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1章 第2部 幼馴染の少女
31話 レンVSクレハ?
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陣と灯里とクレハはクロノスタワーを出て、街中を歩きながら急きょとある場所に向かっていた。
というのも陣たちのほかに同行者が一人。そう、クロノスタワーで出会ったレンがいるのだ。
なぜかというと一人で外をぶらついていたレンを、保護者のもとに送るためである。
この保護者についてはレンが知っていた連絡先にかけてみることで話がつき、彼女を送り届けることになったのである。ちなみにその保護者は偶然にも陣が知っている人物。そう、なんと昨日星魔教の教会で出会った少女、ルシア・ローゼンフェルトだったのだ。
「おい、レン、もう十分満足しただろ? さっさと手を離して、一人で帰ってくれないか?」
「やだー。レンはもっと陣お兄さんと一緒にいるー」
レンは首をブンブン横に振り、頑なに離れようとしない。
現在陣は彼女と手をつないで歩いており、灯里とクレハは少し前をおしゃべりしながら歩いていた。
「強情だな。それにしても普通のませたガキかと思ったら、まさか星魔教とつながりがあるとは。まあ、神代特区は星魔教の巣窟。あちらさんがらみの孤児院といった一般施設も多いから、不思議じゃないんだけどさ」
星海学園のように、星魔教が取り仕切る施設は結構あるといっていい。教会だけではなく、孤児院や病院、ボランティア関連の建物など人々のプラスのイメージになるような施設が多数存在した。これは企業と同じように隠れ蓑にできたり、星魔教を布教しやすくするなどいろいろ考えられているとか。
「というかレン、ルシアから聞いたぞ。なんでも星魔教のシスター一日体験とかいうイベントを、途中で抜け出してきたそうだな。なかなかの悪ガキっぷりじゃないか」
「えー、だって買い出しおわったら、掃除やらお祈りとか待ってたんだもん。始めは面白そうだったから参加してみたけど、レンにはああいう厳粛なの合わなかったよー。やっぱりレンは外で遊んだり、悪さしてる方がいいやー」
レンは悪びれた様子もなく、子供ながらの正直な感想を口にする。
そのほほえましい感じに、思わず笑ってしまう。
「ははは、とんだ自由人だ。きっと将来大物になるな、これは。――で、レンは星魔教のシスターがダメなら、将来ルシアみたいなエージェントになるのか? それとも魔道に関わらず、普通のまっとうな人生を歩むとか?」
星魔教の孤児院といった施設では一応星魔教関連のことを学ばせはするが、将来なにになるかは個人の自由にさせるらしい。なので星魔教信者として働いたり、表側の普通の仕事につくことも可能だとか。
星魔教の一般施設は案外そういったところをきちんとしているらしく、かなり社会貢献をしているとのこと。
「将来なにになるかかー。どうだろー、考えたことなかったなー。レンにはやらないといけないことがあるけど、それを踏まえると、うーん……」
レンはほおに指を当てながら、ちょこんと小首をかしげる。
お気楽そうに生きているようにみえるが、案外いろいろ考えているのかもしれない。
「まっ、なるようになれかな! 考えても疲れるだけだし、レンは楽しければそれでいいってね! 陣お兄さんは?」
だがそれもつかの間、あっけからんに笑い飛ばすレン。
「ふむ、レンと同じ考えだな。将来なんて知らんし、面白おかしく生きられればそれでいいさ。だってオレは……」
四条陣はあまり普通の生に興味はない。なぜなら陣はすでにまっとうではなく、価値観そのものが狂っているのだ。すべては狂おしいほどの力に対する、渇きのために。これはもはや陣の意志関係なく、魂そのものが欲しているといっていい。ゆえに内からわき出る衝動に駆られ、突き動かされてしまうのであった。そんな陣だからこそ、普通の将来など想像すらつかない。ただ力を求道し続けるという、いつ己れが破滅するかもわからない人生しか実感できないのだ。
するとレンは手を離し、タッタッタッと陣の前へ出る。それから両腕を横に広げ、声高らかに告げてきた。
「くすくす、そうだよね! だって陣お兄さんはレンと同じだもん! 灯里と違って、きっとレンのいる場所を目指さずにはいられない! だからこそ陣お兄さんはレンと踊るにふさわしい! まさに運命の相手!」
そして最後、レンは愛おしそうに陣へと抱き付いてくる。まるで逃がさないとでも言いたげに、ぎゅっとだ。
「なんだ? よくわからんが告白かなにかか?」
「くすくす、そんな感じー!」
なぜかこの時、レンの言っていることがわかる気がした。もしかすると彼女もまた。
だがその思考もすぐに中断されてしまう。なぜならクレハの少しイラついた声が、飛んできたのだから。
「ちょっと、そこの二人。いつまでイチャついてるの!」
今レンは陣に抱き付いている状況。なのでそばから見れば、イチャついているようにみえなくもない。
このままでは完全にロリコン扱いになってしまう。だから誤解を解くため、すぐさまこちらの言い分を主張する。
「なに言ってやがる。これはどう見てもレンが一方的に……」
「くすくす、そうだよ! 陣お兄さんとレンは見ての通り相思相愛! だからクレハが入る隙間なんて、なにひとつないんだから!」
レンは今だ陣に抱き付きながら、クレハの方を見て挑発的言葉を。
「ええい! 子供だからと多めに見てたら、調子に乗って! そうよ、この子はあの星魔教の関係者。いずれワタシたち星葬機構に仇名すかもしれないんだから、遠慮なんていらない! フフフ、お姉さんが少し教育してあげましょう!」
するとその言葉に堪忍袋の緒が切れたのか、怖い笑顔で拳を鳴らすクレハ。
「キャー! 陣お兄さん、怖いー!」
それに対しレンはどこか楽しそうに、陣へと顔をうずめてくる。
「おい、クレハ、子供相手になに大人げないことをしてるんだ?」
「ぐぬぬ、ロリコンが、幼女の肩を……」
「まだ言うか」
これにより甘えてくるレンと、悔しがるクレハの攻防がしばらく続くことに。
それからまたみんなで街中を歩いていると、レンがふと声をあげる。
「ルシアだ!」
彼女が気付いた先には、ルシアが小さな教会前で箒を手に掃除をしている姿が。
そしてレンはルシアのところへと、はしゃぎ気味に駆けていくのであった。
というのも陣たちのほかに同行者が一人。そう、クロノスタワーで出会ったレンがいるのだ。
なぜかというと一人で外をぶらついていたレンを、保護者のもとに送るためである。
この保護者についてはレンが知っていた連絡先にかけてみることで話がつき、彼女を送り届けることになったのである。ちなみにその保護者は偶然にも陣が知っている人物。そう、なんと昨日星魔教の教会で出会った少女、ルシア・ローゼンフェルトだったのだ。
「おい、レン、もう十分満足しただろ? さっさと手を離して、一人で帰ってくれないか?」
「やだー。レンはもっと陣お兄さんと一緒にいるー」
レンは首をブンブン横に振り、頑なに離れようとしない。
現在陣は彼女と手をつないで歩いており、灯里とクレハは少し前をおしゃべりしながら歩いていた。
「強情だな。それにしても普通のませたガキかと思ったら、まさか星魔教とつながりがあるとは。まあ、神代特区は星魔教の巣窟。あちらさんがらみの孤児院といった一般施設も多いから、不思議じゃないんだけどさ」
星海学園のように、星魔教が取り仕切る施設は結構あるといっていい。教会だけではなく、孤児院や病院、ボランティア関連の建物など人々のプラスのイメージになるような施設が多数存在した。これは企業と同じように隠れ蓑にできたり、星魔教を布教しやすくするなどいろいろ考えられているとか。
「というかレン、ルシアから聞いたぞ。なんでも星魔教のシスター一日体験とかいうイベントを、途中で抜け出してきたそうだな。なかなかの悪ガキっぷりじゃないか」
「えー、だって買い出しおわったら、掃除やらお祈りとか待ってたんだもん。始めは面白そうだったから参加してみたけど、レンにはああいう厳粛なの合わなかったよー。やっぱりレンは外で遊んだり、悪さしてる方がいいやー」
レンは悪びれた様子もなく、子供ながらの正直な感想を口にする。
そのほほえましい感じに、思わず笑ってしまう。
「ははは、とんだ自由人だ。きっと将来大物になるな、これは。――で、レンは星魔教のシスターがダメなら、将来ルシアみたいなエージェントになるのか? それとも魔道に関わらず、普通のまっとうな人生を歩むとか?」
星魔教の孤児院といった施設では一応星魔教関連のことを学ばせはするが、将来なにになるかは個人の自由にさせるらしい。なので星魔教信者として働いたり、表側の普通の仕事につくことも可能だとか。
星魔教の一般施設は案外そういったところをきちんとしているらしく、かなり社会貢献をしているとのこと。
「将来なにになるかかー。どうだろー、考えたことなかったなー。レンにはやらないといけないことがあるけど、それを踏まえると、うーん……」
レンはほおに指を当てながら、ちょこんと小首をかしげる。
お気楽そうに生きているようにみえるが、案外いろいろ考えているのかもしれない。
「まっ、なるようになれかな! 考えても疲れるだけだし、レンは楽しければそれでいいってね! 陣お兄さんは?」
だがそれもつかの間、あっけからんに笑い飛ばすレン。
「ふむ、レンと同じ考えだな。将来なんて知らんし、面白おかしく生きられればそれでいいさ。だってオレは……」
四条陣はあまり普通の生に興味はない。なぜなら陣はすでにまっとうではなく、価値観そのものが狂っているのだ。すべては狂おしいほどの力に対する、渇きのために。これはもはや陣の意志関係なく、魂そのものが欲しているといっていい。ゆえに内からわき出る衝動に駆られ、突き動かされてしまうのであった。そんな陣だからこそ、普通の将来など想像すらつかない。ただ力を求道し続けるという、いつ己れが破滅するかもわからない人生しか実感できないのだ。
するとレンは手を離し、タッタッタッと陣の前へ出る。それから両腕を横に広げ、声高らかに告げてきた。
「くすくす、そうだよね! だって陣お兄さんはレンと同じだもん! 灯里と違って、きっとレンのいる場所を目指さずにはいられない! だからこそ陣お兄さんはレンと踊るにふさわしい! まさに運命の相手!」
そして最後、レンは愛おしそうに陣へと抱き付いてくる。まるで逃がさないとでも言いたげに、ぎゅっとだ。
「なんだ? よくわからんが告白かなにかか?」
「くすくす、そんな感じー!」
なぜかこの時、レンの言っていることがわかる気がした。もしかすると彼女もまた。
だがその思考もすぐに中断されてしまう。なぜならクレハの少しイラついた声が、飛んできたのだから。
「ちょっと、そこの二人。いつまでイチャついてるの!」
今レンは陣に抱き付いている状況。なのでそばから見れば、イチャついているようにみえなくもない。
このままでは完全にロリコン扱いになってしまう。だから誤解を解くため、すぐさまこちらの言い分を主張する。
「なに言ってやがる。これはどう見てもレンが一方的に……」
「くすくす、そうだよ! 陣お兄さんとレンは見ての通り相思相愛! だからクレハが入る隙間なんて、なにひとつないんだから!」
レンは今だ陣に抱き付きながら、クレハの方を見て挑発的言葉を。
「ええい! 子供だからと多めに見てたら、調子に乗って! そうよ、この子はあの星魔教の関係者。いずれワタシたち星葬機構に仇名すかもしれないんだから、遠慮なんていらない! フフフ、お姉さんが少し教育してあげましょう!」
するとその言葉に堪忍袋の緒が切れたのか、怖い笑顔で拳を鳴らすクレハ。
「キャー! 陣お兄さん、怖いー!」
それに対しレンはどこか楽しそうに、陣へと顔をうずめてくる。
「おい、クレハ、子供相手になに大人げないことをしてるんだ?」
「ぐぬぬ、ロリコンが、幼女の肩を……」
「まだ言うか」
これにより甘えてくるレンと、悔しがるクレハの攻防がしばらく続くことに。
それからまたみんなで街中を歩いていると、レンがふと声をあげる。
「ルシアだ!」
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