎えられるのですか?全くもう…いっその事、オニキス様は殿下から逃げた方が、幸せになれるのでは…」
「おい、ヴァン!今なんか言ったか?」
「いいえ、何でもありません。陛下もおっしゃっていた通り、公爵様が上手くまとめて下さったようですし、もう今日はお休みください。モニターも消しますからね」
そう言ってモニターを消して出て行ったヴァン。
公爵がきちんとオニキスを説得してくれたのだから、まあいいか。そう思っていたのだが、翌日。
何とオニキス直々に、僕と婚約破棄をしたいと申し出て来たのだ。それも満面の笑みで!ふざけるな!誰が婚約破棄なんてするものか!
僕は婚約破棄をしないとはっきりと告げ、さらに王妃教育の復習の為、学期末休みの間は毎日王宮に来るように伝えた。
本当はいかに僕がオニキスを好きかも伝えたかったのだが、生憎露骨にオニキスを見てしまった為、また鼻血が噴き出てしまい、慌てて退散した。ギリギリのところで、オニキスには見られていなかった様だ。
それでも怒りがおさまらない僕は、メッション公爵と息子のジョンソンを呼び出し、強く抗議する事にした。
「公爵、それからジョンソン、一体どういう事ですか?僕に直々に婚約破棄したいと、オニキスが頼みに来ましたよ!僕は絶対に婚約破棄なんてしませんからね!」
「何と…それは申し訳ございませんでした。ただ…オニキスも思うところがある様でして、もう少しオニキスと密に接して頂けないでしょうか?」
ジョンソンが申し訳なさそうに呟いた。
「僕はオニキスを愛しすぎるあまり、興奮して鼻血が出るのです」
「…ああ、それで鼻の穴に紙を詰めているのか…」
ジョンソンがブツブツと呟いている。
「とにかく僕は、オニキスと婚約破棄するつもりはないので。第一、どうしてもっとオニキスに“婚約破棄は出来ない!”と言ってくれないのですか?僕はもう倒れそうだ!」
「殿下、大変申し訳ございませんでした。私共も、陛下とオニキスを婚約破棄させるつもりはありません。オニキスには厳しく言って聞かせますので。それではこれで、失礼いたします」
その後オニキスは、公爵とジョンソン、さらに夫人から厳しく怒られ、当日を含め3日部屋からの外出を禁止されていた。さらに僕からは、オニキスの教育係に話しをし、いかに婚約破棄する事がいけない事なのか、しっかり話してもらった。
どうやらオニキスは、教育係からの説教が辛かった様だ。少し可哀そうな事をしたが、これでオニキスも、婚約破棄の事は諦めるだろう。
早速匂いを堪能する。そして今日もオニキスの様子をモニターで確認した。どうやら寝る前に、カモミールティを飲んでいる様だ。オニキスはカモミールティが大好きだもんな。いいな、僕もあのカップになりたい…
オニキスの寝間着を抱きしめながらモニターを見ていると
「殿下、それはオニキス様が愛用していた寝間着ではありませんか。またその様な物を取り寄せて。本当にあなたって人は…」
僕の部屋にやって来たヴァンが、ギャーギャー怒っている。うるさい奴め。
その時だった。
“ねえ、マリン。私、このまま本当にブライン様と結婚しても、いいのかしら?ほら、ブライン様は私の事を嫌っていらっしゃるでしょう?”
はぁ~と、ため息を付きながら、あり得ない事をオニキスが言い出したんだ。僕がオニキスを嫌っている?びっくりして立ち上がり
「オニキス、君は何を言っているんだ?僕は君を誰よりも愛しているんだよ」
必死にモニターに向かって叫ぶ。
「殿下、落ち着いて下さい。モニターに叫んだところで、オニキス様には聞こえませんよ」
ヴァンがあきれ顔で呟いている。
さらに伯爵令嬢と僕の仲を疑っている様子。あのピンクの髪の女の事か。確かにあの女、僕にやたら絡んでくるな。少しでもオニキスが嫉妬してくれたら嬉しいと思って、少し相手になってやっていたのだが、どうやらそれもよくなかったらしい。
そしてついに
“婚約破棄をしようと思っているの”
と、オニキスから恐ろしい言葉が飛び出したのだ。
「僕と婚約破棄だって!オニキス、君は一体何を考えているんだ。僕が君と婚約破棄をする訳がないだろう。僕はこんなにオニキスを愛しているのに!こうしちゃいられない、今すぐ公爵家に向かわないと!」
「殿下、落ち着いて下さい。オニキス様は、あなた様が自分のお部屋をのぞき見しているなんて、知らないのですよ」
「分かっている!だから公爵に話しをしに行くんだ!一刻も早く、オニキスに婚約破棄の事を諦めさせないと!」
「だから、少し冷静になってください!」
「止めるな、ヴァン!」
僕とヴァンがギャーギャー揉めているのを聞きつけ、父上と母上がやって来た。
「一体何を騒いでいるのだ。護衛騎士が呼びに来たぞ!」
「父上、大変です。オニキスが僕と婚約破棄をしたがっているのです。今すぐ公爵家に乗り込んで、公爵を通してオニキスを説得しないと。オニキスは、僕が彼女を嫌っていると、勘違いしているのです。もしオニキスに婚約破棄されたら、僕はもう…」
「しっかりして、ブライン。そもそもあなた、オニキスちゃんにいつも冷たくしているでしょう?あれじゃあ、オニキスちゃんがあなたに嫌われていると思っても仕方がないわ。もう婚約して、8年も経っているのよ。いい加減、鼻血を制御できないの?このままだと、結婚して初夜を迎えた時、困るわよ」
初夜…
オニキスの柔らかくて美しくて白いからだが、僕のものに…
「ちょっとブライン、また変な妄想をしたわね。鼻血が噴き出たわ。ヴァン、すぐに手当てを。本当にこの子は…」
「とにかく、映像を見る限りでは、公爵に“婚約破棄は出来ない”と言われた様だから、きっとオニキス嬢も諦めるだろう。それにしてもこの部屋、なんとかならないのか?公爵家からオニキス嬢の寝間着まで取り寄せて…公爵が知ったら、さすがに怒り狂うぞ…」
「そうね…全く、夫人をうまく味方につけちゃって…本当にブラインは…」
「メッション公爵夫人は美しい方がお好きですからね…殿下がちょっとお願いしたら、すぐに聞いて下さいましたよ…全くもう…」
「とにかく、お前はもう少しオニキス嬢の免疫を付けろ。そしてオニキス嬢をもう少し気遣え。大体、優しいオニキス嬢に婚約破棄したいと言わせるなんて、男として失格だぞ。いいな、分かったな。これはオニキス嬢に返しておくからな」
父上がオニキスの寝間着を持って、部屋から出て行った。
「父上、それは僕の物ですよ!」
急いで取り返そうとしたのだが、出血が多くて、頭がクラクラする。
「殿下、今回は出血量が多いので、もう少し横になっていてください。本当に、こんなので初夜が迎えられるのですか?全くもう…いっその事、オニキス様は殿下から逃げた方が、幸せになれるのでは…」
「おい、ヴァン!今なんか言ったか?」
「いいえ、何でもありません。陛下もおっしゃっていた通り、公爵様が上手くまとめて下さったようですし、もう今日はお休みください。モニターも消しますからね」
そう言ってモニターを消して出て行ったヴァン。
公爵がきちんとオニキスを説得してくれたのだから、まあいいか。そう思っていたのだが、翌日。
何とオニキス直々に、僕と婚約破棄をしたいと申し出て来たのだ。それも満面の笑みで!ふざけるな!誰が婚約破棄なんてするものか!
僕は婚約破棄をしないとはっきりと告げ、さらに王妃教育の復習の為、学期末休みの間は毎日王宮に来るように伝えた。
本当はいかに僕がオニキスを好きかも伝えたかったのだが、生憎露骨にオニキスを見てしまった為、また鼻血が噴き出てしまい、慌てて退散した。ギリギリのところで、オニキスには見られていなかった様だ。
それでも怒りがおさまらない僕は、メッション公爵と息子のジョンソンを呼び出し、強く抗議する事にした。
「公爵、それからジョンソン、一体どういう事ですか?僕に直々に婚約破棄したいと、オニキスが頼みに来ましたよ!僕は絶対に婚約破棄なんてしませんからね!」
「何と…それは申し訳ございませんでした。ただ…オニキスも思うところがある様でして、もう少しオニキスと密に接して頂けないでしょうか?」
ジョンソンが申し訳なさそうに呟いた。
「僕はオニキスを愛しすぎるあまり、興奮して鼻血が出るのです」
「…ああ、それで鼻の穴に紙を詰めているのか…」
ジョンソンがブツブツと呟いている。
「とにかく僕は、オニキスと婚約破棄するつもりはないので。第一、どうしてもっとオニキスに“婚約破棄は出来ない!”と言ってくれないのですか?僕はもう倒れそうだ!」
「殿下、大変申し訳ございませんでした。私共も、陛下とオニキスを婚約破棄させるつもりはありません。オニキスには厳しく言って聞かせますので。それではこれで、失礼いたします」
その後オニキスは、公爵とジョンソン、さらに夫人から厳しく怒られ、当日を含め3日部屋からの外出を禁止されていた。さらに僕からは、オニキスの教育係に話しをし、いかに婚約破棄する事がいけない事なのか、しっかり話してもらった。
どうやらオニキスは、教育係からの説教が辛かった様だ。少し可哀そうな事をしたが、これでオニキスも、婚約破棄の事は諦めるだろう。
6
あなたにおすすめの小説
【完結】第一王子の婚約者になりましたが、妃になるにはまだまだ先がみえません!
風見ゆうみ
恋愛
「王族に嫁いだ者は、夫を二人もつ事を義務化とする」
第二王子の婚約者である私の親友に恋をした第三王子のワガママなお願いを無効にするまでのもう一人の夫候補として思い浮かんだのは、私に思いを寄せてくれていた次期公爵。
夫候補をお願いしたことにより第一王子だけでなく次期公爵からも溺愛される事に?!
彼らを好きな令嬢やお姫様達ともひと悶着ありですが、親友と一緒に頑張ります!
/「小説家になろう」で完結済みです。本作からお読みいただいてもわかるようにしておりますが、拙作の「身を引いたつもりが逆効果でした」の続編になります。
基本はヒロインが王子と次期公爵から溺愛される三角関係メインの甘めな話です。揺れるヒロインが苦手な方は、ご遠慮下さい。
差し出された毒杯
しろねこ。
恋愛
深い森の中。
一人のお姫様が王妃より毒杯を授けられる。
「あなたのその表情が見たかった」
毒を飲んだことにより、少女の顔は苦悶に満ちた表情となる。
王妃は少女の美しさが妬ましかった。
そこで命を落としたとされる少女を助けるは一人の王子。
スラリとした体型の美しい王子、ではなく、体格の良い少し脳筋気味な王子。
お供をするは、吊り目で小柄な見た目も中身も猫のように気まぐれな従者。
か○みよ、○がみ…ではないけれど、毒と美しさに翻弄される女性と立ち向かうお姫様なお話。
ハピエン大好き、自己満、ご都合主義な作者による作品です。
同名キャラで複数の作品を書いています。
立場やシチュエーションがちょっと違ったり、サブキャラがメインとなるストーリーをなどを書いています。
ところどころリンクもしています。
※小説家になろうさん、カクヨムさんでも投稿しています!
元男装傭兵、完璧な淑女を演じます。――嫁ぎ先はかつての団長でした!?
中野森
恋愛
貧乏男爵家の長女クラリスは、弟の学費を稼ぐために男装して傭兵団へ入団した。
副団長にまで上り詰め、団長をはじめとした仲間から信頼を得るが、決して正体は明かさなかった。
やがて戦争が終わり、傭兵団は解散となる。
出稼ぎするために流した嘘の悪評により、修道院入りを覚悟していたクラリスだったが、帰郷した彼女を待っていたのは父からの「嫁ぎ先が決まった」という一言だった。
慌ただしく始まる淑女教育、そして一度も未来の夫と顔合わせすることなく迎えた結婚式当日。
誓いの言葉を促され隣からきこてくる声に、クラリスは凍りつく。
……嘘でしょ、団長!?
かつての想い人でもある傭兵仲間が今は夫となり、妻の正体には気づいていない――気づかれてはいけないのだ、絶対に!
本作品はゆるふわ設定、ご都合主義、細かいことは気にしたら負け!
※この小説は、ほかの小説投稿サイトにも投稿しています。
裏切り者として死んで転生したら、私を憎んでいるはずの王太子殿下がなぜか優しくしてくるので、勘違いしないよう気を付けます
みゅー
恋愛
ジェイドは幼いころ会った王太子殿下であるカーレルのことを忘れたことはなかった。だが魔法学校で再会したカーレルはジェイドのことを覚えていなかった。
それでもジェイドはカーレルを想っていた。
学校の卒業式の日、貴族令嬢と親しくしているカーレルを見て元々身分差もあり儚い恋だと潔く身を引いたジェイド。
赴任先でモンスターの襲撃に会い、療養で故郷にもどった先で驚きの事実を知る。自分はこの宇宙を作るための機械『ジェイド』のシステムの一つだった。
それからは『ジェイド』に従い動くことになるが、それは国を裏切ることにもなりジェイドは最終的に殺されてしまう。
ところがその後ジェイドの記憶を持ったまま翡翠として他の世界に転生し元の世界に召喚され……
ジェイドは王太子殿下のカーレルを愛していた。
だが、自分が裏切り者と思われてもやらなければならないことができ、それを果たした。
そして、死んで翡翠として他の世界で生まれ変わったが、ものと世界に呼び戻される。
そして、戻った世界ではカーレルは聖女と呼ばれる令嬢と恋人になっていた。
だが、裏切り者のジェイドの生まれ変わりと知っていて、恋人がいるはずのカーレルはなぜか翡翠に優しくしてきて……
婚約者は冷酷宰相様。地味令嬢の私が政略結婚で嫁いだら、なぜか激甘溺愛が待っていました
春夜夢
恋愛
私はずっと「誰にも注目されない地味令嬢」だった。
名門とはいえ没落しかけの伯爵家の次女。
姉は美貌と才覚に恵まれ、私はただの飾り物のような存在。
――そんな私に突然、王宮から「婚約命令」が下った。
相手は、王の右腕にして恐れられる冷酷宰相・ルシアス=ディエンツ公爵。
40を目前にしながら独身を貫き、感情を一切表に出さない男。
(……なぜ私が?)
けれど、その婚約は国を揺るがす「ある計画」の始まりだった。
虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。
ラディ
恋愛
一つ違いの姉と比べられる為に、愚かであることを強制され矯正されて育った妹。
家族からだけではなく、侍女や使用人からも虐げられ弄ばれ続けてきた。
劣悪こそが彼女と標準となっていたある日。
一人の男が現れる。
彼女の人生は彼の登場により一変する。
この機を逃さぬよう、彼女は。
幸せになることに、決めた。
■完結しました! 現在はルビ振りを調整中です!
■第14回恋愛小説大賞99位でした! 応援ありがとうございました!
■感想や御要望などお気軽にどうぞ!
■エールやいいねも励みになります!
■こちらの他にいくつか話を書いてますのでよろしければ、登録コンテンツから是非に。
※一部サブタイトルが文字化けで表示されているのは演出上の仕様です。お使いの端末、表示されているページは正常です。
本の虫令嬢ですが「君が番だ! 間違いない」と、竜騎士様が迫ってきます
氷雨そら
恋愛
本の虫として社交界に出ることもなく、婚約者もいないミリア。
「君が番だ! 間違いない」
(番とは……!)
今日も読書にいそしむミリアの前に現れたのは、王都にたった一人の竜騎士様。
本好き令嬢が、強引な竜騎士様に振り回される竜人の番ラブコメ。
小説家になろう様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる