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#3 ムカシムカシ
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「お前なんか…もうシンユウじゃねぇっ!!!」
20XX年、12月24日。
こうして俺様たちは、”国宝”といわれ続けた エリート部隊「NCI(エヌシーアイ)」を破滅してしまった、
«…今日からキミ達は…ノケモノの最高部隊となる…»
あの時一番偉かったヒトに そう言われて、見ず知らずのノケモノたち 12人 とタッグを組まれた。
《なんでアンタがそこに居んのよ!どけ!》
《あぁ!?今は オレのターンだろーが!》
毎回、毎回。戦線に出れば くだらない 言い合いばっかで、
みんなの仲の悪さは、サイコウだった。
«…戦闘に影響はないが…、もう少し 雰囲気を良くしろよ。»
ナンの雰囲気とは言ってないけど、定期的な 部隊診断、いわゆる”メンテナンス”の時には、毎回のように 指揮官に言われていた。
ただ、技術的は問題ないから、指摘されても 聞き流していた、
《プラン!これはどういうことかな!》
だけど、ある日。爆発を迎えてしまった、
《どういうことって…そういうことだろ…》
《キミは…ずっと、ボクと一緒だったのに…》
俺様の 集中値(戦闘にどれだけ集中してるか)が、部隊内平均より、30%下がっていた。破滅したのは たったそれだけの理由だった、
あの時のレンは、天才的で神レベルの技術をもっていて、それにして 絶対的リーダーだったから、ほかの16人は 誰一人文句を言わなかった。
《(…退所…とどけ…?)》
ある時 たまたま、指揮官に資料を届けに行った時。見てしまった、
レンの字で、レン・ジェルダン と書いてあって…
《しかも…昨日、》
昨日は、レンと破滅させた日。
あんな風に部隊を解散したから、もう エリートには戻れないと思ったのか、
あれから、レンと会う…どころか、姿さえ見えなくなった。
「…っていう、話さ。」
プランの 切ない話が終わった頃には、みんな黙り込んでいた。
「、かなしいわね…」
「フッ、悲しいもんか!…ただ、許せないだけだ…」
たしかに、プランは 一級レーザー銃使士の資格を持っているし、レンだって 銃使い から 量産型まで、機械だって扱える有能者。どちらも 絶対的に必要だったはず…
「ま…レンは、間違った道を 今、突っ切っていますから…、愚か者だと思えば済む話ですよ。」
「そうだけど…」
プランが 簡単に断ち切れないのは、まだレンを”戻せる”と思っているのか、
「さっきの敵(ヤツ)!巨大ニキビだったんだってなぁ!ほんと、ニンゲンサマは デリケートすぎるぜ。」
勢いよく扉を開いて 入ってきたのは、ユージだった。
「ニンゲンってそんなモンだよ。あー そーいえば、”エキカ部(ワキ)”の奴らが言ってた。水分が足りなくて死にそーだって。」
「それって”乾燥”してるってことよね…。エキカ部は重労働だって聞いたから 入らなくてよかったわ」
話がだんだん それていくと、また誰かが入ってきた…
「…悪いな。式が延期になって、」
『ゲイリー!』
その呼び方はやめろ、と注意されても、僕は この呼び方が しっくりくるからやめない。
「延期後の日時は、まだ決まっていない。」
『…それは、MUKONに備えて?』
「勘がよろしいこと。」
MOUKONとは、裕福な家系が集まって、盛大に行われるパーティー。数年に1回から、定期的なモノまで。いわゆる舞踏会みたいなものだ、
だけど…回数が少なければ 少なくなるほど、豪華になるため 厳重なセキュリティーが必要になる。
「んで、今回は どこのヒトたちが選ばれたわけ?」
こうやって聞くのも、もう何回目だろう。
実は、毎回毎回。派遣される部隊が変わっていくシステムで、僕らはまだ一度も、選ばれたことがない、
「…俺は、一応……お前達を連れていこうとッ!?」
『「ありがとー!ゲイリー!」』
みんないっせいに ゲイリーの元へ抱きつく。
「…っお前ら!…今すぐ離れねぇと 連れていかないぞ!!」
みんなが 幸せな気持ちでいるなか、僕だけは少し違った。もちろん、式が延期になっちゃったのは すごく寂しいけど、MOUKONの公式護衛部隊に 選ばれるかもしれないのは、嬉しかった。
『ね…パト。クラゲ。』
「…りょーかい。」
こういう時、いつもパトは微笑んでる。
……To be continued
20XX年、12月24日。
こうして俺様たちは、”国宝”といわれ続けた エリート部隊「NCI(エヌシーアイ)」を破滅してしまった、
«…今日からキミ達は…ノケモノの最高部隊となる…»
あの時一番偉かったヒトに そう言われて、見ず知らずのノケモノたち 12人 とタッグを組まれた。
《なんでアンタがそこに居んのよ!どけ!》
《あぁ!?今は オレのターンだろーが!》
毎回、毎回。戦線に出れば くだらない 言い合いばっかで、
みんなの仲の悪さは、サイコウだった。
«…戦闘に影響はないが…、もう少し 雰囲気を良くしろよ。»
ナンの雰囲気とは言ってないけど、定期的な 部隊診断、いわゆる”メンテナンス”の時には、毎回のように 指揮官に言われていた。
ただ、技術的は問題ないから、指摘されても 聞き流していた、
《プラン!これはどういうことかな!》
だけど、ある日。爆発を迎えてしまった、
《どういうことって…そういうことだろ…》
《キミは…ずっと、ボクと一緒だったのに…》
俺様の 集中値(戦闘にどれだけ集中してるか)が、部隊内平均より、30%下がっていた。破滅したのは たったそれだけの理由だった、
あの時のレンは、天才的で神レベルの技術をもっていて、それにして 絶対的リーダーだったから、ほかの16人は 誰一人文句を言わなかった。
《(…退所…とどけ…?)》
ある時 たまたま、指揮官に資料を届けに行った時。見てしまった、
レンの字で、レン・ジェルダン と書いてあって…
《しかも…昨日、》
昨日は、レンと破滅させた日。
あんな風に部隊を解散したから、もう エリートには戻れないと思ったのか、
あれから、レンと会う…どころか、姿さえ見えなくなった。
「…っていう、話さ。」
プランの 切ない話が終わった頃には、みんな黙り込んでいた。
「、かなしいわね…」
「フッ、悲しいもんか!…ただ、許せないだけだ…」
たしかに、プランは 一級レーザー銃使士の資格を持っているし、レンだって 銃使い から 量産型まで、機械だって扱える有能者。どちらも 絶対的に必要だったはず…
「ま…レンは、間違った道を 今、突っ切っていますから…、愚か者だと思えば済む話ですよ。」
「そうだけど…」
プランが 簡単に断ち切れないのは、まだレンを”戻せる”と思っているのか、
「さっきの敵(ヤツ)!巨大ニキビだったんだってなぁ!ほんと、ニンゲンサマは デリケートすぎるぜ。」
勢いよく扉を開いて 入ってきたのは、ユージだった。
「ニンゲンってそんなモンだよ。あー そーいえば、”エキカ部(ワキ)”の奴らが言ってた。水分が足りなくて死にそーだって。」
「それって”乾燥”してるってことよね…。エキカ部は重労働だって聞いたから 入らなくてよかったわ」
話がだんだん それていくと、また誰かが入ってきた…
「…悪いな。式が延期になって、」
『ゲイリー!』
その呼び方はやめろ、と注意されても、僕は この呼び方が しっくりくるからやめない。
「延期後の日時は、まだ決まっていない。」
『…それは、MUKONに備えて?』
「勘がよろしいこと。」
MOUKONとは、裕福な家系が集まって、盛大に行われるパーティー。数年に1回から、定期的なモノまで。いわゆる舞踏会みたいなものだ、
だけど…回数が少なければ 少なくなるほど、豪華になるため 厳重なセキュリティーが必要になる。
「んで、今回は どこのヒトたちが選ばれたわけ?」
こうやって聞くのも、もう何回目だろう。
実は、毎回毎回。派遣される部隊が変わっていくシステムで、僕らはまだ一度も、選ばれたことがない、
「…俺は、一応……お前達を連れていこうとッ!?」
『「ありがとー!ゲイリー!」』
みんないっせいに ゲイリーの元へ抱きつく。
「…っお前ら!…今すぐ離れねぇと 連れていかないぞ!!」
みんなが 幸せな気持ちでいるなか、僕だけは少し違った。もちろん、式が延期になっちゃったのは すごく寂しいけど、MOUKONの公式護衛部隊に 選ばれるかもしれないのは、嬉しかった。
『ね…パト。クラゲ。』
「…りょーかい。」
こういう時、いつもパトは微笑んでる。
……To be continued
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