荒れ地から転生建国記

森田

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幼少期編

第3話 成長と進歩

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 昨日、ベッドを出してもらってそのまま教会みたいな建物に連れていかれた。

 そこでは、多分僧侶のおじさんに何やら呪文を唱えられて水をかけられた。

 でも、せっかく外に出れると思ったら籠の中に入れられて外が見れなかった。こっちに来てから毎日楽しみにしながらずっと過ごしていただけあってすごくがっかりしたが、きっと洗礼みたいなのを受けたから何かの節目なのだろう。

 それと、洗礼の時に他の子供を見たんだけ明らかに名前をもらっていたが俺は何も言われなかった。
 もしかしたら異世界から来ているから名前が残っていたのだろうか。

 言葉に関しては母親の名前がアモラで父親の名前がケストであることがわかったのと少しずつ言葉が話せる用になってきた。

 まあ、当然だろうもう数えていないが数年は経ったのだろうから、俺の推測だと三歳ぐらいだ。

 あれ以来父親はたまに帰ってきて俺を抱っこしてなにか言っては母親と見つめあってなにか話している、早く言葉を理解したいな。

 それと、背が大きくなってもう少し大きなベッドに変えられて外がたくさん見られるようになった。

 なんやかんやで毎日がとても楽しくて、どうやら広い土地を持った貴族であることが解ったから将来も約束されているし、前世とはかけ離れた生活だ。

 洗礼を受けた日の夜に寝る前母親が絵本を読んでくれた、相変わらず、言葉は微妙だが絵を見ているとどうやら勇者が魔王を倒すまでの話らしいが途中で寝てしまった。今日も読んで貰いたいな。


◇◇


もう、俺の推測ではあと少しで五歳になるはずだ。

 今日は、なんと母親から教育らしき物を受けた。手持ちサイズの黒板となにか変な文字が書いてある木の板を貰って、一つずつ母親が読んだら俺も続けて読んで、母親が黒板を指差したらそこに書き写した。
 それを、繰り返す度に母親が喜んだ。五十個ぐらいの文字の内、三十個ぐらいなは覚えることができた、母親は驚いていたが、俺には造作もないことだった。
 何故なら発音は英語みたいな感じだけどほとんど日本語の五十音と変わらないので発音と形を覚えれば文を読むことが出来るようになった。

 しかし、俺の名前はわからないままだ。不思議なことに前世の俺の名前を思い出せないのだ。
 多分、都合の悪い記憶だからだろう、

 それから、絵本を自分で読んでみた。木の板を見ながら所々曖昧だが、読んで見せると母親はとても喜ぶのと同時に驚いていた。

 食事は離乳食から豆のスープにランクが上がって、やっと食べ物を食べている感じだ。

 久しぶりに、味噌汁が飲みたいがこっちの世界にはないだろう。

 早く、魔法なり剣なり使いたいな。
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