185 / 528
第二部
185「二人の少女の選択(2)」
しおりを挟む
「それじゃ。……レナ、好きです。オレとお付き合いしてください」
「はい」
そう言うと、ポロポロと両目から涙をこぼし始める。
そうして少しの間立ったまま泣いていたが、ここで抱きしめてあげたりするものだろうと思い、一歩踏み出すと慌てるように腕をゴシゴシとして涙を慌てるように拭いてしまう。
「ご、ごめんなさい。ううん、ありがとう。それと、今はこれ以上はいいの。多分だけど、ハルカさんとも話しただけなんでしょ」
「うん。告白の時は、ハルカさんの膝枕でレナが寝てたからな。それで、レナにも告白したことになるかなって茶化したら、めっちゃ怒られた」
「フフフっ、ハルカさんなら怒りそう」
笑う彼女だけど愛想笑いではない。
だから彼女もしくは彼女達は、解り合えているのだと思えた。
「それはもう。……それで、レナはいいんだな。オレが向こうでハルカさんと付き合った上で、レナとこっちでつき合うのは」
「うん。ハルカさんとはショウ君がいない時にちゃんと話して来たし、私も全部受け入れる覚悟はあると思う」
「本当か? ハルカさんには、気持ちを察しろって怒られたぞ」
「そ、そりゃ、何も思わないわけないよ。でもね、ショウ君があっちで私の知らない人と何かあるより、ハルカさんと一緒の方がずっといい」
「ハルカさんと同じ事を言うんだな。それも話し合った上?」
「ううん。私の素直な気持ち。そっか、ハルカさんも同じように思ってたんだ」
少し嬉しそうに、そして少し悔しげに小さく呟く。
しかしそれも一瞬で、すぐにも顔を切り替えるように真剣な眼差しがオレに向いてきた。
「これから、よろしくお願いします。でも、ショウ君の方が大変だね」
「オレ、端から見たらダメ男か下衆野郎だもんな」
「私達はそうは思わないよ」
「そっか、なら別にいいか」
「うん」
「何がいいんだ?」
シズさんの声だ。もう話し終わったらしい。
その後ろからは、妹が怪しげな視線を強烈に向けてきてる。
「今後の予定について話してただけですよ。なあ」
「うん。そ、それだけだよ、シズさん」
とは言ったが、神社の片隅の人気の無いところで若い男女二人が話していたら、イチャついていたとしか思えないだろう。
しかしここで妹は一人で帰るので、オレの人間関係について厳しい追及は回避できた。
もっとも、夜にでもツッコミの一つでもあるのかと思ったが、夜に悠里の口から出てきたのはシズさんへの絶賛と賞賛と賛美の言葉だった。
「ちょー」とか「マジ」とか「ヤバい」とかで言葉が飾られてなければ、ヤバいレベルだ。
何しろ紹介しただけのオレにすら、「紹介してくれてありがとう」と感謝するほどだ。
おかげで、オレと玲奈の事は眼中に無かったようだ。
シズさんが同性にもモテるというのは、こっちもあっちも変わらないらしい。高校時代もさぞモテたことだろう。今度聞いておこう。
その後、シズさんところで思ったより時間が経っていたので、バタバタとバイト先のファミレスへと赴く。
週半ばとはいえ、3日空けたブランクをとり返さないといけない。と言っても、始めて2週間ほどのオレにできることは、まだ雑用がほとんどだ。
もっとも、その日はタクミはバイトのシフトに入ってないので、会うこては出来なかった。
それに合宿でも散々話はしてあるので、用もないのに顔を出しに来るようなこともなかった。
おかげでそれなりに忙しいが何事もなくバイトも終え、疲れた体で気持ち良く就寝することができた。
そして次に目覚めると、ハーケンでの4日目だ。
昨日泊まった宿は、冒険者ギルドが手配してくれた普通の宿で、オレ達とマリアさん達のパーティ共同で部屋を男女1部屋ずつで2つ借りていた。
どっちも男女混合パーティーで、人数的にほぼいい感じだからだ。
だから同じ部屋には、ジョージさんとレンさんも寝ている。
そして今日も、最近習慣になっている早起きをしてしまった。
こっちでも昨日は大立回りで、かなりの怪我までして疲れていたが、目覚めは意外にスッキリだった。きっと、ハルカさんの魔法のお陰だ。
けどまだ二人は爆睡してるので、起こさないように最低限の身づくろいだけして1階へと足を向ける。
用を足すためと井戸水で顔を洗いたいからだ。
「水洗トイレなのは有難いけど、1階にしかないのは不便だな」
「そうだよねー」
オレのつぶやきに合意したのは、女性用の出入り口から出てくるところだったボクっ娘だ。
そう、この気配は間違いなくボクっ娘のものだ。口調がそうだからだというだけではない雰囲気を醸し出している。
改めて気づかされるが、動きとか細かいところも随分違っている。別人格と言うより、確かに別人だ。
『ダブル』という別々の世界にそれぞれ体があるという特殊な状態なので、二重人格というより二人の人間が入れ替わっているだけのようにしか思えない。
「おう。おはようレナ。いや、お帰りか」
「向こうで、もう一人の天沢さんと話してるんでしょ。だから、おはようでいいよ、ショウ」
「そっか。それもそうだな」
そこで一つ気がかりがあるので、一応聞くべきだろう。
「なあレナ、向こうのレナとの事だけど」
「何かあったの?」
「あったの? じゃないだろ。全部見てたんだろ」
そこで胸の前で両腕を組み、少し悩む風な仕草を取る。
見え見えのパフォーマンスと思いきや、表情は意外に深刻そうだ。
「それがね、昨日は向こうを見れてないんだ。だから、もう一人の天沢さんとショウの間に何があったのか分からないだよ」
「えっ、マジで?」
「うん、大マジ。これが、取りあえずだろうけど、入れ替わりの結果なんだろうね。より大きな分離というか乖離が」
「本当にマジなんだな?」
「だから嘘じゃないって。だから、もう一人の天沢さんと思う存分エッチな事しても、ボクがデバガメする事は無いよ」
真面目な表情が一転して悪戯っぽくなる。これにはいつもの返しをするしかなさそうだ。
「言うことがそれかよ。それはともかく、じゃあ、もう記憶とか感覚は共有できないのか」
「だろうね。そんな気がする。もう一人の天沢さんが成長しちゃったんだと思う。……なんだか、もう完全に分離というか別の人になった感じがするよ」
「そうなのか?」
「正直、まだよく分かんない。でも、なんとなく繋がってる感覚はまだ残ってるよ。前よりも随分薄い感覚だけどね」
「じゃあまだ別人格であって、別人ってわけじゃないんだな」
「だろうね。でも、なんにせよボクはボク、私は私だよ」
吹っ切れたような表情と雰囲気なので、レナの中では解決しているんだろう。
ならオレが言う事は何もない。
「そうだな。それで、ヴァイスのところか?」
「うん。ショウは漏れそうになったから起きたの?」
「いいや。最近、妙に早起きになっててな。もう普通に起きた」
「じーさんみたいだね」
「いやマジで、そんな気がしてきそうだよ。それで、向こうで過ごした感想は?」
ボクっ娘は少し考えるように、天井辺りを少し見つめる。
「……もうちょっと文明の利器を能動的に実感したかったかなあ」
「そんなもんか」
「うん、ボクの世界はこっちだから。それで、一緒にヴァイスのところに行く?」
「二人のデート邪魔しちゃ悪いだろ」
「そう見える?」
「もう一人の天沢さんとは、ちょっと関係が違う感じ。あと、ヴァイスとお前がちょっと似てるなーって思った」
その言葉に、へーっと感心したような言葉がボクっ娘から漏れる。
「実はボク、ヴァイスの人格が乗り移ったものなんだ、って言ったら信じる?」
「そんなファンタジー設定は嘘くさすぎ。レナはレナだよ。少なくともオレの中では」
「そっか。じゃ行ってくるね」
「おう。ヴァイスによろしくな」
「うん!」
いつも通り、ボクっ娘は元気に走って行った。
第二部 了
「はい」
そう言うと、ポロポロと両目から涙をこぼし始める。
そうして少しの間立ったまま泣いていたが、ここで抱きしめてあげたりするものだろうと思い、一歩踏み出すと慌てるように腕をゴシゴシとして涙を慌てるように拭いてしまう。
「ご、ごめんなさい。ううん、ありがとう。それと、今はこれ以上はいいの。多分だけど、ハルカさんとも話しただけなんでしょ」
「うん。告白の時は、ハルカさんの膝枕でレナが寝てたからな。それで、レナにも告白したことになるかなって茶化したら、めっちゃ怒られた」
「フフフっ、ハルカさんなら怒りそう」
笑う彼女だけど愛想笑いではない。
だから彼女もしくは彼女達は、解り合えているのだと思えた。
「それはもう。……それで、レナはいいんだな。オレが向こうでハルカさんと付き合った上で、レナとこっちでつき合うのは」
「うん。ハルカさんとはショウ君がいない時にちゃんと話して来たし、私も全部受け入れる覚悟はあると思う」
「本当か? ハルカさんには、気持ちを察しろって怒られたぞ」
「そ、そりゃ、何も思わないわけないよ。でもね、ショウ君があっちで私の知らない人と何かあるより、ハルカさんと一緒の方がずっといい」
「ハルカさんと同じ事を言うんだな。それも話し合った上?」
「ううん。私の素直な気持ち。そっか、ハルカさんも同じように思ってたんだ」
少し嬉しそうに、そして少し悔しげに小さく呟く。
しかしそれも一瞬で、すぐにも顔を切り替えるように真剣な眼差しがオレに向いてきた。
「これから、よろしくお願いします。でも、ショウ君の方が大変だね」
「オレ、端から見たらダメ男か下衆野郎だもんな」
「私達はそうは思わないよ」
「そっか、なら別にいいか」
「うん」
「何がいいんだ?」
シズさんの声だ。もう話し終わったらしい。
その後ろからは、妹が怪しげな視線を強烈に向けてきてる。
「今後の予定について話してただけですよ。なあ」
「うん。そ、それだけだよ、シズさん」
とは言ったが、神社の片隅の人気の無いところで若い男女二人が話していたら、イチャついていたとしか思えないだろう。
しかしここで妹は一人で帰るので、オレの人間関係について厳しい追及は回避できた。
もっとも、夜にでもツッコミの一つでもあるのかと思ったが、夜に悠里の口から出てきたのはシズさんへの絶賛と賞賛と賛美の言葉だった。
「ちょー」とか「マジ」とか「ヤバい」とかで言葉が飾られてなければ、ヤバいレベルだ。
何しろ紹介しただけのオレにすら、「紹介してくれてありがとう」と感謝するほどだ。
おかげで、オレと玲奈の事は眼中に無かったようだ。
シズさんが同性にもモテるというのは、こっちもあっちも変わらないらしい。高校時代もさぞモテたことだろう。今度聞いておこう。
その後、シズさんところで思ったより時間が経っていたので、バタバタとバイト先のファミレスへと赴く。
週半ばとはいえ、3日空けたブランクをとり返さないといけない。と言っても、始めて2週間ほどのオレにできることは、まだ雑用がほとんどだ。
もっとも、その日はタクミはバイトのシフトに入ってないので、会うこては出来なかった。
それに合宿でも散々話はしてあるので、用もないのに顔を出しに来るようなこともなかった。
おかげでそれなりに忙しいが何事もなくバイトも終え、疲れた体で気持ち良く就寝することができた。
そして次に目覚めると、ハーケンでの4日目だ。
昨日泊まった宿は、冒険者ギルドが手配してくれた普通の宿で、オレ達とマリアさん達のパーティ共同で部屋を男女1部屋ずつで2つ借りていた。
どっちも男女混合パーティーで、人数的にほぼいい感じだからだ。
だから同じ部屋には、ジョージさんとレンさんも寝ている。
そして今日も、最近習慣になっている早起きをしてしまった。
こっちでも昨日は大立回りで、かなりの怪我までして疲れていたが、目覚めは意外にスッキリだった。きっと、ハルカさんの魔法のお陰だ。
けどまだ二人は爆睡してるので、起こさないように最低限の身づくろいだけして1階へと足を向ける。
用を足すためと井戸水で顔を洗いたいからだ。
「水洗トイレなのは有難いけど、1階にしかないのは不便だな」
「そうだよねー」
オレのつぶやきに合意したのは、女性用の出入り口から出てくるところだったボクっ娘だ。
そう、この気配は間違いなくボクっ娘のものだ。口調がそうだからだというだけではない雰囲気を醸し出している。
改めて気づかされるが、動きとか細かいところも随分違っている。別人格と言うより、確かに別人だ。
『ダブル』という別々の世界にそれぞれ体があるという特殊な状態なので、二重人格というより二人の人間が入れ替わっているだけのようにしか思えない。
「おう。おはようレナ。いや、お帰りか」
「向こうで、もう一人の天沢さんと話してるんでしょ。だから、おはようでいいよ、ショウ」
「そっか。それもそうだな」
そこで一つ気がかりがあるので、一応聞くべきだろう。
「なあレナ、向こうのレナとの事だけど」
「何かあったの?」
「あったの? じゃないだろ。全部見てたんだろ」
そこで胸の前で両腕を組み、少し悩む風な仕草を取る。
見え見えのパフォーマンスと思いきや、表情は意外に深刻そうだ。
「それがね、昨日は向こうを見れてないんだ。だから、もう一人の天沢さんとショウの間に何があったのか分からないだよ」
「えっ、マジで?」
「うん、大マジ。これが、取りあえずだろうけど、入れ替わりの結果なんだろうね。より大きな分離というか乖離が」
「本当にマジなんだな?」
「だから嘘じゃないって。だから、もう一人の天沢さんと思う存分エッチな事しても、ボクがデバガメする事は無いよ」
真面目な表情が一転して悪戯っぽくなる。これにはいつもの返しをするしかなさそうだ。
「言うことがそれかよ。それはともかく、じゃあ、もう記憶とか感覚は共有できないのか」
「だろうね。そんな気がする。もう一人の天沢さんが成長しちゃったんだと思う。……なんだか、もう完全に分離というか別の人になった感じがするよ」
「そうなのか?」
「正直、まだよく分かんない。でも、なんとなく繋がってる感覚はまだ残ってるよ。前よりも随分薄い感覚だけどね」
「じゃあまだ別人格であって、別人ってわけじゃないんだな」
「だろうね。でも、なんにせよボクはボク、私は私だよ」
吹っ切れたような表情と雰囲気なので、レナの中では解決しているんだろう。
ならオレが言う事は何もない。
「そうだな。それで、ヴァイスのところか?」
「うん。ショウは漏れそうになったから起きたの?」
「いいや。最近、妙に早起きになっててな。もう普通に起きた」
「じーさんみたいだね」
「いやマジで、そんな気がしてきそうだよ。それで、向こうで過ごした感想は?」
ボクっ娘は少し考えるように、天井辺りを少し見つめる。
「……もうちょっと文明の利器を能動的に実感したかったかなあ」
「そんなもんか」
「うん、ボクの世界はこっちだから。それで、一緒にヴァイスのところに行く?」
「二人のデート邪魔しちゃ悪いだろ」
「そう見える?」
「もう一人の天沢さんとは、ちょっと関係が違う感じ。あと、ヴァイスとお前がちょっと似てるなーって思った」
その言葉に、へーっと感心したような言葉がボクっ娘から漏れる。
「実はボク、ヴァイスの人格が乗り移ったものなんだ、って言ったら信じる?」
「そんなファンタジー設定は嘘くさすぎ。レナはレナだよ。少なくともオレの中では」
「そっか。じゃ行ってくるね」
「おう。ヴァイスによろしくな」
「うん!」
いつも通り、ボクっ娘は元気に走って行った。
第二部 了
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる