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第1章 転生
16話 初依頼
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初めての依頼だからなのか、ジンは早く目が覚めたので準備を済まして下に降りると食堂は既に冒険者たちで賑わっていた。
早い時間に朝食を食べているのは良い依頼を受けるために朝一で冒険者ギルドに並ぶ冒険者である。
すでに依頼を受けているジンは急ぐ必要はないのだが、朝食を済ませると弁当を作ってもらいそれをマジックバッグに入れ宿を出た。
装備はレザー装備、左の腰には刀を提げ右の腰には昨日襲ってきた冒険者から取り上げた短剣を装備している。
今日、向かうのはダンジョンがあり、高レベルの冒険者も多く入る北の森にした。
冒険者が頻繁に入る事で猛獣や魔獣が少なくなっていて薬草採集が楽にできると思ったからだ。
北門から出ると森の入り口までは1kmほどで、到着すると森に入る前にレイを呼び出しマップを準備する。
『レイ、ユニークスキルの【マップ】を使いたいんだけど、どうすればいい?』
『マップの起動ですね、常時表示にしますか』
『常時表示? 常時表示状態にするとマップが邪魔にならない?』
『大丈夫です。ジン様の意識に反応して視野の邪魔にならないように表示されますし、不要だと思われた時は表示されません。
それから、表示したままでも人から見える事はありません』
『わかった、マップを起動』
そう言ってマップを意識すると、現在の自分の付近と通ったことがある部分だけが表示されたほとんど真っ白なマップが目の前に現れた。
『レイ、マップがほとんど真っ白なんだが表示される条件があるの?』
『はい、ございます。マップに表示されるのはこれまでに行ったことがある場所もしくは目視で確認した範囲。それから見えない場所でも感知できる半径15mが自動的に記録され表示されます』
『それって、スキルを使い始める以前の場所はどうなる?』
『マップ起動以前に通った場所もジン様の記憶に基づいて表示されます』
『なるほど、その他に知っておいた方がいい機能があれば教えてくれ』
『対象を設定すれば対象ごとにマップに表示される色を設定することができます。目標を意識すればそれが何であるかも表示されますが鑑定スキルのレベルに影響されます』
『探査対象を表示させる事ができるというのは、植物や鉱物でも可能?』
『可能です』
(これはいいことを聞いた、探している薬草を設定してみよう)
そう思い探索対象を薬草のアカホに設定して探し始める。
しかし、すぐ見つかると思っていたアカホが1時間探しても見つからない。
『薬草ってなかなか見つからない物なんだな』
『この場所は森の浅い場所ですので訪れる冒険者も多いのでしょう。人が採取した後だと思われますので簡単には見つからないと思います』
『なるほど、でも奥に行くと俺が瞬殺されてしまうような魔物もいるんじゃないか?』
『今のステータスでは瞬殺されてもおかしくない魔物が森の奥には山ほどいますね。慣れるまでは奥に行かない方が良いと思います』
『この辺で我慢して探すとしよう』
諦めずにマップを見ながらできるだけ気配を消して探索を続けていると6つの赤い点が索敵範囲に入ってきた。
動きを止め、気配を察知されないようにしてその方向を観察していると20cmくらいのゼリー状の饅頭が蠢いていた。
ゆっくり近づいて一番近い個体を鑑定してみる。
【種族】 スライム
【レベル】 4
【状態】
『レイ、スライムの情報を教えてくれ』
『スライムは掃除屋とも言われ、魔物の食べ残した物を食べる魔物です。
冒険者の間では攻撃してこないスライムは放置する暗黙のルールがあるようです』
『そうなのか、それならここを離れたほうがいいな』
スライムに背を向けて歩き始めると、背後から衝撃を感じた。
振り返るとスライムが飛んでくるのが見えたので体をひねってかわしたが、どうやらスライムの危険感知範囲に踏み込んでいたようだ。
攻撃してくるスライムをどれくらいで倒せるのか分からないが、饅頭ゼリーに負ける気がしない。
倒すことにし、飛びかかるスライム達を刀で切りつけた。
スパッ!サクッ!スパッ!
3匹を簡単に真っ二つに切ることができたので、その勢いで振り向きざまに残っている3匹のスライムも滅多切りにして倒した。
(楽勝じゃないか)
そう思った次の瞬間「ばちん」と何かに背中をぶっ叩かれた。それはドッジボールを思いっきりぶつけられた時と同じくらいの衝撃であった。
「何だ?」
後ろを振り返るとスライムが3匹。
慌てて3匹を倒してすぐに後ろを振り返ると滅多切りにしたやつがすでに再生し始めていた。
『なんだ? レイ、どうして倒せないんだ?』
『スライムはコアを破壊するか取り出してしまわないとすぐに再生してしまいます』
レイの情報を聞いてスライムのコアを探すと透明なゼリー状の饅頭の中に1cmくらいの赤い飴玉のようなものが見えた。
(あれがコアだな)
再生途中で動きの鈍いスライムのコアを刀で突くと溶けるように崩れた。
(よし、わかった。急いでほかのやつもとどめを刺そう)
2匹が再生し、攻撃を仕掛けてきたのでとりあえず真っ二つにし、動きが止まったスライムのコアを取り出してとどめを刺した。残り2匹も同じようにして倒したが、その時にレイの声がした。
『レベルアップしました』
レベルアップの報告だった。
その後にも何か言っていたが、戦闘中なので聞き流して最後の1匹を倒した。
(余分な時間を使ってしまったな、薬草を早く見つけてしまおう。
そういえばレベルアップしたって言ってたな)
どれだけステータスが変化したのか確認することにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】ジン・オキタ
【年齢】15
【種族】ヒューマン
【称号】旅人
【レベル】 2
【HP】 1732/1732
【MP】 6233/6233
【STR(力)】 593
【AGI(敏捷性)】 485
【CON(体力)】 534
【INT(知能)】 454
【DEX(器用)】 467
【LUC(運)】 70
【状態】 正常
【魔法】(全属性適性)
【スキル】
鑑定Lv5 状態異常耐性Lv5
心身異常耐性Lv5 身体強化Lv3
思考加速 Lv2
剣術(居合・二刀)格闘術 投擲術
【ユニークスキル】
偽装LvMAX アイテムボックス∞
自動回復Lv5 ナビゲーターLv1
マップLv1
【加護】創造神の加護 エンデ主神の加護
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それぞれのステータスが少し上がったが、新しくスキルが増えたりはしていないのを確認すると、引き続き薬草の探索を始める。
マップを意識してヤブヒゲとアカホをしばらく探索していると、ようやくアカホを感知した。
近くに危険な敵がいないかマップと進行方向を確認しながら忍び足で近づく。
どれがアカホか分からないので、見当をつけて鑑定してみると、新芽が赤い穂のようになっている草だった。
(なんだ、名前のとおりじゃん)
1本見つけるとそこから奥に行くにつれ、だんだん見つける数が増え、結果的には87本を採集する事ができた。
(残りはヤブヒゲかヘビランだな) マップで探索しながら歩いていて、ふと気がついた。
来る時に通った横を通るように折り返していたのだが、マッピングされていく幅が来る時よりも広くなっている。
『レイ、マッピングされる範囲が広くなっているような気がするけどなぜ?』
『レベルアップでステータスが上がりましたのでそれに伴ってマッピング範囲が広くなりました』
『そういえば耐性スキルは機能してる?』
『パッシブスキルですので、既に機能しています』
『パッシブスキルというのは?』
『パッシブスキルとは取得するだけで継続的に効果を持続させることができるスキルです。
それに対してアクティブスキルは任意のタイミングで発動させることができるスキルで、効果はスキルによっても異なりますが、持続時間に制限があったりします。
その他には任意のタイミングで使用しMPを持続的に消費するタイプのトグル系スキルもあります』
『スキルは勝手に発動すると思っていたけど、発動させないといけないものもあるんだ』
『条件が整いましたのでレベルアップします』
『ん?何がレベルアップしたの』
『【ナビゲーター】のレベルが上がりました』
『レベルアップで変化した内容を教えてくれ』
『マップ機能とリンクし複数の設定に対して報告が可能になりました』
なるほどと納得し、どう設定しようか考え始めるジンであった。
早い時間に朝食を食べているのは良い依頼を受けるために朝一で冒険者ギルドに並ぶ冒険者である。
すでに依頼を受けているジンは急ぐ必要はないのだが、朝食を済ませると弁当を作ってもらいそれをマジックバッグに入れ宿を出た。
装備はレザー装備、左の腰には刀を提げ右の腰には昨日襲ってきた冒険者から取り上げた短剣を装備している。
今日、向かうのはダンジョンがあり、高レベルの冒険者も多く入る北の森にした。
冒険者が頻繁に入る事で猛獣や魔獣が少なくなっていて薬草採集が楽にできると思ったからだ。
北門から出ると森の入り口までは1kmほどで、到着すると森に入る前にレイを呼び出しマップを準備する。
『レイ、ユニークスキルの【マップ】を使いたいんだけど、どうすればいい?』
『マップの起動ですね、常時表示にしますか』
『常時表示? 常時表示状態にするとマップが邪魔にならない?』
『大丈夫です。ジン様の意識に反応して視野の邪魔にならないように表示されますし、不要だと思われた時は表示されません。
それから、表示したままでも人から見える事はありません』
『わかった、マップを起動』
そう言ってマップを意識すると、現在の自分の付近と通ったことがある部分だけが表示されたほとんど真っ白なマップが目の前に現れた。
『レイ、マップがほとんど真っ白なんだが表示される条件があるの?』
『はい、ございます。マップに表示されるのはこれまでに行ったことがある場所もしくは目視で確認した範囲。それから見えない場所でも感知できる半径15mが自動的に記録され表示されます』
『それって、スキルを使い始める以前の場所はどうなる?』
『マップ起動以前に通った場所もジン様の記憶に基づいて表示されます』
『なるほど、その他に知っておいた方がいい機能があれば教えてくれ』
『対象を設定すれば対象ごとにマップに表示される色を設定することができます。目標を意識すればそれが何であるかも表示されますが鑑定スキルのレベルに影響されます』
『探査対象を表示させる事ができるというのは、植物や鉱物でも可能?』
『可能です』
(これはいいことを聞いた、探している薬草を設定してみよう)
そう思い探索対象を薬草のアカホに設定して探し始める。
しかし、すぐ見つかると思っていたアカホが1時間探しても見つからない。
『薬草ってなかなか見つからない物なんだな』
『この場所は森の浅い場所ですので訪れる冒険者も多いのでしょう。人が採取した後だと思われますので簡単には見つからないと思います』
『なるほど、でも奥に行くと俺が瞬殺されてしまうような魔物もいるんじゃないか?』
『今のステータスでは瞬殺されてもおかしくない魔物が森の奥には山ほどいますね。慣れるまでは奥に行かない方が良いと思います』
『この辺で我慢して探すとしよう』
諦めずにマップを見ながらできるだけ気配を消して探索を続けていると6つの赤い点が索敵範囲に入ってきた。
動きを止め、気配を察知されないようにしてその方向を観察していると20cmくらいのゼリー状の饅頭が蠢いていた。
ゆっくり近づいて一番近い個体を鑑定してみる。
【種族】 スライム
【レベル】 4
【状態】
『レイ、スライムの情報を教えてくれ』
『スライムは掃除屋とも言われ、魔物の食べ残した物を食べる魔物です。
冒険者の間では攻撃してこないスライムは放置する暗黙のルールがあるようです』
『そうなのか、それならここを離れたほうがいいな』
スライムに背を向けて歩き始めると、背後から衝撃を感じた。
振り返るとスライムが飛んでくるのが見えたので体をひねってかわしたが、どうやらスライムの危険感知範囲に踏み込んでいたようだ。
攻撃してくるスライムをどれくらいで倒せるのか分からないが、饅頭ゼリーに負ける気がしない。
倒すことにし、飛びかかるスライム達を刀で切りつけた。
スパッ!サクッ!スパッ!
3匹を簡単に真っ二つに切ることができたので、その勢いで振り向きざまに残っている3匹のスライムも滅多切りにして倒した。
(楽勝じゃないか)
そう思った次の瞬間「ばちん」と何かに背中をぶっ叩かれた。それはドッジボールを思いっきりぶつけられた時と同じくらいの衝撃であった。
「何だ?」
後ろを振り返るとスライムが3匹。
慌てて3匹を倒してすぐに後ろを振り返ると滅多切りにしたやつがすでに再生し始めていた。
『なんだ? レイ、どうして倒せないんだ?』
『スライムはコアを破壊するか取り出してしまわないとすぐに再生してしまいます』
レイの情報を聞いてスライムのコアを探すと透明なゼリー状の饅頭の中に1cmくらいの赤い飴玉のようなものが見えた。
(あれがコアだな)
再生途中で動きの鈍いスライムのコアを刀で突くと溶けるように崩れた。
(よし、わかった。急いでほかのやつもとどめを刺そう)
2匹が再生し、攻撃を仕掛けてきたのでとりあえず真っ二つにし、動きが止まったスライムのコアを取り出してとどめを刺した。残り2匹も同じようにして倒したが、その時にレイの声がした。
『レベルアップしました』
レベルアップの報告だった。
その後にも何か言っていたが、戦闘中なので聞き流して最後の1匹を倒した。
(余分な時間を使ってしまったな、薬草を早く見つけてしまおう。
そういえばレベルアップしたって言ってたな)
どれだけステータスが変化したのか確認することにした。
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【名前】ジン・オキタ
【年齢】15
【種族】ヒューマン
【称号】旅人
【レベル】 2
【HP】 1732/1732
【MP】 6233/6233
【STR(力)】 593
【AGI(敏捷性)】 485
【CON(体力)】 534
【INT(知能)】 454
【DEX(器用)】 467
【LUC(運)】 70
【状態】 正常
【魔法】(全属性適性)
【スキル】
鑑定Lv5 状態異常耐性Lv5
心身異常耐性Lv5 身体強化Lv3
思考加速 Lv2
剣術(居合・二刀)格闘術 投擲術
【ユニークスキル】
偽装LvMAX アイテムボックス∞
自動回復Lv5 ナビゲーターLv1
マップLv1
【加護】創造神の加護 エンデ主神の加護
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それぞれのステータスが少し上がったが、新しくスキルが増えたりはしていないのを確認すると、引き続き薬草の探索を始める。
マップを意識してヤブヒゲとアカホをしばらく探索していると、ようやくアカホを感知した。
近くに危険な敵がいないかマップと進行方向を確認しながら忍び足で近づく。
どれがアカホか分からないので、見当をつけて鑑定してみると、新芽が赤い穂のようになっている草だった。
(なんだ、名前のとおりじゃん)
1本見つけるとそこから奥に行くにつれ、だんだん見つける数が増え、結果的には87本を採集する事ができた。
(残りはヤブヒゲかヘビランだな) マップで探索しながら歩いていて、ふと気がついた。
来る時に通った横を通るように折り返していたのだが、マッピングされていく幅が来る時よりも広くなっている。
『レイ、マッピングされる範囲が広くなっているような気がするけどなぜ?』
『レベルアップでステータスが上がりましたのでそれに伴ってマッピング範囲が広くなりました』
『そういえば耐性スキルは機能してる?』
『パッシブスキルですので、既に機能しています』
『パッシブスキルというのは?』
『パッシブスキルとは取得するだけで継続的に効果を持続させることができるスキルです。
それに対してアクティブスキルは任意のタイミングで発動させることができるスキルで、効果はスキルによっても異なりますが、持続時間に制限があったりします。
その他には任意のタイミングで使用しMPを持続的に消費するタイプのトグル系スキルもあります』
『スキルは勝手に発動すると思っていたけど、発動させないといけないものもあるんだ』
『条件が整いましたのでレベルアップします』
『ん?何がレベルアップしたの』
『【ナビゲーター】のレベルが上がりました』
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