310 / 528
第四部
312「身バレの原因(2)」
しおりを挟む
「前兆夢の中なのは承知してるが、オーガを倒せた。これで最初の頃のショウと同じくらいの強さって事だろ」
「食人(カニバル)鬼(ラルウァ)か」
「えっ、今何て言った?」
「いや、だから食人(カニバル)鬼(ラルウァ)」
「ショウ君、向こうの言葉になってる」
「アレ? そんなつもり無かったのに」
「やってくれるなショウ。ていうか、向こうに入れ込み過ぎなんじゃないか?」
「どうだろう。ホント、意識してなかった」
自分でも意外すぎて、照れ隠しに頭を掻くしかない。
しかし意識してみると、確かに向こうの言葉が少しだけど頭に浮かんでくる。今まで無かった事だ。
「向こうの知識も、こっちに持ち帰れるって本当なんだな」
「ああ。シズさんなんか、普通に読み書きできるぞ」
「流石だな。魔法は?」
「試したけど無理らしい。そもそも魔力がないからな」
そう言って首を竦めておくと、タクミは苦笑した。
「そりゃ残念」
「それよりタクミの魔法は?」
「バリエーションは増えず。風系の魔法だけだ。けど、槍に乗せたりできて結構楽しいぞ」
両手で獲物を持って突く仕草をするが、表情は先日と比べると全然違う。
タクミなりに手応えなりを感じているのだろう。
「魔法戦士かー。ちょっと羨ましいなあ」
「そう言うショウも、何かあるんだろ」
「それは向こうでのお楽しみ。それより、万が一出現した場合だけど」
「何回も聞いたって。森に入るな。街道に出ろ。人里を目指せ。魔力を感じたら取りあえず離れろ。これくらいだっけ?」
タクミが言いながら指折りしていく。
「うん。そんな感じ。あとは、街道上で人と会ったら注意しとけ」
「盗賊か?」
「うん。あの辺だと道で人に会う自体珍しいけど、念のためな」
「行商人、旅芸人、巡礼者くらいだっけ?」
「あと国の兵隊や役人、神殿関係者。たまに盗賊、傭兵。街の近くだと、近くの農村から町に農作物売りに行く人とかも居るけどな」
みんなして、指折りしながら数えていく。
なぜか玲奈も細く小さい指を折っているが、可愛いからノープロブレムだ。
「こうやって挙げてみると、普通に道に人がいそうだけどな」
「それが全然。まあ、オレ達が歩いてたのが人の少ない田舎ってのはあったけど」
思わず両手で「ノー」のリアクションしてしまう。
本当に人と出会わなかった。
「でもボクの場合、最悪荒廃した国に放り出されるんだよな」
「たぶん。旧ノール王国だと、まだ魔物もそれなりに出るだろうから、とにかく夜は安全そうな場所でじっとしてる事だな」
「安全かどうかとか分からないって」
「神殿跡が一番だな。予習でその手のサイトで勉強しとけ。オレでも、向こうじゃ文字とか魔法の勉強たまにしてるくらいだからな」
「勉強かあ」
タクミが、少し前のオレと同じような表情で遠くを見つめている。
気持ちは分かるけど、どこかの誰かがノーリスクで気前良く技術や大金、そして強さをくれる世界ではない。
「強くなりたきゃ、鍛錬と勉強からは逃げられないぞ。チートはキャラメイクガチャまでだから、ギリギリまで頑張れ」
「なるほど、そうする。けど、そろそろかもってのは感じてるから、後一週間は無理だと思うぞ」
「もうこっちの用事は片付いたから、3日で十分だよ」
スマホの画面にヨーロッパの地図を立ち上げ、位置とだいたいの経路を示しておいてやる。
こうして見ると、現代での飛行機の移動がどれだけ凄いか分かる。けど同時に、向こうで地上を行く場合を考えると、空の旅に慣れた身としては頭がクラクラしてきそうだ。
「こうやってみると、ショウ達ってヨーロッパ往復してるようなもんだな」
「だよな。空の旅だから簡単に言えるけど、馬とか徒歩だと無理ゲーだな」
「ジャイアント・イーグルって、どれくらいの速さで飛ぶの?」
数日とは言えヴァイスで飛んだけど、そう言えばこっちの玲奈は移動はしていなかったのを思い出す。
だからボクっ娘の言葉を脳みその奥から引っ張って来る。
玲奈の言葉で、改めてその事を考えさせられた。
「普通に飛ぶだけだと、時速100から150キロくらいじゃないかって。巨鷲とかは飛ぶ時に魔力で薄い膜みたいなので覆われるから、あんまり速度出てる気はしないんだけどな」
「超音速も出るんだよな」
「あれは普通の急降下だけじゃなくて、魔力増し増しで強引に速度上げてるから出来るんだそうだ。膜も下手な防御魔法以上になるから、大砲の弾が飛ぶようなものらしい」
「だからあんなに威力があるんだね」
「あんなに?」
玲奈がダウトだ。
入れ替わりの事はタクミに話してないが、それはタクミが向こうに行ってからでいいだろう。
玲奈もすぐに立ち直り、オレに少しだけ視線を向ける。
「あ、あの、ショウ君が前に話してたのを思い出しただけだよ」
「ああ、そうか。最近のショウはイベント多いから、記憶が薄らいでいたよ。貴重な話なのに忘れるとは、ボクもクンフーが足りてないな」
普通に誤摩化せた。
けどここは追撃しておくべきだろう。
「どうせ、前兆夢で頭が一杯なんだろ」
「マジそうかも。話させてるのに悪いな」
「どういたしまして」
「あ、そうだ。話させてで思い出したけど、シズさんの画像流出の原因が多分だけど分かったぞ」
「タクミが、オレの身バレの時に見せた画像か?」
タクミがオレの言葉に深く頷く。
もう三ヶ月も前の話なので、少し懐かしさすら感じる。あの写真を見せられなければ、オレの身バレもなかったかもしれない。
玲奈に声をかけられるきっかけでもあるので、オレにとっては忘れたくても忘れられない思い出でもある。
「そうそう、あれ。で、これ見てくれ」
そう言ってタクミが見せたスマホの画面には、少し引きだけど全身姿のシズさんが映っている。見るからにお洒落な姿で、一緒に覗いていた玲奈が「あっ」と小さな声をあげた。
「やっぱり天沢さんは心当たりある?」
「うん。多分、少し前に雑誌に載ってた時のシズさん。ネットに一杯あるの?」
「大きい画像は殆どないな。これも印刷物を撮ったぽい。それにこれ以外にも幾つかある。それに動画も」
「動画までか。シズさんに注意促しとくよ」
思わぬところから、昔のシズさんの情報が飛び出して来た。しかもモデルをしてたから身バレした事になる。
おそらくは、向こうでシズさんを見た事のある『ダブル』が、現実世界でモデル姿のシズさんを見つけて情報をリークでもしたのだろう。
こうした話は世界中でもチラホラと見られ、『ダブル』であることをカミングアウトした著名人、有名人も過去に居た事がある。
けど今のシズさんには、もう縁遠い話の筈だ。
と思ったが、タクミはそうは思ってなかった。
「それが良いかもな。それより、ショウ達がノヴァの辺りでかなり有名になってるみたいだから、そっちの方が心配なんだが」
「私も少し見たよ。かなり有名になってるよね」
「ネットに話上がってるのか? どんな風に?」
「見てないのか? そうだな、話をまとめると『亜人が駆るドラグーンの群れを率いたSランパーティーが、全軍の窮地に空から颯爽と現れ、ボスキャラはじめ魔物を倒すだけ倒したら、コミックヒーローのように何も求めず去って行った』って感じだな」
「誰だその恥ずかしいヤツらは」
そんな心がくすぐったくなるような評価など絶対見ないぞと思いつつのオレの軽口に、タクミが意外に深刻そうな表情をしている。
玲奈も少し心配げだ。
「ショウ達だろ。白いジャイアントイーグルは、他で目撃例がないしな」
「まあな。けど、幹部連中以外にはそれほど見られてないと思うし、そもそもシズさんが身バレする可能性は低いよ。それにさ、その写真も何年か前のだろ。ノヴァでシズさんを知ってる人は居なかったぞ」
「そうなのか? 目立つ人だし見たら忘れないと思うけど。……変装でもしているのか?」
「ま、そんなとこ。向こうに行けば分かるよ。さ、それよりそろそろ着替えに行こうぜ。レナ、短い時間でゴメンな」
「オーライ、相棒」
「全然。予定外だったけど、色々話せたから」
二人がそれぞれオレの言葉に応え、それでお開きとなった。
「食人(カニバル)鬼(ラルウァ)か」
「えっ、今何て言った?」
「いや、だから食人(カニバル)鬼(ラルウァ)」
「ショウ君、向こうの言葉になってる」
「アレ? そんなつもり無かったのに」
「やってくれるなショウ。ていうか、向こうに入れ込み過ぎなんじゃないか?」
「どうだろう。ホント、意識してなかった」
自分でも意外すぎて、照れ隠しに頭を掻くしかない。
しかし意識してみると、確かに向こうの言葉が少しだけど頭に浮かんでくる。今まで無かった事だ。
「向こうの知識も、こっちに持ち帰れるって本当なんだな」
「ああ。シズさんなんか、普通に読み書きできるぞ」
「流石だな。魔法は?」
「試したけど無理らしい。そもそも魔力がないからな」
そう言って首を竦めておくと、タクミは苦笑した。
「そりゃ残念」
「それよりタクミの魔法は?」
「バリエーションは増えず。風系の魔法だけだ。けど、槍に乗せたりできて結構楽しいぞ」
両手で獲物を持って突く仕草をするが、表情は先日と比べると全然違う。
タクミなりに手応えなりを感じているのだろう。
「魔法戦士かー。ちょっと羨ましいなあ」
「そう言うショウも、何かあるんだろ」
「それは向こうでのお楽しみ。それより、万が一出現した場合だけど」
「何回も聞いたって。森に入るな。街道に出ろ。人里を目指せ。魔力を感じたら取りあえず離れろ。これくらいだっけ?」
タクミが言いながら指折りしていく。
「うん。そんな感じ。あとは、街道上で人と会ったら注意しとけ」
「盗賊か?」
「うん。あの辺だと道で人に会う自体珍しいけど、念のためな」
「行商人、旅芸人、巡礼者くらいだっけ?」
「あと国の兵隊や役人、神殿関係者。たまに盗賊、傭兵。街の近くだと、近くの農村から町に農作物売りに行く人とかも居るけどな」
みんなして、指折りしながら数えていく。
なぜか玲奈も細く小さい指を折っているが、可愛いからノープロブレムだ。
「こうやって挙げてみると、普通に道に人がいそうだけどな」
「それが全然。まあ、オレ達が歩いてたのが人の少ない田舎ってのはあったけど」
思わず両手で「ノー」のリアクションしてしまう。
本当に人と出会わなかった。
「でもボクの場合、最悪荒廃した国に放り出されるんだよな」
「たぶん。旧ノール王国だと、まだ魔物もそれなりに出るだろうから、とにかく夜は安全そうな場所でじっとしてる事だな」
「安全かどうかとか分からないって」
「神殿跡が一番だな。予習でその手のサイトで勉強しとけ。オレでも、向こうじゃ文字とか魔法の勉強たまにしてるくらいだからな」
「勉強かあ」
タクミが、少し前のオレと同じような表情で遠くを見つめている。
気持ちは分かるけど、どこかの誰かがノーリスクで気前良く技術や大金、そして強さをくれる世界ではない。
「強くなりたきゃ、鍛錬と勉強からは逃げられないぞ。チートはキャラメイクガチャまでだから、ギリギリまで頑張れ」
「なるほど、そうする。けど、そろそろかもってのは感じてるから、後一週間は無理だと思うぞ」
「もうこっちの用事は片付いたから、3日で十分だよ」
スマホの画面にヨーロッパの地図を立ち上げ、位置とだいたいの経路を示しておいてやる。
こうして見ると、現代での飛行機の移動がどれだけ凄いか分かる。けど同時に、向こうで地上を行く場合を考えると、空の旅に慣れた身としては頭がクラクラしてきそうだ。
「こうやってみると、ショウ達ってヨーロッパ往復してるようなもんだな」
「だよな。空の旅だから簡単に言えるけど、馬とか徒歩だと無理ゲーだな」
「ジャイアント・イーグルって、どれくらいの速さで飛ぶの?」
数日とは言えヴァイスで飛んだけど、そう言えばこっちの玲奈は移動はしていなかったのを思い出す。
だからボクっ娘の言葉を脳みその奥から引っ張って来る。
玲奈の言葉で、改めてその事を考えさせられた。
「普通に飛ぶだけだと、時速100から150キロくらいじゃないかって。巨鷲とかは飛ぶ時に魔力で薄い膜みたいなので覆われるから、あんまり速度出てる気はしないんだけどな」
「超音速も出るんだよな」
「あれは普通の急降下だけじゃなくて、魔力増し増しで強引に速度上げてるから出来るんだそうだ。膜も下手な防御魔法以上になるから、大砲の弾が飛ぶようなものらしい」
「だからあんなに威力があるんだね」
「あんなに?」
玲奈がダウトだ。
入れ替わりの事はタクミに話してないが、それはタクミが向こうに行ってからでいいだろう。
玲奈もすぐに立ち直り、オレに少しだけ視線を向ける。
「あ、あの、ショウ君が前に話してたのを思い出しただけだよ」
「ああ、そうか。最近のショウはイベント多いから、記憶が薄らいでいたよ。貴重な話なのに忘れるとは、ボクもクンフーが足りてないな」
普通に誤摩化せた。
けどここは追撃しておくべきだろう。
「どうせ、前兆夢で頭が一杯なんだろ」
「マジそうかも。話させてるのに悪いな」
「どういたしまして」
「あ、そうだ。話させてで思い出したけど、シズさんの画像流出の原因が多分だけど分かったぞ」
「タクミが、オレの身バレの時に見せた画像か?」
タクミがオレの言葉に深く頷く。
もう三ヶ月も前の話なので、少し懐かしさすら感じる。あの写真を見せられなければ、オレの身バレもなかったかもしれない。
玲奈に声をかけられるきっかけでもあるので、オレにとっては忘れたくても忘れられない思い出でもある。
「そうそう、あれ。で、これ見てくれ」
そう言ってタクミが見せたスマホの画面には、少し引きだけど全身姿のシズさんが映っている。見るからにお洒落な姿で、一緒に覗いていた玲奈が「あっ」と小さな声をあげた。
「やっぱり天沢さんは心当たりある?」
「うん。多分、少し前に雑誌に載ってた時のシズさん。ネットに一杯あるの?」
「大きい画像は殆どないな。これも印刷物を撮ったぽい。それにこれ以外にも幾つかある。それに動画も」
「動画までか。シズさんに注意促しとくよ」
思わぬところから、昔のシズさんの情報が飛び出して来た。しかもモデルをしてたから身バレした事になる。
おそらくは、向こうでシズさんを見た事のある『ダブル』が、現実世界でモデル姿のシズさんを見つけて情報をリークでもしたのだろう。
こうした話は世界中でもチラホラと見られ、『ダブル』であることをカミングアウトした著名人、有名人も過去に居た事がある。
けど今のシズさんには、もう縁遠い話の筈だ。
と思ったが、タクミはそうは思ってなかった。
「それが良いかもな。それより、ショウ達がノヴァの辺りでかなり有名になってるみたいだから、そっちの方が心配なんだが」
「私も少し見たよ。かなり有名になってるよね」
「ネットに話上がってるのか? どんな風に?」
「見てないのか? そうだな、話をまとめると『亜人が駆るドラグーンの群れを率いたSランパーティーが、全軍の窮地に空から颯爽と現れ、ボスキャラはじめ魔物を倒すだけ倒したら、コミックヒーローのように何も求めず去って行った』って感じだな」
「誰だその恥ずかしいヤツらは」
そんな心がくすぐったくなるような評価など絶対見ないぞと思いつつのオレの軽口に、タクミが意外に深刻そうな表情をしている。
玲奈も少し心配げだ。
「ショウ達だろ。白いジャイアントイーグルは、他で目撃例がないしな」
「まあな。けど、幹部連中以外にはそれほど見られてないと思うし、そもそもシズさんが身バレする可能性は低いよ。それにさ、その写真も何年か前のだろ。ノヴァでシズさんを知ってる人は居なかったぞ」
「そうなのか? 目立つ人だし見たら忘れないと思うけど。……変装でもしているのか?」
「ま、そんなとこ。向こうに行けば分かるよ。さ、それよりそろそろ着替えに行こうぜ。レナ、短い時間でゴメンな」
「オーライ、相棒」
「全然。予定外だったけど、色々話せたから」
二人がそれぞれオレの言葉に応え、それでお開きとなった。
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
一般トレジャーハンターの俺が最強の魔王を仲間に入れたら世界が敵になったんだけど……どうしよ?
大好き丸
ファンタジー
天上魔界「イイルクオン」
世界は大きく分けて二つの勢力が存在する。
”人類”と”魔族”
生存圏を争って日夜争いを続けている。
しかしそんな中、戦争に背を向け、ただひたすらに宝を追い求める男がいた。
トレジャーハンターその名はラルフ。
夢とロマンを求め、日夜、洞窟や遺跡に潜る。
そこで出会った未知との遭遇はラルフの人生の大きな転換期となり世界が動く
欺瞞、裏切り、秩序の崩壊、
世界の均衡が崩れた時、終焉を迎える。
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる