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一章
その後のゴラさん
しおりを挟むショウとチカがゴラ様を見付けることが出来ずに城へ帰還をした頃、怪獣ゴライヴァイスは街道から外れた獣道をドスドス歩いていた。
見たこともない木を興味深そうに見ながらたまに知らないけど良い香りのする木の実をモグモグしつつ、とりあえず山見付けたから登っている。
「何も出てこねぇ~…」
それはそうだ。
強者が出逢うのは…強者のみ!!
何事もなく山頂に到着!
一番高いところから周囲を見回すと隣の山の方が高いのでそちらに登ろう。
下山した所は綺麗な川がながれていた。
ちょっと休憩。口を付けて水をがぶ飲み。
座っ………
「尻尾が邪魔で座れねぇ!」
こんなに面倒だとは思わなかった。
そこから、いろんな座りかたを試してみる。
岩に座る。………挟まった小石が地味に痛い。
横たわった木に座る。………バキッ!ゴローン…腐ってました。
※腐ってません。言い訳するんじゃない!
この尻尾を丸めて座る。………丸まらない。筋肉の塊のようで、一定の角度から先が曲がらない!
「ヌググググ………」
そぅだ!とりあえず、身体がどれくらい動くのか、身体能力がどのくらい有るのか、炎がどれくらい吐けるのか確認してみよう♪
「という事で…。」
まずはジャンプだ!真っ直ぐ真上に思いっきりジャンプだ!
バネのように全身を縮め数十秒の溜めの後、ロケットのように真上へ!
ドン!!
この時ゴラさんは10メートルほどを想定していた。生物が持っている身体能力で、垂直跳びでは人間なら約1,5メートル。野生動物での最高はピューマの7メートル。
なので、ゴラさんは城での経験で全力で飛んでも10メートルぐらいだと思っていたのだが、良く考えてみて欲しい。
城内では壁に足が埋まるほどの勢いで飛び、庭園では城壁まで軽く飛び、城外で軽く飛んでは家を飛び越えていたのだ。
考えるに、
そんな生物が全力で跳んだらどうなるのか…
正解は………
あらビックリ……ポフンッ!という音と共に雲の上に到達してしまいました。
ほわい?!
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