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存在を世界に知らしめちゃおうかな編
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俺達はサトノ国に向かって飛んでいる。さっきまでオルフェ国、シャダイ国とこの大陸の東側の国を滅ぼして来た。最後の総仕上げとしてサトノ国を潰しに向かっている最中だ。
『魔王様ぁ、おはよぅ・・・・ふああぁ』
・・・・寝てれば良いのにフェアリンが起きた様だ。
『おはようって・・・・もう昼近くだぞ?』
『はぁ、もうそんな時間なんだ?ここって昼も夜も無いから全然分かんないのよね。』
確かに・・・・鳥籠の中はずっと明るいままだ。
『それより魔王様、ここから出して?』
『今は止めとけ。飛んでる最中だ。今出したら風圧で何処かに飛ばされるぞ。』
『えーーっ?止まってくれないの?』
『無理だ。今は龍王と戦争をしてた国を潰している最中だからな。』
『りゅうおう?』
『ああ、フェアリンは知らなかったか?金色のドラゴンだ。』
『ッ!?ド、ド、ド、ド、ドラゴン!!!この世の終わりを告げる者?』
ん?そんな風に世間には伝わってるのか?龍王も若い時はヤンチャして、前魔王様にやられるまではかなり暴れたとか言ってたしな。解らんでもない。
『ああ、そのドラゴンだ。だからもう少し大人しくしててくれ。』
『・・・・・・・・はい。』
こんなやり取りをしていると横から龍王が話掛けてくる。
『?何の話をしておる?お主誰かと話しておったであろう?』
勘がいいな・・・・いやテレパシーを感じ取ったか?
「ああ、俺の仲間の妖精だ。今俺の作った空間魔法の中に居るんだが、出せと煩くてな。ちょっと待ってろと言ってたんだ。」
『妖精か・・・・精霊と共に自然を育む者か。但し気を付けよ魔王よ。妖精は数が増えすぎると悪さをし出すからの。』
「悪さ?どんな?」
『ウム、心を操る。1つ1つの力は弱いが、数が集まれば大きな力を生む。その力で自分達より強い者に取り入り、妖精達の敵から守らせるのじゃ。』
それってさ、人間もかわらんと思うんだが・・・・・
「分かった。気を付けるよ。」
龍王とそんな話をしていると、サトノ国の街らしき集落がポツポツと見えて来た。
『魔王!我はここら辺一帯を受け持とう。お主はもっと先の街をやるが良い。』
「分かった!頼んだぞ」
そう言うと龍王は眼下の街に降りて行き、暴れ始めた。建物を踏み潰し、炎を吐いて街を焼いた。もう本当に首があと2つあったらキング○ドラだ。
俺も大きな街を探して先へ飛んだ。暫く飛ぶと一際大きな街を見つけた。多分王都だろう。
俺は魔法を使って、街全体に轟くような大きな声で宣言する。
「争い事ばかりしてるいる愚かな人間よ、聞くが良い!我はドラゴンと共にこの国を滅ぼしに来た魔王なり!お前達は何故争う事ばかりする?同じ人間同士共存共栄と言う考えは無いのか?一度死んで魂を浄化してくるが良い。」
そう言って大きなファイヤーボールを数発街中へ撃った。人々は恐怖で混乱に陥り逃げ惑っている。兵士達も俺を攻撃するのでは無く、武器を捨ててただ逃げている。街の者を守ろうとする気概は無いのか?最後に特大のファイヤーボールで街を消し飛ばした。これで王族、貴族共も完全に消滅したかな?
俺は王都と見られる街を潰した後、周辺を飛んで3つ程街を潰して回った。
『龍王よ、そっちはどうだ?こっちは粗方潰し終わったぞ。』
『む?そうか、こっちも終わったと言って良いだろう。この後はどうするのじゃ?終わりかの?』
『いや、一旦合流しよう。その後はこの大陸を俺と散歩だな。』
『ふむ、散歩とな?一体どの様な了見じゃ?』
『まあ、散歩って言ってもな、空を飛ぶだけでいい。龍王の姿を大陸中に見せるだけで良いんだ。それに依って人間共も大人しくなるだろう。戦争なんかしてる場合じゃないとな。』
『フフフッそうか、我を悪役に仕立てる訳じゃな?良いだろう!では合流した後、魔王は我の背に乗るが良い。我の方が早いであろうからな。』
『フッ、そうさせて貰う。あ、言っとくが、人間共が龍王の棲みかに来ても文句は言うなよ?』
『ウワーハッハッハッ、来てくれた方がいい暇潰しににるわ!』
俺は龍王と合流して高高度から街を探し、見つけたら低空飛行で街の上空を飛んで脅しをかけた。そんな事を3日掛けて大陸中を回ってやった。
『中々楽しい旅であったな。人間の畏れ戦く顔が見物じゃたわ!これで暫くは争い事どころでは無いであろうな。』
『ハハハッ、そうだな。大人しくしててくれるといいんだがな。』
『では魔王よ、また何かあれば我を呼ぶが良い。我は魔王であればいつでも応じるぞ。』
『ああ、また頼む事もあるだろう。その時は宜しくな。』
『ウム。ではな。』
そう言って龍王は北の空に消えて行った。この大陸も平和になるのだろうか?そんな事を考えながら魔王城に帰還した。
《お知らせ》
次回の章から俺Yoeee 編を始めたいと思っております。見切り発車で始めてしまった為、構想が纏まっておりませんので投稿は不定期になります。申し訳ありません。4月~5月位からはまた毎日投稿出来る様にしたいと考えております。宜しくお願い致します。
『魔王様ぁ、おはよぅ・・・・ふああぁ』
・・・・寝てれば良いのにフェアリンが起きた様だ。
『おはようって・・・・もう昼近くだぞ?』
『はぁ、もうそんな時間なんだ?ここって昼も夜も無いから全然分かんないのよね。』
確かに・・・・鳥籠の中はずっと明るいままだ。
『それより魔王様、ここから出して?』
『今は止めとけ。飛んでる最中だ。今出したら風圧で何処かに飛ばされるぞ。』
『えーーっ?止まってくれないの?』
『無理だ。今は龍王と戦争をしてた国を潰している最中だからな。』
『りゅうおう?』
『ああ、フェアリンは知らなかったか?金色のドラゴンだ。』
『ッ!?ド、ド、ド、ド、ドラゴン!!!この世の終わりを告げる者?』
ん?そんな風に世間には伝わってるのか?龍王も若い時はヤンチャして、前魔王様にやられるまではかなり暴れたとか言ってたしな。解らんでもない。
『ああ、そのドラゴンだ。だからもう少し大人しくしててくれ。』
『・・・・・・・・はい。』
こんなやり取りをしていると横から龍王が話掛けてくる。
『?何の話をしておる?お主誰かと話しておったであろう?』
勘がいいな・・・・いやテレパシーを感じ取ったか?
「ああ、俺の仲間の妖精だ。今俺の作った空間魔法の中に居るんだが、出せと煩くてな。ちょっと待ってろと言ってたんだ。」
『妖精か・・・・精霊と共に自然を育む者か。但し気を付けよ魔王よ。妖精は数が増えすぎると悪さをし出すからの。』
「悪さ?どんな?」
『ウム、心を操る。1つ1つの力は弱いが、数が集まれば大きな力を生む。その力で自分達より強い者に取り入り、妖精達の敵から守らせるのじゃ。』
それってさ、人間もかわらんと思うんだが・・・・・
「分かった。気を付けるよ。」
龍王とそんな話をしていると、サトノ国の街らしき集落がポツポツと見えて来た。
『魔王!我はここら辺一帯を受け持とう。お主はもっと先の街をやるが良い。』
「分かった!頼んだぞ」
そう言うと龍王は眼下の街に降りて行き、暴れ始めた。建物を踏み潰し、炎を吐いて街を焼いた。もう本当に首があと2つあったらキング○ドラだ。
俺も大きな街を探して先へ飛んだ。暫く飛ぶと一際大きな街を見つけた。多分王都だろう。
俺は魔法を使って、街全体に轟くような大きな声で宣言する。
「争い事ばかりしてるいる愚かな人間よ、聞くが良い!我はドラゴンと共にこの国を滅ぼしに来た魔王なり!お前達は何故争う事ばかりする?同じ人間同士共存共栄と言う考えは無いのか?一度死んで魂を浄化してくるが良い。」
そう言って大きなファイヤーボールを数発街中へ撃った。人々は恐怖で混乱に陥り逃げ惑っている。兵士達も俺を攻撃するのでは無く、武器を捨ててただ逃げている。街の者を守ろうとする気概は無いのか?最後に特大のファイヤーボールで街を消し飛ばした。これで王族、貴族共も完全に消滅したかな?
俺は王都と見られる街を潰した後、周辺を飛んで3つ程街を潰して回った。
『龍王よ、そっちはどうだ?こっちは粗方潰し終わったぞ。』
『む?そうか、こっちも終わったと言って良いだろう。この後はどうするのじゃ?終わりかの?』
『いや、一旦合流しよう。その後はこの大陸を俺と散歩だな。』
『ふむ、散歩とな?一体どの様な了見じゃ?』
『まあ、散歩って言ってもな、空を飛ぶだけでいい。龍王の姿を大陸中に見せるだけで良いんだ。それに依って人間共も大人しくなるだろう。戦争なんかしてる場合じゃないとな。』
『フフフッそうか、我を悪役に仕立てる訳じゃな?良いだろう!では合流した後、魔王は我の背に乗るが良い。我の方が早いであろうからな。』
『フッ、そうさせて貰う。あ、言っとくが、人間共が龍王の棲みかに来ても文句は言うなよ?』
『ウワーハッハッハッ、来てくれた方がいい暇潰しににるわ!』
俺は龍王と合流して高高度から街を探し、見つけたら低空飛行で街の上空を飛んで脅しをかけた。そんな事を3日掛けて大陸中を回ってやった。
『中々楽しい旅であったな。人間の畏れ戦く顔が見物じゃたわ!これで暫くは争い事どころでは無いであろうな。』
『ハハハッ、そうだな。大人しくしててくれるといいんだがな。』
『では魔王よ、また何かあれば我を呼ぶが良い。我は魔王であればいつでも応じるぞ。』
『ああ、また頼む事もあるだろう。その時は宜しくな。』
『ウム。ではな。』
そう言って龍王は北の空に消えて行った。この大陸も平和になるのだろうか?そんな事を考えながら魔王城に帰還した。
《お知らせ》
次回の章から俺Yoeee 編を始めたいと思っております。見切り発車で始めてしまった為、構想が纏まっておりませんので投稿は不定期になります。申し訳ありません。4月~5月位からはまた毎日投稿出来る様にしたいと考えております。宜しくお願い致します。
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