エンドロール〜BLゲームの悪役モブに設定された俺の好きな子の話〜

高穂もか

文字の大きさ
88 / 112
第二章 淫紋をぼくめつしたい

キスしてほしい⑤

しおりを挟む
 白くて丸い、むっちりした尻が俺の目の前に揺れている。
 
「晴海……見んといてぇ……」
「シゲル……ッ」
 
 ごくっ、と唾を飲む音が大きく響く。
 シゲルは上体を机に突っ伏して、下には何も纏ってへん。白い尻やしなやかな太腿が、真昼の教室にさらされとった。
 それだけやない。
 シゲルは、自らの手で尻肉を開いて、桃色の穴も、ぷりっとした玉もちんこも、全部見せてくれとる。
 
「うぐ……っ」
 
 あんまりエロい光景に、鼻の奥が痛くなる。
 
「はるみぃ~……ううっ、まだ……っ?」
「!」
 
 泣きそうな声に急かされ、俺はハッとした。
 そして――シゲルの指が、爪の色を失くすほどがちがちに強張っとることに気づく。
 シゲルを辱めるのは、全く本意ではない。
 露わになった桃色の穴に指を添えると、くぱっと小さく口を開け、透明の汁を吐き出した。
 
「……っ、つけるで……?」
「んっ、うん……!」
 
 興奮に荒くなる息を堪え、キットの口を宛がう。
 
 ――くちゅうっ。
 
 かわいらしい音を立て、半透明の吸盤が、ひくつく穴に吸いついた。
 
「ひゃんっ!?」
 
 感触に驚いたのか、シゲルは尻を弾ませた。
 咄嗟に、腰を捕まえると「あぁん」と切ない泣き声を上げる。
 
「あ、あうぅ……すごいっ、吸われてるっ……!」
 
 大きく開いた尻の真ん中で、ボトルが尻尾みたいにぴこぴこ揺れとった。
 吸盤の奥、桃色の穴がぴくぴく震えるたび、ボトルの底にとろとろと透明な液が伝ってく。試しに指ではじいても、落っこちる気配はない。
 
「よっしゃ……! シゲル、ちゃんとくっついたで」
「ほんまに……?」
 
 シゲルの涙を湛えた目が、ホッとしたようにゆるむ。俺は、真っ赤な耳にキスを落とし、尻を開く指をそっと外してやった。
 すると――ふわん、と尻肉が寄って、目薬大のボトルを丸々包み込んだ。
 
「おお……」
 
 思わず、感嘆の声が漏れる。シゲルは、細身のわりに尻の肉付きがええ。ぷりっと可愛い尻を、プールの授業でガン見されとったことを、知らんのはシゲル本人だけやと思う――
 
「は、晴海っ。おけつ痛いっ」
「うおっ、すまん!」
 
 嫉妬でむかむかしとるうちに、尻をわし掴んでたらしい。頬を赤くしたシゲルが、困り顔しとる。
 俺は、慌てて手を放す。
 ……いかんいかん。シゲルが、触れるのを許してくれるのは、俺を「親友」と頼んでくれとるからや。
 ちゃんと、弁えやなあかん。俺はシゲルの男やない。
 
「おほん!」
 
 強めに咳払いして、近くの椅子に腰をかける。
 
「シゲル、こっちおいで」
「えっ。何でよ」
「ボトルが満ちるまで、待たなあかんやろ? 座ってゆっくりしよ」
 
 両腕を大きく広げると、シゲルはちんこを隠すようにシャツの裾を引っ張って、とことこと近づいてきた。
 
「はい、捕まえた~」
「ふぎゃ」
 
 ぎゅっ、と細い体を腕に閉じ込めて、俺の腿をまたぐように座らせる。太ももを抱えて引き寄せると、シゲルが慌てて肩にしがみついてきた。
 
「ご、ごめんっ。おれ、重いやろ?」
「全然や。もっと寄っかかってええよ」
「……あっ!」
 
 互いの股が密着して、シゲルは目を見開いた。
 俺のモノが、ズボンを突き破りそうになっとるのに気づいたらしい。ゆでだこみたいになって、唾を飲んどる。
 
「は、晴海……めっ、ちゃすごいねんけど」
「ははは。せやろ?」
 
 やわらかい尻を掴んで、股を擦り付けると「あぁっ」と甘い声を上げる。
 ……あー、つきたてのお餅みたいで、あったかくて気持ちええ。むにむにと両手で揉みこむと、シゲルは腰をくねらせた。
 
「あっ……もうっ。揉んだらあかんってば」
「でも、シゲル……目ぇ、とろんってしとるで」
「そ、そんなこと……ああっ! 開いたら嫌やぁっ」
 
 やわ肉をおさめた両手をむにーっと左右に引くと、シゲルは熱い頬を肩に押し付けてくる。
 姿を見せたボトルが、開いた尻の狭間で揺れて、ぴちゃぴちゃと微かな音が立つ。愛液が落ちて、溜まってきとるんやな。
 でも、まだまだ足りん。
 俺は、シゲルの学生服のファスナーに手をかけ、一気に引き下ろす。
 
「わあっ!?」
 
 下のシャツも脱がせて、まとめて放った。黒いTシャツ一枚になったシゲルを、ぎゅっと抱きしめる。
 
「寒ないか?」
「えっ、平気やけど……」
 
 急に脱がされて戸惑っとるシゲルの胸を、何度か撫でる。薄い布地の下に、ぽつんと尖ったものを探り当て、爪先で軽くひっかいた。
 
「ぁんっ」
 
 びく、とシゲルは背を反らす。
 敏感な反応が可愛くて、二つの小さい粒をかりかりとつま弾いた。
 
「あっあっ、そこっ……」
「シゲル、きもちええ?」
「んんっ!」
 
 二つの粒は、ぷくんと布を押し上げて存在を主張しとる。ころころと転がせば、シゲルはくねくねと身を捩った。
 
「あぁっ、あかんって……くすぐったいっ」
「そうか? じゃあ、これは?」
「はあぁんっ」
 
 くに、と指の腹で押し込むと、シゲルはぎゅうっと目を閉じて痙攣した。――とぽとぽ、と水音が微かに響く。
 
「はぁ……はぁ……」
「おお……」
 
 荒い息を吐くシゲルを宥めつつ、尻の狭間でプルプル震えるボトルを確認すると――さっきよりも、愛液の量が増えとる。
 やっぱり、気持ちええ方がよう濡れるんや!
 
「なら、もっと俺が頑張るぞ」
 
 俺は、すぽーんと学生服を脱ぐ。
 
「……ひょえっ、こ、今度は何っ?」
 
 ぎょっとして叫ぶシゲルをよそに、するすると黒いTシャツをたくし上げた。
 ふんわり上気した肌と、淡い桃色の乳首が露わになる。
 
 ――ちゅっ。
 
「あっ……!」
 
 先端に口づけると、シゲルは甘い声を漏らす。
 今までの反応によると……シゲルは、ここにキスされるんが好きらしい。
 ちゅっちゅっと尖りを啄むと、シゲルはたまらなそうに、肩を震わせる。
 
「あんっ、あっ、あっ」
 
 粒を唇で挟んで引っ張ると、「あーっ」と可愛い声で叫んだ。尻が大きく弾んで、ぷらぷら揺れるボトルから水音が響く。
 くったりと胸に凭れてきた体を、受けとめる。
 
「あ……ふぁ……」
「シゲル、かわええ……」
 
 俺に身を預けるシゲルに、胸が甘く疼く。
 シゲルのTシャツを脱がせ、寒ないように自分の学生服を羽織らせた。 
 
 ――腕によりをかけて、お前を濡らして見せるで!
 
 

しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!

ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。 「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」 なんだか義兄の様子がおかしいのですが…? このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ! ファンタジーラブコメBLです。 平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。   ※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました! えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。   ※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです! ※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡ 【登場人物】 攻→ヴィルヘルム 完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが… 受→レイナード 和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

転生したが陰から推し同士の絡みを「バレず」に見たい

むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。 ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。 しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。 今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった! 目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!? 俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!? 「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、 隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。 しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです… オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が なかたのでした。 本当の花嫁じゃない。 だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~

無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。 自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)

夏目碧央
BL
 兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。  ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?

処理中です...