ヴァンパイアよ死神から逃げよ

ナカムラ

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ライバルとの出会い

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 その頃、元ジョセフの友人、マックスは、ジョセフと、アリスがいた元の国にいた。そして、1人で、空き家を寝床にし、通りすがりの人々を襲い、血を吸っていた。
ジョセフと、アリスは、元の国に戻ることに、決めた。周りの国、全てに、行ってしまったのだ。
もう、何年も経っている。大丈夫だろうと、2人は、思った。
確かに、問題は、なかった。宮殿では、新しい国王が決まり、ジョセフと、アリスのことも、すっかり、忘れられていた。
ジョセフと、アリスは、新しい空き家の寝床を見つけ、そこから、元の通りに向かい、通りすがりの人々を襲い、2人とも寝床へ戻った。ジョセフは、言った。「やはり、ここの国は、落ち着くな。我がふるさとよ。」アリスも、言った。「ええ、懐かしいわ。落ち着くわね。」と、笑った。
ジョセフと、アリスは、今回も、いつもの通りに、向かった。
そこで、思わぬ人物と、遭った。昔は、友人で、今は、敵のマックスだ。
ジョセフと、アリスは、無視して、通りすがろうとしたが、マックスは、相変わらず、明るく、ジョセフと、アリスに話しかけた。「やぁ、久しぶり!元気だったか?私は…。」ジョセフは、話を断ち切った。「お前!私の前から、消えろ!と、言ったよな。話しかけてくるな!」アリスは、ジョセフの後ろに隠れた。「ほら、アリスも、怖がっている!もう1回言う。私の前から、消えろ!」マックスは、
悔しそうに、「わかったよ。もう、話すまい。今度からは、ライバルだ。」ジョセフは、笑って、言った。「ライバルだと、もう、私の前から、消えるのに、どうして、ライバルに、なるのだ。」マックスは、真面目に、言った。「ヴァンパイアとして、負けん。私が、ヴァンパイアの中で一番だ。」
マックスは、その日から、次々と、通りすがりの人々の首に、かぶりつき、ヴァンパイアに、していった。
マックスの後ろに、多くのヴァンパイアがついてきた。
人々は、その姿を見て恐れ、十字架を持つように、なった。
また、民間の自警団が、木槌と木の杭を持ち、対抗した。
マックスは、性格が変わってしまった。狂暴になり、ジョセフに、勝つことだけを考えた。ジョセフと、アリスは、心配した。マックスの噂を聞いて、マックスは、どうして、変わってしまったのか、
あの、明るいマックスが、と思った。
ジョセフは、アリスに言った。「私は、マックスと、闘わなければならないかもしれん。私も、アリスも、確かに、人を襲っているが、これ以上、マックスの狂気が、増すと、私たちの居場所も、なくなる。」アリスは、ジョセフに、尋ねた。「でも、マックスを倒すことは、出来ないんでしょう?ヴァンパイア同士では…。」ジョセフは、言った。「だから、マックスを隣国へ逃亡させるようにする。」
ジョセフは、決意したように、言った。「これから、マックスと闘ってくる。」アリスは、言った。
「私も、行くわ。」ジョセフは、言った。「いいや、これは、男と男の闘いだ。マックスも、ライバルだと言ってたしな。今回は、1人で、行ってくるよ。」アリスは、言った。「ええ、私も、ここの空き家を守っているわ。」ジョセフは、言った。「頼むぞ。アリス。行ってくる!!」アリスは、言った。「どうぞ、気をつけて。」
マックスは、多くのヴァンパイアを従え、通りを、歩いていた。
ジョセフと、マックスは、対峙した。マックスは、言った。「何の用だ!ジョセフ!」
ジョセフは、言った。「私は、お前のやり方が気にくわぬ!この国から出ていけ!マックス!」
マックスは、言った。「私は、やっと戻ってきたのだ!この国を出るのは、お前だ!ジョセフ!!」
マックスの前に、次々とヴァンパイアが現れ、マックスを守ろうとした。ジョセフは、次々と現れてくるヴァンパイアを、短剣で倒していった。
ヴァンパイア達は、傷を負って、バタバタッと倒れていった。
最後に、マックスが、やっと、現れた。「これで、1対1で、闘いができる。待ってたぞ。ジョセフ!」
「私もだ。マックス!」と、ジョセフは、息を荒げながら、言った。「ずいぶん、体力を消耗したようだな。ジョセフ。」ジョセフは、言った。「うるさい!お前を倒す体力ぐらい残っている!!」
ジョセフは、短剣を、マックスに向けた。マックスも、短剣をジョセフに、向けた。ジョセフと、マックスは、剣を交えた。カンッカンッと、剣の重なり合う乾いた音が、周りに、響いた。ジョセフが、マックスの腹部に、短剣を刺すと、マックスは、
ジョセフの右の太ももに、短剣を刺した。2人とも、その場に、うずくまると、復活したマックスの手下のヴァンパイアが、後ろから、ジョセフを刺そうとした。ジョセフは、とっさに、後ろに手を伸ばし、
マックスの方を見たまま、その手下を刺した。
ジョセフは、その後、マックスの首筋に、短剣を刺した。マックスは、傷を負いながら、逃げて行った。
マックスは、ジョセフに、負けたことを悔しく思いながら、また、他の国へと逃げて行った。
ジョセフは、アリスの元へ帰り、ジョセフと、アリスは、抱き合った。
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