【完結】捨てられた悪役令嬢を救います!

芹澤紗凪

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2つの嫌いなこと

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「わ、わたしは…」
プリシアは涙を目に溜めながらプルプルと震えている。
プリシアは初級光魔法しか使えないものね。
光魔法が使えるから聖女と宣言されたのに一般人であるはずのベルリーナの方が光魔法が使えたら聖女はベルリーナの方が相応しい事になっちゃうもの。

「いい?
なら神託かなにかで知っているかもしれないけど、女神様はね、2つの事が嫌いなの。」

ベルリーナは特級光魔法特有のエフェクトの持続効果のせいでキラキラと光っているからか誰も何も喋らない。
このエフェクトいつもは鬱陶しいけど今はベルリーナの衣装に映えていていいわね。

「1つめ。女神様は嘘が嫌い。
私は特級光魔法が使えるように、有り難くも女神様に認めてもらえてるから、女神様が私を守るためにピアスにある仕掛けをしてくださったの。」

「し、仕掛けって…」

「映像保存の光魔法よ。
きっと私の役に立つでしょうと言って下さったから毎日付けていたけど…本当に役に立つ日が来るなんて。本当に女神様は素晴らしい方ね。」

なんて、自画自賛しすぎかしら?
映像保存に記録されているのは私が女神として、ベルリーナの様子を天界から見ていた時の記憶をピアスに移したものだから捏造とかではないわよ!

「ねえ、
光魔法はね、女神様の魔法なの。女神様はね、嘘が嫌いだから光魔法を使ったウソや捏造はできないのよ。
言ってる意味、わかる?
私のこのピアス。今までのことぜーんぶ記録しているの。これ、私が無実だっていう証拠になるわよね?」

「ひ、光魔法でも、捏造くらいできるだろう!?」

ジルベルトは今関係ないから黙っててくれないかしら…。

「光魔法担当の宮廷魔道士の方にお聞きすれば分かると思いますけど、今まで光魔法で捏造を行った人は全て。光に飲まれて消えて無くなってしまうんですよ。
もう少し魔法について研究なさってはいかが?」

「こ、このーー「2つ目。女神様は食べ物を粗末にされる方が大っ嫌いなんです。」

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