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第34話:殿下は話が通じません
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私の為に一夫多妻制にした?この人、私の事をバカにしているのかしら?
「私は私だけを愛してくださる殿方と結婚したいと、常々申しておりましたが?一夫多妻制は、私が望んだものと正反対の政策です」
「確かにフランソアはいつもそう言っていたけれど、僕が他の令嬢と関係を持つ事で、君はより僕を意識してくれるだろう?それが嬉しかったんだ!僕はもっともっと、君に僕の事だけを考えて欲しいと思った。だからこそ、一夫多妻制を採用したんだよ。それに君だって一夫多妻制の話をしたとき“私はとやかく言うつもりはない”と言ってくれたではないか?」
「ええ、言いましたわ。私はあの時、あなた様への愛情は綺麗さっぱり消えておりました。既にお妃候補を辞退する事を決めておりましたので、お好きにどうぞという意味ですわ!ただ、あなた様には少しだけ感謝しております。一夫多妻制という政策を打ち出してくれたお陰で、100年の恋も冷めました。そのお陰で私は、あの地獄の日々から解放され、大好きだったデイズ様の元に戻れたのです。さあ、もう話は終わりです!どうかお帰り下さい!」
すっと立ち上がり、ドアを開けた。
「そんな…フランソア。僕は君を愛しているんだ。フランソアがどうしても一夫多妻制が嫌だというのなら、特別に一夫一妻制に戻してもいいと思っている」
この人はどこまで私の事をバカにしているのだろう…
「先ほども申しましたが、殿下への愛情はひとかけらも残っておりません。今更殿下が何をおっしゃろうが、私はあなた様の元に戻るつもりはありません!もう一度言います、私が愛しているのは、デイズ様ただ1人だけ!あなた様への思いは、綺麗さっぱり無くなりました!」
「そんな…フランソア。あんなに愛し合っていたではないか…どうか考え直してくれ」
なぜか私に縋りつく殿下。ちょっと、何なのこの人!
「そもそも、お妃候補辞退は、貴族令嬢の権利です。そして辞退した令嬢に、王族が圧を掛ける事は、法律で禁止されております。我が家に乗り込んできただけでなく、私に王宮に戻れとおっしゃるだなんて!これは立派な法律違反ですわ!さあ、早くお帰り下さい!」
強い口調で殿下に告げた。
「フランソア…僕が悪かったよ…そうだ、王宮に戻れば、気持ちも戻るかもしれない。とにかく、一度王宮に戻ろう。さあ、行こう」
何を思ったのか、私の手を握り、部屋から出て行こうとしている。
「離してください。私は王宮にはいきません。誰か!誰か助けて」
「殿下、お嬢様から離れて下さい!たとえ殿下であっても、公爵令嬢を無理やり王宮に連れて行くのは、誘拐罪に当たりますよ!」
護衛たちがすかさず私の元にやって来て助けてくれた。
「僕はただ、フランソアが王宮に戻ってくれたら、僕を愛してくれていた時の気持ちを取り戻すかと思ったんだ」
「あんな地獄の様な場所に連れて行かれたら、余計に殿下の事を嫌いになります!とにかく、これ以上私に関わらないで下さい。もう私は、お妃候補ではないのです。それに後3ヶ月もすれば、今残っているお妃候補たちを婚約者にできるではありませんか?よかったですね、これからもずっと、沢山の令嬢に囲まれて暮らせるのですよ。もちろん、私は絶対にその輪には加わりたくはありませんが」
「フランソア、そんな事を言わないでくれ。とにかく一度王宮に…」
「殿下、いい加減にしてください。これ以上我が家に留まるのでしたら、今から使いを出し、陛下に抗議を入れさせていただきますよ。“殿下が公爵家に乗り込んできて、居座っていて困っている”と。さあ、お帰り下さい」
「嫌だ、僕はフランソアと一緒じゃないと、帰らない!フランソア、お願いだ。一緒に王宮に行こう。王宮にさえ来てくれたら、きっと前みたいに僕の事を好きになってくれると思うんだ。だから…」
「殿下!どうしてあなた様が我が家にいるのですか?フランソア、大丈夫か?」
「デイズ様!!」
私達の間に入って来たのは、デイズ様だ。怖い顔で殿下を睨んでいる。
「フランソアが入れてくれたんだよ。勝手に入った訳ではない!クソ、デイズが帰って来たか…今日のところは帰るよ。フランソア、必ず君を迎えに来るから、待っていてね」
そう言うと、殿下は部屋から出て行った。
「一体どう事だ。どうして殿下が我が家にいるのだ?」
お父様も私たちの元にやって来た。
「フランソア、どうして殿下が屋敷にいたのだい?殿下はフランソアが屋敷に入れてくれたと言っていたが…」
とても低い声で、私に問いかけるデイズ様。笑顔だが目が笑っていない。
「何だって!フランソア、どういう事か説明しなさい!」
お父様まで怖い顔で迫って来たのだ。
「あの…殿下が急に押しかけてきて…ずぶ濡れだったので、風邪でもひかれたら王宮から文句を言われるかと思いまして…それで少し話をしていたのですが…」
シドロモドロで話をする。
「それであの男を屋敷にあげたのかい?フランソア、君って子は、一体何を考えているのだ!一昨日前の殿下の姿を見なかったのかい?」
「見ましたわ、だからこそ、もう一度はっきりと私の意見を伝えようと思ったのです。ただ…何度伝えても、あまり理解してもらえませんでしたが…」
「当たり前だ!あの男は自分の都合のいい様にしか、解釈しないんだよ。やはりフランソアを屋敷に1人にしておくべきではなかった。いいかい?もう二度と、君を屋敷に1人にはしないから。それから殿下との会話、そのブローチに録音されているよね?このブローチはしばらく預かっておくから」
そう言うと、デイズ様が私からブローチを取り上げてしまった。さらに
「フランソア、君には罰を与えないといけない様だね。罰として、1週間部屋から出る事を禁止する!部屋で自分の何がいけなかったのか、よく考えてノートにまとめるんだ。分かったね!」
「そんな…部屋から出るなだなんて、それはあんまりですわ」
「何があんまりだ!それだけの事をしたのだから、少しは反省しなさい!ほら、すぐに部屋に行くよ!」
デイズ様に腕を掴まれ、そのまま自室へと向かった。さらにその後、延々とデイズ様からお説教まで受けるはめになったのだった。
※次回、ジェーン視点です。
よろしくお願いします。
「私は私だけを愛してくださる殿方と結婚したいと、常々申しておりましたが?一夫多妻制は、私が望んだものと正反対の政策です」
「確かにフランソアはいつもそう言っていたけれど、僕が他の令嬢と関係を持つ事で、君はより僕を意識してくれるだろう?それが嬉しかったんだ!僕はもっともっと、君に僕の事だけを考えて欲しいと思った。だからこそ、一夫多妻制を採用したんだよ。それに君だって一夫多妻制の話をしたとき“私はとやかく言うつもりはない”と言ってくれたではないか?」
「ええ、言いましたわ。私はあの時、あなた様への愛情は綺麗さっぱり消えておりました。既にお妃候補を辞退する事を決めておりましたので、お好きにどうぞという意味ですわ!ただ、あなた様には少しだけ感謝しております。一夫多妻制という政策を打ち出してくれたお陰で、100年の恋も冷めました。そのお陰で私は、あの地獄の日々から解放され、大好きだったデイズ様の元に戻れたのです。さあ、もう話は終わりです!どうかお帰り下さい!」
すっと立ち上がり、ドアを開けた。
「そんな…フランソア。僕は君を愛しているんだ。フランソアがどうしても一夫多妻制が嫌だというのなら、特別に一夫一妻制に戻してもいいと思っている」
この人はどこまで私の事をバカにしているのだろう…
「先ほども申しましたが、殿下への愛情はひとかけらも残っておりません。今更殿下が何をおっしゃろうが、私はあなた様の元に戻るつもりはありません!もう一度言います、私が愛しているのは、デイズ様ただ1人だけ!あなた様への思いは、綺麗さっぱり無くなりました!」
「そんな…フランソア。あんなに愛し合っていたではないか…どうか考え直してくれ」
なぜか私に縋りつく殿下。ちょっと、何なのこの人!
「そもそも、お妃候補辞退は、貴族令嬢の権利です。そして辞退した令嬢に、王族が圧を掛ける事は、法律で禁止されております。我が家に乗り込んできただけでなく、私に王宮に戻れとおっしゃるだなんて!これは立派な法律違反ですわ!さあ、早くお帰り下さい!」
強い口調で殿下に告げた。
「フランソア…僕が悪かったよ…そうだ、王宮に戻れば、気持ちも戻るかもしれない。とにかく、一度王宮に戻ろう。さあ、行こう」
何を思ったのか、私の手を握り、部屋から出て行こうとしている。
「離してください。私は王宮にはいきません。誰か!誰か助けて」
「殿下、お嬢様から離れて下さい!たとえ殿下であっても、公爵令嬢を無理やり王宮に連れて行くのは、誘拐罪に当たりますよ!」
護衛たちがすかさず私の元にやって来て助けてくれた。
「僕はただ、フランソアが王宮に戻ってくれたら、僕を愛してくれていた時の気持ちを取り戻すかと思ったんだ」
「あんな地獄の様な場所に連れて行かれたら、余計に殿下の事を嫌いになります!とにかく、これ以上私に関わらないで下さい。もう私は、お妃候補ではないのです。それに後3ヶ月もすれば、今残っているお妃候補たちを婚約者にできるではありませんか?よかったですね、これからもずっと、沢山の令嬢に囲まれて暮らせるのですよ。もちろん、私は絶対にその輪には加わりたくはありませんが」
「フランソア、そんな事を言わないでくれ。とにかく一度王宮に…」
「殿下、いい加減にしてください。これ以上我が家に留まるのでしたら、今から使いを出し、陛下に抗議を入れさせていただきますよ。“殿下が公爵家に乗り込んできて、居座っていて困っている”と。さあ、お帰り下さい」
「嫌だ、僕はフランソアと一緒じゃないと、帰らない!フランソア、お願いだ。一緒に王宮に行こう。王宮にさえ来てくれたら、きっと前みたいに僕の事を好きになってくれると思うんだ。だから…」
「殿下!どうしてあなた様が我が家にいるのですか?フランソア、大丈夫か?」
「デイズ様!!」
私達の間に入って来たのは、デイズ様だ。怖い顔で殿下を睨んでいる。
「フランソアが入れてくれたんだよ。勝手に入った訳ではない!クソ、デイズが帰って来たか…今日のところは帰るよ。フランソア、必ず君を迎えに来るから、待っていてね」
そう言うと、殿下は部屋から出て行った。
「一体どう事だ。どうして殿下が我が家にいるのだ?」
お父様も私たちの元にやって来た。
「フランソア、どうして殿下が屋敷にいたのだい?殿下はフランソアが屋敷に入れてくれたと言っていたが…」
とても低い声で、私に問いかけるデイズ様。笑顔だが目が笑っていない。
「何だって!フランソア、どういう事か説明しなさい!」
お父様まで怖い顔で迫って来たのだ。
「あの…殿下が急に押しかけてきて…ずぶ濡れだったので、風邪でもひかれたら王宮から文句を言われるかと思いまして…それで少し話をしていたのですが…」
シドロモドロで話をする。
「それであの男を屋敷にあげたのかい?フランソア、君って子は、一体何を考えているのだ!一昨日前の殿下の姿を見なかったのかい?」
「見ましたわ、だからこそ、もう一度はっきりと私の意見を伝えようと思ったのです。ただ…何度伝えても、あまり理解してもらえませんでしたが…」
「当たり前だ!あの男は自分の都合のいい様にしか、解釈しないんだよ。やはりフランソアを屋敷に1人にしておくべきではなかった。いいかい?もう二度と、君を屋敷に1人にはしないから。それから殿下との会話、そのブローチに録音されているよね?このブローチはしばらく預かっておくから」
そう言うと、デイズ様が私からブローチを取り上げてしまった。さらに
「フランソア、君には罰を与えないといけない様だね。罰として、1週間部屋から出る事を禁止する!部屋で自分の何がいけなかったのか、よく考えてノートにまとめるんだ。分かったね!」
「そんな…部屋から出るなだなんて、それはあんまりですわ」
「何があんまりだ!それだけの事をしたのだから、少しは反省しなさい!ほら、すぐに部屋に行くよ!」
デイズ様に腕を掴まれ、そのまま自室へと向かった。さらにその後、延々とデイズ様からお説教まで受けるはめになったのだった。
※次回、ジェーン視点です。
よろしくお願いします。
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