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第26話:常に戦闘態勢で行きます
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とにかくカリーナ殿下には気を付けないといけない事は分かった。きっとあの人をなんとかしない限り、私とアルフレッド様の幸せはないだろう。万が一私がカリーナ殿下に亡き者にされてしまったら、きっとアルフレッド様は、私の後を追うだろう。
そんな悲しい結末には絶対にさせない!
とにかく明日から、気を引き締めていかなくっちゃ。
翌日、戦闘服…じゃなくて制服に袖を通す。念のため私は、映像型の撮影機を胸元に付ける事にした。
「おはよう、クリスティーヌ」
部屋から出るといつもの様にアルフレッド様が待っていてくれた。彼を見た時、絶対に彼を悲しませない!そんな思いがふつふつと沸き上がって来る。
「おはようございます、アルフレッド様。今日からまた学院ですね。そうそう、これを。今後またカリーナ殿下があなた様に酷い事をするかもしれません。その時の証拠になるでしょうから」
彼にも映像型の撮影機を胸元に付ける。私とお揃いのブローチ型のものだ。
「クリスティーヌとお揃いだね。これは?」
「映像型の撮影機ですわ。学院にいる間は、毎日付けていく事にしましょう」
「分かったよ。この映像、僕も見たいのだけれどもいいかな?クリスティーヌが万が一、その…カリーナ殿下に酷い事をされるかもしれないだろう?だから…その…」
「もちろんですわ。そうだ、ちょっと待っていて下さいね」
急いで部屋に戻り、映像が確認できる機械をアルフレッド様に渡した。
「この機械があれば、いつでもリアルタイムで撮影した映像を確認できますわ。遡って確認する事も出来ますの」
「これを僕にくれるのかい?いいのかい?こんなものを僕に渡したら、クリスティーヌの行動が筒抜けになってしまうよ」
「アルフレッド様に見られて困る事はありませんから、構いませんわ。どうかこれを、お持ちください」
「ありがとう、クリスティーヌ。それじゃあ、行こうか」
アルフレッド様と一緒に朝食を頂き、馬車に乗り込んだ。私があげた機械を見つめながら、なんだか嬉しそうな顔をしているアルフレッド様。そんな彼の手をギュッと握った。アルフレッド様の笑顔を、私が守りたい。絶対に、あいつらの思い通りにはさせないのだから!
「クリスティーヌ?」
「アルフレッド様が嬉しそうな顔をしていたので、なんだか私も嬉しくて。どんなことがあろうとも、あなた様は私が絶対に守りますからね!」
漫画の様な絶望に満ちた悲しい顔なんて、絶対にさせない。アルフレッド様には、今みたいな笑顔が似合うのだ。そんな思いで、アルフレッド様を強く抱きしめた。
「クリスティーヌ、さっきからどうしたんだい?でも、嬉しいよ。そろそろ学院に着くね。行こうか?」
「はい!」
2人で馬車から降りる。すると
「おはようございます、クリスティーヌ様、アルフレッド様」
笑顔で私たちの前にやって来たのは、カリーナ殿下だ。後ろにはカロイド殿下もいる。
「おはようございます、カリーナ殿下、カロイド殿下。先日はアルフレッド様が申し訳ございませんでした」
アルフレッド様を庇う様に立ち、カリーナ殿下に頭を下げた。
「あら、そんな事は気にしなくてもいいですわ。それよりも、今日もぜひ王宮に遊びに来ていただけると嬉しいですわ」
「申し訳ございません。アルフレッド様とも話をし、またあの様な事が起こるといけませんし、今日は予定がございますので。それでは失礼いたしますわ。さあ、アルフレッド様、参りましょう」
笑顔でカリーナ殿下に頭を下げ、アルフレッド様と一緒に足早にその場を後にする。きっと私の事を、物凄い形相で睨んでいるのだろう。とにかくこれ以上、カリーナ殿下に近づく訳にはいかない。
「アルフレッド様、大丈夫ですか?あなた様は私が必ず守りますわ。とにかく、カリーナ殿下には十分気を付けましょう」
「ありがとう、クリスティーヌ」
ギュッと私の肩を抱くアルフレッド様。ただ…このまま避けているだけではダメだ。きっとあの女は、何かしら仕掛けてくるはず。
でも…私には情報がなさすぎる。せめて番外編を読んでいたら、少しは対策を練られるかもしれないのに!て、そんな事を悔やんでも仕方がないわ。
「クリスティーヌ、そんな真剣な顔をしてどうしたのだい?ごめんね、僕のせいで、色々と君にも迷惑をかけて」
「何をおっしゃっているのですか?私はアルフレッド様の事が世界で一番大好きなのです。あなた様には笑っていて欲しい。だからこそ、あなた様を傷つける者は断固として許せないのです!さあ、教室に着きましたよ」
随分穏やかになったとはいえ、昔の悪名高いクリスティーヌのせいで、アルフレッド様は深く傷つき、苦しんできたのだ。彼だけは、絶対に幸せにしないと!これが転生した私の使命でもあるのだ!
とにかく、教室でも戦闘態勢で行かないと。
あら?あの人だかりは何でしょう?
「アルフレッド様、生徒たちが集まっておりますね。一体何をしているのかしら?行ってみましょう」
生徒たちが集まっている方に向かうと、そこにはレイチェル様の姿が。どうやらお菓子を配っている様だ。
「おはようございます。クリスティーヌ様、アルフレッド様。よかったらどうぞ」
珍しく笑顔でお菓子を差し出してきたレイチェル様。このお菓子は!
そんな悲しい結末には絶対にさせない!
とにかく明日から、気を引き締めていかなくっちゃ。
翌日、戦闘服…じゃなくて制服に袖を通す。念のため私は、映像型の撮影機を胸元に付ける事にした。
「おはよう、クリスティーヌ」
部屋から出るといつもの様にアルフレッド様が待っていてくれた。彼を見た時、絶対に彼を悲しませない!そんな思いがふつふつと沸き上がって来る。
「おはようございます、アルフレッド様。今日からまた学院ですね。そうそう、これを。今後またカリーナ殿下があなた様に酷い事をするかもしれません。その時の証拠になるでしょうから」
彼にも映像型の撮影機を胸元に付ける。私とお揃いのブローチ型のものだ。
「クリスティーヌとお揃いだね。これは?」
「映像型の撮影機ですわ。学院にいる間は、毎日付けていく事にしましょう」
「分かったよ。この映像、僕も見たいのだけれどもいいかな?クリスティーヌが万が一、その…カリーナ殿下に酷い事をされるかもしれないだろう?だから…その…」
「もちろんですわ。そうだ、ちょっと待っていて下さいね」
急いで部屋に戻り、映像が確認できる機械をアルフレッド様に渡した。
「この機械があれば、いつでもリアルタイムで撮影した映像を確認できますわ。遡って確認する事も出来ますの」
「これを僕にくれるのかい?いいのかい?こんなものを僕に渡したら、クリスティーヌの行動が筒抜けになってしまうよ」
「アルフレッド様に見られて困る事はありませんから、構いませんわ。どうかこれを、お持ちください」
「ありがとう、クリスティーヌ。それじゃあ、行こうか」
アルフレッド様と一緒に朝食を頂き、馬車に乗り込んだ。私があげた機械を見つめながら、なんだか嬉しそうな顔をしているアルフレッド様。そんな彼の手をギュッと握った。アルフレッド様の笑顔を、私が守りたい。絶対に、あいつらの思い通りにはさせないのだから!
「クリスティーヌ?」
「アルフレッド様が嬉しそうな顔をしていたので、なんだか私も嬉しくて。どんなことがあろうとも、あなた様は私が絶対に守りますからね!」
漫画の様な絶望に満ちた悲しい顔なんて、絶対にさせない。アルフレッド様には、今みたいな笑顔が似合うのだ。そんな思いで、アルフレッド様を強く抱きしめた。
「クリスティーヌ、さっきからどうしたんだい?でも、嬉しいよ。そろそろ学院に着くね。行こうか?」
「はい!」
2人で馬車から降りる。すると
「おはようございます、クリスティーヌ様、アルフレッド様」
笑顔で私たちの前にやって来たのは、カリーナ殿下だ。後ろにはカロイド殿下もいる。
「おはようございます、カリーナ殿下、カロイド殿下。先日はアルフレッド様が申し訳ございませんでした」
アルフレッド様を庇う様に立ち、カリーナ殿下に頭を下げた。
「あら、そんな事は気にしなくてもいいですわ。それよりも、今日もぜひ王宮に遊びに来ていただけると嬉しいですわ」
「申し訳ございません。アルフレッド様とも話をし、またあの様な事が起こるといけませんし、今日は予定がございますので。それでは失礼いたしますわ。さあ、アルフレッド様、参りましょう」
笑顔でカリーナ殿下に頭を下げ、アルフレッド様と一緒に足早にその場を後にする。きっと私の事を、物凄い形相で睨んでいるのだろう。とにかくこれ以上、カリーナ殿下に近づく訳にはいかない。
「アルフレッド様、大丈夫ですか?あなた様は私が必ず守りますわ。とにかく、カリーナ殿下には十分気を付けましょう」
「ありがとう、クリスティーヌ」
ギュッと私の肩を抱くアルフレッド様。ただ…このまま避けているだけではダメだ。きっとあの女は、何かしら仕掛けてくるはず。
でも…私には情報がなさすぎる。せめて番外編を読んでいたら、少しは対策を練られるかもしれないのに!て、そんな事を悔やんでも仕方がないわ。
「クリスティーヌ、そんな真剣な顔をしてどうしたのだい?ごめんね、僕のせいで、色々と君にも迷惑をかけて」
「何をおっしゃっているのですか?私はアルフレッド様の事が世界で一番大好きなのです。あなた様には笑っていて欲しい。だからこそ、あなた様を傷つける者は断固として許せないのです!さあ、教室に着きましたよ」
随分穏やかになったとはいえ、昔の悪名高いクリスティーヌのせいで、アルフレッド様は深く傷つき、苦しんできたのだ。彼だけは、絶対に幸せにしないと!これが転生した私の使命でもあるのだ!
とにかく、教室でも戦闘態勢で行かないと。
あら?あの人だかりは何でしょう?
「アルフレッド様、生徒たちが集まっておりますね。一体何をしているのかしら?行ってみましょう」
生徒たちが集まっている方に向かうと、そこにはレイチェル様の姿が。どうやらお菓子を配っている様だ。
「おはようございます。クリスティーヌ様、アルフレッド様。よかったらどうぞ」
珍しく笑顔でお菓子を差し出してきたレイチェル様。このお菓子は!
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