着ぐるみ召喚!!

太もも大使

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一章

一応映画の話です

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ゴラさんが城下で浮き沈みしている頃、王城に1人目の召喚者が戻ってきて王と会談している。チカは意識も戻り、とりあえずソファーに座っている。

「それで王様、3人目が召喚されたということでしたが?見当たりませんね?」

「うむ…。それなのだが………ショウ殿コレを見てくれ。」

王様は、ゴラさんのステータスが書かれた紙を渡した。
1人目の召喚者、元大学生のショウ(沢渡 将平)。(戦闘スキルのお陰で異世界ライフを楽しんでいる。元剣術部所属。)は、ステータスの紙を見た。

「ゴライヴァイス!?あの伝説の怪獣がココへ?」

「そうなのよ!!めっちゃ格好良かったわ♪」

チカも復活して話し出す。

「レベル1でコレかよ!?Aクラスの魔獣並じゃねぇか!?しかも伽具土神の加護(設定)も付いてる♪」

「それで(ポスターに)描かれていた炎を吐くのよ♪興奮したわ~♪」

さすがに、王様も口を挟む。

「その怪物が…、解るのか?」

「えぇ、伝説級のモンスターですよ♪僕たちの世界(映画)で最強とうたわれるしゅで、普段は温厚なのですが憤怒する度に身体が大きくなり、身体に付いている模様が伽具土神の模様になるんですよ♪それがカッコいいのなんのって…」

「そ、そうなのか……」

一気に喋って、出された紅茶をイッキ飲みしてまだ話し出す。

「それで物語(ストーリー)は、僕たちの世界の………」(約10分)

将吾もコアなファンのようだ…。

「それにですね!」

「(まだ終わらんのかい!?)」

そんな時!

コンコン…「伝令!陛下、おられますか?」

「(助かった…)………どうした?」

「失礼。城下にあの怪物が出現したとの報告が!!」

ガタン!と立ち上がる将吾とチカ。

「マジか!?」  「どこよ!?」

ビクン!となる伝令兵。

「!?」

ショウとチカにビックリした王様。と、空気の殿下。

「………………!?」


それでもちゃんと答えれた伝令兵。

「大通りを我が物顔で闊歩していたそうです。ですが……」

「よし、観てくる!」「私も観に行くわ!」

観賞目的間違いなし!!

「「行ってきます!!」」

「あっ……」

最後まで聞くことなく出ていってしまった。

「………………。」

「伝令兵最後にいい掛けた事は?」

「はい、Bランク冒険者のパーティー『蒼炎の斧』が立ち向かいましたが、逃げられたとのことです。」

「………そうか、まぁ見付けられなければ帰ってくるじゃろ…」

ドッと疲れた王様でした。



そろそろ日が落ちる頃、ショウとチカはとぼとぼ帰って来た。
当然のように見付からなかったそうな。その後話を聞いてショックなチカ。
冒険者としてレベルを上げに城を出るショウは、いつにも増して外でゴラ様を見付けるため活動を活発化させた。

☆☆☆☆☆





遅れてすみません(;>_<;)
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