荒れ地から転生建国記

森田

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幼少期編

第1話 目が覚めると

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 その日は朝から涼しく少し寒いくらいで窓の外には秋空が広がっているはずだった。

 でも、目が覚めると目の前には西洋人の様な顔をした白髪の男と金髪の女がいた。そして、奥には豪華な造りのステンドグラスとよくわからない木製の像がたっていた。

「☆$%●△□\」
「ん?なんだ、何て言った?」
「#&∴◎£\€○▽△▲■」
 こっちをみて女の方が微笑んでいるが言葉がわからない

「うわ!こいつらデカい!」

 二人は俺を軽々と持ち上げて何か話している。
俺の身長は170は合ったはずだ。

「おい!下ろせ!」
 暴れてみると自分の足が短くなっていて手も小さいことに気がついた。

 何が起きた?確かに俺は昨日自分の部屋で寝たはず、それに間違いなく日本にいた。ヤバイどんなに考えても不思議なことだらけだ。

 それに、こいつらの服は歴史で習った様な変な服を着ていて男の方には小さな勲章がひとつ付いていた。

「&♭×\£¢○△■◎€」

 そう言うと女は俺をベッドの上に寝かせてきた。

 よく見たら女の服も少し色あせているがドレスを着ていた。

 今までに見た夢の中でいちばん変な夢だ。早く目が覚めると良いんだけどな。

 考え過ぎたからか猛烈に睡魔が襲ってきた。

「もしかしたら、異世界に来ちゃいました!」的な奴だろうかきっとラノベの読みすぎだな。こんな夢を見るなんて。

どうも、受け入れたくないがこれは、夢ではなかったようだ。どう考えてもあり得ない、娯楽文学ライトノベルの世界では、よくあることだでも俺は現実に生きていて事故に巻き込まれてもいないし死んでもいない、生きていたはずだ。

 相変わらず、よくわからない言語を使って話しかけてこられるが俺には伝わっていない、そもそも俺は何歳なのだろうか、産まれたばかりでは無い事は確かだが、言葉を話せない位だからな…

「よくわからない」

 誰が聞いている訳でもないが独りで呟いてみた。

 相変わらず、手を伸ばしても小さな腕はベッドの柵に届かないし、足も短く動きづらい。

 扉の開く少し重そうな音がしてビックリしてしまった。ここに来てから何日か経ったが直ぐに眠くなるしちょっと欲望の赴くままに生きている。と言っても食欲と睡眠欲、だけで、そのなんだ、性欲の方は完全に衰退してしまった。

 母親であろう女から乳幼児用の食料、つまりアレを飲んでいる訳だが只の食欲だけで他の欲望は全く興味を示さないのだ。

やはり、謎は深まるばかりだ。
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