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本当の愛知っちゃった
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大変。大変。大変…。
彼が、風邪引いちゃった。さっき、SNSでのやり取りで知ったの。
しかも、高熱だして、うなされてるらしい。
「なっちゃん、こういう時は、連絡あまり、取らんようにな。優は、今は、安静にしておかなきゃいかん。」
「うん…。」
今日ばかりは、オッサンに従います。ハイッ!!
あぁ、心配。心配。ママのお手伝いも手につかない。お手伝いを終えると、自分の部屋のベッドの上で、今までのこと考えてた。
なんか、いっぱい、優のおかげで楽しい思い出、出来たなぁって思って。
優の包容力とか、笑顔とか、素敵だなぁって。
彼が今、いなくなったら、どうしよう。
あぁ、私、彼のこと、こんなに好きだったんだ。
優、死なないで。死なないで。「死なないで。」
あっ、声に出ちゃった。
「死なんぞ。優は…。」
はぁ、オッサンに聞かれた。ハズカシッ!!
そういえば、いつも、お喋りのオッサン、優が風邪引いたって聞いた後、静かだったな。
一応、オッサン気を使ってくれてたのか。
それから、数日後、優は、やっと元気になった。
ちょうど、休みの日だから、彼と会えることになった。
水族館に連れて行ってくれるって。ウキャッ!!
全面ガラス張りの水槽の中には、色々な魚がいて、凄いキレイ!!
「おじさん、目つぶってて。あ、ついでに、なっちゃんも。」
ついでにって、まぁ、つぶるけど。
そしたら、何かが唇に触れた。
あっ、これは、もしかして、キス!
「おっ、接吻したか?ついに!!良かったな、なっちゃん!!」
ウワー、オッサンそれ以上言わないでー。
余韻味わいたかったのにー。
彼は、何事もなかったように水族館のカフェスペースに向かったの。
楽しい時間は、すぐ過ぎちゃって、優と「バイバイ!」って別れたんだ。
優が見えなくなるまで見送ると、オッサンが急に寂しげに、私に喋りかけてきたの。
「なっちゃん、オレの話すこと、よーく、聞いてくれ…。」
「うん、どしたの?」
「なっちゃんとオレは、これでお別れだ。」
「えっ?」
「なっちゃんにそもそも、オレが守護霊として憑いたのは、なっちゃんが受験のこととか勉強のことで悩んでたからなんだ。悩んでる人に憑くんだよ、守護霊は…。でも、今は、なっちゃん幸せだろ。愛する人も見つけて、だから、オレみたいなものは、もう、必要ないんだよ…。」
「ヤダッ!!ヤダッ!!そんなの…。」
だって、優と付き合えたのも考えてみれば、オッサンのおかげだし、そうだ、浮気疑った時もオッサンのおかげで、疑い晴れたわけだし。
それに、いなくなったら、寂しいよ…。オッサン。
なんか、泣いちゃった。
オッサン、急に楽しそうに言ったんだ。
「それに、オッサン、君達のキスの先も見たり、聞いたりすることになるぞ。このまま、憑いてると。」
私は、しばらく考えた。ん?ん?ん?
「それは、ヤダー!!」
オッサン、泣きながら笑ってるし。
「なっ!嫌だろ?」
「確かに、やだね!!」
オッサンは、私が、ずっと肩車してた状態だったけど、久しぶりにオッサン、地面に降りて面と向かった。
「なっちゃん、今までありがとな。おかげで、オッサン楽しかったよ。」
「オッサン、こちらこそ、ありがとね。オッサンのおかげで幸せになれたよ。」
そう言うと、私とオッサンは、手を握った。
もちろん、握った感触は、なかったけど…。
すると、オッサンの手が段々、透明になっていって、オッサンは、消えてしまった。
「オッサン!!オッサン!!」
私は、空に叫んだんだ。
しばらくして、私と優は、オッサンいなくて良かったね、っていう関係になった。
ということで、じゃあね、バイバイ!!
めでたしめでたし
彼が、風邪引いちゃった。さっき、SNSでのやり取りで知ったの。
しかも、高熱だして、うなされてるらしい。
「なっちゃん、こういう時は、連絡あまり、取らんようにな。優は、今は、安静にしておかなきゃいかん。」
「うん…。」
今日ばかりは、オッサンに従います。ハイッ!!
あぁ、心配。心配。ママのお手伝いも手につかない。お手伝いを終えると、自分の部屋のベッドの上で、今までのこと考えてた。
なんか、いっぱい、優のおかげで楽しい思い出、出来たなぁって思って。
優の包容力とか、笑顔とか、素敵だなぁって。
彼が今、いなくなったら、どうしよう。
あぁ、私、彼のこと、こんなに好きだったんだ。
優、死なないで。死なないで。「死なないで。」
あっ、声に出ちゃった。
「死なんぞ。優は…。」
はぁ、オッサンに聞かれた。ハズカシッ!!
そういえば、いつも、お喋りのオッサン、優が風邪引いたって聞いた後、静かだったな。
一応、オッサン気を使ってくれてたのか。
それから、数日後、優は、やっと元気になった。
ちょうど、休みの日だから、彼と会えることになった。
水族館に連れて行ってくれるって。ウキャッ!!
全面ガラス張りの水槽の中には、色々な魚がいて、凄いキレイ!!
「おじさん、目つぶってて。あ、ついでに、なっちゃんも。」
ついでにって、まぁ、つぶるけど。
そしたら、何かが唇に触れた。
あっ、これは、もしかして、キス!
「おっ、接吻したか?ついに!!良かったな、なっちゃん!!」
ウワー、オッサンそれ以上言わないでー。
余韻味わいたかったのにー。
彼は、何事もなかったように水族館のカフェスペースに向かったの。
楽しい時間は、すぐ過ぎちゃって、優と「バイバイ!」って別れたんだ。
優が見えなくなるまで見送ると、オッサンが急に寂しげに、私に喋りかけてきたの。
「なっちゃん、オレの話すこと、よーく、聞いてくれ…。」
「うん、どしたの?」
「なっちゃんとオレは、これでお別れだ。」
「えっ?」
「なっちゃんにそもそも、オレが守護霊として憑いたのは、なっちゃんが受験のこととか勉強のことで悩んでたからなんだ。悩んでる人に憑くんだよ、守護霊は…。でも、今は、なっちゃん幸せだろ。愛する人も見つけて、だから、オレみたいなものは、もう、必要ないんだよ…。」
「ヤダッ!!ヤダッ!!そんなの…。」
だって、優と付き合えたのも考えてみれば、オッサンのおかげだし、そうだ、浮気疑った時もオッサンのおかげで、疑い晴れたわけだし。
それに、いなくなったら、寂しいよ…。オッサン。
なんか、泣いちゃった。
オッサン、急に楽しそうに言ったんだ。
「それに、オッサン、君達のキスの先も見たり、聞いたりすることになるぞ。このまま、憑いてると。」
私は、しばらく考えた。ん?ん?ん?
「それは、ヤダー!!」
オッサン、泣きながら笑ってるし。
「なっ!嫌だろ?」
「確かに、やだね!!」
オッサンは、私が、ずっと肩車してた状態だったけど、久しぶりにオッサン、地面に降りて面と向かった。
「なっちゃん、今までありがとな。おかげで、オッサン楽しかったよ。」
「オッサン、こちらこそ、ありがとね。オッサンのおかげで幸せになれたよ。」
そう言うと、私とオッサンは、手を握った。
もちろん、握った感触は、なかったけど…。
すると、オッサンの手が段々、透明になっていって、オッサンは、消えてしまった。
「オッサン!!オッサン!!」
私は、空に叫んだんだ。
しばらくして、私と優は、オッサンいなくて良かったね、っていう関係になった。
ということで、じゃあね、バイバイ!!
めでたしめでたし
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