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第一部
003「天使との出会い?(1)」
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視界が暗転してから意識を回復すると、夢から覚めたわけではなかった。
部屋の天井ではなく、憂いた表情を浮かべた美しい少女の顔が近くにあった。
少女の顔のはるか先には、巨大な月が彼女の顔を後ろからライトアップするかのように輝いている。
ぼーっとする意識の中で、周囲を確認してみる。
目の前には女の子の顔。その向こうには中天に輝くビックサイズのお月様。
(つまりオレは、横になっているって事か)
それにしても、後頭部辺りがいい感じに気持ちいい。
そうして改めて瞳を動かして観察してみると、オレ様の人生において今まさにこの時、驚くべき状態なことが分かった。
目の前のアップの顔。その少し手前にある絶妙の曲線を描いた二つの魅惑的な丘。そして後頭部に当たる温かくも柔らかい感触。オレの顔先に少しかかっている、ダークブロンドの髪。さらに、何とも言えないいい匂い。
周囲には、まだ凄い臭いと恐らく地獄絵図が展開しているのだろうが、この場だけがオレにとってまさに別天地だった。
(これが世に言う膝枕ってやつですね!)
思わず心の中で嘆息した。
口にしなかったのは我ながら理性的態度だったが、おそらく顔には歓喜の表情がありありと現されているだろう。
その事を眼前の女性の表情が教えている筈だと、オレは勝手に確信していた。
しかしその表情は、オレの予想と反して何か汚い汚物を見るような視線ではなく、心底安堵した喜びの表情だった。
知らない女性、しかも同世代の美しい少女からこれだけプラスな感情を示されたのも、希望的観測上でのごく幼少期を除けば生涯初めての事だった。
「良かった、気が付いた。ねえ、私の声、聞こえてる。ここが、どこか、分かる。これ、幾つ?」
「ピースサイン」
怪我人に分かりやすく聞かせるためだろう、区切り区切り話しかけてくる。
最後に白魚のようなとでも表現すべき細い指を二本立てて目の前に持ってきたので、取りあえず答えてみる。
すると目の前の顔は、はじけるような笑顔を浮かべた。
「アハハハハ、それだけ言えれば大丈夫ね。ね、あなた『ダブル』でしょ」
オレの頭を少し姿勢を崩した太股の上に置いたまま、美しい少女が憂いの消えた顔で軽やかに語りかけてくる。オレにとってまさに天国だった。
地獄に仏、いや地獄から天国……。そう天国と言えば。
「たぶん。……あ、そうだ、オレを助けてくれた天使はどうした」
「はぁ? なに? 意識が混乱してるの? 天国の入り口でお花畑でも見えた?」
美しい曲線を描いた意志の強そうな眉をひそめ、美少女がオレの顔を覗き込む。
さらに右手をオレの額に、左手を自分の額に当ててちょっと考え込むような顔をする。続いて、怪我の辺りも押さえたりしていく。触診というヤツだろう。
とはいえ、同性代の女性から額を含めて体を触れられることなど今まで無かったので、ちょっと恥ずかしさを感じてしまう。
特に彼女がオレの太腿の方を触る時、かなり斜めに体を折ってきたので、彼女の体が本当に目の前まで迫ったので尚更だ。
「う~ん、体も少し火照ってるし熱があるかも……まだ傷も上辺しか治ってないみたいね。思った以上に深いわ。ちょっとマズいかも」
そこまで言って姿勢を戻すと、しばらく沈黙してオレの顔を真剣な眼差しで見つめてくる。
思わずこちらも見返してしまうほど強い眼差しで、息をするのも忘れるほどだった。もとから凛とした顔立ちが、尚いっそう際立って見える。
束の間の短い沈黙を破ったのは彼女の方だった。
小さく「ヨシ!」と気合いを入れると、ほんの少しの間瞑想のように瞳を閉じて、再びオレを見据える。
「君、ちょっと動かないで。それと力を抜いて、私の魔法を受け入れて」
妙に決意のこもった、有無を言わせぬ口調だ。
オレは主に目線でイエスの意思を送る以外の選択肢は無かった。
そして彼女はしばらく精神集中するように瞳を閉じると、周囲が淡くぼんやりと輝き、一つまた一つと円形の模様が浮かび上がる。
見間違いでなければ、ファンタジー作品でよく見かけるような円形の魔法陣だ。円に沿って複雑な模様や見た事も無い文字も浮かんでいる。
また彼女の髪も淡い光に包まれ少し浮かび上がり、深い金髪が鮮やかな金髪のように光り輝く。
周囲に月以外の光源はないので、どういう原理なのか理解が追いつかない。
しかも魔法陣が三つまで増えるとゆっくりと回転し始め、オレの体も淡い光で包まれていく。
(ここが思った通りの世界なら、やっぱり治癒魔法なのか?)
命じられるまま彼女の治癒魔法を予測したが、次の瞬間彼女は両手でオレの顔を固定し、小振りの顔が一気にオレの顔に向けて急降下してきた。
そして次の瞬間、柔らかくそして温かい感触が軽くおでこに触れ、数秒間そのままの状態を維持する。
彼女の桜色の唇が、おでこに接触しているのだ。
なにやら額のあたりが淡く輝いているように見えるが、これが魔法なのだろうと思うしかない。
何となく体も火照っているように思える。
しかし冷静な思考の一部に反して、情けないオレの心は動揺した。彼女の顔は文字どおり目の前だし、彼女の髪が顔にかかってきていて、理性を失わせるような女性らしいいい匂いもしてくるのだ。
予測を斜め上に上回る状況に瞬間頭が真っ白になり、正気に戻った次の瞬間、完全に気が動転していた。
「う、わ、わぁ!」
自分で何を言っているのかも分からないが、何故か今のこの状況から逃れなければなららないと考え、体を動かし彼女から離れようとした。
額とはいえ生涯初めて女性からキスをされのだから、ハイティーン前半の男子にとって、例えそれが夢の中だったとしても驚きと動揺は危険水域を越えるレベルだ。
しかも相手は命の恩人とはいえ、見ず知らずの恐らく同世代の美しい少女となれば尚更だ。
心は半ば動転して、そのまま手足をばたつかせてしまったが、怪我をしているであろうオレの身体は言うことをきかなかった。
地面に手ついた筈の腕はまともに動かず、不意の動作だったので彼女もフォローが間に合わず、そのまま地面にドサッと横からいった。
体が思うように動かないほど目が回り、制御できない身体というものを嫌でも体験させられ、さらに気が動転する。
けれど、彼女は慣れたものだった。
「もうっ、慌てないで。ふさいだ傷口、開くわよ」
落ち着いた声で、聞こえやすくワンフレーズずつ語ってくる。しかもそう言いながら、オレの頭と体を軽い動作で抱え上げて至福のポジショニングな膝枕位置に持ってくる。
思いの外腕力があるらしい。
「よっと。特等席を用意してあげてるんだから、じっとしてなさい」
少し悪戯っぽくそう言うと表情を真剣に戻し、もう一度オレを見据えると今度は両手をオレの脇腹辺りに持っていく。
「偉大なる神々の御手よ、彼の者の深き傷を癒し給え」
何か呪文のような言葉を口にすると、彼女を中心に再び三つの魔法陣が淡い光で浮かびあがっている。
そして深く傷ついた太ももや脇腹などの辺りがほのかに淡く光り出した。彼女の体、特に長い髪も光りを帯びている。
今度こそ治癒魔法のようで、体が軽くなるのを感じた。
さっきの鎧の女性といい、間違いなくこれは魔法であり、現実ではあり得ない現象に今立ちあっているのだ。
さっきの額へのキスも、何かの魔法か今の魔法の為の必要な何かだったのだろう。
魔法の驚異を体験して半ば呆然としていたオレに、今度は穏やかな顔を向けてきた彼女が静かに微笑んだ。
しかしそれも一瞬で、真面目というか少しオレを咎めるような表情をする。
「……念のため言っておくけど、額へのキスは治癒魔法の効きを良くするため、祝福のようなものを授けただけだから。キスのとき魔法陣が出て光ってたでしょ」
「うん。ありがとう」
「異性への好意とかじゃないところは、ちゃんと分かってね?」
「イエス、マム」
オレの顔と言葉に、ジト目なあきれた風だ。
しかしそれも一瞬で、すぐに表情を真面目な感じ、と言うより医者と患者なモードに戻す。
「……それより、もう大丈夫だと思うわよ。手伝うから、上体をゆっくり起こしてみて」
「あ、うん。ありがとう」
短時間で色々なことが起き、やや呆然としたままなので、そう言うのがやっとだった。
そして彼女の助けを受けて上体を起こして、彼女と座り合う形で正対する。
部屋の天井ではなく、憂いた表情を浮かべた美しい少女の顔が近くにあった。
少女の顔のはるか先には、巨大な月が彼女の顔を後ろからライトアップするかのように輝いている。
ぼーっとする意識の中で、周囲を確認してみる。
目の前には女の子の顔。その向こうには中天に輝くビックサイズのお月様。
(つまりオレは、横になっているって事か)
それにしても、後頭部辺りがいい感じに気持ちいい。
そうして改めて瞳を動かして観察してみると、オレ様の人生において今まさにこの時、驚くべき状態なことが分かった。
目の前のアップの顔。その少し手前にある絶妙の曲線を描いた二つの魅惑的な丘。そして後頭部に当たる温かくも柔らかい感触。オレの顔先に少しかかっている、ダークブロンドの髪。さらに、何とも言えないいい匂い。
周囲には、まだ凄い臭いと恐らく地獄絵図が展開しているのだろうが、この場だけがオレにとってまさに別天地だった。
(これが世に言う膝枕ってやつですね!)
思わず心の中で嘆息した。
口にしなかったのは我ながら理性的態度だったが、おそらく顔には歓喜の表情がありありと現されているだろう。
その事を眼前の女性の表情が教えている筈だと、オレは勝手に確信していた。
しかしその表情は、オレの予想と反して何か汚い汚物を見るような視線ではなく、心底安堵した喜びの表情だった。
知らない女性、しかも同世代の美しい少女からこれだけプラスな感情を示されたのも、希望的観測上でのごく幼少期を除けば生涯初めての事だった。
「良かった、気が付いた。ねえ、私の声、聞こえてる。ここが、どこか、分かる。これ、幾つ?」
「ピースサイン」
怪我人に分かりやすく聞かせるためだろう、区切り区切り話しかけてくる。
最後に白魚のようなとでも表現すべき細い指を二本立てて目の前に持ってきたので、取りあえず答えてみる。
すると目の前の顔は、はじけるような笑顔を浮かべた。
「アハハハハ、それだけ言えれば大丈夫ね。ね、あなた『ダブル』でしょ」
オレの頭を少し姿勢を崩した太股の上に置いたまま、美しい少女が憂いの消えた顔で軽やかに語りかけてくる。オレにとってまさに天国だった。
地獄に仏、いや地獄から天国……。そう天国と言えば。
「たぶん。……あ、そうだ、オレを助けてくれた天使はどうした」
「はぁ? なに? 意識が混乱してるの? 天国の入り口でお花畑でも見えた?」
美しい曲線を描いた意志の強そうな眉をひそめ、美少女がオレの顔を覗き込む。
さらに右手をオレの額に、左手を自分の額に当ててちょっと考え込むような顔をする。続いて、怪我の辺りも押さえたりしていく。触診というヤツだろう。
とはいえ、同性代の女性から額を含めて体を触れられることなど今まで無かったので、ちょっと恥ずかしさを感じてしまう。
特に彼女がオレの太腿の方を触る時、かなり斜めに体を折ってきたので、彼女の体が本当に目の前まで迫ったので尚更だ。
「う~ん、体も少し火照ってるし熱があるかも……まだ傷も上辺しか治ってないみたいね。思った以上に深いわ。ちょっとマズいかも」
そこまで言って姿勢を戻すと、しばらく沈黙してオレの顔を真剣な眼差しで見つめてくる。
思わずこちらも見返してしまうほど強い眼差しで、息をするのも忘れるほどだった。もとから凛とした顔立ちが、尚いっそう際立って見える。
束の間の短い沈黙を破ったのは彼女の方だった。
小さく「ヨシ!」と気合いを入れると、ほんの少しの間瞑想のように瞳を閉じて、再びオレを見据える。
「君、ちょっと動かないで。それと力を抜いて、私の魔法を受け入れて」
妙に決意のこもった、有無を言わせぬ口調だ。
オレは主に目線でイエスの意思を送る以外の選択肢は無かった。
そして彼女はしばらく精神集中するように瞳を閉じると、周囲が淡くぼんやりと輝き、一つまた一つと円形の模様が浮かび上がる。
見間違いでなければ、ファンタジー作品でよく見かけるような円形の魔法陣だ。円に沿って複雑な模様や見た事も無い文字も浮かんでいる。
また彼女の髪も淡い光に包まれ少し浮かび上がり、深い金髪が鮮やかな金髪のように光り輝く。
周囲に月以外の光源はないので、どういう原理なのか理解が追いつかない。
しかも魔法陣が三つまで増えるとゆっくりと回転し始め、オレの体も淡い光で包まれていく。
(ここが思った通りの世界なら、やっぱり治癒魔法なのか?)
命じられるまま彼女の治癒魔法を予測したが、次の瞬間彼女は両手でオレの顔を固定し、小振りの顔が一気にオレの顔に向けて急降下してきた。
そして次の瞬間、柔らかくそして温かい感触が軽くおでこに触れ、数秒間そのままの状態を維持する。
彼女の桜色の唇が、おでこに接触しているのだ。
なにやら額のあたりが淡く輝いているように見えるが、これが魔法なのだろうと思うしかない。
何となく体も火照っているように思える。
しかし冷静な思考の一部に反して、情けないオレの心は動揺した。彼女の顔は文字どおり目の前だし、彼女の髪が顔にかかってきていて、理性を失わせるような女性らしいいい匂いもしてくるのだ。
予測を斜め上に上回る状況に瞬間頭が真っ白になり、正気に戻った次の瞬間、完全に気が動転していた。
「う、わ、わぁ!」
自分で何を言っているのかも分からないが、何故か今のこの状況から逃れなければなららないと考え、体を動かし彼女から離れようとした。
額とはいえ生涯初めて女性からキスをされのだから、ハイティーン前半の男子にとって、例えそれが夢の中だったとしても驚きと動揺は危険水域を越えるレベルだ。
しかも相手は命の恩人とはいえ、見ず知らずの恐らく同世代の美しい少女となれば尚更だ。
心は半ば動転して、そのまま手足をばたつかせてしまったが、怪我をしているであろうオレの身体は言うことをきかなかった。
地面に手ついた筈の腕はまともに動かず、不意の動作だったので彼女もフォローが間に合わず、そのまま地面にドサッと横からいった。
体が思うように動かないほど目が回り、制御できない身体というものを嫌でも体験させられ、さらに気が動転する。
けれど、彼女は慣れたものだった。
「もうっ、慌てないで。ふさいだ傷口、開くわよ」
落ち着いた声で、聞こえやすくワンフレーズずつ語ってくる。しかもそう言いながら、オレの頭と体を軽い動作で抱え上げて至福のポジショニングな膝枕位置に持ってくる。
思いの外腕力があるらしい。
「よっと。特等席を用意してあげてるんだから、じっとしてなさい」
少し悪戯っぽくそう言うと表情を真剣に戻し、もう一度オレを見据えると今度は両手をオレの脇腹辺りに持っていく。
「偉大なる神々の御手よ、彼の者の深き傷を癒し給え」
何か呪文のような言葉を口にすると、彼女を中心に再び三つの魔法陣が淡い光で浮かびあがっている。
そして深く傷ついた太ももや脇腹などの辺りがほのかに淡く光り出した。彼女の体、特に長い髪も光りを帯びている。
今度こそ治癒魔法のようで、体が軽くなるのを感じた。
さっきの鎧の女性といい、間違いなくこれは魔法であり、現実ではあり得ない現象に今立ちあっているのだ。
さっきの額へのキスも、何かの魔法か今の魔法の為の必要な何かだったのだろう。
魔法の驚異を体験して半ば呆然としていたオレに、今度は穏やかな顔を向けてきた彼女が静かに微笑んだ。
しかしそれも一瞬で、真面目というか少しオレを咎めるような表情をする。
「……念のため言っておくけど、額へのキスは治癒魔法の効きを良くするため、祝福のようなものを授けただけだから。キスのとき魔法陣が出て光ってたでしょ」
「うん。ありがとう」
「異性への好意とかじゃないところは、ちゃんと分かってね?」
「イエス、マム」
オレの顔と言葉に、ジト目なあきれた風だ。
しかしそれも一瞬で、すぐに表情を真面目な感じ、と言うより医者と患者なモードに戻す。
「……それより、もう大丈夫だと思うわよ。手伝うから、上体をゆっくり起こしてみて」
「あ、うん。ありがとう」
短時間で色々なことが起き、やや呆然としたままなので、そう言うのがやっとだった。
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