荒れ地から転生建国記

森田

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幼少期編

第2話 子供ながらの決意

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「例の件は王の仰せのままに進めております。」
「そうか、なら良い剥奪した土地の四割を渡すことにしよう。」
「ははっそれはどうも、しかしあんな土地役に立ちますかね。」
 薄ら笑いを浮かべた男は王に言った。
「そう言ってくれるな、農奴でも移民させて生かさず殺さず税収に繋げられるだろう。」
 王は少しばかり笑ってこう言い放った。
「さて、貧困貴族の討伐について王国兵どもに伝えてくるとしましょう、それでは。」

 男はそう言うと部屋の外に消えていった。


◇◇







 もう、気がついたのだが認めたくはない、ここは異世界であるということが一番つじつまが合うということに。

 まず、彼らの話している言葉がわからない、次にこの前あきらかにコスプレではない西洋風の鎧をきた兵士が父親になにか話しているのを見てしまったのだ。

 それで、一番分かりやすい解釈の仕方は、なんらかの事故で異世界へ転生してしまったということだろう。それに、人の体が縮む訳が無いじゃないか。

 でも、転生したのなら小さいうちから魔法を使いまくって魔力を最強にして剣の練習も欠かさず行って勇者的なポジションにつけるかもしれないじゃないか。


そうだ、異世界を楽しもう。


◇◇


もう、三ヶ月ぐらいたっただろうか。外の景色も少し変わって季節の変化を感じた。


 どうも、ここはブルストって言うところのシャンドル領らしいこの言葉はよく父親と母親の会話に出てきているし表情で何を言っているのか検討はつくようになった。

 最近は父親がどこかに行っているらしく、たまに母親が様子を見に来るぐらいでほとんどメイドが面倒を見てくれている。

 あと、最近初めて鏡を見たが俺は白っぽい髪の色をしていて顔も結構良かった。

 それから、昨日離乳食みたいなドロドロとした味の薄い物を食べた。

 こっちは、最近春を迎えたばかりのようで少しずつ暖かくなってきている。

 まあ、俺は暑いの嫌いなんだけど……。

 あと、最近は外で兵士がよく訓練をしているのを良く見かける、ベッドからは窓の外が小さく見えるだけだけどそのうち外にも出してもらえるだろう。

 そういえば、魔法が使える兵士とかはいないのだろうか、それとも、使っていないのだろうか。

 あと、ここはどうやら大きな国の一部で端っこのやけに大きい土地らしい。
部屋の地図のそこだけが赤く塗ってあった。

 俺は何歳なのだろうか、多分もうそろそろ一歳ぐらいになるのだろう、身長も延びてきているし髪も延びてきたしな。

 早く外の世界に出たいな。
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